小倉優子
【 2008年05月17日放送】【124回 「芸能人が本当に体験した不思議な話。」】
芸能人が本当にあった不思議な体験を、江原さん、美輪さんが解き明かすコーナーです。
今回は、、加藤和樹さん、つまみ枝豆さん、小倉優子さん、八代亜紀さん、
梅沢富美男さんがゲストでした。
ここでは小倉優子さんの不思議な体験を中心に取り上げています。
家族や恋人など大切な人が亡くなったとき不思議な体験をすることがあります。
小倉優子さんの場合はおばあさんが亡くなったのをきっかけに
不思議な現象が起こるようになったそうです。
小倉「それまでは、そんな不思議な体験とかは一切なくて。
祖母が死んで、火葬場と自宅を何度か行き来してたんですけれど
お仕事帰りで行ったので夜中だったんですね。
誰も歩いていない、民家もない山の中なんですけれど、バス停があって
1人のおばあさんが立っていたんですよ。
12時を過ぎていたので私も『え?何でこんな時間に?』と言って、家族に『大丈夫?』と言ったら、家族は『誰もいないよ』と言って。
はっきり立っていたんですね。
『あ、こういうのって、本当にあるんだ』って、その時初めて思って。
それから、お部屋にいるのに勝手にトイレの水が流れたりとか
何もしていないのにテレビのチャンネルが変わったりとか
ブラインドが勝手に上がったりとか、そういうのが。」
国分「それは、自分の家ですか?」
小倉「家です。」
国分「家でしか、そういう現象は起きていないんですか?」
小倉「お家以外でも、ラジオの現場とかでも、引かなきゃ開かない、上がらないブラインドが皆こっちにいるのに勝手に上がり出したりとか、
そういうのとかが起こるようになりました。」
国分「それはお祖母さんが亡くなってから。」
小倉「お通夜の日からなんです。」
国分「それは祖母が、いたずらじゃないですけれども、何か
『ここにいますよ』っていう。」
江原「それはおばあちゃんじゃないと思うんですよね。
ブラインドを上げるとかそういったことも違っていて、それはその都度その都度のそこに関わる要するにたまたま居合わせている霊が、その『いる』っていうことを言いたかっただけじゃないですかね。」
美輪「子供のいる家にポルターガイスト現象(物理的な原因がないのに物が動いたり
家具が倒れたりする心霊現象)ってね。」
江原「そうそう。子供のいる家なんですよ、あれは基本的に、不思議と。
ポルターガイストの映画って、必ず子供がいますでしょう?
子供のいるまあ、もう立派な大人なんだけど。」
美輪「いえ、子供ですよ。」
江原「子供の持つエネルギーってね、いつも美輪さんが言うように『赤ちゃん』っていうくらいそれは力があるからという部分でね、そういうことが、そういうものを引き起こしちゃう。
要するに自動的にしてしまうということがあるんですよ。
ただね、幼い時からあるわけじゃなくて
途中からというのは少し珍しいかもしれませんけれどね。
特定の誰かが憑いてて何かしてるという風には全然、見えないんです。」
国分「特定ではないんですか。」
江原「そうそう。だからご自身の力というのかな、みんな持っているんですよ、
そういうのっていうのは。
認識していないだけで。それを引き起こしちゃうということ。」
美輪「本人自身の気持ちに何かアクシデントが起きたときに、何か心神的な動揺があったりとか悲しみ苦しみ怒りとか、いろいろあるじゃないですか。
そうすると、その思念がパッとエネルギーになって、飛んでいって、そういう現象を起こすということがあるの。」
加籐「それは自分の力ということですか?」
江原「そうです。だから自分でそうした意識はないんだけれども
念による自作自演ってことです。」
美輪「だからその時に、とっても悲しかったりとか、苦しかったり腹が立って
何かそういった時に、感情的に何か起きてるときに、そういったことがあったりなさらない?」
小倉「すごい寂しくって、何だろう。」
江原「というより、ごめんなさい、美輪さんがそうおっしゃっているから
そのことを申し上げるんだけど、感情の起伏、激しいでしょ。」
小倉「起伏ですか?でも上がったり下がったりはします。」
江原「そういう部分でも美輪さんはおっしゃっているんですよ、
子供みたいというのはもう『あー!』みたいな気持ちになっちゃったりね。」
小倉「それは、う~ん。」
美輪「いえ、だからね、あのそこいらへんのものは、表に出せないから。
だから違うエネルギーになっちゃうのね。」
小倉さんの周りで起こるポルターガイスト現象、それは子供のような気持ちを失わない小倉さん自身が原因だと美輪さん、江原さんは言います。
江原「要は霊的なものを引き寄せちゃったりするのは、引き寄せる念があるからいけないんですよ。
来る霊が悪いんじゃない。引き寄せる自分が悪い。だから感情の起伏というものを妙に持っていて悲しいといってもあまりにも悲しがり過ぎたり
いつもこの番組でも言っているように理性が大事なんですよ。
ただ悲しいじゃなくて
『じゃあ、この悲しみっていうのは、こうだよな。こう考えるべきだよな』って
こういう番組み観てね、だからそれが必要なのであって、いたずらに感情にただ押し流されて
嬉しい、悲しい、怒ってみたりじゃなくて。
怒りのときにも
『あ、あの人はどうしてそういうことをしたのかな?』ということを考えたりすれば
いたずらに怒らない、悲しくならない。そうやって理性で理解、分析してゆける、
そうすると変な波長を出さない。
『波長の法則』って『類は友を呼ぶ』で、『変な霊が憑くんです』ってしょっちゅう言う人は『そういう自分が低い人間なんです』って言ってるようなもので、恥ずべきことなんですよ。
けっして自慢になることじゃないんですよ、枝豆さん、ね。」
(みんな笑い)