小雪

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【 2007年10月20日放送】【112回】パート2

今日のゲストは、モデルをへて、ハリウッド映画にもご出演の女優小雪さん。

パート1からの続きです♪

[女優を辞めたい!?]
国分「女優を辞めたいと思うこととか考える事なんか多いんですか?」
美輪「言ってもいい?この方はね、何をしていても欲求不満なの。」
小雪「そうかもしれない。私はこの仕事を始めたときから、 女優業に対して充足感がないんですよ。」
美輪「‘I 'm never satisfied...’ってやつね。決して満足しない。
ずっと欲求不満のまま。」

小雪「何か賞をいただいたりですとか、周りの方々、テレビでいうと視聴率ですとか そういったことにも全く興味がなくて。
これは何年か時を経て、自分が何十年かこの仕事をしていったら、答えが出るものなのか。
そういったことはあまり人に言っちゃいけないと思っていて、
でもやっぱり あの何年経ってもそういった思いが消えないので…。」

[女優と霊能者]
江原「あの、私から見ると小雪さんは霊媒なので、霊媒が自己満足したら 大変じゃないですか。
それはもう、道具として使えません。
私は職業の内容が全然違うけれども、似たようなものでしてね、私は霊媒じゃないですか。
なぜ、そんなにテレビに出るの?
違和感はいつもですよ。
でもそこで自分が出てしまうと小雪さんみたいに悩むんです。
『やっぱり嫌だ』とか。
そうすると美輪さんから『何言ってるの。役目でしょ』と。
だから、自分が出ると嫌になる。役目に徹して、霊媒に徹すれば道具と化すと思って。
じゃあ私がいろんな方にアドバイスとかをして、そこに自分の自己満足があったら とてもじゃないけれども。」
美輪「色がついてしまう。あのね、女優も霊媒も俳優も白紙じゃなくてはいけないんですよ。」
小雪「はい。」

[白紙の人]
美輪「白紙だから、いろんな色に染まるわけですよ。
絵の具の通りの色が出るわけじゃないですか。
ところが画用紙そのものに色が付いていて、例えば黄色い画用紙にピンクをのせても 汚い色になるじゃありませんか。
そういうことなの。」
江原「だから一生、充足感なんて得られないと思いますよ。はっきり宣告しておきます。」
小雪「えぇ、どうしよう。」
美輪「だから江原さんも小雪さんも、真っ白な画用紙、それが個性なんですよ。
自分なんですよ。全くの水、水に色がついていちゃいけないんですよ。
そうするといい女優、いい俳優、いい芝居にならない。」

国分「役作りとかはあまり苦労しないタイプですか?」
小雪「ものによりますけれど、
例えば私は、すごく感情的に怒ったりすることが あまりないんですよ。
怒っている人を見ると、すごく冷静になっていくタイプなんですよね。」
江原「でも、オーラは結構赤いものがあるから、本当は怒っているんですよ、
表現しないだけ。」
雪「表現しないかもしれない。そう、怒ってるけど、この人に怒るっていう、態度で。」
美輪「それは育ちなの。そういうことははしたない、ということが ず~っとどこかにあるから。」
小雪「そうかもしれないですね。
母はどちらかというと、とても感情を解放するタイプなんですけど
父は常に自分で自問自答して、子供は叱るときでも
どうしても叩かなくてはいけないときでも、げんこつが近くまできて、止まって押さえる、
こういう感じですね。男の子は別でしたけれども、
お父さんは感情のコントロールがとても上手ですね。」
美輪「お父さんの育て方が身に染みているんですよね、小さい頃から。」

~女優として恵まれた素質を持ちながら。 充足感を得られないという小雪さん。
彼女に今夜、伝えられるメッセージとは?~

ALWAYS 続・三丁目の夕日[二作品収納版]

【スピリチュアル・メッセージ】 
[なぜ達成感・充足感がないのか]
江原「今の時代とは違いますけれども、霊能力をお使いになっていて。
今で言うヒーリング、だから看護の仕事にいこうとしたのも、 そういうことがあるのかなと思うんですけれども、
人を癒すと言うか、病気治したりとか。
そんなような事を、昔ですよ、そういう時代があった。

で、そのお城にいたというのは、その能力かわれて、ほぼ軟禁状態というか
そういった中で、ずっといさせられて。
だから、その特定の人だけのために、自分がそうやって働かせられるのはとっても嫌だ、 っていうのがあってですね。
ご自身は、もっと貧しい人から何から、ほんとに弱ってる方を少しでも、 癒して差し上げたい という想いがすごく強かったにも関わらず、
その能力をかわれて幽閉されてしまったのが、それこそヨーロッパなんだけど。
これもまた不思議だなと。別に、こじつけてるわけじゃないんですよ。
フランスだと思うんですよ。
だからパリコレに行かれたのも不思議なものだなと、返り咲きじゃないけれども。」
国分「今、軟禁状態というお話をしたときに『あっ』と 言われていましたけれども、 それは何となくわかるんですか?」

小雪「姉がそういう体質で、姉からよく言われていたんですね。
もとの生まれはヨーロッパで、お城の中にいて閉じ込められていたから、
こういうものが怖いはず、とか、小さい頃から姉に言われ続けていて
『お姉ちゃん、何言ってるんだろう?』と思いながら、ずっときましたし。

ただ、姉がそういう力を持っているということは、日常的な人だったので。
今でもときどき私が『この人と連絡とっていないな』と言うと
『明後日に電話が来るよ』ということを言うようなお姉ちゃんなので
こういうような世界ですとか、江原さんがおっしゃったこととかも
『あ、やっぱりな』と思えるようなところがありますね。」
美輪「じゃあ、お姉さんと同じことをこちらに言われたのね、お兄さんに。」

~3人きょうだいの末っ子として育った小雪さん。
姉の弥生さんから既に前世を指摘されていました。
現在、歌手として活動する弥生さんの存在が
小雪さんにスピリチュアルな環境を与えていたのです…。そして~

江原「またこういう事言うと大げさに思われるかもしれないんですけど。
実はね後ろにね、聖母マリア様の姿が視えるんですね。
でねマリア信仰、すごくしてた。で、その幽閉された後どうなったか。」
小雪「はい。」
江原「修道の道に入りました。
それしか逃げ道がなかったから。
聖母マリアから『あなたは自分の今の立場や状況を、自分が作ったわけではなく、 導かれてきた。
導かれたこの状態こそが、実は人を癒す道であり
あなたに与えられた役目であるという自覚を持ちなさい。
今は寄り道している、という感覚を捨てなさい。寄り道じゃないんだ』と。」

~女優に導かれたのは寄り道ではない。
女優として人を癒す事こそ、小雪さんの役目。
それに気付かないから充足感が得られないのです~

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