琴欧洲関
【 2008年09月06日放送】【133回】パート1
今日のゲストは、ブルガリアの出身で大相撲力士の琴欧洲関さん。
パート3からの続きです♪
[先代佐渡ヶ嶽親方からのメッセージ]
江原「実は先代の親方は最初からいるんですよ。
ひとつだけアドバイスがあって来ているんですよ。それはどういうことかというと
『両方、極端にいってはいけない』という言い方をするんですよ。
例えば『負けず嫌い』とおっしゃったんだけど、頑固なんですよ。」
琴欧州「ちょっとある。」
江原「それでね、先代の親方を本当に尊敬なさっていたでしょう?」
琴欧州「はい。」
江原「その先代の親方の言った言葉を常に、思い出して
『いつもそれをやっている』って。」
琴欧州「そうですね。」
江原「『そこから、もう一歩離れなきゃダメだ』って言ってるんですよ、親方が。
『その時と今とでは、アドバイスも変わってくる』
だから先代の親方が言ったこと以外にも言われたりすることも
『少しは自分の中で受け入れていかないといけない』と。
どこかで先代の親方を大変大事にしていて、割と頑固だから『こうだ』って決め付けちゃうと意外とそっちに気持ちがいっちゃうところがあるらしくて、もう少し柔軟にに受け止めるってことなの。」
琴欧州「ありがとうございます。」
江原「プラスそれを自分の中で受け入れて、けれどもう一歩、行き過ぎてはいけないというのは
考え過ぎてもいけないということ。
何せ緻密で、いつも計算、計算というかね
『相手との取り組みをどうするか』ということとか、ものすごく考える。
でも、もっと自分の持っている才能を、ただ生かす。要するに、土俵の上に上がったら
もう後は自分を生かし切るっていうだけ。
考え過ぎてもいけないということを、こう親方は言っているんですよ。」
琴欧州「今の親方、同じことを言ってます。」
国分「考え過ぎるということを、よく言われたりもするんですか?」
琴欧州「はい、言われます。」
江原「実はね、こうやって関取になるために日本に来られて、それ自体ね、偶然じゃないんですよ。」
国分「必然なんですって。」
江原「どうしてかと言うと、琴欧洲関の前世、日本にあるんですよ。でね、お侍さん、武士。」
琴欧州「へえ。」
江原「それね、美輪さんがさっき『昔の日本人はこういうところを持っていたんですよ』っていうお話がありましたでしょう?
ポッと赤らむとか、だから、いま日本人が失ったものを琴欧洲関は持っているんですよね、逆にね
その部分も、ちょっとマイナスが出ているところがあるんです。
それが今の話の続きで、ずっと学んできた相撲のことで、やはり基本というのは常に忠実なんですよ。
その基本を考え過ぎるがために、その場その場に上手に対応していくっていうことが
苦手になるというところがあるってことなんです。
だからそういった意味では、日本人以上に武士らしい人なんです。」
美輪「あのね、デリケートなのよ。だから親方の足音を聞いたりね、
『あ、いるな』ということがわかったりというのは、非常にスピリチュアルで
霊媒体質を持っていらっしゃるのね。
だけど、それがね高じてきて、自分自身で自己暗示かけるのがすごくお上手なのね。
だからいい風に自己暗示をかけるのは素晴らしいんだけど、考えすぎちゃってマイナーの方にもね。
『あ、ちょっと苦手だな、この人に負けそうだ。この間、あれだったからな』とか
余計なことを考えて、それがね、自分の細かい60兆の細胞にね、スーッと行き渡っちゃうのね。
そうすると、技術も、それから体力的にも、横綱のレベルを十分持っているのに
自分でブレーキかけちゃう。そういうことでしょ?」
江原「そうなんです。」
美輪「それをおっしゃりたいのね。だから、その悪い癖さえ直せば、後はもう充分「っていうことなの。」
今年7月場所で、下位の力士に敗れて横綱昇進を見送ってしまったのも考え過ぎたから。
その癖さえ直せば十分に横綱になれるとのこと。
江原「安易にあんまりこういうこと言っちゃいけないと思うんだけれども
ちょっとこれから楽しみですね。」
国分「これからが楽しみ?」
江原「実はあのスピリチュアルチェックで上がっている時にも、美輪さんが
『金杯が見えた』っておっしゃるの。
だから『横綱になれる』ということをね、
美輪さんは確信していて。
先代の親方も、そうおっしゃっているけれども、本当にオーラが満ち満ちているんですよ。
結構、勢い良く闘っていくだろうという赤いオーラも見えれば、ものすごい深い青。
だから常に冷静に自分を見つめているんですね。」
美輪「それから愛情ね。」
江原「愛情、そうですね、紫。だからこれはもう、あ、ガンガンいけるんだな、っていう状況で、親方も部屋から、横綱が出る日をとても楽しみにしているんですよ。
それはもう
『非常に近い将来になってる』ということを、言っているんですが、でも、結婚はどうですか。」
琴欧州「結婚は、まだですね。」
江原「自分の中で、まだ先、と決めてるわけですか?」
琴欧州「いや、決めてはいないです。」
江原「でもそういう時って、何でも重なってくるものなんですよね。」
琴欧州「そうですか。」
国分「重なる時期?」
江原「何か、事が進む時って、いろいろ重なるんですよね。」
国分「というと横綱とかの良いお話が来た時にみたいな感じですか?」
江原「ですかねえ。」
国分「これを聞いて、どう思いますか?」
琴欧州「いや、本当か本当じゃないかは、これから。」
江原「未来が、決定するでしょうね。」
美輪「楽しみだわね。」
江原「でも、意外と亭主関白なんですよ。結構日本的なんですよ。」
国分「どうですか、そういうところ、ありますか?」
琴欧州「はい、少しは。」
美輪「私、琴欧洲関を見ててね『まるで聖書に出てくるサムソンみたいだな』と思ったのね。
聖書の中に『サムソンとデリラ』というのがあって、サムソンっていうのがものすごく強いのよ。
ただし、デリラっていうね、すごい女が出てきて誘惑しちゃってね
力を無くすように髪を切っちゃったり悪いことをするの。
やっぱり純情だから、女に身を滅ぼされちゃうの。そうならないようにして下さい。」
国分「どうですか、最後に何か聞きたいこととかっていうのは。」
琴欧州「カットになった後、聞きたいことがあります。」
国分「終わってから聞きたいことがたくさんあると。分かりました。
こんな堂々とした人、初めてですよね。じゃあ終わりましょうかね。」
【エンディング】
国分「大関、お2人のお話を聞いていかがでしたか?」
琴欧州「驚きました!」
国分「あんまり表情には出してなかったですけども。」
琴欧州「自分の中はね。」
国分「『やばい』と。」
琴欧州「やばいということはないけど。」
国分「先ほど、大関も言っていましたけれども、目標というか、近い目標はやっぱり横綱。」
琴欧州「はい。」
国分「約束しましょうか。」
琴欧州「約束はできない。がんばることはできるけど。」
国分「そうですね。」
琴欧州「結婚の約束じゃない。」
国分「その通りですね、すみません、バカなこと言って。」
【スピリチュアルメッセージ】
負けず嫌いが裏目に出ると頑固に。理科系の頭脳で考え過ぎることなく
自分を生かす相撲を取れば横綱になる日も近いはずです
【オーラの言葉】
弱い人は自分を守るのに精一杯、人に優しくする余裕がない
自分が強くなければ、人に優しくできません