オーラの泉 天国分からのメッセージ 河島英五

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【 2009年08月15日放送】【天国分からのメッセージ 河島英五】

今回は逸見政孝さん、河島英五さん、出門英さんの「天国分からのメッセージ。」が、 ご家族に伝えられます。

河島英五スーパー・ベスト

スタジオには、故・河島英五さんの長女のあみるさん、長男の翔馬さん、次女の亜奈睦さんが出演。

~関西を中心にタレントとして活動する河島さんの長女・あみるさん
父の後を継いで歌手としてデビューした次女・亜奈睦(あなむ)さん
おなじく音楽活動を始めた長男・翔馬さん
三人とも今では子供を持つ親になりました。
歌い抜き、生き急いだ父から家族に届くメッセージとは~

国分「ようこそお越し下さいました。いきなり僕の話をするのも何なんですけど、実は僕、先ほどの『野風増~お前が二十歳になったら~』
あれをもう子供の頃からずーっと聞かされてたんですよ。
で、子供の頃は意味が分からない。
後から聞いたら、母親が『あんたが二十歳になったら、お酒飲もうってお父さん、言ってるんだよ』ってことを教えてくれて、だから僕にとっても思い出の曲なんですよね
皆さんは美輪さんとは初めましてになるんですか?」

美輪「ええ、はじめまして。」
あみる「はじめまして。あの、私たち二人とも(亜奈睦さんのこと)
目覚ましの声が美輪さんの声なんです。」
国分「何です、それ?」
亜奈睦「美輪さんの携帯サイトにあったのを。」
あみる「はい、二人とも、目覚ましの声をダウンロードしていて。で、朝、美輪さんの声で『おはようございます』っていう。」
国分「何なんですか!携帯でやってるんですか?」
美輪「そう、携帯サイトにダウンロードできるようになっているの。」
国分「ええ!?」
あみる「そうなんです。」
亜奈睦「着ボイスでは『もしもし、美輪明宏です』っていう。」
国分「着ボイス!そんなことやってたんですか。」
美輪「そう、今もやっております。」

国分「今もやってますか。
江原さんとはどうですか、はじめましてですか?」
江原「いやもうご、縁があるんですよ。」
あみる「節目、節目でお会いできることがあって。父が亡くなって三年後くらいに関西の番組で、父のことを見ていただいたことがあって。
前日に父がわざわざ江原さんのところ、ホテルにご挨拶に行ったらしくって。」
国分「ええ!『よろしくお願いします』と。」
江原「私は生前のお父さんは存じ上げないんですけれども
亡くなってからのお父さまはよく存じ上げている。」
国分「それはなかなかいないタイプですね。」
江原「今から言っちゃうとちょっとあれかもしれませんけれど、ものすごい寂しがりで。 で、ものすごい甘えんぼさんでね。 で、家族がいないと駄目な人なの。」
国分「あ、そうですか。」
江原「イメージ崩れちゃうかも。可愛らしい。」

亜奈睦「お茶目です。ウサギみたいな感じ。」
国分「お父さんのイメージですか?」
亜奈睦「寂しくて死んじゃう…みたいな。」
美輪「可愛くてね、弱くて甘えん坊でっていうところもあるけれど、その反面、 素晴らしい男っぽい、ものすごい素晴らしい声でしょう?」
国分「はい。」
美輪「あんな声の人、最近の歌い手はいませんよ。砂利道 雑巾がけしているような声の人ばっかり。」
国分「砂利道を雑巾がけ。なかなかできないですよ、それ。」
美輪「そうですよ。」

国分「そんな元気だったお父さんですけれども、どんな状況で 入院という形になったんですか?」
あみる「冬は野外のライブがわりと続いたみたいなんですよ。
で、最初は『風邪をひいた』って言ってて、でもライブが続くものだから、 風邪薬を飲みながらやってたんですけれども、 やっぱりそこで無理してしまったみたいで
最初は胃を痛めて吐血した形だったんですけれども、
『あそこの町の○○さんから呼ばれたから行かないと』っていうのは。」
美輪「義理堅いわねえ。」
あみる「そんな感じですね。だから1回退院して、もう入院して。」
国分「退院っていうのは先生がもう退院していい。」
あみる「いやいや、先生は最初、大反対だったんですけど、その先生を説得して。」
国分「『歌を歌いに行きたい』ということで。」
亜奈睦「しょうがないか…みたいな感じ。」
あみる「うん。で、またライブに出ると調子よくなんねんな。」
国分「あ、そうなんですか。」

