5時に夢中:ひとり身の寂しさ
2015年4月1日放送の5時に夢中
出演:ふかわりょう、内藤聡子、美保純、江原啓之、黒船特派員 アレクサンダー(元AKB48 川崎希の夫)
「江原啓之のハッピーライフのすすめ」
江原啓之さんが様々なテーマから視聴者の皆さんの暮らしを豊かにするアドバイスを披露します。
本日のテーマ
【ひとり身の寂しさ】
江原「1人は寂しいとかってよく言うじゃないですか。でも皆さんどうです?」
ふかわ「実際我々の中ではアレクだけが結婚している。
結婚しているかどうかっていう尺度だとそういうことになりますが。」
江原「なるほどね。
だけども私が講演会でもなんでも必ずいうのがまず1つめ。
【隣の芝生は青く見える症候群】であると。
要するに、みんな表面しか見ていないんですよ。
だって普通に楽しそうに見えている人も、その人、裏ではすごく苦労がある人っていっぱいいるじゃないですか。
例えば親を介護しているとかいろいろあったりするわけで。
だから、寂しいとか云々て、感謝がないですよね。自分自身の幸せを探ると。
人ってどういうわけか不幸の数を数えて幸せの数を数えない。
不幸っていう人はいるけど、一杯幸せあるんだよね。
という風に思うんですけどね。
まあそういった意味で皆さんにも参考にしていただきたいと思うのですが、もう1つフリップいってもよろしいでしょうか。」
【覚悟がないから寂しい】
江原「これね、どういうことかっていうと、簡単な質問をします。
友達っていますか?」
美保純「います。」
江原「多いですか?少ないですか?」
アレク「多いっちゃ多いかな。」
ふかわ「あんまり多くはない。」
江原「じゃあ、友達って何ですか?定義は?」
内藤「何でも話せる人とか。」
美保純「寂しい時に一緒に飲んだりとか。」
ふかわ「わたしはマイミクです。
ミクシィでつながっている。」
えっ?の声。
内藤「ちょっと古いですね。」
江原「あのね、友達いるとかいないとか多いとか少ないとかっていう人、結構いるじゃないですか。
そもそも友達の定義ないですから。
例えば“何でも話せる”とか“いざっていうとき助けてもらえる”とか、これって依存じゃないですか。
だからそうすると、いざ思いが叶わない時、なんて言うか。
“失望した”“裏切られた”“がっかりした”
こうなるんですよ。
そもそも幸せというものは自分で作るものだと思っていれば全部加算法なんですよ。足していくの。
“こんなことをしてもらえると思わなかったのにしてもらった”ってなるでしょ。
だから一人の寂しさというのは、いわば自分自身に原因があるということで、本日の格言の方にいってしまってもよろしいでしょうか。」
【ひとり身の不安は余裕のあらわれ】
江原「要するに暇なんですよ。
毎日、毎日をしっかり生きてて、人とかかわって、さっき言いましたね※。孤独と孤高は違う。
孤独は自分が悪い。こうやって皆さんと話し合えば孤独じゃないじゃないですか。
スーパーで“その靴きれいですね”っていうだけで会話が成り立って、孤独じゃない。
で、ある意味でそうやって関われば友達。
だからそういった意味では孤独っていうのは自分が悪い。
孤高っていうのは自分の人生をどうしたいのか。
1人で生きたい人生もあるんですよ。
“何で1人じゃいけないんでしょうか?”って思うんですが、皆さんどう思います?
」
ふかわ「あ~美保さんいかがですか?」
美保純「いや~、なんか心強いですよね。ずっと独身だから悪いな~って思ってたり。」
江原「まだ1人なの?とかね。余計なお世話ですよね。」
美保純「子供を産まないと不幸のあらわれみたいにずっと言われ続けてきたけど、結構幸せなんですよね。わりと。」
ふかわ「内藤さん、結婚にこだわらなくてもいいんじゃないですか?」
内藤「1人で生きる覚悟ができたらもうちょっと楽なんですけどね。」
江原「1人でばったり死ぬのが本望だっていう幸せもあるんですよ。
だからそういうのをわたしは孤高死、または満足死って呼んでいる。
1人で死んでどうして悪いんでしょうか?
ぜひ参考になさってください。」
※「人としての在り方や生き方を学ぶ新教科が試験導入」というニュースの話から。
江原「よくテレビのドキュメンタリーで“孤独死”って結構言うんですよ。
孤独死っていうとすごく悪い死に方みたいなイメージなんですよね。
孤独死と孤高死はちがうんですよ。1人がいいと思って生きている人が最後、死ぬのは1人じゃないですか。で、罪悪なんですか?でしょ。
だからああいうあおられるのはよろしくない。
孤高に生きるというのは幸せの元なんですよ。
孤独は自分が悪い。例えば『美保さん』って話せばこれ孤独じゃない。ね?
だから孤独っていうのは自分が悪い。
孤高に生きるというのは自分自身の考え方、生き方なんですよ。」