辺見えみり

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【 2008年09月13日放送】【134回】パート4

今日のゲストは、お父さは西郷輝彦さん、お母さんは辺見マリさんというタレントの辺見えみりさん。

パート3からの続きです♪

[今後の課題]
同じことをくり返さないために、えみりさんが乗り越えなければならない課題とは?
江原「本当に、えみりさんは古風というか、悪いんだけれど、ここにいるお若いえみりさん、
内面はおばあさんなのね、さっきもおかしかったでしょう?
『香酢飲んでる』とかね。」
国分「確かに。」
江原「本当に古風、そのまんまの人だから。」
国分「素直に言わなくてもいいですものね、香酢くらいだったら隠しててもいいことですものね。」
江原「オーラの中でもそれが現われていてね、本当にこの年で珍しいんだけど、紫も強いけどシルバーも強いのね。
シルバーっていうのは、マイペースとかね、もしくは年寄り趣味とか何て言うんだろう、古風。」
辺見「いつもね、シルバーが消えていかないんですよ。会う度に『シルバーが』って。」
江原「だいたいこの年齢だったら、もう少し赤が強くていい、情熱的な。」
国分「そうですね、紫にシルバーのオーラっていうと
ちょっとおばあちゃんみたいな感じもしますものね。」
江原「私の中では、ごめんなさい。おばあちゃんのイメージなんですよ、えみりさんは。」
辺見「テレビに出てくると『おばあちゃんが出てる』と。」
江原「それだけ素敵な古風な人だから、これを乗り越えて、もっと輝いて、必ず、
正負の法則じゃないけれども、幸せをつかめるはずなんですよ。
だから私は、えみりさんは長期でみてます」

国分「どうですか。タライの水をちょっと減らして、違う水を入れたいという願望はありますか?」
辺見「いや、それはね。」
国分「声に力が感じられないんですけれど。も」
辺見「やっぱりね、子供が欲しいんですよ。」
江原「でもこのままでいたらね、もう、おじいちゃんも、おばあちゃんも、お母さんも、全員、見届けてからじゃないと、無理になっちゃいますからね。」
美輪「だからそこいら辺は、どうあなたがね、処理するかよ。精神的にね。」
辺見「だから今、ちょうどおじいちゃんが体調が悪くなってて、あの胃がんなんですよ。
それで、手術を21日にするんですけど。そういうことが起きると、もう そのことばっかり考えちゃうんですよね。
自分が旅行に行くのも行き辛くなったりする」
江原「でもね、どの道、見送らなきゃいけないでしょう?」
辺見「まあ、そうですね。」
江原「それ、怖いでしょう?想像するだけで。」
辺見「はい。すごく怖いです。」
江原「何を失うより、怖いでしょう?」
美輪「これはね、人間として生まれたら、
どんな人でも1度は潜り抜けなきゃいけないものなのよ。
あなただけじゃないのよ。そうでしょう?誰だって、どんな人間だって、
1度はそういう別れをね、何十回もくり返して人生を終えるのよ。」
辺見「ですね。」
美輪「やがて、自分が皆さんとさよならで、送られる番になるわけだから。」
辺見「そう、それをね、乗り越えなきゃいけないんですよね。」
江原「この家の場合はね、家族が1人でも欠けると皆、歯車が崩れる人たちばかりだから。」
辺見「そうなんです。」
江原「大事なんですよ。1人だけじゃないんですよね。
これはね、いま美輪さんがおっしゃったこと。
本当に受け入れるかどうかで、それを乗り越えれば、本当の幸せがやってくるしね。
それを美輪さんはおっしゃっていると思う。」

美輪「あの、人生はね、腹六分、腹八分って言うけれども、よく私は申し上げるんだけれども
『あなたの家はみんな、お互いが結束が固くて、家族中が愛し合ってて、幸せな家庭ね、 マイホームで』
そういう家庭はありますよ。それは不幸でもあるの。
誰か死ぬわけでしょう?お父さんだとかお母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、 兄弟だって別れなきゃいけないのよ。
そういった人たちも、やがて亡くなったり、別れたりしなきゃならないんだから、そうでしょう?
そういう人は、やがて1人になったときに生きていけないのよ。
生まれた家が、孤独で不幸な家庭というのは、他人と一緒になった時に、
十倍くらいの幸せが味わえるのよ。だから、あなたの家とは逆なの。
あなたが不幸な育ちで、おじいちゃんにもおばあちゃんにも、お母さんにも愛されないで 孤独ですがり様もなくて。
それで今度は結婚したら、だんなさんとか他人と一緒になった時に、
タライが空だから、いくらでも、くさった水でもいっぱいになるから、ありがたいのよ。
そうでしょう?
あなたの場合は、1人欠け、2人欠けして、いなくなるのよ。
そうすると、あなた1人になる。その時の心の準備をなさっていた方がいいってこと。」
江原「こんな時に、こんなことを言うのは申し訳ないんだけど、
結婚ひとつでも さっきもがんじがらめって言ったけれども、おじいちゃん、おばあちゃんにも
早く結婚することを見せたかったとかね、そういうのもすごく、焦りの中にあったし。
軸がえみりちゃんじゃなくてね、どこが自分の本心か正直、わからなくなっちゃったと思うんだよね、今までの人生。
だから『自分を正直に出せる人』っていう、もっと深いところの意味があるの。
ただ、自分が言いたいことを言える、そんな表面的なことじゃなくて。
子供?ただ、孫が早く見せたかっただけ。自分にとっては?ね?
『自分の人生にとってはどうなのか?』ということが軸にないと、
自分は、全部何かの付属品になっていっちゃうというか、主役じゃなくなっていっちゃうから。
だから、そこをもう一度考え直さなくちゃいけない時期だし、
それとやっぱり、美輪さんもおっしゃっていた通りに乗り越えようね。

