中村江里子

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【 2009年2月21日放送】【143回】パート4

今日のゲストは、フランス人の実業家シャルル・エドゥアール・バルトさんと結婚をした元フジテレビアナウンサーの中村江里子さん。

パート2からの続きです♪

中村江里子 パリマニア ERIKO的フランス暮らし

[フランスと日本の間で]
中村「日本にいた時というのは、やはりどうしても嫌な部分の方が目に入ってきちゃう
日本人の嫌なこととかでもそれが一歩外に出たことで
『何て日本人が持っている美しいものっていうのは尊いもので
他の国には無いものなんだろう』ということが分かって
それはだからもう、大切にしていきたいってすごく心の中で思っていますし

でも、逆に今すごく日本ブームでもあって、フランスでは。
やはり私が日本人というだけで、もういろんな方が本当に好意を持って接して下さるんですね。
そういう人たちが周りに一杯来て『日本の人と触れ合いたい』『日本の話を聞きたい』
ってすごくやってくれるのも楽しいんですよ。
『日本のことを、じゃあ私もまた勉強しよう』と思うし、
だからそういう形で フランスでこうまた生きいていくっていうのもいいのかなと思いながら
何かすごく揺れてます。」
美輪「分かります。」

中村「でもやっぱり、家族はフランス、彼はフランス人ですし、彼は当然
ずっとフランスで生きていく人なので、どうするだろうっていうのが。
そんなに笑わないで(江原さんが笑っている)。」

[スピリチュアルメッセージ]
[悩む理由は?]
江原「中村さんは真面目っていうか生真面目。」
中村「自分でもちょっと嫌になるところがありますね。」

江原「すごい。実はね、その迷い、まあもちろん国際結婚っていう形であれば
悩むこともよくわかるんだけれども、本当に今日、この言葉だけもらえれば
もうよいぐらいっていうか、中村さんの場合は自分が本当に迷っているわけではないの。
要するに背中を押してもらいたいだけなの。要するにね、全然、話が変わるんだけれど
中村さんと似た人は、この世の中にいるかもしれない、けれども瓜二つの人はいないでしょう?
顔かたちから経験から全部みんなオリジナルなの。

いいの、自分のやり方で。自分の子供さんは自分の子供さんの人生でいいの。
同じじゃなくていいの。だからどこかでそれが不安になっちゃって。
でね 『それで大丈夫』っていう、その言葉が欲しいだけなの。
だからそういった意味では いいじゃないですか。どちらでお勉強なさろうが、途中で3年来ようが5年いようが自由。
ね?そのご自身のまた経験と感動が、一杯あるわけだし。ね?
その都度その都度、その思いに任せていればいいんですよ。」

中村「だから頭でっかちに考え過ぎちゃうんですね、
私の場合、眠れないほど考えちゃうのでそれを。」

[本当は妄想族]
美輪「それはね、いま江原さんがとっても良いことをおっしゃっていたんだけどね
中村さん自身がね、自分を理解していらっしゃらないのね。
何でも片付けてきちっと 『これはこう、これはこう』何でもきっちり居士でね、
全部境界線を設けて『これはこっち、こっちじゃないと駄目よ』って。
だけど本当は、中村さん自身は
きっちり居士っていうのは、これは後天的な性格なのよね。
お家の教育によってそうなっちゃったわけ。

『これはこうですよ、あれはああですよ、そうじゃないでしょ』と。
お母様とかお父様とか、周りの人とかそういうもので形作られちゃったの。
でも生まれた時に、持って生まれた中村さんの性格は、夢見る夢子さんで、妄想族で。」
中村「妄想族です。そうでした。」

美輪「ね?それで得体の知れないきれいなものや、いろんなものや何かを追い求めて
その中で生きていたいっていうのが本当は、生まれた時の本性なんですよ。」
中村「でも、それは小さい時は特に強くって、もう自分の世界で、お城に住んで
じゃないですけれど『こういう物に囲まれて、美しいこういうもの』っていう
絶対あり得ない世界を夢描いているのは、今も時々あるんですけれども。」

江原「その理由が前に対談でも話した前世に関わるんですよ。」
中村「はあー。」
江原「あのね、中村さんの前世っていうのはスイスかドイツか、ヨーロッパの
あちらの方なんですよ。でいてね、若くして亡くなっているの、女の子なんだけど。
だから病弱で、だからいつも妄想が友達っていうか、想像力でね
『こんなことをやってみたら』とかね、そういういろんなことで
いつも見える美しい景色の中にいて、自然が一杯ある。
だから、いつもどっちかと言うと 今回はザワザワした所にいたいの。」

中村「東京とかパリの方が好きですね。」
江原「時間がピタッて止まった様なところが怖いの。」
中村「あの、長くは居られないです。居心地があまりよくない。
リラックスできないです、はい。」

