小谷実可子
【 2007年03月14日放送】【91回】パート4
今日のゲストは、ソウル五輪のシンクロで銅メダリストの小谷実可子さん。
パート3からの続きです♪
[取捨選択の時]
江原「で、取捨選択が必要なんですよ。」
小谷「さらに。」
江原「ええ、さらに。
だから、それは今、真っ只中だから、その、いろんな意味の大変な時と。」
小谷「はい、ど真ん中で。」
江原「真っ只中なんでね。だから、解決って言ったらね
自分の中の取捨選択といっても、1年や2年かかりますよ。
そんな簡単に、バサ、なんて出来ないですもん。」
小谷「ふふ、はい。」
江原「そういった意味で、『この1年間の中で見えて来るはず』と、おっしゃってるの。」
小谷「自然と見えて来るでしょうか。」
美輪「いや、だから、その家庭との両立とかね、色々ありますでしょう。」
小谷「はい。」
美輪「ねえ、そこら辺がね。バランスを取るのもね、お勉強ですよ。」
小谷「はい。」
『自然と見えてくるんでしょうか?』とおっしゃいましたでしょう?
問題のあることは、必ず『問題』としてちゃんと浮き出てきますよ。
これはおもしろい事でね。
何か例えが違うかもしれないけど、嘘がばれるのと似たようなもので、問題のあることは必ず問題として浮き出てくる。」
小谷「はい。」
江原「でも久々に、ほんとに金色の輪の付いた綺麗なオーラをみてますからね。」
江原「だから、そういう役目の部分でね。
一番いいのは失礼な言い方ですけれども、 やっぱりゴールドメダルよりも、
今度は、ゴールドオーラの方をしっかり大きく輝かせて下さい、という感じですかね。」
小谷「どうしたらいいんでしょうか…。」
江原「それには、ちょっと、語弊あるかもしれないけども、
俗っぽいこと、自分には本意ではないことを取捨選択して。
人間としての自分も大事ですから、そちらも大事にしながら、
自分の役目も果たしていくことだと思います。バランスですね。」
小谷「もう、取捨選択を始めてもいいですか?」
江原「はい。それも何だかんだと1年や2年かかりますもん。
分かりますでしょ?言ってる意味。」
小谷「全て分かります。」
国分「やっぱり、そういうような事で悩んでいて。
もやもやした状態で、ここに来ていたわけですか。」
小谷「はい。」
美輪「そりゃ大変よ、ほんとにね、うん。」
小谷「頑張らなきゃいけないという気持ちはあるんですけれども…。
いまはこれが100%、目一杯の状態なので、
放っておくと これが100以上になってしまうんじゃないかという不安が。
いま、本当にギリギリなんとか両方のバランスを綱渡りで渡っているような状態なので。
私として伺いたかったのは、この先、自分の本意とするところに重点を置いて
のんびり、ぽ~っと海を見て暮らせるゆとりの日々というのは、いつか来るんだろうか…。」
美輪「そりゃあ来ますよ。でもいま、その若さでそうやってどうします?ボケが来ますよ。」
小谷「はは。」
美輪「ふっふっふ。そうでしょう?」
江原「その役目を担いながらも。取捨選択、自分の。」
美輪「まだ、その若さですもの。」
小谷「はい。」
美輪「それは、もうリタイヤしちゃった70や80の人の言うセリフでね。
それまでは、もう、あらゆるものと戦ってね
そして家庭と仕事のバランスとかね、いろんなもののバランス取って。」
小谷「はい。」
美輪「もう、お勉強の真っ最中ですもの。」
江原「混乱するといけないので申し上げておきますと。
メッセージが、あるから。
今、色々大変です。これから1年、もうほんとに、どっぷり大変だと思います。
取捨選択です、と言いましたけれども、それでいろんなものが見えて来る。
もちろん今一番大事にするのは家庭。
そうすると段々いろんなものが見えて来ますから、ね。
で、また家庭だけじゃないんですよ。
世の中の、お役目の方もやっぱりやって行く。バランス感覚でね。」
小谷「はい、ありがとうございます。」
江原「いまは、タイムのときなんですよ。」
美輪「こういうことが一生続くでしょう?また次の人生でも続くのよず~っと続くんです。
それを承知してると、覚悟が決まっちゃう、あなたのことだから。
もう臍(ほぞ)が決まるから(決心すること)。
〔臍(ほぞ)が決まる…」決心する。覚悟を決める〕
この一生があって、また次もあって、次もあって、やらなくてはいけないことが ず~っと続いていって、
少々の不慮の災難、事故、トラブル、天が落ちても、地が裂けても 微動だにせず、
ス~ッとしてゆく。『どこからでもかかってらっしゃい』
はい、そうなったらもう生まれ変わる必要はないのよ。
そうしたら神さまと仏さまの修行があの世でまた始まるの。」
小谷「はい。」
美輪「だからそうなるまでは、何十回も生まれ変わってこなくてはいけないんですよ。
そういうことになっているの。だからそんな保育園くらいのレベルで もう弱音を吐いていて、どうするんです?」
小谷「鍛えたつもりだったんですけれども…。」
美輪「ふっふ。」
小谷「はい。」
【エンディング】
国分「小谷さん、今日は、いかがでしたか?」
小谷「ありがとうございました。イルカに会った時に
『もう生きてる事って素晴らしい』って。
『生きてるだけで、ありがたいんだ』って思った時の事を
思い出さなきゃいけないな~、と久しぶりに思いました。」
国分「“内面から、ビビと来る”、とか
“気づいたら演技が終わっていた”とかいう話、聞きます。
僕、ミュージシャンなんですけども、全く曲が降って来ないんですよ。」
小谷「ふふふ。」
国分「まだまだ勉強しなきゃいけないかな、と。」
小谷「降って来ると思います、はい。」
国分「ははは!ありがとうございます。」
【スピリチュアル・メッセージ】
シンクロは水の精の表現。メダリストは一つの通過点
社会で発言権を得た今、本当の役目はこれからです
【オーラの言葉】
どんなトラブルが起きても微動だにしない
そんなレベルに達するまで人生の修行は続きます
弱音を吐かず、覚悟を決めて