木村彰吾
【 2007年02月28日放送】【89回】パート4
今日のゲストは、舞台を中心に活動している俳優の木村彰吾さん。
パート3からの続きです♪
[自分を見失わない]
江原「うん。だから“自分を見失わない”って、よく言うけれど。
すごく難しい事じゃないですか、それって大変な事。」
木村「そうです、そうですね。」
江原「だけども、あの何て言うんだろう。
木村さんの場合は自覚を持つ方向がマイナスの方に行くんですよ。
『この人はお世辞でこう言っているんだろう』とかね。マイナス面で見るでしょう?
それで、そういった所を疑り深くてマイナス面で見ちゃう。それで。」
美輪「マイナス思考になっちゃうのね。」
木村「ああ、そうですね。」
江原「そう。そうすると破れかぶれって事が起きるんですよ。」
木村「はい、ええ。」
江原「お祖母さんはそれを最も心配しているんです。だから、さっき短気って言ったでしょう。
短気って言えば簡単なんだけど
これを細かく分析すると。要するに、お祖母さんが言わんとしてる事は。
『常に自分自身を、等身大にちゃんと見つめて』
それでいて、『その過小も過大も、両方無く』
『自分自身を、等身大に見つめて自覚を持って。
感情に流されず、ね、行きなさい』っていう事。
で、『そういった事を繰り返しちゃダメだよ』と。
前世でもそうですが、戦いの方が慣れているから
意外にバイオレンスな方向に行きやすいんですよ。
『そういうことを繰り返しちゃだめだよ』と。」
木村「もうひと言もありません。その通りでございます。」
美輪「だから、いつも言うでしょう?
男らしい男ほど、気が小さくて、デリケートでちょっとしたことでもマイナス思考になるの。
男でも女でも、必ず女の部分を持っているでしょう?
だけど、その女の部分は、パーセンテージが多い人ほど
ふてぶてしくて図々しくて。もう開き直って、『何よ!』って事でね。
少々、悪口、悪い何しようが、とにかくパアン!と逆にはね返して。
もう返す刃で、返り討ちだってやっちゃうくらいの。
だから私、男でも。私みたいなタイプっての
ものすごく強いわけ。
女の部分が多いから。
だから女らしい人ほどね。ものすごいしたたかで強いですよ。」
江原「ただ、後ろにね、何て言うの、今の時代とかじゃなくて
古い時代の、密教僧なのかな。
黄色い、辛子色みたいなけさのやつ、あるじゃないですか
法衣っていうんですか。お坊さんいるんですよね。」
[守護霊は僧侶]
江原「うん。だから、どっかでこもってる方がお好きでしょう?」
木村「大好きです。けっこうアクティブに、見られるんですけど。
けっこう内向的で、自分で、映画見たりとか本読んだりとかするのが大好きなんです。」
江原「本読んだり、物をずっと考えて哲学して行く。」
木村「ああ、大好きです。」
江原「そういうの大好きでしょう。そのお坊さんがいて。
やっぱり、特に、そういう方向行きやすくてね。
ただね、別な人でね。そのお坊さんだけしかいないわけじゃないから
西洋のね、打楽器みたいな、なにか棒みたいな。
ボンボンボンボンたたく、音楽をやる人がいましてね。」
美輪「うん。」
[守護霊は打楽器奏者】
江原「だから表現するっていうのかな。そういう物をすごく本来持っていてね。
だから、何か、そういう部分もっと、積極的になると
自分自身をバンと表現して行くっていう事へのエネルギーが出るはずですね。」
木村「ああ、そうですか。」
江原「意識がどうしても『こもっている方が好きなんだ~』と
自分で決めつけているのではないかなと。
ひとつ間違えば思い込みで封印してしまうことが怖いような気がするんですよね。」
木村「そうなんですね~。」
江原「うん。今どっちかと言うと、そういう時期に来てるんですよね。
だからオーラの部分でみても、ほんとに今日の色じゃないけど
赤い色とかってすごく強く入ってるし。」
木村「そうですか。」
江原「だから今、すごくエネルギーが湧いて出てる時なんだから。
変に自分自身でマイナスの方へ向って行くのは止めた方がいいですね。」
木村「その、もっと自信を持って前に進んで行けばいいって事ですか
江原「ごめんなさい、私も人のことは言えませんけれども、日替わり弁当のように
『やるぞ!』っていうのと『やめるぞ!』を繰り返していません?」
木村「そうですね、熱しやすく冷めやすいところがあります。」
江原「どこかでまだ『戦って行くぞ!』という感じになる。
戦わなくてもいいことはいっぱいあると思うんですよね。
自分を表現していけばいいだけなんですから。」
木村「そうなんです。なぜかわからないんですけど、つい戦う方にいってしまうんです。」
江原「力んじゃうんですよね。」
木村「そうなんです、ええ。」
江原「私は演劇の世界はわかりませんが演劇はあまりファイターじゃないと思うので。
芸術の方の表現者として、もっともっと花開いていかれたらいいんじゃないですか。」
木村「ああ、はい。」
【エンディング】
国分「でも多分、初めてお聞きになったと思うんですけれども。」
木村「はい。」
国分「美輪さんと一度夫婦になっているという話も出て。」
美輪「それは木村君だけじゃなくて、何人かいるの、私の前世の子供だったりとかね。
やはり他生の縁、江原さんとは一緒の修道院で働いていたとかね。」
江原「私は炊事場係だったんですよ。料理ばっかり作って。」
美輪「それで、つまみ食いしてらした。」。
江原「つまみ食い。」
美輪「ははは。」
江原「それは今と一緒。」
美輪「はっはっは。」
【スピリチュアル・メッセージ】
自分自身を等身大に見つめ、過大評価も過小評価もせず、感情に流されず
自分を見失わないことが大切
【オーラの言葉】
親が悪口を言い合えば、そのまま子供にインプットされる。
親が暴力をふるえば、子供も暴力をふるう。三つ子の魂 百まで