相田翔子
【 2008年11月01日放送】【137回】
ゲストの方々の悩みから人生のヒントを導く「オーラの相談室」。
相田翔子さん、南明奈さん、安めぐみさん、が出演されました。
ここでは相田翔子さんの相談を取り上げています。
【相田翔子さんの相談】
国分「ごぶさたしてますね。2年前に…。」
相田「もう、そんなに経ちますね。」
国分「その間になんとご結婚された(2008年7月)ということで。おめでとうございます。」
相田「ありがとうございます。すごく、言っていただいたお言葉には影響を受けて…、はい。」
国分「あ、その時に言われたことをですか?」
相田「そうですね。『恐れをなくせば、いい出会いがあります』という話をしていただいて。
その言葉が、すごくスッと何か緊張とかいろんな恐怖とか、心配とかが消えて。
何かそんな状態で、フッと出会ったんですよね、その直後に。」
~父は元衆議院議員の相沢英之さん、母は女優の司葉子さん。その三男であるご主人はお医者さんというまさにセレブな家庭に嫁いだ相田翔子さん。
ご主人と出会う直前「オーラの泉」に招かれていました~
2006年5月に出演していた時のお話
相田「正直に話させていただいて、占いとかあまり信じないというか。」
美輪「慎重なのよ、この方。」
相田「すごく慎重だし、なかなか心を開けない。」
国分「じゃあ、相談事とかも人にはしない感じですか?」
相田「本当の悩みは人には言えないかもしれないですね。」
美輪「それでずいぶん苦しまれたのよね、あなたね。」
相田「あ~そうですか。」
江原「一番大事なのは、ご家族だから。
ご家族のことって、あまり人様にそんな話すことでもないし、っていうところで…お母さまのこともそうだし、みんなそう。…
~ずっと気になっていた家族の問題。
いきなりそれを指摘され相田さんの顔から笑みが消えました
実はなくなった母(2005年に他界)のことがずっと気になっていたのです~
江原「『お母さん、お父さんにもう少し優しくしてもらえてたら…』という思いで
それが、あなたを遠ざけちゃうの、お父さんから。気持ち、わかってる?自分で。」
相田「はい。厳しかったですね、はい。」
江原「ただ、お母さんがこう言っているの。いいですか?
『お父さんに泣かされてない』って、お母さんは。実はお母さんなりに、
お父さんを尊敬している、と。
理不尽、厳しいと思うことはあっても、理にかなっている。…
~わだかまっていた思いが、少しずつ解き明かされていきました~
だから、そのことを理解すれば、相田さんはもっとお父さんの懐に飛び込んでゆけるはずらしいですよ。」
美輪「あのね、お母さまは何をおっしゃっているかわからないけれど、
若い頃のお父さまを、出会いの頃のお父さんを、とっても愛していたのね。
あなたたちがお生まれになる前の頃の。
だから素敵なお父さんの残像が
焼き付いているのね。その愛情がズーッと支えになって、何度も何度も思い直しちゃって
それがズーッと続いていたの。
亡くなった今は、もうお父さんも愛しているし、
あなたも愛しているし、お姉さんも愛してるし、みんな愛してらして
だからとても楽になってらしてね。」
~深い絆で結ばれていた父と母。父に対する誤解が消え、両親の愛の深さを知った相田さんは~
相田「この先、私は一人の女として幸せに…。」
江原「できるんじゃないですか、だってこうやって恐れをなくしていくから。
だからね、今日こうやっていらっしゃったのだって、一つはこれから未来を作るためにね
やはり恐れをなくすこと、だと思うんです。やはり恐れを持っていたら、未来は創れません。ね?」
~この直後の後にご主人との出会いがあるのです~
[夫との出会い]
相田「たまたま、友人に連れて行っていただいた軽井沢のホームパーティのようなところで。」
国分「たまたま友人に連れて行ってもらった場所が、軽井沢のホームパーティ!(みんな笑い)
なかなか、たまたまとは言えないですよね、これね。」
美輪「ドラマみたいね。」
国分「ドラマですよね。」
相田「『私なんかがお邪魔していいんですか?』という話をしながら
まあ、じゃあチラッと一緒に行きましょう、と連れて行っていただいて
その先に、彼と彼のお父様が招待されていらしていて
で、ほとんど話さなかったんですけれども
あまり長居しても申し訳ないので、もう帰りましょう、って、帰ろうと思っていたら
