男性のことが好きかもしれない息子。どう付き合っていくべき?

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2016年4月20日放送の5時に夢中
出演:ふかわりょう、上田まりえ、美保純、江原啓之

「江原啓之のハッピーライフのすすめ」
江原啓之さんが様々なテーマから視聴者の皆さんの暮らしを豊かにするアドバイスを披露します。

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46歳の女性
15歳になる息子のことで相談があります。
息子は女っ気がなく、同世代の男子より恋愛や性的な興味の面でやや遅れているようにみえました。
とはいってもエッチな画像や動画ぐらいみているだろうと、ある日こっそり調べたパスワードでパソコンを見てみると、男性のヌード画像や男性が絡み合う動画が多く保存されていました。
その場で立っていられないほどのショックを受けました。

私自身は同性愛には偏見のない人間だと自負してきました。
しかし、いざ自分の息子が…となると驚くほど動揺しています。
最近は息子の男友だちが家に遊びに来ても、「恋愛対象なのだろうか?」、「こっそり2人で変なことをしないだろうか?」とうがった見方をしてしまいます。
今後わたしは息子とどう付き合っていけばいいんでしょうか?
まずは、パソコンを見たことを伝えるべきでしょうか?
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江原「人間として、そういうののぞいてみていいですか?パソコンとか。
あとそれを息子に話す?
例えば、思春期、女の子のヌードが写っているような本を母親とかから『これ何?』っていわれるのいやですよね。」

ふかわ「はい。勝手に整とんされていたりするとね。」

江原「あれぞっとしますよね。
きれいに並んで掃除されたりしたら“見たな”っていう気がしますけど。
同性愛だろうが異性愛だろうがしてよいこといけないこと。
プライバシーは侵害しちゃいけないし。

男の子がきてなんかやらしいことしてるんじゃないかって、これ女の子が来たらもっと大変ですよ。
異性愛の場合は、わたしも子供の親ですけど、女の子が遊びに来たりしますよ。
間違いがあったら困るなと思いますよ。
特に女の子の場合は万が一のこと(妊娠のことでしょうか)があったらどうしようって思っちゃうから、そう考えたらその心配だけないですよね。

宗教の言葉じゃないですけど、それこそ“肉から肉は生まれず”なんですよ。
“魂から飲み魂が生まれる”

親子であっても他人なんですよ。
だからそれを尊重するのが愛情であって、そんなのいちいち本人に言うわけじゃなく、そうであっても何も悪いことをしているわけでも病気でもなく、人を愛するということ自体悪いわけじゃないから、だからその人の責任の中で生きて行くことを見守っていくだけじゃないですか?
自分からそういったことがあるんだといってきたときに、知っていましたよ、と言ってあげることの方が親としての大きな度量じゃないかなと思うんですけどね。

今回のことにかかわらず、動揺するという気持ちはわかるんですけど、 1つのメゾッドです。

(『悩んだときは理性でシンプルに考えること』というフリップを出す)

異性愛も同性愛も同じ問題。
ですから悩んだ時こそシンプルに。複雑化させないこと。」

ふかわ「もしも、言ってしまったら大惨事ですかね。」

江原「逆にそれで心を閉ざしてしまうことがあると思うんですよ。」

ふかわ「プライドも傷つきますよね。」

江原「そう。
普通、自分自身それをオープンにできる親だったら言ってますよ。
だから時間をかけるべきじゃないですか?
尊重すること。
それにはポイントは1つ。
自分を愛するか、子供を愛するか、です。
自分を愛すると問題がないほうがいいなって思うのは世の常ですよ。
だって少数派の方が大変ですからね。

だけど子供を愛する場合には“あなたの人生なんだから。
自分で責任だけは持って生きなさいね”っていってあげることじゃないですかね。」

ふかわ「ありがとうございました。」

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