翔馬さん「そうなんですよね。
で、やっぱり僕達が見てても、 今は入院してるけれど、もうすぐ復活して、また全国分を旅するんじゃないかな? っていう風に、もう100%信じてたんですよね。」
亜奈睦「そうですよね。」
翔馬「だから亡くなったのがええ?っていう不思議な感じ。」

~病をに冒されても歌い続けた河島英五さん。亡くなる二日前の最期のライブの 貴重な録音が流れます。~~

国分「…という音源が残ってたわけですよね。」
美輪「素敵ねえ。」
国分「久しぶりに聞いたんじゃないですか?」
あみる「私ほとんど、これは聞けなくって、自分では。」
亜奈睦「姉はその会場にいてたんです。」
あみる「いて、後ろで演奏してたんですけど、やっぱりしゃべってる声は、 もう弱々し過ぎて悲しいんですけど…歌い出すとあんな風になるんですよ。
しっかり優しい声がポ~って出る。」

江原「私は弱々しく感じなかった。天国の声になってる。」
あみる「え~。」
江原「ね?神々しさがある。
弱くなっているんじゃないですよ。全ての力が抜けてるの。何かこう、いい意味での。」
あみる「いい意味で抜けて。」
江原「いい意味で。肉体を超えてるの。魂の声になってるわけ。」
あみる「それを聞くと、何かちょっとほっとするものがあります。」
江原「神々しいなと思いました。」

国分「このライブ後に入院されるんですよね?」
あみる「ライブが終わった次の日にまた吐血して。で、すぐ病院に連れて行こうと 思ったんですけど、本人が『絶対嫌だ。家にいたい』って
うちの母としばらく二人で寝室で寝てたんですけど、いよいよよくないっていうので 連れて行ったんですね。
お医者さんには『もうこんな状態で来ても手遅れだ』って言われて。で、そのとき妹だけは。」
亜奈睦「私は東京でライブがあって。急いで駆けつけたんです。
新幹線乗ってる間は 『ああ、もう本当に目も覚まさへんねや、もうしゃべられへんねや』と思って もう真っ白になってたのに、病院に着いたら『ああ、亜奈睦来たんか』って言って。」
国分「ええ?」
亜奈睦「もう絶対に、本当に戻らないと言われていたのに、意識が戻ってて『ああ来たんか』って言って。ちょっと頬っぺた触ってくれたり。」
あみる「冗談言ったり、『1回、三途の川、見てきたわ』とか冗談みたいに言ったりね。」
国分「本当ですか。」

あみる「後は妹に『歌を歌って欲しい』って言って。妹にいろんな歌をリクエストして。」
国分「『これ歌ってくれ、あれ歌ってくれ』と?」
亜奈睦「こっちは涙が出るから、ほとんど歌えないんですけどね。」
あみる「『歌、聴いてる間は楽やから、歌ってくれ』って言って、ずっと横で 歌うと本当に何か。」
亜奈睦「『ええ歌できたで』『こういう風な曲作ってみたらええんちゃう?』とか、 最期までアドバイスくれてましたね。」

美輪「でも、お話を伺ってつくづく思うのは、生きているときに本当に 居心地の良い人で優しくて温かくてね、誰にでも好かれて
とにかく家庭の中で素晴らしい人っていうのは罪作りよね
その方がいなくなったらね、プラスの分だけマイナスも同じくらい深くなるわけでしょう?」
あみる「大打撃やったな。」
亜奈睦「大っきい、大っきい。穴が空いてしまった感じはありました。」
美輪「だからその大きい穴の悲しみと同じくらい、それに比例して生きていらした時は それだけ素晴らしかったってことですよね、毎日が。」
あみる「そうですねえ。」

国分「最期は全員、お父さんの最期をみることが出来たってことですか?」
翔馬「はい。」
亜奈睦「はい。」
国分「それもやっぱりあれですかね。待ってたんですかね。亜奈睦さんのことも。」
江原「でもね、これ人によってね、『ちゃんと待っててくれた』とかあるけれども、そうじゃない、間に合わなかったって人も、世の中いっぱいいると思う。
でもね、それってやっぱりね、その人の考え方、気質ってものがすごく現れたりします。
その場を見せないようにしたいって思ってる人もいるんですよね。」
亜奈睦「猫ちゃんのように。」
江原「うん、そう。で、やっぱり『追いすがられても辛いし』とかいう人はスッと 『ちょっと離れたすきに亡くなっちゃって、あの時』って悔やむ人、いっぱいいるんですよ。
そういう無念に思っている方もいっぱいみていらっしゃるかもしれないけれども
そうじゃなくて、それは、またもう一つの愛があるんだよ、って、そういう風に。」
亜奈睦「いろんな愛の形が。」
江原「知らないうちにバイバイしておこうっていう、何かそういう愛もある、うん。」