ほんの五分くらいで、フッと彼が現れて。
まあ年齢の話とか『同年代ですね』っていう、彼が一つ年下なんですけれども
そういう年齢の話から『結婚されているんですか?』ときかれて
私は『まだです』と言ったら『僕もまだです』と。
『じゃあ、お互いの将来の幸せのために、乾杯』と彼が言って。」
国分「なんて格好いいこと言う。
それは、男としては、使っていい方法で、よろしいでしょうか?」
相田「何か、うれししかったですね。すごく真面目で。」
美輪「会った瞬間にプロポーズされたわけね、それはね。」
相田「いや、彼の方もそこまで深い意味はなかったように思うんですけれども。」
美輪「いや、ありますよ、それは。もう近づいて来る前に、ず~っと目を付けられてたんだと思いますよ、相田さん。
あっちから見たり、こっちから見たり、充分値踏みした上で。あ、これは買いだな、と思ったんだと思うのね。」
国分「なるほど。」
美輪「そう。それから、もう会った途端に『結婚してないし』と言って
もうそれは全部プロポーズじゃありませんか?いまの言葉はね。」
国分「そうですね、確かに最初に、二言三言の間に『結婚されてますか?』っていうのを
もうきくっていうのは、やはり恋心ありますよね、相手には。」
美輪「いや、恋心、下心、全部あるわよ。
相沢さんのね、お父様の方、とてもいい方でしょう?」
〔相沢英之さん(ご主人の父)…元衆議院議員、経済企画庁長官も務めた〕
相田「優しいですね。」
美輪「優しい、デリケートなね。」
相田「はい。」
美輪「私ね、パーティでね、お隣でね、司葉子さんも昔から存じ上げて
まあ同期の桜みたいなもので、それで司さんの方がお聞きになるんだったら別だけど
私がね、エメラルドの垂れているイヤリングしてたんですよ。そうしたら相沢さんの方がね
『エメラルドのイヤリング、とっても良くお似合いで素敵ですね』と。
『ええ、これ誕生石なんですよ』っていう話をしてて、それでいろんな話をして
ものすごくデリケートで優しい人なのね。だからあの方を見て、お父さんの方を見てね
『この方の息子だったら大丈夫だろう』っていう気持ちも
少しおありになったんじゃない?」
相田「はい、実は彼とお話する前に出会った時に、最初にお父様とお話をしていて
その会場の中で、知っている人が誰もいない中で、たまたま隣り合わせになって
『今日はどんな方がみえているんですか?』という話をしたら
優しくいろいろ教えて下さって、その後にお父様のところに、息子さん
今の主人が来たので、もうキューピットはお父様かなという…。」
美輪「やっぱりそうなの。」
相田「はい。」
美輪「やっぱりね、ろくでもない親父だったら
『こいつの息子なんか、ろくでもないや』って思いますものね。」
相田「優しいですね、お話もすごく楽しくて、はい。」
国分「そのパーティ、どうやったら行けるんですか?」
お父さんに導かれたご主人との出会い
そしてお母さんは芸能界の大先輩、女優の司葉子さんであることを知るのです~
国分「緊張しましたか、会った時は…。」
相田「まだ恋人のときに、お家にお邪魔したときはもう、緊張すごくしましたね。
もう、やっぱり憧れていたので女優さんとして。
もうオーラがかかって、スーッとお見えになられたときに、
何か
きちんと自己紹介できたか覚えていないくらい、緊張しましたけれども。」
美輪「司さん自身がね、サバサバ、サバサバした方でしょう?」
相田「はい、そうですね。」
美輪「ね?しんねりむっつりって方じゃないの。男みたいにサバサバしてる方ですものね。」
相田「すごく気持ちのいい、はい。素敵な女性。」
~セレブの家族の一員となった相田さん。ある日、ご主人の奇妙な行動に気づくのです。~
相田「以前、母が亡くなって、そのほんの数日前に家で私が14年間飼っていたワンちゃんが亡くなって、
立て続けだったんですけれども。
で、付き合えば付き合うほど、その亡くなったワンコの、タルコっていうんですけれども、
生き写しのような場面が多々、1日に1回以上はあったり。」
国分「え?」
美輪「ワンちゃんにご主人が似てる。」
国分「似てるっていうのは、行動とかですか?」
美輪「ははは。」
相田「行動も、はい。」
国分「行動?行動が似てるんですか?」
相田「時々、突然、遠吠えをしたりとか。」
国分「え!ご主人が?」
(みんな笑い)
