香里奈
【 2007年05月19日放送】【97回】パート２
今日のゲストは、モデルで女優の香里奈さん。
能世三姉妹の三女で、長女は能世あんなさん、次女はえれなさんです。
パート１からの続きです♪
［人が怖い］
江原「そうは言っても香里奈さんてね。
負けず嫌いって、おっしゃるけど、人が怖いの。
だから、まだモデルさんの方がいいでしょ。
もちろん原点であるという事もあるけども。
基本的に孤独な仕事でしょう？モデルさんて。」
国分「ああ。」
江原「でも孤独は強いの。要するに自分だけがんばっていればいいから。」
香里奈「うん。」
江原「もちろんカメラマンの方とかもいろんな方はいるけれども。
そこで自分を一生懸命、発揮してやっているという所で、
ストイックなもので、その方が好きで。
例えば、そのお芝居でも何でも他のお仕事っていうのは、
どうしても人との関わりがあるでしょう。
ほんとにくたびれちゃってね。食欲なくなるぐらい、疲れるんですよ
だから非常に矛盾してる所があって。
“負けず嫌い”って言うけれども
逆でね、一種の恐怖症、要するに勝たねばやられる、みたいな。
やられるって言うと大げさだけれどね。どこかで、勝っていれば。
だから常に自分が責められるような感覚になってしまうっていう、気の毒な所があって。
“思い癖”って言うんですけどね、こういうの。
特別な原因があるというほどでは･･･まあ多少はあるんですけれどね。ふふ。」
～人が怖い。勝たねばやられる、という思い癖。
そこには前世の物語がありました～
江原「実はね。ちょっと前世に起因している所があるの
一番最初にすごく残虐な自分と、すごく優しい自分との
二面性で苦しみません？
なんて、お話したでしょう？」
香里奈「はい。」
江原「これは、夢物語と思って聞いて下さい。
思い癖のポイントとしてね。
古代ローマみたいな、時代の姿がみえてね。
要するに人が闘ったりとかして。
闘いの場に担ぎ出したりとかして、叩かれたり、
何か猛獣と闘ったりとか。そういうのを見て。」
美輪「楽しんでたのね、民衆。」
江原「色々楽しんでいた、そう。
そういう中にいる女の子だったんですけどね、娘さんで、
そういったものを喜べず、ものすごい人って怖いっていうのが。
それで気の毒ながらお身内をその闘いで亡くしてるっていうのがみえて。
『何て残忍なことを人というのは喜ぶものなんだろう』というところから発端があって。
どこかで『人って怖いぞ』という
人の思いも感じて見てしまうと、ゾーッとして
また人との関わりが遠くなってしまうようなね。
そういうことを忘れて自分でも溶け込んでいこうと思うときもあるんだけど、
また『これは危ないぞ･･･』というような。
ごめんなさい、そういうところがないですか？」
香里奈「はい、あります。」
江原「それとね、後もう一つは現実面で。
この現世の方なんだけど。今回、生まれてね、お父さん。
お父さんてすごく、お人好しな方でしょう？」
香里奈「はい。」
江原「それがために色々な損をしてたりとか。そういうの見たりして。
そういった中で色んな事を葛藤見ると、
ああ、やっぱり自分が、ちゃんとしっかりしてないと、とか。
それでいて、わりと厳しくは育てられましたね、お家ではね。」
香里奈「そうですね、お母さんの方が厳しかったんです。」
江原「だから、そういった意味でも、お人好しで損をしているお父さんとか。
それでいて強いお母さんからね。
やっぱり自分がちゃんと身構えて、
きちんとした事が出来なくちゃいけない、とか。
そういう、思い癖が、ずっと重なって。
だから『あ～あ』って人前では出来ないんですよね。」
香里奈「そうですね。心許してる人の前では全然するんですけど。
やっぱり、ちょっと気を張ってる所はありますね。」
江原「少しずつ、思い癖をほぐしていけたらね。もっと楽になると。」
［首・肩こり］
江原「なぜかと言うと、若くて、こんな細くて可哀想にと思うけど。
首、肩こりなの。でいて、オーラの色がね、
その肉体のオーラなんですけどね。
そこの所、玉のようにね、黒いのが乗っかってるのね
これはエネルギーなんですね。だから肩こっちゃうっていう事。
ガチガチになって、それでいて何か疲れちゃうのね。」
香里奈「そうですね、マッサージとか行かないので。
もう溜まる一方。」
国分「何か緊張から来てるな、っていうのとか
分かりますか？自分の中で。」
香里奈「そうですね、やっぱり。それもあると思うんですけど。
モデルの職業ってやっぱいろんなポーズを、してるし。
紙面で見る以上に無理な体勢をとったりするので。
それが続くと腰も悪くなったりとか。」
