羽野晶紀

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【 2007年12月22日放送】【2時間SP】パート3

今日のゲストは、狂言師 和泉元彌さんの奥様で、タレントで女優の羽野晶紀さん。

パート2からの続きです♪

ジェーン

[正統派に戻る]
美輪「それ、何でもないの。そうするとね、相手役がしないと相手役がいないと
女のお子さんまでをね駆り出してね、そういう苦しい事情も逃れられるのよ。
そしたら、あちこちの所から、お相手もして下さるし。仕事も増えるし信用も増えるの。
だから全部、それは元彌さんがやるべきなのよ。そうでしょう?」
江原「でもね、羽野さんの守護霊さんという方もいらして、この人はまた、立派な方なんですよ。
家自体は、刀鍛冶とかね、そういったところのおかみさんだった方がいらっしゃって。
この人はお弟子から何から、いっぱい抱えて面倒をみた方でね。
だから、今まで劇団にいたということもあるけれども、いろんな人と関わったり、
面倒をみるのは 羽野さんは全然、苦にならない人ですよね。むしろ、好き。」
羽野「好きですね。」

江原「だからおかみさんタイプなの。
あなたみたいな方のほうが、本当は今後の未来を考えると、そういう世界の、 和泉さんにおいてのですよ
本当はそういういろんなことを作っていける人なんですけどね。
だから、あなたがこの家に来たのは、むしろご先祖さまからしてみたら迎え入れられた人なの。
なのに現世の方が気づいていないの、全然。」
羽野「そうですか。」
江原「ごめんなさい、気づいていないとまで言っちゃった、口が過ぎました。」
羽野「あの実際、嫁いで、本当になにも言わないで、ただただ見て 何年間か過ごしていましたけど、
あまりお嫁さんの出る幕はないですし。」

江原「それをまた、学びましたよね。」
羽野「そうですね、だと思います。なので、彼は本当に大変。
能楽協会からも除名されちゃったり、本当に今、とても孤独で<、br /> 1人でがんばってるんですけど、でも元聖、息子がいるので、
2人で1からがんばられたらどうですか?という風に応援してはいるんですけど。」
美輪「今、お勉強なさって、新しく絆を作って、それで正解だということですよ。
後は、うんと働いて、収入面をきちんと確固たるものになされば。」
羽野「わかりました。」
江原「今日もこうやって連れて来られたこと自体が、和泉家のお父さんなんですもん。」
美輪「元彌さんのお父さん?」
江原「そう。だからね。」

[和泉元秀(1937~1995年)…元彌さんの父 和泉流 十九世宗家]

美輪「お父さんにしたって、天才と言われた人なんだから。
お祖父さん、三宅藤九郎さんという人間国宝がいたのよ。
お祖父さんには私もお目にかかって いろいろ教えを受けて、存じ上げているけれども、
そっちの方を、なぜ大事にしないの? というの。
芸術至上主義で、そちらをやっていればお祖父さんもお父さんもお喜びですよ。
お宅の家は安泰よ。」

[九世 三宅藤九郎(1901~1990)…元彌さんの祖父 人間国宝]

江原「はっきり言うけれども、なぜこのお父さんが連れてきたかというと
お父さんは羽野さんの方の味方だから。」
羽野「そうですか?ありがとうございます。」
江原「そうなの。だから羽野さんも、今まで思いこんでいた誤解を解いた方がいいですよ。
自分の方が悪い嫁になってきちゃったから、
自分が変えてあげられない、とかね。」
羽野「何と言うんですかね。
いろいろなマスコミバッシングの始まりが 結婚のときから始まっているんですね。
『結婚します』という会見から始まっているので、『申し訳ない』、というのがすごくあって。」

江原「妄想ですよ、それは。バッシングが原因しているのは、
バッシングされればされるほど、意固地になって
どんどん悪い方へ追い詰められていっちゃってるのね。
全部、裏目、裏目にいっちゃっていて。
そんなところを気にせず王道で行けばよかったんですよ。」
羽野「本当に、息子と元彌さんはそれだけをやらせてあげたいです。」
江原「だから、これをしっかりわかってもらいたいのは 羽野さんじゃないんですよ。
ご主人にとって、今が要だということ。
今、気がつかないと、すべてを失いますからね。」
美輪「そう。完全に。」

江原「全てを失いますよ。今、羽野さんもそう思っていらっしゃる。
はっきり言いますけれど、
今、がんばろうと思っていらっしゃるけれども それはいつまでもじゃないですよ。
時間、タイムリミットがありますよ。
それで変わらないようだったら、羽野さんもバッサリ切りますよ、きっと。
それは、もちろん望んですることじゃないです、失意ですよ。
ここまでがんばったのに、という。」
羽野「うん…と思います。」

江原「何しろ、子供を守りたいから。そのためにここまでがんばってきたのだから。
今、軌道修正すればいい。奥さんじゃないけどね、旦那さんが。」
羽野「ありがとうございます。」
美輪「ご本人に会って、私が面と向かって、お父さんの代わりに言ってあげたいくらい 。」
国分「僕も、言っているところを見てみたいです。」

~家族の幸せを取り戻す為に夫婦は、どんな決断を下すのか。
羽野さんの試練は続くのです~

番組収録後、楽屋に戻った羽野さん。
「お待たせ。」とドアを開けると息子さんが笑顔でまっていました。
羽野「皆さん、これに出られた方は、けっこうすっきりして帰られるって聞いたんですけど。
…荷が重いって!
いや、困っちゃった、がんばるしかないです。
ほんとに、子どもも皆で主人はもっとがんばってもらって皆で幸せになりましょう、いう感じですね。」

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