もう、自分でも分かってるだろうけれども、それを乗り越えなくちゃいけない。
それぞれのいい時間を過ごして、悔いが残らないように。何をしても悔いは残るでしょう。
でも『悔いを残さない』というつもりでね。
そして自分自身の、 また羽ばたいていくっていうことも考えなきゃいけない。
辛いことかもしれないけれども、みんな行く道、通る道。ね?
『そういった覚悟もしなさいよ』っていうね、今そういう節目なの。」
美輪「えみりちゃんがね、ずっとオファーしててね、なぜ今まで待たされて、
今日になったのかということは、ハイ。」
国分「これは、必然なんだよね。」
辺見「ですね。」
美輪「そういう時期が来てますよ、っていうことなの。ね?覚悟をして、それから巣立っていくそういう時期。
だから、ちょうど今で良かったの。」
辺見「そうですね。」

[素敵なおじいちゃん]
国分「人生でうれしかった」ことが、
結婚式でおじいちゃんと一緒にバージンロードを歩いたこと、と」
辺見「だから本当の、お父さんも来てくれましたけど、お願いをして、
『どうしてもおじいちゃんと歩きたいから』と言って、
失礼だったかもしれないんですけど。」
美輪「それは正解でしたよ。」
辺見「おじいちゃんと歩かせてもらって。」
江原「あのね、おじいちゃんにとって、それが何よりもうれしかったと思う。
おじいちゃんを選んでくれたんだから。
それは、おじいちゃんが今まで父親として育ててきたことで、
一番報われたことだと思うんですよ。」
美輪「それでまた、このおじいちゃんがいけないことに、ちょっといい人過ぎちゃったのよ。
これが癖の悪い、嫌なじじいだったら。」
辺見「本当にそうなんですよね。で、血がつながっていないんですよ。
でも、本当にそんなことは関係なく、お母さんのことも大事にしてくれて。
私のこともそうだし」

江原「だからいい男、見ちゃったんですよね。」
辺見「そうなんですよ、いい男見ちゃって。」
美輪「そうそう。悪いもの見ちゃったのよ。そうはいませんもの。
こういう男の人は、そうそういない。だから女から見れば、理想的な亭主よ。」
辺見「最高ですよね。」

えみりさんとおじいさんは血のつながりはないそうです。
おじいさんはおばあさんの再婚相手だからです。
それでも大きな愛情で包んでくれたおじいちゃんだから、えみりさんの思いも深いようです。

美輪「あの、これは頭に入れておいた方がいいわ。そのうち、おじいさんもおばあさんも 世の中の習いだから、お亡くなりになるわよ。ね?
姿が見えなくなるだけなの、肉体が無くなるだけなのよ。
でも、ずっと今の延長でいらっしゃるのよ。いらっしゃるの。
だからそれを、頭に入れておけば。ただ姿が見えなくなるだけ。

ということはね、実在していて、ちょっとそこの角を曲がって、
ついたて1枚、布切れ1枚で、こうやれば見えなくなるじゃない?でもいるのよ。
それと同じだと思えばいい。わかります?」

辺見「はいすみません、泣いて。」
江原「それとね、おじいちゃんみたいな人と出会いますよ。」
辺見「本当ですか?」
江原「うん。乗り越えたらね。」
国分「まずは、乗り越えなきゃいけない、と。」
美輪「ちゃんとおじいちゃんだって、見つけてくれるわよ、今度は。
あなたは自前で見つけると、とんでもないのをつかむから。
だからお任せしとけばいいのよ。 今度はおじいちゃんが自分の身代わりに適当に選んで
目がねに叶った人を連れてきてくれるから。」

江原「そう。だから形で見せるよりもね、本当に心からえみりさんがね、
『幸せだ』と思える暮らしをすることを、見てもらうことが一番だと思いますよ。」
辺見「そうですね。」
どんなに大切な人でもいつかは別れの日がやってくるもの。
その前に幸せの姿を見せることが大切だと、江原さんはいいます。