~家族みんなに見送られて旅だった川島英五さん。「もう一度会いたい。」そんな家族の願いに応えるように不思議な事が起こり始めたのです~

国分「亡くなられてからは英五さんが夢によく出てくるという話を 聞いたんですけれども。」
あみる「そうですねえ。」
国分「どんな夢なんですか?」
あみる「あの結構、身近なことで『母が、父が大事にしていた靴を捨てようとしてる』って夢で、『止めに行ってくれ!』とか言って。行ったら、ゴミ袋、満タンに靴が入ってて『これのこと?』って言われたりだとか
何かお告げっていうよりも、本当に些細な使いっぱしりみたいな感じで。」
国分「すごい!」

あみる「それぐらい、自分で言ってよ!って言ったこともあるんですよ。」
国分「夢の中で。」
あみる「はい。お母さんに直接言ってよ、それぐらい!って言うと
お母さんのところに行くと怒られそうやから出ていきにくい、って。」

国分「会話してますね、夢の中で完璧に。」
あみる「そうなんですよ。だから一度、江原さんに初めてお会いする前の日も 江原さんに聞かんでも、俺に聞けよ、って。」
美輪「おもしろい。」
国分「すごい。なのに、江原さんに1回、挨拶に行っているんですよね?お父さんは。
『よろしくお願いします』と。」
あみる「だから、じゃあ今から挨拶行ってくるから。」
国分「あ、それも聞いてるんですか!」
あみる「はい、聞いてます。」
国分「すごいですね。」

あみる「で、急に去年の冬くらいに私の夢に出てきて、『俺、生まれ変わろうと思うから、もう夢にはあんまり出ない』みたいなことを言いに来たんですよ。で、私、止めたんですよ。まだお母さんも。」
亜奈睦「『まだ早いわ!』って言ってました。」
あみる「『まだ早いって!』。」
亜奈睦「『まだ上で守っといてよ』みたいな。」
あみる「お母さんもまだ生きてるし、孫もまだ小さいし『あかんて!』って言ったのに 最後だったんです。
そうしたら、翔馬去年、結婚したんですけど、
翔馬の奥さんが次の月ぐらいに妊娠して『この子になるのかな?』と思ったら
春になって妹が妊娠して『こっち?』と思ったら
で、先々月くらいに私が妊娠したんですよ。」
江原「こっち?って。」
国分「すごい!」
あみる「誰になるのか、全然、違う人になろうとしてるのか。そこも聞きたい。」

江原「さっきのことも一応、お父さんの名誉のために代弁しておきますけれどね、 『靴を捨てるな』とか何とか物欲があるわけじゃないの、別にお父さん。
そうじゃなくて『まさか俺を忘れようとしてるわけじゃないだろうな』って言いたいわけ。」
国分「なるほど。可愛い。」
江原「それと後、あみるさんがね、番組で会うっていう前日にね、出てくるのも 『何で江原さんに相談しなきゃいけないのか。それは、俺だろ!』と 『自分だろ、聞く相手は』。ね?
だから『自分をさておいて何もね、江原に聞くことはないだろ』とそれぐらい、寂しがりなの。
それとね『オーラの泉』に出たことも意味があって。
要するに、この回っていうのはご家族に対するメッセージでもあるけれども、みんなに、自分のファンの人たちとかに『自分はこうやって元気にいるよ』っていうことを知らせたい。」
国分「う~ん。なるほど!」
江原「最高でしょ?電波使うの。」
亜奈睦「テレビでね『オーラの泉』で。本当にそう思います。」
江原「ね。」