江原「それとね、ものすごくせっかちな理由は、実は幼くして亡くなってるでしょう?
人生って長くないっていう感覚がものすごくあって、
あとは 『そこで後悔したくない』とか、だから要するにキチッキチッと自分で腹をくくって 決めていかないと嫌なの、子供のことでも何でも。
だから何か取り越し苦労。
先へ、先へスケジュールを立てていきたい。」
中村「そうです、そうです。」

[ご主人との絆]
江原「だからそれも、実は前世でそういう幼くしてっていうか、そういうところが見えて
で、全然話は違うんだけど、ご主人ってああいう明るい陽気な方じゃないですか。
で、さっき何で『空気みたいだ』って言いましたでしょう?で、こんなことを言ったら
何だけれども、実はご主人ってすごく甘えん坊でしょ?」
中村「はい。」
江原「で、中村さんにまとわり付くでしょう?」
中村「うん、もう2分見えないと呼んでます、私を。」

江原「弟なのよ。」
中村「えー!」
江原「やっぱり早く姉が先立っちゃってるでしょう?だからどこかで気になっているの、いつも。」
中村「本当にね有り難いんですよ、女性としてはあんな風に思いをぶつけてもらえて
いつも気にしてもらえるというのは有り難いんですが、
私はわりとさっぱりしてると自分で思っていて『もういいよ、そばに来なくて』
って言うくらい、すごくこう そばにいることが多いですね。」

江原「だからね、そういう意味で『空気みたいで、まあ別に籍を入れなくてもね
ずっといられるでしょう、一緒に』って思えちゃうのは、実は弟だからなんですよ。
だからね、今は夫婦ですよ。感覚的にフッとね、
この人、弟じゃないの?っていう風な雰囲気っていうか、
そのじゃれてきたり、 こうツンツンって引っ張ってるようなところがあるというか、
『まるでこれって、お姉ちゃんみたいじゃない?』っていう感覚がね、あって
だからね、そういった意味で魂がね、引き合っていた。

だからさっきの、最初のお父さんのことじゃないけれども、何でもテレパシーの人でね
だから以心伝心っていうのがやっぱり常に大事にされている
そういう質を持っているっていうかね。」
中村「私自身が、はい。」

[出会いに恵まれている人]
江原「そうです。だからね、常に引いていくのね。だから不思議でしょ
今まで全然関係のないことでも、こういうことで、こういう専門の人がいたら助かるのにな
、と思うと出会うでしょう?」
中村「そう、すごくいつも『あ、恵まれてるな』と思います。」
江原「で、『何かのことで教えを請いたいな』と思うとパッと会う。」

中村「本当に今、時期的にそうで、本当にこういうお話をいただいたというのも
どこかに行って誰かにきこうとかそういうことはなくて
『誰かから背中を押してもらえたらいいな』っていうのを思っていたら本当にお話を頂いて、
実は何年か前に、ごめんなさい、お話を頂いた時はスケジュールも合わなくて
『ごめんなさい』だったんです。
でも、今回は『もう何としてでもお目にかかりたい』と思ったんですね。だから多分もしかしたら。」

江原「うん。だから何となくね、引き寄せられたように思っているかもしれないけれども、私からすれば(釣竿を投げるまねをして)
自分でやってるところがあるのね、たぐり寄せてるっていうか
そういうところもあって先々のことなんだけれども、色々とね
社会貢献とか色々なことを中村さんは考えると思う。慌てない、急がない、ことなんですよ。
なぜかと言うとね、これ、言わない方がいいかどうかなと思ったんだけど、言うとほら
かえって何かつまらなくなっちゃうことってあるから。
ある意味で、お母さん自身のやってきたことをちょっと引き継ぎますよ、仕事を。」

中村「あー、何かそんな気はでもしてます。」
江原「アーティスティックなことで。でいて、フランスとかにいながらも
ちょっとそういう芸術交流的なこととか、色々と関わってくるプランもあるなあって
いうぐらいに。」

[将来のため急がない]
国分「でも、ちょっとそんな気がする、って言ってましたよね?」
中村「何となく私の中では『家業を』じゃないんですけど、
何か自分がやるということではなくて多分私は一生、何かサポートをしていくんだろうな、と。
今は逆に言うと全く何もしていないですけれども、でも気持ちの中で小さい時から
あったんだと思うんですね。
長女ということもあって、というのはあるんですけれども。」

江原「とにもかくにも、今日はこの言葉だけ覚えておいて下さい。
『急がない』『急がない』何事も取り越し苦労しない。」
中村「分かりました。」
美輪「だって急いだって、まだお子様が小さいでしょう?」
中村「そうなんです。」