相田「はい。必ず、そのワンコがほじってた場所とか、家の中で…
あとはドアをカリカリしてた場所とか、丸まってた場所とか、全部。
家の中でそこだけに行って、同じポーズをしたりとか。」
国分「ご主人、カリカリやるんですか?」
相田「何も言っていないのに、急にそこでカリカリやって、私の顔をこうやって見たり
同じ仕草をするんですよ。頼んでもいないのに。」
(美輪さん、江原さん笑い)
相田「それで最初は、何か本当に涙が出ちゃって、もうあまりにも似てたので
『何でそんなことをするの?』って逆に責めたぐらい、思い出しちゃって悲しくなって
最近は何か本当に、もうあまりにも、同じ場所でいろんなことをやる仕草。
すべてが同じなので、
ちょっとびっくりしていて、そういうのって何か…。」
江原「(笑って)ごめんなさい。」
美輪「霊的な意味があるのかっていうことですか?」
相田「はい。」
江原「あのね、ただね、こういうことを良く考えた方がいいですよ。あの、2つ事あってね…
あの、全然おかしい話みたいな気がするけれども、ごめんなさい。
(笑いながら)」
国分「1回深呼吸しましょうか。」
(みんな笑い。)
幸せいっぱいの相田さんが目にした不思議な出来事。
ご主人が亡くなった愛犬にそっくりの行動をする理由とは?
江原「確かにね、例えば亡くなったワンちゃんが寄ってきてね、
自分のオーラに接触してそしてそれが念波となってね、
そういう行動をとらせることは、確かにあるんです。
自分がいるよ、ということで。
でも、ごめんなさい、もう1個あってね、あのね…
ご主人はそんなことを、そんな行動をとってるつもりはないでしょう?」
相田「あまりないです。」
江原「ないでしょう?」
相田「はい、自然にやってます。」
江原「ね?で、自然にやってるっていうことが、そう伝わって…
だから本人がわざと真似してたりとか、相田さんに、奥さんに対して見せ付けてやろうなんてやっているとか、そういうふざけたことも何にもみえない。」
相田「ないですね。」
江原「むしろ本人は『そんなことやってる?』っていうようなところがあるんですよ。
それにはね、自分自身の目が、要するに、これは霊眼に近いんだけれども
そういう行動をとっているように映して見ちゃうっていう感じなの。」
国分「相田さんがっていうことですか?」
江原「本人は全然、そんな行動をとっていない場合もあったりするんです。」
国分「ああ、そこにいるだけで?」
江原「うん。だから妄想との境が非常に難しいけれども。だから相手が例えば、
普通にこうしているとするでしょう?(腕を組むしぐさ)
それを相田さんの目ではこんなことをやっている風に見えるかもしれない(手で腕をひっかくしぐさ)。」
国分「なるほど。『お~い!』って呼んでいることが遠吠えに聞こえたりとか…。」
江原「そうそうそう。」
相田「あれは妄想なんですかね?実際『背中がかゆいからかいて』と言われて
こうやってかきますよね。(かくしぐさ)
そうすると、犬がやるみたいに気持ちよさそうに
ああいう風にやったりとか(後ろ足で脇を引っ掻く仕草をして)。あれは妄想なんですか?」
江原「うん、そう。だから、本人は自然の行動としてやっているけれども
だけど自分はワンちゃんとの思いの中で、そういう映像としてこっちがスイッチして
切り替えて見るわけですよ。
だから自分から感じる、作り上げる妄想っていうこともあるかもしれないし。
後はワンちゃん、実際に亡くなってもいるわけだから
だから、『いるよ』っていう思いの中からね、ある種の霊視かもしれないんだけれどもね
そういう風に変換されて見たりとかといういういくつものことが混ざっていると思うんです。」
美輪「重なり合っているのね。」
江原「重なり合ってる。だからご主人に…突然そんな風にしているかっていうと
それは実は、大げさな表現だったり、自分の中でそういう風に見える、ということだったりね。
だから、後は相田さんの中で、時々ね、自分自身をもう少し冷静に抑えるっていうのかな
感情過多になっちゃうでしょう?そういうことを感じると
やっぱり愛着もあるし、寂しさもあるから。
そこで『ちょっと待てよ』と、一拍、
さっき、太一さんが『深呼吸しましょう』なんてよいことをおっしゃったけれども
そういう気持ち。いったん、ちょっと深呼吸して、ちょっと冷静になって
