榎木孝明

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【 2008年04月19日放送】【122回】パート3

今日のゲストは、俳優や武道家、画家、旅行家と活躍の榎木孝明さん。

パート2からの続きです♪

[幸運を招き、出会いを活かす秘訣とは?]
国分「榎木さんにもメッセージみたいなものはあるんですか?」
江原「ご自身においては、インドは故郷でね、
だからこっちの国(日本)の方がちょっと新しいから馴染みが薄いんじゃないかと思って。
私がひとつだけ思うのは、今の現実の生活の重要さだったのかもしれませんね。
もともとそういうことをインドでもやってきているから。ヒマラヤ行者だったんですよ。
だから、そういうことに興味を持つのは当然で、ご自身で瞑想とかを実践するのも、 まあ当然。
だからなぜ、日本に、というのは、要するに現実の暮らしの方の学びなんです。
里の行(厳しい修行(山の行)で得られたことを俗世間の暮らしの中で生かし、深めること。」
榎木「『今が一番大事』ということを、いつも思いますよね。 過去も未来もあまり関係なくて、やはり今をいかに生きるかだけが 多分、人間は大事でね。
そこで迷っちゃうと、いろんなもめ事が起きちゃったり 戦争になっちゃったりするんですよね、きっとね。」

江原「前世とかというのも、ひとつのヒントにはなるけれども
前世を見ちゃっても、『今』じゃないですか。
何ゆえに、『今』があるかというと、前世の何かしらをヒントにして 『だから今があるのか』ということで、結局、『今』なんですよね。
ここを逃避するために前世があるわけじゃない。」
榎木「そうですね。」
美輪「だから、『今、何をすべきか』ということよ。」

[プラス思考]
江原「榎木さんの場合は、非常にスピリチュアルなものをお持ちだけれども、
もともとお強いのはサイキックな力なんですよ。
先ほど、映画でも何でも大きなきっかけとかチャンスがあったとおっしゃるけれども、
自分で持っていくんですね。
榎木さんご自身のことで、一般の方も共通して学べることがあるとすれば
『無駄な心配をする人』って世の中多いじゃないですか。
そうすると、思いって自分をそっちへ持っていくんですね。
だから自分自身で『でもこういう方向へ行くもん』と、
現状がどんな風であっても『こっちに行くもん』っていうところで、
もう、山登りじゃないんだけれども、ロープを引っ掛けちゃうんですね。
で、そこにどんどん登っていっちゃう。そういう力がものすごく強くて。
だから、古武道もすごくサイキックなものですよ。
さっきの『氣を食べる』とかいうのもそうだし、 エネルギーを使うのが、割と自在な方。」

榎木「僕は時代劇が大好きなんですけれども、 やりたい映画が今あって、
待っているよりは、 自分で仕掛けようと思って、自分で今企画して
来年『薩摩の映画を作っちゃおう』と思っているんですけれども。
そういう発想に、何かなっちゃうんですよね。
だから昔は違ったんですけれども、何が起きても、全部プラス思考に。
30代半ば位からですかね、徐々に変わったのは。
一見すると不幸なことでも『これを自分に教えてくれるために起きた』
と思ったらそれはプラスに転換される可能性がありますよね。
そういう発想に、徐々に変わっていっちゃいましたね。」
美輪「プラス思考ね。」
榎木「本当にもう、典型的な能天気。」

美輪「だからそれがね、本当はこの人生のコツなんですよ。
自分や人間の持っているエネルギーがすごいかということを、 みなさん、否定的なのよ。
『まさかあたしが』『そんな力ないよ』 初めから、マイナス思考で後ろ向きなの。
『できない』ということを前提にして生きているのよ。 だからできないの。運が良くならないの。
『俺、運が悪くて…』っていうけど、 運が悪いと思いこんで、自分をそうしているから、 運が悪いんですよ、というの。
だから『俺は運がいいんだよな』『いつも私はラッキーで、いいことばっかり起きるの』
という風に。
そういう人は、全部プラス思考で、能天気でケセラセラ(なるようになる)なの。
それをなさるんでしょう?あなたは。」
榎木「まあ結果的には、そうしているんでしょうね。」

