作家・脚本家 大宮エリーの悩み

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2015年12月9日放送の5時に夢中
出演:ふかわりょう、内藤聡子、美保純、江原啓之

「江原啓之のハッピーライフのすすめ」
江原啓之さんが様々なテーマから視聴者の皆さんの暮らしを豊かにするアドバイスを披露します。

ふかわ「本日は作家、脚本家、映画監督など多くの肩書をお持ちの大宮エリーさをんお招きしています。よろしくお願いします。」

大宮エリー
1975年大阪府生まれ
東京大学卒業後、株式会社電通を経て2006年独立。
作家、脚本家、映画監督、CMディレクターなど多岐にわたり才能を発揮。

ふかわ「悩みなんですけど、どうなんですか?」
大宮「けっこう日々悩んでますね。」
ふかわ「一番胡散臭いですよ。悩みなさそうですけどね。」
大宮「悩んでお酒飲んでるって感じですね。」
ふかわ「ではVTRをご覧ください。」

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相談者:大宮エリー(40歳)

わたしは幼い頃、いじめられっ子だったので、物事を後ろ向きに考えてしまう癖があります。
人間関係においても「どうせ嫌われているんだろう」とすぐ悪い方向に考えてしまいます。
そんな性格のため団体行動は苦手で、今は一人で事務所を切り盛りしているのですが、忙しくて仕事が回らずに困っています。
スタッフを雇えばいいのですが、後ろ向きな性格が災いして思っていることが上手く言えなかったり、変に気を使っしまうため、自分には人を雇う才能がないのだと諦め、首を絞めています。
こんな性格の自分が正直しんどいです。
来年から私は仕事と人間関係にどう向き合えばいいのでしょうか?
江原さん、アドバイスをお願いします。
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ふかわ「ダウト!全然エピソードを美化してますよ。さすが言葉の魔術師ですね。」

(笑い)

内藤「そうなんですね。」

ふかわ「大手広告会社に入ったのに帰社時間をホワイトボードに書くのがめんどくさいっていってやめたんですよ。何で帰る時間を伝えなくちゃいけないんだ!みたいな。相当美化してますからね。くせものですよ。」

大宮「本当は悩みとか話すの嫌いなんですよ。でも深刻なほうがいいっていわれて。これ、まじ悩みなんです。」

ふかわ「嫌われてしまうと思っちゃうのはわりと。」

大宮「それもそうだし、それだけだったらいいんだけど。卑屈な性格だけだったらいいと思っている、お酒のんじゃえば大丈夫なんで。すごいハッピーになるんで。
ただ、事務所を1人でやっているのはどうなのかなとか会社を一回やめているんで、どっかの事務所に入るとやめちゃうんじゃないかみたいな。
恋愛していると結婚したら離婚しちゃうんじゃないかみたいな気持ちがあって、かといって1人でできないですよ、全然。

具体的な例でいうと公演とか劇とかやるじゃないですか。それでみんなに来てほしいのに名簿がつくれてないんで、これだけいろんな人に会うのに、誰も誘えないんですよ。
例えば女優さんにたまたまあったりするじゃないですか。
『エリ、今何やってるの?』って聞かれて『舞台やってたけど、もう終わった。』っていうと『終わったの?何でそういうのお知らせくれないの?』って。」


ふかわ「コミュニケーションとかそういうあたりなんでしょうかね。江原さん、なんとなく人柄はとらえられましたでしょうか。」

江原「うん、よくわかります。自分で自分のことって誰もが自分が一番わからないものですよね。

大宮さんは過去のことでネガティブとおっしゃるけど、もともとのとっちらかった性格っていうので今までうまくくすり抜けていきているところがある。」

江原「例えば、全然ちょっと余談ですけど、ネガティブといっている割には赤いオーラが強いんですよ。

そういう人はけっこう、自分がこうだと思うとばばばっと動いちゃう。
そうするとそこに秘書とか優秀なスタッフがいるとかえって逃げ場を失いますよ。
意外といい加減さできてうまく逃げているところがある。
ダメダメダメと言いながら締め切り過ぎちゃったのもO.Kみたいな。
だからこれがきちっといったら余計にストレスになる。」

大宮「すごい!」

ふかわ「さすがですね。」

江原「それで、事務所なんかにはいっちゃうとやめますよ。確かに。
かえって窮屈になってわたしは苦しいとか言い出す。」

ふかわ「そのくせ、わたしに『渡辺(エンターテインメント事務所 )ってどうなんですか?』って聞いてくる。」

(笑い)

ふかわ「そういうかわいい子猫アピールしてくる。絶対入る気ないのに。」

大宮「そんなことないよ。ちょっといきたかったんだけどね。でも大きすぎて無理かなと思った。」

江原「でもね、事実ふかわさんが言うことよりも本当に困ってはいるようです。」

ふかわ「ほう。」

江原「事実かもしれないけど、今まで急いで何かをしていつも墓穴を掘っていらっしゃるから、(『困った時には一呼吸』というフリップを出す)

これ、だれでも皆さん共通すること。困った時に動くと後で後悔することが意外と多いんですよ。
例えば、住居なら引越し。どたどたって行くとあ~変なとこいっちゃったとなりやすい。人間関係もそう。なんか寂しいからと思って付き合っちゃうとろくでもないことになっちゃったりとかあるじゃないですか。

仕事もそう。もう嫌だから転職しちゃおうなんてただの感情でいっちゃうと後先ない考え方でいっちゃうと墓穴を掘っちゃう。

困った時ってなんか人間動きたくなるんですよ。そういったときは一呼吸おくの、わざと。幸運のフェイントなんて私よく言うの。わざとフェイントかけるんですよ。
1年ぐらい待つの。」

大宮「1年も!」

江原「そうすると、そういうの自分に合わないなとか。
だって告知だったら今だったらホームページ作ってくれる業者さんもあるし、いろいろ代行やってくれるところありますよね。それで充分じゃないですか。」

大宮「あ~そうか。40歳になったから来年から違うことしようと思って。
事務所に入っちゃおうと思ってたけど。来年1年は一呼吸してればいいんですね。」

江原「だから事務所に入ってもいいんだけど、その場合にはかなり自由がなくなりますよという覚悟。」

ふかわ「続きは私がマネージャーと相談します。
(笑い)
そして大事な告知が」

大宮「12月24日、25日に銀河劇場でライブをします。…(告知なので省略します)」

ふかわ「ありがとうございました。」


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