美輪「小っちゃいのにね、どうするつもりです?」
中村「そう、だからどうにも出来なくて、もがいてたんです☆。」
美輪「もがく必要ないじゃないですか。」
江原「中村さんはね『早期教育いいかもしれない』とか
『いや、もう少し大きくなってからの方がいいかもしれない』とか
『でも、やっぱり文化を身に付けるには早い方がいい』とか、もう行ったり来たり。」

中村「そう、日本に来るっていうのは何か頭のいい子になって欲しいとかじゃなくて
いろんなことを知って欲しいので、それには10歳より前に来た方が多分言葉も覚えるだろうし、
人との関わりもとかって思うと『じゃあ娘が10歳になる前の逆算して
そうすると息子が何歳だから』とかっていうのを。」
美輪「余計なお世話ですよ。」(みんな笑い)

江原「それがね、自分でものすごいい勢いで『頑張ろう!』と思ってみたと思ったら
ガーン!と落ち込んでみたり、また上がってみたりって連続の人なの。
常にジェットコースターみたいな人。」
中村「ははは。」
国分「どうですか?」
中村「だから疲れるんですね。」
江原「でも、好きで疲れてるの、それ。」
中村「自分で望んでることだっていう。」

美輪「だからね、それをね、今はインターネットの時代でしょう?
パリだってアメリカだって離れていても距離はないわけですよ。
だからそれは、実際的に体を運ぶとなると12時間13時間かかりますけれども、
だけど生活の基盤をね、フジコ・ヘミングさん(ピアニスト)もパリにいて、日本にいて
両方行き合っていらしゃる融通性を持たせた生活、そういうやり方の時代に
もう突入しているんですよ。だから江戸時代の方みたいにね
『それはこれはこう。東は東、西は西』っていう風にね、それは時代遅れですよ。」
中村「あ、そうですか。」
美輪「ええ。」

[お父さんからのメッセージ]
江原「ただね、ちょっとお父様からのメッセージなんだけれども、あのね、お父さんはね
さっきも『最期の我がまま』っておっしゃったけれどもね、今日来ていらっしゃってね
それでいてね、『実は子供の教育のこともあるんだけれども、やっぱり今の親を思ってる』って。
やっぱりそのことを自分が少しでもやっぱりきちんと面倒を見てあげたい、とか
年代と共にみんな1人ずつ去っていくわけでしょう?
『そういう見送りとか、そういうのをきちんとしたいという気持ちが娘にはある』って
お父さん、おっしゃるのね。

けれどもお父さん、これはまた古臭く聞こえるかもしれないけれども、『嫁に出したんだ』と。
昔の感覚かもしれないけれども、
『嫁に出したということは自分自身の足場を 一番大事にしなさい』って言うのね。
『だから今の自分の家族を一番大事にしなさい。
そこが足元がぐらつく様だったらば、家族、親のことを色々心配してもらっても嬉しくない』って。」
中村「はい。」

江原「うん。『やっぱりそれはきちんとしなさい』と。
だから優しい子だけに、やっぱり親のこと。特にお祖母ちゃまとかでもお年だし
だからそれがものすごく心配になっちゃう。ね?」
中村「もう、それはかなりのパーセンテージを占めて私の中にあるので。」

江原「そこと、子供をどこかでこじつけて理由にしたい自分もどこかにあって
だから人間っていうのは単純じゃなくって、いろんな考える自分があってね
でもその全部を叶えるといったら、なかなか難しいことでね
でもこうやって行き来できるわけだし、ね?それで今日のテーマになっているけど
自分が望んで引き寄せていれば、
必ず悔いのない時間を過ごすことができるはずですから、ね?
おばあちゃまとも。」
中村「はい。ありがとうございます。」
江原「それが心配だったはずなんですよ。」
中村「そうですね。はい。」

[エンディング]
国分「中村さん。今日はいかがでしたか?。」
中村「いや、本当にまさに私自身が望んでいて、誰かからすごく背中を押してもらいたかった、
『安心して大丈夫だよ』といっていただきたかった、2人からいっていただけたことで、
もうちょっと楽に、楽しもうと思いました。」

国分「あの、押し方たっていろいろあると思うんですけども。」
中村「そうなんですね。お2人に『大丈夫から。なにいってんの』っていっていただくことで、1歩すすめるという。」
国分「それはやっぱりお2人になるわけですか。」
中村「ごめんなさい。ごめんなさい。」
国分「大丈夫です。一応もう1人すわって…。」
中村「いや、3人です…。」

【スピリチュアル・メッセージ】
子育ては日本でもフランスでも大丈夫。子供たちはオリジナル
どちらでもそれぞれ違う経験と感動があります
大事なことは「慌てず急がす」です

【オーラの言葉】
どこの国も良いところはあるけれど、海外に出ると日本の良さがわかる
世界の芸術家が認める日本の文化、洗練された美意識は日本だけのもの

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