国分「ファンの皆さまにも『元気ですよ』ってことを。」
江原「言いたいんですよ。それと後、寂しいの。 『忘れないでね』っていう気持ちもある。
でも、そこからもう一歩、お父さん変わったのね。で、何で気がつかないのかな?って思うの。 現実的にもいろいろ起きているのに。
そう簡単に生まれ変わらないんですよ。 そうじゃなくて、方便でお父さん、言っているわけ。
だって皆、それぞれ家庭を持ったでしょう?
親離れ子離れしなくっちゃって意思なの。
お父さんも『これだけ寂しがりやだけれども、そこでいつまでも子供たちを 余り過干渉になっちゃいけない。
子供たちも伴侶がいるのに、お父さん、お父さんって言わせたら、家庭が上手くいかなくなっちゃう。
だから、俺じゃない。伴侶だろ?』っていうことをそれぞれに言って。
だから『まだそんな早いよ』って言っても、そんなことはない。
お母さんのところには行ってるから。だってお店にいるのが見えるんだもん。」
あみる「お店。」
江原「うん。」
亜奈睦「そういう気はしてました。」

国分「お店って何ですか?」
あみる「奈良で、母がカフェとライブが出来るスペース。
町家を改装して、そこでよくきょうだいでライブをやったりとかもするんですけど
そこでライブをすると、コーラスとして参加してきたりとか。」
亜奈睦「そうですね。」
美輪「そうでしょ?」
あみる「音として出てきたりだとか。」
国分「全然、霊感あるじゃないですか
コーラスとして参加するわけですか、お父さん。」
あみる「そうです、聞こえるんですけど。」
国分「へえ。」
あみる「それは家族だから聞こえるんだと。」

江原「特定霊能だから霊感がないと思ってるんじゃない?
だからお父さんとか、 限りある人だけ。いつもそうっていうわけじゃないから、霊感とは思っていないの。」
あみる「そうですね。」
国分「あ、でも、そこには顔を出しているっていうのはわかるわけですか?そのお店に。」
亜奈睦「聞こえますね、本当に。耳からとかじゃなくて、全体的にこう入って来る。」
江原「それはだって、家族一番の絆じゃない?音楽。」
亜奈睦「そうですね。」

江原「お父さんにとってはやっぱり、お母さんっていうよりも自分のお嫁さんでもあるわけだし、だからそういった意味ではこの人を最後まで守らなければいけないっていう気持ちがものすごく強いのね。
今、自分自身が、この世に思う未練というものが一つあるとすれば お母さんのことだけって。
自分の奥さんがこの世を去るまでは自分の責任だなと。
迎えに行くところまでは、自分の責任だなという風に思ってる、と。
自分自身のやりたいこと、何でも全部やらせてくれたし、だから迷惑も一杯かけたし、
今になって強く思うのは、子供たちっていうのは大事、けれどやっぱり奥さん
自分が、自分達同士で選んだ相手同士なんだし、責任がそこにはある。
そのことを、それぞれの家庭でもしっかりと、そのことを理解して欲しい、と。
お父さんとお母さんのことをね。」
美輪「素敵ね、夫婦は。」
江原「お父さんらしい考え方だと思うんですよ。」

~ファンのみなさんには元気であること伝え、子供たちには「親離れ、子離れ。」を告げた河島さん。 最後にもう1つだけいいたいことがありました~

江原「ただね、不思議なことを1こだけ言うんだけどね、生前からそういうタイプだったかな、分かんないけど。 間違っても『おじいちゃん』っていう呼ばれ方はしたくないらしいの。」(みんな笑い)

あみる「『グランパ』って呼んで欲しいって言ってました。」
江原「ね?それがだからね、最近やっぱりね、そのお孫さんとかね。」
あみる「今、うちの子たちは『英五じい』って呼んでるんですけど。」
江原「『じい』はいらないみたい。」(みんな笑い)

美輪「いや、それはね、私のような年代になるとね、よくおわかりになると思う。
というのはね『おじいさん、おばあさん』でね、一応、世間体があるから 相づちは打たないといけないから打ってはいるんだけど、
お腹の中は煮えくり返ってる場合があるんですよ。
よくそういう話を、どこへ行っても聞くの。」
亜奈睦「確かに。うちの母は孫から『マッキー』って呼ばれているんですよ。
でも父は『英五じい』。」
美輪「それは絶対やめた方がいい。」
あみる「もうやめだ。」
国分「そうですよね。江原さんを使って、この時間でに『頼むから、じいって言うのはやめてくれ』っていうのは相当なわけですよね。」
亜奈睦「同じ世代の方々は多分、『そうだ、そうだ!』って思ってるかもしれない。」
国分「そう思ってるわけですよね。」

江原「確かにこういう場じゃなかったら『おじいちゃんとは言わないでくれ』とは 誰も伝えられないもんね。」
あみる「そうですね。」
国分「そうですよね。」

【天国分から家族へ届くメッセージ 河島英五さん】
今も元気です
そして孫たちに おじいちゃんと呼ばせるな

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