榎木孝明 ロケ地の情景―日本の世界遺産をめぐって

[今後の役割]
江原「不思議なメッセージがもう一個ありましてね、榎木さんの絵って。」
美輪「優しい絵よね。」
絵「実際に見ているものを、例えばこれ(スタジオにあるきれいな花をさして)は 現実のものですよね。
もちろん、ここにも美しいエナジーがあるわけだけれど これをもっとクリーニングしたものを、絵に写しちゃうんですね。
だから、汚れているところを全部、美しく変えているのが、榎木さんの絵。 天界の絵なんですね。」
榎木「ちょっとね、格好良くいわせてもらうと僕はいつも『風を描きたい』と思っちゃうから。」
国分「風。風を描くのは難しいですよ。」
榎木「風は多分見えないけれど。」
美輪「一緒ですよね、気。」
榎木「多分おっしゃっていただいたことと通じるかもしれないな。」
江原「そう。それと不思議なのが榎木さんは、町とか風景とかをお描きになりますよね。
今後は榎木さんは『人を描いて差し上げたらいい』と言われるんですね。」

榎木「僕はアジアに行くとね、いっぱい描いていたんですよ。
おじいちゃんも子供も、いっぱいアジアでは描いていたのに 日本では描けない。」
江原「それは、どうしてかというとアジアでは元々のモデルが綺麗だから
描いていて楽しいんです。綺麗なものを映しているから。
だけど、この国とかにいると、どうしても汚れる。
だから、それを描こうという意欲が湧かなくなっちゃったりするんですよね。
そうじゃなくて、『これはあなたの本当のエナジーだよ』ということを示して描いて見せれば『自分って、本当はそれだけピュアだった』ということを思い起こすことができるという何か『心のレントゲン』みたいな、絵にそういう力がすごくあるということ。
だからやっぱり、人生に無駄はなくて、今までいろいろな経験を魂の上で してこられているでしょう?ね。
それが、全部に役に立っているんですね。

強いて言えば、そういう風にして色々と『神を見せてあげる』というのかな。
ある意味で高い波動を見せてあげる、ということをもっと進んですることと
今回では、逆に『泥の方を見る務め』というか、 蓮の方じゃなくて、
泥の方を見る務めもあるということを ヒマラヤ行者さんがおっしゃるんですね。」
榎木「そうですか。」

[お父さん]
榎木「いま、明治維新にすごく興味があって、 薩摩出身の武士を主人公にした映画を 作りたいんですけれども、 あの界隈って非常に惹かれるんです。
やっぱり、その時代にも関係している何かがあるんでしょうか?」
江原「それは、お父様の気持ち。お父様の意向が伝わってきていて
ご自身の、 経路じゃなくて、お父さん自身の興味なんですよ。」
榎木「うちは『敬天愛人(けいてんあいじん)』というのが昔から飾ってありまして、 『敬天愛人 天を敬い 人を愛する』それが床の間に、物心ついたときからあったから。」
(※敬天愛人⇒西郷隆盛が好んで使った言葉)
親父が、そういうのが好きだったんでしょうね。」

江原「それをなさっていることが、親子のコミュニケーションであり、父孝行。」
国分「お父さんは役者になられたことに対しては、賛成されているんですか?」
榎木「自己責任の上で生きるということを、すごく大事にしている人で、
『自分で責任を負えるのか?』というのが、常にあったはずなんですよ。
『責任を負えるんだったら、よし』なんです。
責任を負えない、投げ出したりするのは絶対許さない。
だから賛成もなにも、人間として尊重しているんですよ。」

[今後]
美輪「これからね、ちょっと大変。榎木さん もっと今度は覚醒していくから、
いろんなやるべきことが。
例えば、古武道のいろんな精神から入っていって 世直しじゃないけれども、
それに近いことを始めますよ。」
榎木「僕は時代劇を通して、別に世の中を変えようなんて大それたことじゃないけれども、
そういう表現をすることで確実に伝わっていくものがあると、今すごく信じていますので
すごいエネルギーでそっちにまい進はしてますね。」
美輪「それがますます発展させるようにおなりになると思いますよ。」
江原「お父様とご一緒に。」
榎木「そうですか、わかりました。」

【スピリチュアル・メッセージ】
浮世離れした世界に引かれるのは、魂の記憶があるからです。今回の人生は「里の行。」
。 俗世間から目をそむけず、人が本来持っているピュアな部分を表現する務めがあります


【オーラの言葉】
人間のエネルギーを信じない人、「自分には出来ない」
と思い込んでいる人に 幸運はやってこない。プラス思考のノー天気が人生のコツ
(「強く生きるために」より)

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