南明奈
【 2008年11月01日放送】【137回】
ゲストの方々の悩みから人生のヒントを導く「オーラの相談室。」。
相田翔子さん、南明奈さん、安めぐみさん、が出演されました。
ここでは南明奈さんの相談を取り上げています。
~いま最も写真集の売れる「アッキーナ。」こと南明奈さん。
2006年、2007年と連続で写真集の売り上げ1位を獲得。
平成生まれ、今年19歳のアイドルがオーラの泉に招かれた理由とは?~
国分「美輪さんと同い年が来ましたね。(みんな笑い)平成生まれですよ。緊張されていますか。」
南「はい。かなりしてますね。」
国分「やっぱり普通のバラエティ番組とは違いますか。」
南「はい、もう私もみていますし、お母さんもすごいこのオーラの泉のファンで
よく一緒にみているので。」
国分「そのお母さんって今、おいくつなんですか。」
南「お母さんは39歳になりました。」
(みんな笑い)
国分「びっくりですね。39歳っていうと、うちのリーダーと変らないですよね。
さあ、今日はどんな相談があるんですか。」
南「はい、あの小学生の時に亡くなったおじいちゃんのお話なんですけど、
夢に出てくるんですよ、しょちゅう。しかも、毎回、同じなんですよ、内容が。
同じところで始まり、同じところで終わる夢なんです。」
国分「へえ~。どんな夢なんですか、それは。」
南「実際におじいちゃんが住んでいたお家なんですけど
おじいちゃんのお部屋で、もう亡くなっているんですけど、お部屋で寝ているんですよ。
横になってあおむけで寝てて、でも私は見られないんですよ、何となく。」
国分「もう亡くなってるってわかってるわけですか。」
南「そう。で、窓が開いていて、首だけ見えるんですよ。」
国分「顔の部分だけが見えると。」
南「そう。それで何か見れなくて、横を歩いて、何となくフッとおじいちゃんを見たら
亡くなってて寝てるのに、クッってこっちを見るんですよ、私の方を。
私は、『わあ怖い』って思って、でも毎回そこで目が覚めるんですよ。」
国分「それは1度きりじゃないんですよね。」
南「それがもう何日も連続で見て、いきなり見なくなって、また連続で見てっていう。」
国分「ここ最近も。」
南「最近も今は見てない時期なんですけど、ちょっと前はやっぱり見てましたね。」
国分「おじいちゃん子だったんですか。」
南「それは、お母さんの方のおじいさんなんですけど
私、どっちかと言うと、お父さんの方のおじいちゃんが大好きで、
そっちのおじいちゃんは、正直あまりなついてなかったですね。」
美輪「苦手だったのね。」
南「そうですね、ちょっと。」
国分「でも亡くなったおじいちゃんが何か夢で出てくるということは。」
南「で、毎回、同じっていうのが、やっぱり気になるので
何か伝えたいことでもあるのかなって。」
国分「これは何ですかね。」
江原「(しばらく目をつむっています。)…あのね、夢って言ってもね、
1つの意味だけじゃないと思うんですよね。
でね、2つあってね、ちょっと苦手だったということをおっしゃるでしょう?
でも、実はその割にはあなたがね、どこかでそのおじいさんに対して、
何かもう少し優しくしてあげればよかったなとか、もう少し会いに行くとかね、
そういうことをしてあげたら良かったって、あなた、そういう悔やみが
本当はあるんじゃない。」
南「ありますね、それ。(涙ぐみます)」
江原「でしょ?で、その優しいあなたの悔やみっていうのが夢に反映されて
これは
『思いぐせ』っていうんだけど、自分の思いがね、そのまま夢として
『悪かったな』っていう半分、苦手だっておっしゃりながらも、あなたは優しいから
『本当はいけなかった。もっとしてあげればよかった』っていう悔やみがね<、br />
そこに現れている、それが一つ。これが『思いぐせの夢』ね。
あともう1つはね、実はねメッセージの夢、もちょっとあるのね。
このおじいちゃん、どうして苦手だったかっていうと、
あんまり自分を出さない人だったからなの。
要するに普通もっとしゃべったりね
人間味があればいいんだけど、何考えてるか分からないおじいさんだったでしょう。」
南「そうですね。」
江原「それが『怖い』っていうか。で、わりと頑固だったりとかっていうのもあるし、
なんだけれども、そうはいっても、孫は孫でかわいいのね。そこでねメッセージがあってね
どういうメッセージかというと、まあまだお若いけれども、子供の頃はわりに
おてんばだったでしょう。」
南「はい。」
江原「ね?だからちょこちょことしたケガをしてみたり、男の子みたいな ところがあったと
思うんだけれども、そういうことへの心配、注意っていうのがあってで、
いま国分さんがフッと気がついているんだけれども、
おじいさん、来てるのね。動いたでしょう。」
国分「今、びっくりしたんですけれど、そうなんですか。」
江原「そうもう、オーラの泉、3年近くやってて、ようやく国分さんも気がついて。」
国分「いやいやいや、だってそれが動く、うご動きましたもん、今。(指差して)」
江原「言葉が動揺してますよ。ははは。」
美輪「1本だけ、ずっと揺れっぱなしなのよ、あれが。」
国分「ライトの何ていうんですかね、あれ。」
美輪「シャンデリアの(ピンクの細長いライト)」
国分「シャンデリアの、そうですね、一番下の方のやつが。」
美輪「で、他は何にも揺れてないのよ、同じシャンデリアでも。」
(※カメラが写しますが、揺れています。)
江原「それでいて。だけどもね、ここ最近、もう1つちょっと心配なことがあってね、
明奈さんとね、お母さんとの関係なの。
お母さんととっても仲良しじゃない。」
南「はい。」
江原「仲良しなんだけれども、ここのところ、お忙しいのもあって
あまりお話ができないじゃない。」
南「そうです、できてないです。」
江原「で、いつもどっちかというと、突っ走るタイプなんだけれども、意外と落ち込むじゃない?
