黒沢年雄

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【 2007年06月09日放送】【100回】パート4

今日のゲストは、俳優で、歌手でもあり、「時には娼婦のように。」のヒット曲もある黒沢年雄(黒沢年男)さん。(200年に黒沢年男から黒沢年雄へ改名されます。)

パート3からの続きです♪

青春歌年鑑 1978

[黒沢年雄の前世]
江原「それはねロシアとかね、あちらの方にいらっしゃったのがみえてね。」
黒沢「ロシア嫌い!」
江原「ロシアってもね、広い。東欧であろう景色がみえて来て。
その時は、わりと戦いが多かった人生だったなっていう のがみえるんですけどね…。」
美輪「それにしてもきれいな目をしていらっしゃるわね。
今では想像できないですけれど、大変なハンサムだったのよ。」
黒沢「モテると思うから、女性が寄ってこないんですよ。」
美輪「寄ってきてもあなたは、すぐに逃げる準備を最初からするじゃありませんか。」
黒沢「うまいことを言いますね。。」

[水商売の知恵]
黒沢「僕は水商売で働いていたから
裏の裏の裏を見ちゃってますから。」
美輪「『遊女は客に惚れたと言い 客は来もせでまた来ると言う(遊郭の格言)』
そういう世界じゃないですか。それがおわかりなんですよね。」
黒沢「やばいのは大体、避けますね。」
美輪「ふふ、やばくてもね、避けない人も多いんですよ、男の人は。」

[亡き母からのメッセージ]
江原「でも黒沢さん、すいません。 あんまり余計な事、言いたくなかったんだけども。
先ほどからも、おっしゃってた、そのお母さんの事。
先ほど、内職でもミシンとかって、おっしゃってたけどもね。
今だに、そういう姿な見せるんですね。
子どもさん達の着る物に、ものすごく苦心したんですって。
それで、『自分の子どもは天下一品』
どんな状況のときでも『自分の子供がダメな子』とは1度も言ったことがないと。
『自分の子どもは宝物で立派』っていう事を常に言っていて。
『この子は、もっと咲く子です』っていう事をおっしゃるんですよ。」
美輪「素晴らしいわね。」

黒沢「うちは貧乏なのに、私立の大学に行かされたんですよ。
そんな家じゃないんですよ、学生服も僕だけ黒だしね。もう本当に困ったけれども
たまたま運動神経が良かったから、それをクリアしてきたんだけれども。」
美輪「でも、ためになりましたでしょう?」
黒沢「そうですね。無理して、いろんなものを僕に買ってくれるんですよ。
弟はかわいそうですよね、全部お古だから。」
美輪「時代がそうですよ。もうみんな、着る物、食べる物、住むところがない。
じゃがいも袋にミシンをかけて洋服に仕立てたりとかね、大変な時代でしたよ。」
黒沢「革靴を履いている人はいない、ゲタとかね。」

江原「やはり長男というところに、お母さんは重きを置いているんですよ。
今の時代は長男ばかりではなく、平等にと言いますけれども、そうではなくて
昔は長男はそれだけ責任がある。みんなの面倒をみなければならない。
それをちゃんと果たしてくれた、とおっしゃるんです。」
黒沢「弟は母親に対するそういう思いはないみたいですよ。」
江原「だから、ちゃんと果たしてくれたことを喜んでいますよ。」

~わが子の成長を見届ける事無く亡くなった母。
長男の責任を果たした黒沢さんに感謝の気持ちを伝えたい。
そしてもう一つ、大切なメッセージが~

江原「けれどもね。ごめんんさい。
差しさえのある事かもしれないんですけど。
『そうはいっても、ここの所、少し頑固になっている。
お子さんとのコミュニケーション、
ちゃんと聞いてあげるということをしてあげて』とおっしゃってます。」

