エド・はるみ
【 2008年10月18日放送】【135回】パート4
今日のゲストは、お笑い芸人で『○○グゥ〜』のネタで大ブレイクしたエド・はるみさん。
パート3からの続きです♪
[家族関係の悩み?]
美輪「さっき言いかけて『後で』と言ったのは、
それがトラウマになっているのね、エドさんの。どこかで。
いろんなものを封印して『これだけは言うまい』とかね
『誰にも言うまい。私の胸の内だけ』みたいにね、小さい頃にずーっと思ってたものが。
それがだから、あの、自分のトラウマになっているのね。」
江原「不思議なのは、ある意味ですごく仲の良い家族なのに、
ある意味ですごく他人行儀というか何か、ここ違うんじゃない?っていうね。」
エド「ははは、そうですね。」
美輪「だからそれが、この方の悪いけれども、秘密主義みたいなね、
トラウマになって、ブレーキになってるのね。」
江原「そう思ってるわけじゃないんですけれどね、ご自身としては。」
美輪「そう。」
江原「すごくディスカッションするような、近い身内の間柄があると思ったら
ヒュッてすごい距離をね、え?身内とは思えない、みたいなところがあったりね。
小さい頃からずっと何かね…。」
エド「そうかもしれないです。」(ハンカチで涙をぬぐいます)
国分「そうですか。」
江原「だから常にエドさんっていうのはね、あの…家族の中でも小さい時から
人間観察の中で育っているの。
その時その時によって、その時のバージョンが違うのでね
『あ、いま親子』『あ、いま営業的』とか、すごくその、家族の中からあるんですよね。」
美輪「それをお気づきになってなかったの?」
エド「いや、見ないようにしてたのかもしれない。」
美輪「でしょ?」
エド「昔はすごくそれが辛かったんですね。そこは触れられなかったです、自分で。
でもある時期に親に言ったことがあるんです。自分はすごく好きだと、二人を
で、ぶつかった、ちゃんと言ってみたんですよ。
そうしたら親も、自分達もそうだと言ってくれた時期がありまして。
今から10年くらい前ですけれど。
で、そこで自分の中でふわぁっと何かが一回全部溶けて、そこから親子関係が
私は良くなっていると思っていたので、
そこはもう自分の中で解決していたので…。」
美輪「解決したと思ってたのね。でもそれがトラウマになって
ず~っと沈殿してたんですよね。エドさんの中で。」
江原「そうでなかったらね、涙は出ない。涙は正直でね、
あのすべてのね、心の膿を出すのね。
だから物わかりのいい人になっていただけであって
頭の上で、はい、じゃあここで和解ね、チャンチャン…っていう風なところで。
でも、やっぱりまだ、その時味わった感情とかが静まったままで今それが出たっていうこと。」
美輪「これが出ちゃえば、もう大丈夫。便秘解消。」
江原「それが出ることが、今後の結婚にも関わるんですよ。
だからさっきも美輪さんが
『人と暮らせるかしら?』と。そんな時にそのトラウマが蘇ってくるっていうかね
だからどこまで自分を正直に、正直にしてるつもりが
物わかりのいい人を演じてしまっていたりね。」
エド「ああ、そうですね。」
江原「でも、それが自分の本心だとか、うまくいってるんだと思い込んでたりね。
だから長く持続するには、自分の本当に嫌なこと、嬉しいことを本当に
ちゃんと自分でみれないとダメじゃないですか。
だからそれが家族の中で、 元々の生まれ育った環境の中であったから、
すごく好きでありながらまた仲が良い、ディスカッションをすごくする時もあったと思ったら
バサッと距離を置かれたり、冷たい言葉で何となく、いま甘えたかった時なのに
パンッと弾かれちゃったみたいなね。」
エド「ありますね。」
江原「そういうことの連続で、それを何度も繰り返されるとね、すごく自分の中で
防御を張っていくようになっちゃうでしょう?
でも、その原因もわかりましたでしょう?