『あ、これは自分の中で、結構まだそれを望んでいる気持ちが
余計に拍車をかけて見せているな』とか『見てるな』とかっていう風に思えば。
でないと、相手を責めちゃうくらいになっちゃう。
『何でそんなことするの?』なんていうと、お互いに辛くなるから。
でもね、時々、確かに相田さんに、念波を送ってくるのね、ワンちゃんが。
なぜか。それは『忘れ物をしないこと』。」
相田「はい。」
国分「忘れ物?」
江原「忘れ物が多いはずなんです。」
相田「この間、マネージャーさんにあげようと思っていたお菓子をあげて
また自分で持って帰ってきたことがあります。」
国分「どういう状況ですか?それはあげたつもりだったのに。」
相田「『はい、これどうぞ』って渡して、またそれを持って帰ってきちゃった。」
美輪「ははは、おもしろいわね。」
江原「後は鍵とかね、閉め忘れとか、そういったことね。こういうのがね
やはり一番やっぱりね。不思議なんだけど、動物っていうのはやはりそういったことを
サポートしようという気持ちがあるのね。」
相田「へ~。」
江原「『何か助けよう、手伝おう』と思うのね。」
国分「そのワンちゃんが、手伝ってくれてるわけですか。」
江原「うん、だからそういったこともしっかりして、
もう心配いらないよ、
という自分になることも大事、と。」
相田「はい、そうですね。」
~愛犬が心配するほどうっかりしている相田さん。
夫婦の将来を考えるともっと大きな問題がありました~
相田「個人的な趣味でモデルガンを集めているんですけど
それが家にあちこちにあるのは大丈夫ですか?」
江原「あんまりよろしくないですね。やっぱり凶器なのでね。」
国分「だんなさんの趣味ですか?」
相田「私の。」
国分「ええ!そうなんですか?」
相田「はい。」
美輪「銃とか、モデルガンとか、そういう戦い、争いの名前が付いたり
波動を出したりとか、そういう種類のものは、なるべく避けた方がいいんですよ。」
相田「はい。」
美輪「でないと、身を守るとか、闘争的になるとか、そういう風な心象風景に
自分の想念がス~ッと、そっちにいっちゃうんですよ。
そうすると誰も入れない
人を見た時に、すぐ敵だと思うとかね、そういう風な想念に変っていくんですよ。
同じオブジェでもね、いろんなオブジェがあるじゃありませんか。」
相田「オブジェとして飾っておくだけでも。」
美輪「平和な方の、和の方のね、戦いではなくて
和の方のオブジェっていうのがありますね。
そういうものをお集めになった方がいいと思うの。」
相田「はい。」
江原「でいて、相田さんのところですと、二人の共通したマイナス点があるんですよ。
それはね、わりと言葉が単刀直入。ぶっきらぼう、ひどいときは。
だから単語だけでポン、ポン、まるでね、今の話でね
ピストルで撃ち合っているみたいな気分にされる。」
相田「彼が、とにかくお話好きでず~っと1日の出来事を話してくれるんですけど
お互いにワ~ッと会話はいっぱい多いんですけど、ケンカになったときだけは激しい。」
江原「エスカレートするでしょう?」
相田「はい、すごい。」
江原「エスカレートして、お互い戦闘モードに入るじゃないですか。
相田「はい。」
江原「お互いが、土嚢にいてパパパン!パパパン!ってやり合っている会話なの。」
国分「中に入れないですね、それはもう。」
江原「だからそういうエナジーっていうものね。」
美輪「そういう風になっちゃうのよね。」
相田「う~ん。」
江原「だから本当にそういったものを片付けてね、
ちょっと
和の物、平和の和ね、物に、ハーモニーにしてゆくと、意外とそういったものもね。」
相田「何かすごく『危険な二人』みたいなモードになってますけど
すごい普段は、けっこうのんびりと穏やか。」
江原「そういうモードに入るとね。ただ、いま見ていると
まあしょせん、子供のケンカみたいな内容だから、どうでもいいんだけど。」
相田「そう、兄弟ケンカみたい。」
江原「ただ、それが年数が経つと、だんだんエスカレートしてきてね。」
相田「ああ。」
国分「今のうちに、それを知っておけば。」
江原「そうそう。」
相田「そうですね。」
【相田翔子さんへのメッセージ】
夫婦で過ごす空間には「和のオブジェ」を飾って
言葉が単刀直入になり過ぎないように。
他愛ないケンカのうちは良いのですが、エスカレートすると
大きな問題が生まれるかもしれません。