黒沢「僕はね・・・。子供だったら僕みたいなお父さんがもらいたいくらいですね。
子供の話を聞くようにしているんですよ。
僕の大好きな言葉で『老いては子に従え』という。
自分では『こうしなさい、ああしなさい』と言うのを抑えてるんですよ。」

江原「というよりも、お父さんのことが心配なんですよ。
特に健康のことが心配、無理して欲しくないという気持ちがいっぱいあるんですよ。
今おっしゃったように
『老いては子に従え』というお気持ちがあるのだったら
そういった体のことに対するお子さんの忠告、注意に聞く耳を持って
聞き入れないといけない、と。」

黒沢「体は、しょっちゅう病院に行って検査してますけれどね。
こればっかりは、なるときはなるからね。」
江原「それはそうなんですけれども、
お母さんからのメッセージによると、黒沢さんはマイペースなんですって。
だからお子さんからの忠告だけは『はい、はい』と聞いてあげなさい、と。

いまのオーラを見ていても、とても健康で、特別な問題はないんです。
だからこのままいかれればいいんですが、やはり子供さんや家族の気持ちというのは やはりいろいろ心配でしょうから。
大切なお父さんですからね。」

~老いては子に従え、分っているつもりでも
マイペースで頑固になりがちな黒沢さん
末永く健康でいて欲しい、それが母の願いでした。
そして、黒沢さんの人生最後の決意とは~

黒沢「また自分で悩んでるんだけどね。
『締めはどの黒沢でいこうか』といつも考えているんですよ。」
国分「役者で行くかって事ですか?」

[人生の最後に]
黒沢「役者とかではなくて先駆者になりたい、常に。
例えばこういう帽子をかぶって髭を生やすというのも一番最初にやったんだけど。
そういうの、いつも考えてるんだけど。
何で、そんな事まで考えんだよ、って
自分で思うんだけど。性格ですね。」
美輪「性格というよりも、楽しんでいるんだからいいじゃありませんか。」
黒沢「本当に楽しいですね、人生もう、めっちゃ楽しいですね。」
国分「まだ何かいろんなことを吸収して・・・。」

黒沢「吸収したいね。ただ、ついていけなくなったね。
インターネットの時代になってからおかしくなって。
やはり1950年、60年、70年の時代が一番楽しかったね。
物が手に入らないのが、努力すれば手に入る、この優越感。何でも手に入る。
わざわざフランスに物を買いに行くんだもん。」

美輪「でもね、優越感ってくだらないんですよ。
他人志向型だから優越感でしょう?他と比べて何になるんです?
ワインでも、ボージョレー・ヌーボーだの、ロマネコンティだの。
それを知っているからどうだっていうの?それが何になるの?
ぶどう園も持っていなくて、お城も持っていなくて、ワイン倉も持っていなくて、 何をおっしゃる。
冷蔵庫の小さなワインセラーを持って、ああでもない、こうでもない。
それが何だっていうの?金持ちというのは、上には上がいるんですよ。
他人志向型というのが、一番くだらない!

自己志向型でいいんですよ。自分が満足して、自分が納得して、
自分のためにというものを、まず確立することが最初ですよね。
だから私は、優越感を持つ人というのは、あんまり好きじゃない。
だから、それはおよし遊ばせ。」
黒沢「いや、だから僕は若い頃にそういう失敗をしてきて
今はもう、そういうものは全然ない。」
美輪「くだらないと思うでしょう?」
黒沢「全然、くだらない。」
美輪「いろんなことをなさってきて、今、楽しくてしょうがない。充実した人生ね。」
国分「それは伝わります。いろんなお話を聞いていても、
僕がパワーをもらった感じでしたね。」

【スピリチュアルメッセージ】
お母さんが喜んでいるのは長男の責任を果たしてくれたこと。
お母さんが心配しているのはマイペースで頑固になりがちなこと。
子供の話をもっとよく聞いてあげて

【オーラの言葉】
他人と自分を比べて優越感や劣等感を持つのはくだらない他人志向。
大切なのは自己志向。自分が満足して自分が納得すればいい

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