泉ピン子

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【 2007年04月21日放送】【2時間SP】パート4

今日のゲストは、女優の泉ピン子さん。

パート3からの続きです♪

カンフーくん スペシャル・エディション

[夫婦の絆]
江原「今のご主人、いらっしゃるでしょう。
その時に、ず~っと支えてくれた人ですよ。」
美輪「前世から。」
泉「今の夫ですか。前も一緒だったんですか?」
江原「そう。いや、一緒じゃなくて、ずっといわゆる何て言うんだろう。」
美輪「パトロン。」
(パトロン…芸術家を経済的に支援する人)
江原「そう、パトロン、スポンサーっていうかね、今でいう。 そういった事で。
でも、そんなに、たくさんの力があった訳じゃないんだけど。
でも、その人は自分の持ってる物全部投げ出してやってくれた人なんですよ。
だからたくさんもっていて、余力でこうやってたんじゃなくって。
ほんとに、徹底した。だから尽くさなくちゃいけないんですよ。」

泉「ガン研時代はお給料が安いから尽くしましたよ。
週刊誌には玉の輿に乗った、と書かれたけれて、
黙っていましたけれど、私、『逆玉』じゃないかと思いましたよ。
18万だったのよ、給料。」
江原「大変ですよね。お医者さま。」
泉「それで、週刊誌にありとあらゆることを書かれて。」
江原「でも、それを言ってはいけないんです。
恩返しだから。」
泉「恩返しだから。今、思いました。恩返しなんだ。あ~そうなんですか、縁ってそういうものなんですか。」

[杉村春子さんのメッセージ]
美輪「そうですよ。だけど今回は、杉村さんも期待していらっしゃるけれども
日本的なものを磨いて磨いて、第一人者になれるように。
もうそういう座にいらしているんだから。
今度は和の動きのひとつひとつを、日本舞踊を見ているみたいに
いい形にしていくことを心がけること。
杉村さんが吉村雄輝さんの薫陶を受けて、ひとつひとつの動きとか着こなしとか
全部、絵になるように心がけて練り上げていったらしいのね。
それをあなたにこれから期待していらっしゃるの。」
(吉村雄輝1923~1998…地唄舞の吉村流4代目家元。人間国宝)
泉「いや、鳥肌立った。」
美輪「それを、おっしゃってるの。」

~偉大な先輩から熱き思いを伝えられたピン子さん。
しかし、この後、意外な悩みが~

【スピリチュアル・メッセージ】
江原「泉さんのね、オーラってテレビで拝見してて
そのときに見てた色と今見てる色が違うんですよ
その時はね、どっちかと言うとすごく赤が強かったんです。」
国分「ああ。」
泉「赤って何でしたっけ?」
江原「わりと強さ情熱。でもね今、紫の方が強いんですね。」

[葛藤の3年間]
江原「それに関しても杉村さんからは『今後の流れのために、この3年があったのよ』と。
『自分はどういう風にして磨くべきなのか、ということを考えた葛藤の3年間
並々ならぬ苦労があった。でもそうやって切り替えていく肥やしなのよ』って。」

泉「一生懸命やっちゃうタイプだから、舞台が苦手な方なんです。
お話はいただくんですけれどどうしても。
テレビがただということじゃないですよ、スポンサーがついていますから。
でも、お金をいただいて舞台をやるということは、もっと頑張らなくてはいけないという
自分にものすごいプレッシャーになって、
命を賭けてしまうくらい、のめり込んでしまうんですよ。」
美輪「楽しめばいいんですよ。」
泉「美輪さんはチケット完売だからいいけれど、お客さんが入らなかったらどうしよう
と 考えるじゃないですか。」

美輪「大丈夫、大丈夫。結局ね、芝居というのはね、実績ですよ、信用。
そのときそのときで自分も楽しんで、お客さんも楽しんで、とやると、
一緒に楽しめるじゃないですか。
同じ人生の短い時間を共有できるわけだし、それは楽しいですよ。
手抜きをしないで丁寧に丁寧に、ひとつひとつ創り上げたら、信用が積み重なっていくから。
そうすると、あなたが一頃心配していらしたみたいに
『いつまた下にどん底に落ちるんじゃないか、落ちるんじゃないか』
強迫観念みたいなものがおありになったみたいだけれど、それがなくなりますよ。

