金子貴俊

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【 2008年05月03日放送】【「芸能人が本当に体験した不思議な話。」】

芸能人が本当にあった不思議な体験を、江原さん、美輪さんが解き明かすコーナーです。
今回は、ほしのあきさん、杉本彩さん、金子貴俊さん、 高嶋政宏さん、上原さくらさんがゲストでした。
ここでは俳優で、元タレントの西村美保さんと結婚された金子貴俊さんの不思議な体験を中心に取り上げています。

僕の眼~こころが凹んだ日には~

金子「あの、僕、人から聞いたんですけど
『人には自分を守ってくれている神様がいる場所がある』って聞いたんですよ。
『どこなのかなあ』ってずっと探していたんですよ。
で、ある人に『貴俊君は、高千穂の峰に登った方がいいよ』って言われたんですよ。
霧島神宮って鹿児島県と宮崎県の間にある山なんですけど、
『そこに行ってみな』と言われて、行ってみたんですよ。
それで行ってみたら、もう大雨で、1メートル先も見えないくらい霧になっちゃって
山のふもとで『もうこれは登れないね』ってマネージャーにも止められていたんですよ。
『危ないから止めよう』と言って。
僕は『せっかくここまで来たんだから、登りたい』と言って、
『あそこが頂上じゃないか』と指を指した瞬間にモーゼの十戒みたいに 雲がワァと開きまして。」
国分「晴れて?」
金子「晴天になっている、頂上が見えちゃったんですよ。」
国分「よくそんな作り話を考えたね~。」
金子「本当なんです、本当。忘れもしない、左手の人差し指ですよ。
パッと指した瞬間に、雲がワァーっと。この雲は龍の口のような感じですよ。」
国分「それは作ったでしょう?」
金子「本当です。で、頂上まで登ったんですよ。
頂上まで登って 降りてパッと頂上を見た瞬間に、雲がワアーっと閉まっていきまして。」
国分「閉まるのも見えたんだ。」
金子「見えたんですよ。」
国分「これは何ですか?」
金子「本当、、証人もいっぱいいますよ。」
美輪「信じるわ。だって私なんかそんなの日常茶飯事だから。」
金子「あ、本当ですか?」
上原「雲が割れるのが日常茶飯事ですか?」
美輪「だって嵐もやんじゃうし、もういろんなことがあって。」
金子「交信できるんですよね、雲と。」

美輪「いや、例えば広島に行った時なんか
『広島空港には着きませんから、いいですか?』って羽田で言われたの。
『結構です、どうにもならないんだから』
『じゃあ、福岡空港で降りるかもしれませんから、福岡空港から また新幹線を使っていただくか、羽田に引き返しますけれど、それでもいいですか?』 『それでもいいから』と言って。
それでスッと晴れて広島に着いちゃったの。
私が着く15分前に嵐がやんじゃったというのね。そんなことは、しょっちゅうなの。
台風だってステップしちゃって待っててくれるんだもの。金子さん、すみませんね。」
国分「金子君、しょっちゅうある話をしちゃったってことだよ。」
金子「僕の中では、すごくうれしいことで神様に呼ばれていたんだ、と思って。」
美輪「そうそう。それはあるわよ。」
金子「ありますかね。」
国分「もうないでしょう?不思議な体験というのは。」
金子「ありますよ。でもそれ以来、パワースポットと呼ばれるところに 何かはまってしまうというか、今年の初詣に伊勢神宮に行ったんですよ。」
金子「それで参道、砂利道を歩いていたんですよ。
そうしたら耳元で急にブババと音が鳴ったので、びっくりして、
『何だろう?』とパッと見たら、黒い馬の影がブァッと森の中に消えていったんですね。
『何だろう?』と思ったら、一緒に行った人は何にも見ていないんですよ。」
国分「ああ、それ多分、年末の疲れだよ。」
金子「違います!確かに働いていましたけれど、確かに見たんです、黒い影がブァーというのを。
後で伊勢神宮で調べたら、神に馬と書いて『神馬(しんめ)』っていう 神様を乗せる馬というのがあって『それじゃないか?』と思ったんですよ。
調べたら色が白いんですよ。」
国分「黒って何か嫌だよね。」
金子「ちょっと不吉な感じがしたので、あれって何だったんだろう?と。」
国分「これは何ですか?」
江原「年末の疲れですね。」
美輪「それは冗談。」
江原「冗談、そこで神馬とすぐに結びつけるのはもしかしたら 単純過ぎるかもしれませんね。
古い時代のそういったものを見たりすることもあるでしょうし、
ただ、黒く見えるというのは、見えただけであって、実際に黒かどうかはわかりませんよ。
よく人だって『人影』っていいますでしょう?本当ならば、姿かたちはあるんだけれども
黒い人影だけがスッと通り過ぎるなんてこともよくあることだし、
それが馬であったとしても全然おかしくはないわけでね。」
美輪「ただ、そういう神様とか高級霊とか、そういった方たちに好かれる資格のある人 であることは、確かね、あなたは。」
江原「そうですね。常に純粋、ピュアであるということが。」

江原「金子さんの場合は一番はやはり、親御さんの意志をしっかり継いで
気持ちをいつもそこにつなげておくことの方が重要かもしれませんね。」
金子「それは父親とか。」
江原「そう、お父さん。亡くなっているね。」
国分「お父さん、亡くなっているんですか?」
金子「はい。」
江原「つなげてということで、ここのところちょっ、忘れられているわけじゃないと 思うけれども、ちょっと意識が遠のいていっちゃっててね。」
国分「お父さんの存在というか。」
江原「そう。だからやはりその気持ち。
それで最近、金子さんがへこたれるようになっちゃったみたいで。
『前はそんなことなかったのに、何かあってもくじけず、がんばっていこうというのが 最近、ちょっと弱くなった』と。
それはお父さん自身の苦労とかも考えて 『自分はがんばろう。お父さんの苦労に比べたら、何てことはない』という意志があったのが、心がちょっと離れていったがために。
要するに『自分だけを見るようになったから、弱気が出てきた』と。」
金子「すごくよくわかります。
本当に最近は、自分の幸せとか 『自分がどうなっていく』ということばかり考えていて、 『何か周りが見えていないな』ということは、すごく感じていたんですよ。
そういう自分の弱さを埋めようというか、何か気づきたくてパワースポットとか
そういうところにすがるじゃないんですけれど、そういう自分をすごく感じていて。」
江原「金子さんの一番のパワースポットは、もしかしたらお父さんかもしれませんね。」

僕が笑っている理由(わけ) (集英社be文庫)

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