假屋崎省吾
【 2007年02月14日放送】【87回】パート3
今日のゲストは、華道家でタレントの假屋崎省吾さん。
パート2からの続きです♪
[恋人との出会い]
假屋崎「もう一年半くらいになります。
新宿三丁目というところで出逢ったんですけれども。
本当に自分もボロボロで、大変な時期で。
あるところにポッと入ったら、もう一瞬で目と目が合って。ふっ、てなっちゃったんですよ。」
国分「ほお。」
假屋崎「次の日に豚カツ屋さんでデートをしまして、わたくしは確信をしたんですよ、
『この子は本当にいい子なんだな』、それで、向こうもこちらのことを…。
花が大好きな子で、音楽もいろんなジャンルをきいてピアノも大好きで、
真面目で芯があってとても献身的な人だったんです。
それが、まあ『1月から一緒に暮らしましょうね』って言って
今もずっと暮らしてまして。」
美輪「楽屋へ連れてみえたのよ。」
国分「ああ、17歳年下の彼氏の。」
假屋崎「初めてのコンサートのときに、絶対に美輪さんに紹介しなくちゃと思って
させていただきました。」
国分「どんな印象でしょうか。」
美輪「ふっと見たときに、『この人はおすすめよ』って言ったのね。
彼は裏切らないし、人間的にもきちっとしているし、
『本当にあなたを愛しているから大丈夫よ』、と言ったの。」
[彼は霊が見える]
国分「最後の方のチェックにもありましたけど。一緒に暮らしている
その彼氏さんが。霊がよく見える事に、今、ちょっと悩んでいるんですか?」
假屋崎「あのね家にいても。今は仮住まいですけれども。
あの何かフッとこう見えるらしいんですね。『今、通ったよ』とかね。
あとは入ってしまうらしいんですよ。
そのときはやはり人間が変わるんですよね、荒々しくなったり、機嫌が悪くなったり。
最近は入っているものを追い出すやり方がわかったらしくて、
夜休んでお経を唱えているんですよ。そうすると
『出て行った』というのがわかるらしいんですよ。」
国分「へえ。」
江原「彼自体の事っていうのは、いま透視していくと、
6割本当、4割が気にし過ぎてしまっている
というのがあるんでしょうね。もともと霊的な体質でもあって。
だか、すごく素直な人でしょう?」
假屋崎「そうですね、はい。」
江原「だからそういったものを見聞きするだけで、
感化されてしまうところがあるんですよ。
6割本当なんだけれども、全然、気にする必要はないんじゃないですか?
素直な方だから、半面、あのー何て言うのかな、子どもっぽい一面もあるんですよ。
お腹がすいただけでむくれてしまうところがあるのね?」
假屋崎「あります!」
国分「そうなんですか。」
假屋崎「5月にね、去年の5月に。ベネチアに1週間ほど。先に行ってまして。
仕事の都合で3日間しかいれなかったんですけども。
それで着くなり『タバコ買ってなかった』とかね。
夜中の、もう12時なんですけど『美味しいラザニア食べたいって言ったのに』
とかってプッって。」
美輪「ははは。」
假屋崎「言っちゃった。どうしよう。絶対、これ見ると思うんだけど。困っちゃうわ。」
美輪「だから別に、いいのよ。」
江原「そうそう。」
国分「もう分ってるわけですから。」
假屋崎「ああ、そっか。」
[幸せの理由]
假屋崎「ひとつお尋ねしたいのは、この間もごほうびというお話を聞いたんですけれども、
その、もう47年間ね、もうほんとに孤独でしたよ、私は。」
江原「前世もね。」
假屋崎「そうなんですか。
それがどうして、こうやって心地よく、やっと最愛の方と出会えたんだろうということが、
すごく不思議でしょうがないんですけれども…。」
江原「でもね、前世とか今生での流れ、苦労がなかったら、
これが幸せと思えたかどうかわかりませんよ。」
美輪「よく言っているでしょう?
黒の黒さが深ければ深いほど、隣に生成りの白いものを置いても、真っ白に見えるのよ。
だからささやかな幸せが来たときに、普段なんでもないことでも
『ああ、幸せだ』と思えるの。
うすら幸せで過ごしている人はそれまで白で来ているから、
少々幸せになっても真っ白な白さがわからないのよ。
『何が白いの?』
だからずっとうすら幸せで来た人は不幸なのよ、幸せがわからないんだから。
でも、苦しんで苦しんで、のた打ち回った人は、ちょっとした幸せが来たときに
『ああ、幸せって何てありがたいものなの』とわかる。
それをおっしゃっているんでしょう?