ここのところ、がばいばあちゃんにしても、拝見していてもいい仕事をなさっているでしょう?
いろんなタイプの違ったものを。
そうやってチャレンジして、チャレンジして、愉しんでやるとお客さまも楽しんで下さるの。」
江原「それとやはり『求められることに、応えなくちゃ駄目だ』
という風におっしゃってるんですよ、杉村さん。」
泉「はい、わかりました。」
美輪「ありがたいじゃないですか。求められない人も、いっぱいいるのにね。
求められるっていう事はね。」
泉「でもすごく声帯弱いんですよ。
で、いつも途中で調子やっちゃうんですよね、喉。」
江原「でも前世でも歌ってらっしゃる訳だし。
ただ、それよりもね杉村さんがそこでね、おっしゃってるのはね
『あんた、怖がりだからよ』って
そういう風に言うんですよ。
『だから声がおかしくなるのよ』って。」

[実は怖がりな人]
泉「本当に怖がりなんです。明日大丈夫かなとか、幕が開く前から心配になっちゃうんですよ。」
美輪「精神的なもので声は出なくなりますよ。それでみなさん、体をおかしくするの。
あなたは江戸っ子だから、誤解されてて、いろいろと虐められてて
『意地の悪い奴だ』と言われているけれども、
あなた自身がすごく傷つきやすくて、攻撃に弱くて。
だから逆に『窮鼠(きゅうそ)却って猫を噛む(絶対絶命の立場に追いつめられた弱者が強者に必死の反撃をすること)』、やられる前にやっちゃおうというところがあるから
自己防御本能が働いて、それだけ弱いんですよ。そうすると、声も胃もやられるし。
杉村先生だって、新作物の初日はそう。みんな初日はそうなりますよ。
でも、それも楽しみのうちじゃありませんか。」
泉「そうですね。」

~楽しんで舞台を。女優として、今後も活躍が期待されるピン子さんですが
一つだけ注意点がありました~

[腰を大事に]
江原「後、1個だけ。1箇所。腰だけ大事にして下さいね。」
泉「ええ~!やだ、何で知ってるんですか?」
国分「何か、あるんですか?腰。」
泉「いや、もう大変だったの。」
国分「はい。」
泉「1ヶ月ぐらいもう、這ってて。」
国分「いつ頃ですか。」
泉「この1ヶ月、去年の…ブロック注射打った、その後に。
でも全然もう座れないぐらい、こういう椅子とか。」

国分「原因は何だったんですか?」
泉「分んないの、ギックリ腰。でも爆弾持ちなんですよ私。で、今も調整してるんですけど。」
江原「腰さえ問題なければ。もうずっとお仕事やっていける。」
美輪「今の内、徹底して治せばいい。」
泉「また明日、予約してあるんですけどね、夜。」
江原「それでいて、冷えを克服する事なんです
そうすれば大丈夫。長年、寒い中でも、冷たくしてても
自分の身を犠牲にず~っとやって来られた結果なんですよ。」
美輪「ふふふ。」

泉「杉村先生に『パンツ2枚履いてなさいよ』言われて。
『冷え、気を付けなさい』って言われたけど。
先生の言った通りしなかったの。
で、なぜだか冬になると冷え性で、やっぱり眠れないんですよ。」
江原「とにかく、その腰を治療するのと共に。冷えの克服です。」
泉「はい。分りました。」
江原「でも、それは半分、ご自身でしてしまった所があるんです。」
泉「役で。」
江原「うん。」

美輪「役で雪の川の中でも、6時間ぐらい、入っちゃったり。
吹き替えの人、いるんですけど。
役者として絶対、嫌だって。人にはやらせまいとした事とか。
そういう川の中、海の中入って行くシーンでも、
真冬に『やります』って。何ででしょう、役者ってバカだから言っちゃうんですよ。」
美輪「女優根性ですよ、それは。」
江原「でも、それ素晴らしい事ですよ。」
泉「けっこう無理して、来てます。」
江原「ほらバイオリンとかでも、無理してでも。
後ちゃんと、メンテナンスしてますよ。」
美輪「運動してらっしゃるの?なさった方がいい。」
泉「歩くだけでもいいんですか?」
美輪「歩くのが一番いいわ。」
国分「体の方を早めに治して、メッセージもかなりいただいたと思いますので。」
美輪「今日はお客さんが、大にぎわいでしたね。」
泉「でも、すごくうれしい人ばかりでした。」
江原「ええ。」

【スピリチュアル・メッセージ】
様々な葛藤を経て、和解した家族の愛
偉大なる先輩の期待に女優として応えていく未来が
ただし、腰だけは大切に

【オーラの言葉】
蓮の花の値打ちは泥の中で育っても美しい花を咲かせること
悩みや苦しみは、自分を鍛えるチャンス

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