江戸を斬る II

[今後のお母さんとの関係]
国分「お母さんとの関係というのは、これからどういう関係に。」
美輪「一番の難問題よ。」
辺見「その、おじいちゃん、おばあちゃんが亡くなったとして、
一番やはりお母さんが心配というか、ずっと一緒に暮してきてるので、
1回も離れたことがないんですよね。
だから、すごくそこは心配ではあります。」
美輪「これは江原さんの方の管轄なんだけど、前世の罪滅ぼしだと思って諦めるのね。」
辺見「前世の。」
美輪「そう。前世、逆だったから。」
辺見「逆だったというと。」
美輪「だから、あなたがやんちゃ娘で、お母さんの方が手を焼いたのよ、あなたに。」
辺見「あ、そうなんですね。」
江原「そうですか、私はあとね、夫だった時も見えます。」
美輪「そうそう。」
辺見「お母さんのですか?あ、そうなんだ。」
江原「くり返してる。」
美輪「くり返してるのよ、何度も。」
江原「離れられないんですよね。」

美輪「結びつきがもう、濃いのよ。何度も何度も同じメンバーで、役が変わるだけで
中身が変わってない。役者さんは。配役が変わっただけなの。
だから迷惑をかけてることは、全然気がつかなかったの。
『じゃあお前さん、今度はその役をやってごらんよ。どんな思いをするか。』、
じゃあやってみて『わあ、大変だ』ということになるわけよ。」
辺見「の繰り返しみたいな。」
美輪「そうそう。それの繰り返しで、お互い勉強していくわけ。」
江原「夫の方だった時、悪いことをしてね、
まあ今流に言えばちょっと手篭めにしたかのようなところがあって、
まあだから、横暴だったことがあったっていうね。

それはひとつの夢物語と思って聞いて、だからその証拠を1個だけ。
意外とそうやって面倒見はよいんだけど、お友達関係でも何でも<、br /> えみりさんね、意外と自分が支配しちゃうところがあるでしょう?」
辺見「あ、でもあるかもしれないです。」
美輪「それと自分より権威とか、力がありそうだなと思う人に会ったり、
思った途端にわけもなく闘争心というかね、そういうものがフッと湧き上がるでしょう?」
辺見「どうだろう。でもあるのかもしれないですね、無意識の間に。」
美輪「無意識にね。それが今、江原さんがおっしゃっているところの延長線上にあるの。
自分の家庭を持った時に、腹六分、腹八分の愛情の、つまりブレーキを上手にして、
何でもほどなんですよ。
塩加減、さじ加減、お砂糖でも入れ過ぎたら 甘過ぎて食べられたもんじゃない。
甘いおしるこも、お塩を入れるから。」
辺見「甘さがちょっと引き立つと。」
美輪「ね?だからお塩も必要なの。今度は自分の家庭を作った時に、
そのほど加減というものを頭に入れておきなさい、っていうこ。と」
江原「でも、そんな良い人が現われるとお家で言ったら、お母さんが私は?って。」
辺見「絶対、言われると思います。
どうして聞いてきてくれなかったの?って言われると思います。」
国分「私がいるわ、って言えばいいんですよ。」
辺見「『私、元だんなだったか。ら』」

【エンディング】
国分「さあ、お2人のお話を聞いていかがでしたか?」
辺見「いや、もういろいろ思うことがありますけれど、
来る前は気持ちがすごく バラついてたんですけど、
その芯の部分を、再確認して教えてもらって、
何かこれでもう1回考えて、自分をきちっとできそうな気がします。」
国分「無茶苦茶大きな時間だったんですね、今日は。」
辺見「本当に。」
国分「一番最初に座った時に、すごく不安そうな顔をしているのがわかったんですけれども、今は何かすっきりした感じ。」
辺見「そうですね。」

国分「あと、こんなに堂々と使えない話をする番組もないでしょう?」
辺見「びっくりしましたね。」
国分「あの、時々『何で僕、ここにいるんだろう?』って思う時がありますよ。」
辺見「あの時の顔、おもしろいですね。何かこう誰も見ないようにするみたいな。」
国分「僕は、使えない、と言った瞬間に、シャッター降ろさなきゃいけないじゃないですか。」
辺見「店じまいですね。本当によくがんばっていらっしゃいますね。」

【スピリチュアル・メッセージ】
離婚は失敗ではなく、次のチャンスに、より良い家庭を得るための学習です
ご家族に気を使い過ぎることなく、幸せな姿を見せてあげることが大切です

【オーラの言葉】
幸せな家庭ほど、失う幸せも多い
空のタライには、たくさん水が入るように
不幸な家庭に育った人は、幸せをたくさん味わえる

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