江原「あり得ないポーズってありますもんね。誌面では普通に見えてもね。」
香里奈「はい。」
国分「いや、それはそれは大変だと思いますよ。」
江原「ねえ。」
［屋久島に行きたい］
国分「心ひかれる場所というのは屋久島と。行った事は無いけれども。」
香里奈「はい
すごいマイナスイオンが出てるっていうのを聞いたりとか。
後は『屋久島に行く時は、屋久島の神様に呼ばれて行くんだよ』という
噂を聞いた事があって。
行きたいなって、ずっと思ってるんですけど。
まだ１度も言った事がないので呼ばれてないんだな、と思って。」
江原「そういうところに行くのもすごくいいことだと思うんですけれど
自分自身の周りを屋久島にするべきですね、屋久島がお好きならね。
要するに、自分自身の場を聖地にするべきですよ。
善き言魂を出し、善き音魂をね、流し…ね。
いつもご自身が天国のようにいられる。
そうすれば怖いものはないし、何処か聖地に逃げ込まなくても
いつも自分が聖地ならばいいですよ。
でないと、みんなが屋久島に行ったら大変ですよ。」
香里奈「あはは。」
江原「そういうことだけに依存するのは、逆によろしくなくはないですか。
だって他の場所もみんな地球の上にあるもの。全部を聖地にしたらいいんです。」
～聖地、サンクチャリは人を癒してくれる魂のサプリメントです。
何でも願いを叶えてくれる都合のいい場所ではありません。
大切なのは前向きで素直な心、
自分自身のいる場所をサンクチャリにすることなのです（神紀行より）～
美輪「わかりやく言うと、マイナス思考で、自虐的になるのはおやめなさいということよね
それが言いたいんでしょう？」
江原「そう。」
［マイナス思考は止める］
美輪「負けず嫌いで『負けるものか』という強いところがあるのは
自分を守ろうとしてそうなるのであって、本当は『自分はダメだ、ダメだ』
姉妹の中でもダメだし、モデルの中でも自分は一番見劣りしているんじゃないかとか
マイナスの方に自分を追い込んでいくでしょう？
マイナス思考になる必要はないのに、そういう癖があるから、
『無駄なことはおやめなさい』ということなの。」
江原「これだけ活躍しているのに、ここしばらくネガティブなところが強かったんです。」
香里奈「はい。」
江原「香里奈さんの守護霊さんも立派な方いらしゃってね。」
香里奈「はい。」
江原「ほんとに優しい、表現が良くないかもしれないけど、
おかめ顔っていってね、ふくよか～な日本の
何か、かぐや姫みたいにみえるの、ね。
その人が『恐れを手放しなさい』とおっしゃっているんです。
何事も自分を責めないこと。
責め出すと自分でも抑えきれなくなるぐらいになってしまう。
それで自分が嫌で、『うまい吐き出し方法がないなあ』と思う。
だけど、そういう具体的な、何か方法、レッスンよりも
自分自身で許して、柔らかくすることなんですよ。」
美輪「一番いい方法は、自分の置かれた立場、これまでやってきた仕事のひとつひとつを
振り返り確かめるの。
写真が好きなのも、確かめたいからでしょう？
その確かめるということを、私生活でも生かしなさいということなの。
だってね、ジャニーズのファンの女の子たちもたくさんいて
『一緒に出演したい、相手役をしたい』と思うじゃないですか。
でもあなたは、ジャニーズの方たちの相手役をして、一緒に仕事をして
それだけ需要があるということは、あなたが素敵だから求められているわけでしょう。
『あ、私は自分が思っているほどではなくて、自信を持っていいんだな』という風に、
自分を認めておあげになればいいのよ。ちゃんと証拠が残っているんだから。
そういう分析をすれば楽になります。」
江原「それでね、そうやって話聞くでしょう。
後で放送されたときに見比べられるといいんですけれど
最初に登場されたときと今では、全然顔つきが違うんです。本当に柔らかくなった。
ここだったら、今モリモリ食べられます。」
国分「はは。」
香里奈「ちょっとお腹減って来ました。」
江原「ふふふ。」
国分「やっぱり自分の弱い部分が出ていたんですかね。」
江原「常にどこかで
『責められる』とか『未熟を暴かれる』という気持ちになってしまうから。」
美輪「自己否定をするのよ。」
香里奈「全くそのとおりです。
楽屋でも『絶対怒られる』と、何か分かんないんですけど･･･どうしよう、どうしようって<
ずっと思っていたんです。」
～マイナス思考から脱するために。
この後、さらに大切なポイントが語られます～
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