で、落ち込む時に、実は、お友達とか誰よりも、お母さんの言葉で励まされてるのね、
明奈さんていつも。お母さんが一番の応援団だったり、お母さんが時にお坊さんみたいにね、
お説教してくれたりね。『こういうもんだよ』とか。
それがね、ちょっと得られなくて。ちょっと親子の間が寂しい感じなの。」
南「そうですね、やっぱり話す機会も全然なくなっちゃいました。私もすごい寂しい。はい。」
江原「ね?で、お母さんも寂しいみたいなの。いま便利な時代ですからね
そういう風にして欲しいんだよ、っていうことをね、伝えたかったりするの。
ただね、今日ここに来て忘れて欲しくないのは、
あなたの気持ちはちゃんとおじいさんに伝わっているから、悔やむことはないし。
で、ちょっと 嫌っちゃったりしちゃったことも、全く気にしてないから。うん。
だから今日ここに来たのもおじいさんが『何にも気にしてないよっていうことを伝えたい』
っていうところもあるの。」
南「本当ですか。」
江原「良かったねえ。」
南「はい、ありがとうございます。」
美輪「かわいらしいわねえ。なんてかわいらしい。」
国分「かわいいですねえ。」
江原「ちょっと苦手だったって言いながらも、ご自身の中では、それをすごく悔やんでて
悪いことしちゃったな、っていう優しさ。」
美輪「優しいのよ。」
国分「何か辛く当たったりとかしたこともあったんですか?その、おじいちゃんに。」
南「そうですね、ちょっと足があまり自由に歩ける方じゃなかったので…
『新聞取って』とか電話が来て、正直、めんどくさい、とか思いながら
無言で渡しに行ったりとか。」
美輪「ちょっときつく当たったのね。」
南「そうですね。で、本当に亡くなったのがいきなりだったので、何か亡くなってから
本当、そうしてたことに何か悔やみましたね。はい。…
鼻水止まんない(ハンカチで鼻のへんを押さえています)。」
国分「かわいらしい。」
~もっと優しくしてあげればよかった。その気持ちはわかっているから心配はいらない。 それよりお母さんと話し合う時間を大切に…。それがおじいちゃんのメッセージなのです~
国分「また同じ夢を見たりしたら、どうしたら。」
江原「いや、見ないと思いますね。」
国分「もう見ないんですか。」
江原「それを理解すれば。」
国分「なるほど。」
江原「そう。『別にもう、とがめる必要ないよ』っていうことって、やっぱり若いからね
何かこうそういうことをしたことが、罰が当たるんじゃないかって思うんですよ。ね?
もうないから。」
南「はい。」
江原「そうしたら見なくなる。」
国分「お墓参りとかはどうですか、行ってますか。」
南「ちょっと、お墓が遠いところなので、あんまり行けてないんですよ。」
美輪「でも、思ってればいいわよ。それでね、今度、もし夢で会ったらね
『愛してるよん』って言ってればいいの。『アイラヴユー』って言って。」
南「はい。」
江原「私たちの夢、見ちゃったりしてね。」
美輪「そりゃあ恐ろしいわよ。それトラウマになるわよ。」
(みんな笑い)
【南明奈さんへのメッセージ】
「もっと優しくしてあげれば良かった。」という気持ちは
おじいちゃんに届いているので心配いりません
それより今
お母さんと話し合う時間を大切にして下さい