小泉孝太郎
【 2007年08月18日放送】【107回】パート4
今日のゲストは、小泉純一郎元首相の長男でもある俳優の小泉孝太郎さん。
パート3からの続きです♪
[芸能界に進んだ理由]
江原「で、実はさっき中国の学者さんとかって言いましたでしょう?
前世でもあるんですよね。
で、そこでも実は政治に関わっていたんですね。」
小泉「前世が中国の学者さんだったんですか?」
江原「はい。前世はいくつもあるけれども。
そういう風な事で 非常に高貴な所にいたんだだけれども、
学者といえども政治に関わっていって。
宋とか、そういう時代。」
〔宋(そう)(960~1279)…中国の王朝。〕
もちろん、今のお仕事が無駄ということじゃないんですよ。
これが大事だと思っている部分もある。」
美輪「なぜかと言うとね、他の仕事でもいいわけでしょう?
なぜ芸能界に、芸能人に憧れて、お好きだったということもあるでしょうけれど、
それも必然なんですよ。
役者というものは、多くの人間、あらゆる人間の人生を疑似体験するんですよ。
多くの人間の心理、思い、貧乏な人、落ちこぼれの人、いろんな役をやるでしょう?
庶民のありとあらゆる人間の苦しみ、悲しみを思いやることができるわけ。
1人1人の心象風景が読み取れるから、人の上に立って何かをやるときに
大勢の人たち、民への心配りができるんですよ。
役者というのは人の思いを全部理解して表現するわけだから、
それに好むと好まざるとに関わらず進んだということは
それがあとで必要だからなんですよ。」
~役者の経験が後に必要と。
そして、もう一人孝太郎さんを大切に思う人が~
[亡き祖母の思い]
美輪「お祖母さんのことづけは?」
江原「あのね、お祖父さんと同じ意向ではあるんだけれど、やはりお祖母さんというのは
特殊な愛情を持っていてね、
心中複雑なところがあるんですよ。
この子はこの子の幸せとしてってことで、何かそこで揺れ動いちゃっててね。
というか苦労知ってるから。
おばあさんは男を支えることで苦労してきているから。」
小泉「政治家の娘であり、妻であり、母であった人ですからね。」
江原「だから山ほど知っているわけですよ。」
美輪「そういう思いをさせたくないのね。」
江原「でも揺れ動きがあるのと共に、むしろお父さまのことを心配しているんですよ。
体とか生活ですね、そういったことでの
『もうちょっときちんと落ち着かないものかね?』って言うんですよ。
何か自由でいたいらしんですよ。」
小泉「すごくわかります、そんな感じします。」
[父の本心]
美輪「お父さまはご存命だから、聞いてご覧になってもおっしゃるかわからないけれども
本当は芸術とか芸能とか、そういう中に身を置きたかった方なの。」
小泉「それは聞いたことがあります。」
江原「本当は自分でやりたかった方なんです。」
美輪「本音はね。」
小泉「絶対言わないと思いますけど、本来はそうだと思います。」
美輪「オペラ歌手とか、オーケストラのコンダクター(指揮者)だったりとかね。」
小泉「インタビューか何かの記事で『政治家にならなければ、オペラ歌手とか
芸術方面に行きたかった』と小さい頃読んだことがありますね。」
~XJAPANのファンであり、オペラを始め、幅広く
芸術を愛した事で知られる父も政治家志望ではなかった
という事は、孝太郎さんの未来は~
[小泉孝太郎の未来]
江原「だけど不思議だな。
孝太郎さんに番組でお目にかかったの、多分
もう2年も前なんですよ。」
小泉「そうですね。」
江原「で、その時と全くオーラの強さが変わっているんですね。」
美輪「どういう風に?」
江原「良くなってるっていうかね。
あの時に比べてもっと伸び伸びしてますでしょう?」
小泉「伸び伸びしてます。全然、違うと思います。」
江原「惑いがありましたでしょう、あの時、いろんな意味で。」
小泉「はい。何か見えない鎖に手足つながれてる、って言う。」
江原「自分らしさが発揮されてないような。」
小泉「はい。それが全部スッと取れた、背中から羽が生えて来るような。」
江原「ええ。正に。」
国分「その2年の間に何が。」
江原「いや、だからお父様が退かれたし。」
国分「はあ。」
江原「本当にエナジーのバトンもタッチされたんですね。」
小泉「自分を常に意識しなくても出しやすくなっているというか。」
美輪「というのはね、もう総理とか小泉純一郎というのが、何の影響力もなくなったのよ
小泉孝太郎さんには。
今度は小泉孝太郎そのものだけで勝負できるから。
解放されて、自由で、楽で、お父さまの七光りも関係ないところで
自分個人で勝負できるわけでしょう?」
小泉「やはり自分個人で勝負したかったですからね、この世界に入ったときから。」
江原「すっきり個人になって、パワー全開にされている感じなんですよ。」
美輪「だから今、いらしたのよね。」
江原「完全なスタートなんですよ。やはりここに来られる方は、節目の方ばかりですよ。」
美輪「これからそうすると、何をしたらいいかということですよ。
役者としての本格的なものが必要なの。
それをやっておくと、たとえば、後で政治家になろうと
政財官界のどこに行こうと、役に立つんですよ。
人生というのはいろんなことがあるし、
進化していって精神的にもいろんなことが見えてくると
芸能人として人々を癒し、なぐさめ励ましていてもそれではまだるっこしいと。
じゃあ実利的に、実際的に人を助けるにはどうしたらいいか。
そうしたら事務処理、国民の事務処理をするには官僚を動かす政治家しかない。
そうすると人々のためになるでしょう?
この人を救わなくてはいけない、じゃあこういう風な救い方がある
人助けには変わりないわけだから。そういうのはお好きでしょう?」
小「人助け」
美「そういうの、お好きでしょう?」
小泉「はい、美輪さんがおっしゃる意味は、すごく自分でわかります。」
国分「とはいえ、今はお芝居の勉強ということをまず考えて。」
美輪「まず、今やらなきゃいけないのはそれですよね。」
江原「お若いけれど、極めていくと別のものが見えてくる人ですから、今までも。」
小泉「そうですね。」
江原「芸能を極めてください。」
小泉「はい。」
【エンディング】
国分「さあ、小泉さん。今日は、いかがでしたか?」
小泉「最初すごいドキドキしたんですけども。
やっぱり、そういう緊張感というよりも
自分の中にスッキリしたものが今。
そうスッとしたものがありますね。
ただ最後は、あの僕の何十年か先か分らないですけど。
ものすごく気になりますけど。自分の意思とは関係ない所で
動く可能性も、あるのかな?っていう。」
国分「おじいちゃんですよ。」
小泉「まさか、そんな強い念があるとは思わなかったですね。」
国分「またぜひ今度、もう職が変わってるかもしれませんけども、
遊びに来て下さい。」
小泉「はい、今そこで、美輪さんと江原さんの目線が…。
ここら辺が熱くなりますよ。」
国分「パワーを感じましたか。」
小泉「感じます。」
国分「どうもありがとうございました。」
小泉「ありがとうございました」
【スピリチュアル・メッセージ】
お父さんが総理を退任され本来の自分がスタートするとき。
俳優を極めると別のものが見えてくるはず
【オーラの言葉】
「父の座布団。」はお父さんのための「特別な場所。」。
父親がいなくても存在感を示すことができる。家族の秩序は「獅子の座布団。」から