江原さんもずーっと孤独でね、変なものが見えるとかいっている、
あいつはおかしいとか何とか人に散々言われて苦労してきたから、
いま花開いたから、いまお幸せだから。こんなにお太りになったのよね、幸せ太りなの。
国分「幸せで、なったわけですか。」
江原「そんな。」
美輪「だから、あなたもそうなんですよ、そう。」
假屋崎「そうなのね。」
【スピリチュアル・メッセージ】
江原「美輪さんがおっしゃるように愛するべきものの
愛の意味が分っていると。働き甲斐とかも出て来るし。」
假屋崎「そうですね。」
江原「生きるエナジーが湧くから。だからね、あれだけ寒ーいオーラを持ってた人がね。
紫色のきれいな、オーラになられたんですよ
うん、それでいて幽体のオーラって別にあるんですね。
そういう精神的なものじゃない体の方も良くなってるんですよ。」
假屋崎「ああ、そうですか。」
江原「だから、あの時点で、ほんとに。今日も、お母さんいますけど。
お母さん、今笑ってるんですよね。」
[父母のメッセージ]
江原「だけども何て言うんだろう、ごめんなさい、くっくっく。」
国分「思いっきり吹き出したじゃないですか、今。
江原「お母さんが今ね。あの時と違って、いい人が出来ちゃったら。
最近、私の事、あんまり思い出してない、と。」
假屋崎「そんな事、ないですよ。母は、いつも心の中でいますよ。」
江原「もちろん。」
假屋崎「いるんだよー。」
美輪「はっは。」
江原「そうだけど。それは当然だからね
思い入れが変って来ますよね。よい事なんだけど。」
假屋崎「はい。」
江原「『お母さんのところに行こうかな』という気持ちが強かったから、
『もう自分を追ってこない』ということは親にとってはいいこと、
安心なことなんだけれども、ちょっと寂しいところもあるのね。」
假屋崎「どおしよう。」
江原「いや。いいんです、いいの。ただ、おかしいなと思って。」
美輪「一卵性双生児みたいな親子だったんです、うん。」
假屋崎「ああ、そうでしたか。」
江原「それでね、いや実は、すごくユニークでね、おっかしいのはね
後ろにみえるお母さんはね。
寂しいとか言いながらすごく陽気で、ご機嫌で
お母さんは書道やってんですよ、ずっと。
それでいて実は、亡くなったお父さんも、おいでになってるの。」
假屋崎「へえ。」
江原「でも、お父さん、何もしゃべらなくて
ずっと、さっきから何やってるかっていうと。
それ、おかしかったのは。後ろで七輪で魚焼いてね。
ずっとパタパタ、パタパタやってるわけですよ。」
美輪「はは。」
江原「この方はお魚が大好きな方だったんじゃないかなと思って。
二人があの世でそういう生活を、一方は書道をしたりして、
一方はずーっと団扇で風を送って魚を焼いていて。
『假屋崎さんのお父さんですよね、お父さんですよね?』って言っても、
黙ってにっこり肯いてパタパタと…。」
假屋崎「えー、いてくれてるのー
うちの父はすごく真面目で、無口、釣りが大好きで、魚しか食べなかったんですよ。」
江原「それでね、僕は一つ思うのは、きっとね息子にとか
要するに魚食べさせたいって気持ちとかね
いろんなのが、ここにこもってると思うの。その映像がね…。」
假屋崎「実は三年前に糖尿病になって。肉ばかりの生活でそうなってしまったものですから。
魚食べろって言われて、いまは魚をいただくようになって大分良くなって、
血糖値も安定してきたんです。」
美輪「じゃあ、お父さんからの警告だったのね。」
江原「警告があったんですね。」
[假屋崎省吾の前世]
江原「もう美輪さんは全て、お見抜きだと思うけれども。
そのお相手の方、いるでしょう。前世で果たせなかった縁だからね。」
假屋崎「はあ~。」
江原「なんですよ。というか、假屋崎さん前世、いくつもあるけど。
でも、その中でも果たせなかった、ご縁ていうのがあってね
先程もチラッと申し上げたけども。假屋崎さんて。
前世もみていくとね。いつも孤独なんですよね。」
假屋崎「はい。」
江原「うん、だけど、何て言うんだろう。
現世的には、位のあるお宅っていうか、お家っていうか家系っていうか。
そういう所に、お生まれになってるんだけど。
その分、締めつけとかが厳しい訳ですよ。
それなりの格式があって、お城みたいなところに住んでいる人なんですよ。
それで、恋愛なんだけども、何でも申し上げていいですか?」
假屋崎「はい。」
江原「あのね、やっぱり同性の方を愛したんですよね。」
假屋崎「ああ、そうですか。」
江原「だからうまく行かなかった。それで相手の方が同じですね。
全く結ばれなかった縁ですけどね。」
假屋崎「うん。」
美輪「その時代は、もしそういうことを告白したら袋叩き。
ついこの間までそうだったじゃないですか。
全部告白するということは、命がけだったわけですよ、社会から葬られるんだから。
ましてヨーロッパはカトリック、英国などはプロテスタント、結局同じことで、
ホモセクシャルというのは罪だったわけだから、それは大変なことで。
世継ぎが生まれないでしょう?そうすると、親族から葬られますよ。」
江原「今もそういう風なことで悩んでいらっしゃる方は、世の中にいっぱいいらっしゃるから、
よくお手紙とかいただいたりしますけれども。
残念ながらね、スピリチュアルな世界の人でも、偏見を持って見る方が結構いるんですよ。
それは憑依だとかね、憑依霊がそうさせているんだ、とかね。
でもよくよく考えたら、霊的世界に男女の性があるかということなんです。
あの変な言い方だけど。この現世の肉体…。」
美輪「エッチする時だけ。」
江原「うん、はははは。」
美輪「霊の世界、エッチなんかしません。」
假屋崎「ああ、そうですか。」
美輪「というか、だって霊が、スーハー言ってて ごらんなさい、気持ち悪いじゃないですか。」
国分「相手の方とは、前世では会っていたんだけれども結ばれることはなかった?」
江原「お互いに意識して気にはなっていたということですよ。
意見交換があるわけはなくて、ましてやお世継ぎですよ。
となったら、やっぱり子孫繁栄しなきゃいけないんですよ。」
国分「はいはい。」
假屋崎「それは大体、中世ぐらいなんですか?」
江原「そうですね。ただ後もう一つね。修道院にいらした時代もある。」
假屋崎「修道院。」
美輪「ははは。」