中村中(なかむらあたる)

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【 2008年03月01日放送】【120回】パート3

今日のゲストは、シンガーソングライター中村中(なかむらあたる)さん。

パート2からの続きです♪

事勿れ主義(仮)

[『肉の年』と『魂の年』]
江原「美輪さんもおっしゃっているんだけれども、『肉の年』と『魂の年』というのがあるんですよ。これはとても違うんですね。
『肉の歳』というのは、この現世に生まれてからの実年齢、肉体的年齢。
『魂の歳』というのは、要するに精神性の年齢なの。
これもスピリチュアルなことでね、非常に不思議だと思うんですよ。
例えば中村さん、まだ弱冠20代に入ってすぐ」
中村「22歳」
美輪「22?まあ、なんて大人なの」
国分「大人ですよ、話すことが」
中村「とんでもないです」
江原「いろんな経験をしたから、ではないと思うんです。
これこそ目に見えないことで、これは夢物語と思ってください、
魂というのは、何回でも生まれてくるものなんですね。
あの手この手と自分の立場を変えたりして」
中村「聞いたことある…」
江原「そういう今までの経験が多い人は 若くてもすごく落ち着いていて、
物事の考え方も深く知ることができ、 例えば、美輪さんが、年齢を重ねて今ある、
それはそうかもしれないけれど それだけではない。
だから、四つ五つのときからも、いろいろと自分で判断でき 自分で本を読んだだけでも理解でき…
だから中村さんもそうで、 『この世に無駄に生まれてくる人は一人もいない』
みんなちゃんと意味を持って生まれてきて誰もが祝福されている存在であるということ。
一番大切なのは『自分の役どころをきちんと受け入れて、
そこから立ち向かって生きること』なんですね。
幼いときから、すごくお母さんのことを人間観察していて、
もちろん、育ててもらっているから現世側の方では感謝。
精神の方の側では、いつも友達のように、寄り添ってなぐさめてあげる存在。
肉体の上では産んでもらったし、子供という立場でいるんだけれど
精神の方では悪い意味じゃなくて、対等であったり、
逆に 『助けるべきところは助けなくちゃ』って思ったり。」
美輪「つまり、親子で、小さい男の子とお母さんという立場であっても
心の中では母親に対して『疲れて帰ってきた』『いろいろ仕事もしている』
そうすると親友の女同士のように『ねえ、あなた大変よね、愚痴を言ってもいいわよ』
『胸を貸してあげるから泣きなさい』という風な感じの。
そういう気持ちでお母さんを見たりとか『この人も大変ね』と思ったりとか いたわりとか、
そういう目で見たりもしていたでしょう?ということをおっしゃっているの」
中村「助け合うことも同じ人間同士なんだから当然だろうという考えがあるので そう接していたように思います」

江原「中村さん、こうやって表に出ているけれど本当は
『小さいときから、それは自分自身がそういう個性だから』
とかと関係なく 本当に人をなかなか好きになれないというか、不信がある。
だからちょっと『窓からこんにちは』くらいには人と関わることはあるけれども
『人と関わることが好きだから』とスピリチュアルチェックでおっしゃったでしょう?
あのときから『違います』っていうのが聞こえていて
自分で自分のことを嫌いだ、って。 まず、『自分を好きになりなさい』ってことです。
美輪さんがよくいう 『原罪意識の強い方』なんですね。
何か『罪である自分』から考えていく。 そこで大切なのは、どうしてこうやって表に出たかというと 人との世界でなるべく、人の心をよく理解していくということ。
そうして氷が溶けるように、心を溶かしていくということ。
好きな人を追いかけているときは楽しいとおっしゃっていたけれども それって、空想の中で追いかけているのが楽しいんです。 現実に関わるのは怖いというか」
美輪「それで、歌ができるんですよね。
そういう葛藤がなかったら、歌なんか作れません。 また、歌えません」
江原「それだけ強い思いがあるから、伝わる、人にね」
中村「なるほど」
江原「歌という音楽を通して、そこに人生哲学を得て、より理解して、
無知を知に変えてゆく。そうすれば、何も怖いものはない。
恐れをなくしたとき、堂々と恋愛じゃなくて 愛せるようになる。恋愛と愛は違いますから。
どうしても恋愛は、やはり自分を守ろうとする。
けれども愛というのは、相手を愛すること。そのときに恐れは何もないですから」
中村「おそれ入りました」

国分「今日はまた新たな気持ちで向き合うことができたわけですよね」
江原「それができたら中村さんは、自分の全領域に人を入れることができるようになりますよ。 あと、自分の物。アーティストだからある意味でセンシティブなんだけど
『これは人に触れさせないもの』というのがある。
なんてことないものでも 心許す人じゃないと持たせない。
すごく仲良しの相手でも『ここから先は駄目。入れません』
という お家でも何でも中に入れる人は特定になっているし、
最後の領域はね。
それがちょっと不自由になっている感じなの。
だから、どんどん恐れなくていい、本当の自由を得られるようにこれから学ぶ、歩む中で…」
中村「そうですね。いろんな人たちに触れ合って。 一番近くに来てくれる人は、
そのときは愛する人であって欲しいです」
江原「そうです、なりますよ。

[中村さんに伝えられるメッセージ]
それと、メッセージがあって『これからが大変ですよ、正念場です』
今こうやってご活躍されているけれども『まだまだ本当の理解ではない』
本当の理解ということを深めいく共に、ご自身がアーティストとして
本当に思いを深めていかなければならない。力を発揮しなければならない。
今まではもっと自分の心のままに、いろいろチャレンジしたりするんだけれども
ここまで活躍するとどうしても、社会の中の型に入れられてしまうところがある。
そこからもがいて『どうやってまた自分自身を発揮するか』という自分との勝負なのかな。
何かそういう風なことがあって『でもそれは必ず、脱却する日が来るんだ』と。
『そのことだけをちゃんと心に留めて、歩んでいってください』という メッセージがあるんですよ」
中村「望むところです」

【エンディング】
国分「さあ、中村さん、今日はいかがでしたか?」
中村「何だろう、これからも『人生、望むところだ』というところですね」
国分「覚悟じゃないですけれども、やってやるぞみたいな気持ちになりましたか?」
中村「肝が据わりました」
国分「自分を好きになってなかったんだという発見も、もしかしたら?」
中村「そうですね。それは言い当てられたな、一本取られたなというところでしたけれども」

【スピリチュアル・メッセージ】
自分の役どころを受け入れて、立ち向かうことを忘れずに。 これからは自分との勝負。罪の意識を捨てれば、もっと自分を好きになります


【オーラの言葉】
【人をいじめるのは、自分がコンプレックスの塊だから。
自分に自信のある人は、人に優しい

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