いま申し上げたお父さんの方の家系っていうのは、家庭運というのがあまりなくて
関わりがわからない人。だからそれを、お父さんも学んでいるんですよね。
家庭運が薄い学びがあって、そこでエドさんも辛かったかもしれないけれども
そこでまた家族を学ぶということでもあったり、
そういうことで
心を学んでいるっていうことが、人生的テーマでありますよね。
『人とは何なのか』
その観察があるからお笑いもできるんでしょう。
やっぱりお笑いをするっていうことは、ものすごく人間を観察し
人間とはどういうものなのか、っていうことを理解している人が
やっぱりできることだと思いますしね。」
エド「じゃあ、お笑いの道に来たのは。」
江原「自分が笑ってなかったから、人生。」
エド「ええ。」
江原「だから人を笑わすことが喜びっていう部分で、実は辛いことが
あのね、本当にエドさんってね、受け入れ上手。
何でも悲しみを思い出に変えられる人なの。
でもそれが、実は自分の中で辛かった、良いか悪いかね
辛かったことを辛かったと思わないようにして生きてきたから
強い部分もあるし、でもそこを全く見ないのも、あまりよろしくないなと。
さっきの美輪さんじゃないけれど、たまっていってしまうでしょう?
だから笑いによって人も幸せにし、自分も癒される、っていう部分がすごく強いんですよ。」
~自分では解決していつるもりだった家族関係の悩み。
問題がクリアになった今、エドさんはどうするべきなのでしょうか?~
美輪「笛太鼓とか、日本舞踊とか、そういうものに興味がおあり?笛の音とか。」
エド「あの、私の祖母が能をやっていました。」
美輪「だからね。笛の音が聞こえるのね。それをきくとスーッとするでしょう?
エド「はあ。」
美輪「ごちゃごちゃしたり、疲れたりなんかするとね、能管(能に用いる横笛)って
笛の音があるでしょう?ああいうものとかね、トントントンってああいうものやなにかね
そういうものをおききになると、癒しになられるはずですよ。
江原さんがおっしゃられるにはね、女官時代にはそういうものをきいて
癒しにしていた方だから。」
江原「ただ、いつの時代も笑わせていましたよ。」
エド「そうですか。」
江原「やっぱりそういったコミュニケーションの中で
笑いがすべて円滑にさせるっていうことを、とてもよくわかっていらっしゃって。
この番組を親御さんがみて下さったら、またより家族がいい方向に
発展するんじゃないですか?」
エド「はい。」
美輪「お父様もね、お年を召してね、
物わかりが
わかるようにおなりになってきてるみたいだからね。」
エド「最近父がよく電話をかけてくるんですよ、朝。」
美輪「そうでしょ。」
エド「はい。ネタのダメだしとかするんですよ。」
(みんな笑い)
国分「ここへ来るかもしれないですよ。」
美輪「恐ろしいのね。」
【エンディング】
国分「今日の話をきいていかがでしたか。」
エド「もう、率直に申し上げて体の中のいろんなものがすっきりいたしました。
まさにクリーニング~。」
国分「今日はエドさんにちょっと言いたいことがあるんですけれども、
江原さんのほうがグ~をいっていましたからね。」
エド「すみません、恐れ入ります。」
国分「今日は上の空で、自分のギャグやっているから、ギャグが雑にみえたんですよね。
そうなると普通のおばさんですよ。」
エド「ちょっと、おばさんて、おっぱい飲みたいの?」
国分「ありがとうございました。」
エド「ありがとうございました。」
【スピリチュアル・メッセージ】
妄想族で恋愛下手なエド・はるみさん。
結婚は仕事とバランスを保てる自信が出来てから
本当の自分をさらけ出せる人 赤ちゃんのように純粋な人を選んで下さい
【オーラの言葉】
鋳型に合わせて作られた人はいない。
出っ張ったり引っ込んだり 理想に合わないのは当たり前。夫婦は我慢比べ