オーラの泉 元気力の秘訣 齋藤孝

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【 2009年05月30日放送】【スペシャル企画】

オーラの泉 スペシャル企画 ヒーローに学ぶ元気力の秘訣 齋藤孝

~日本に元気をくれたヒーローたち。 WBC2大会連続の優勝で日本中が元気をもらいました。 イチローに学ぶ元気力の秘訣とは。

振り返れば日本に元気をくれたたくさんのヒーローが…。
戦争に敗れ元気を失った日本に現れたのがプロレスのスーパースター、力道山。
昭和24年には湯川秀樹博士が日本人初のノーベル賞受賞
昭和43年には川端康成さんがノーベル文学賞受賞
昭和28年には伊東絹子さんが日本人初のミスユニバース入賞
八頭身美人が流行語になりました。
さらに昭和34年には児島明子さんがミスユニバース優勝に輝き、
日本人の体格的なコンプレックスを吹きとばしたのです。
昭和26年には黒澤明監督の映画
世界の三船を生んだのはベネチア国際映画祭でグランプリを獲得した「羅生門。」
世界の黒澤明監督は今も日本の誇りです。
戦後最大のヒーローといえば長嶋茂雄。
時代を飾るヒーローたちのパワーの源とは。

元気のカリスマ、明治大学文学部教授・齋藤孝先生をゲストに元気力の秘訣を解き明かします~

国「先生が元気づけられたヒーローっていうのは誰になりますか?」
齋籐「僕はやっぱり長嶋さんとか、励まされましたね。こう、チャンスに強いというか。
普通、選手を応援するんですけれども、長嶋さん、王さんっていうのは
日本中を応援していたっていう感じなんですよね。
ですから多分、長嶋さんも悩んだこともあると思うんですよ。
素振りを夜中に毎日やってたっていいますからね。
そういうのはサラリと出さないでやるっていう、そういうのはすごいなと思いますね。」
美「プロですね。」
齋籐「プロですねえ。」

「日本人は体格的に外国人に負ける、という先入観というか劣等感がある。
けれども、スポーツでも歌なんかでも努力をすれば通用する、という自信がもらえる。」と江原さん。

「力道山や川端康成さんには少年みたいなところがあった。」と美輪さん。

齋籐「『少年みたいなところ』とか『子供みたいなところ』っていうのは
僕は人を元気にする人の共通点のような気がしますね。
何か自分が好きなものっていうのがあって、そこにエネルギーを出せる人。
そういう人ってちょっとやっぱり明るいですよね。」
国「なるほど。」

元気力の秘訣
好きなものにエネルギーを集中する

齋籐「そういう好きなものを持っているっていうのは『強いな~』と思いますね。」
美輪「齋藤先生もそうじゃありませんか。」
齋籐「僕も好きなものがあると学生に語りたくなっちゃうというか
好きなものに打ち込めている自分にもう『感謝したい』っていうぐらいですね。」
美輪「そう。」

国分さんが「僕みたいな普通の人間と、ヒーローとの違いというのは。」と聞くと
先生は「コミュニケーション力が素晴らしいという意味で、国分さんは充分ヒーローだ。」といいます。
「すごく話しやすい雰囲気で『どんな球を投げても捕ってくれそう』と思わせてくれる。」と斎藤先生。
普通の人間とヒーローとの違いというのは
齋籐「やっぱり『自分がこれに賭けるんだ』っていうね、それを持って それを人と分かち合いたいっていう気持ちですよね。
自分だけじゃなくて、人と好きなものに対する情熱を、憧れが伝染していくように分かち合いたいっていう
そこでね、やっぱりすごくエネルギーの差が出るような気がします。」

元気力の秘訣
情熱を皆で共有すれば より大きなエネルギーになる

~斎藤孝先生がコミュニケーションのために開発した「偏愛マップ。」。
好きなものを思いつくままに書き出します。場所、芸能人、映画、洋菓子、旅行、キャラクター、食べ物、音楽、マンガなど
好きなものがたくさんある人は、それだけ元気になれるはす~
そこで、街頭で
「好きなものアンケート(制限時間3分以内に好きなものを何個書くことができるか)。」を実施。その様子が流れます。

アンケートの結果、好きなもの平均個数は、男性8.6個、女性15.7個で
女性の方が男性の2倍近く好きなものを書いてくれました。
たくさん書いた人ほど、答えが具体的で、発想が自由、そして女性が多いようです。

齋籐「僕はね、どの年代でも女性の方が男性より元気な気がしてたんだけれども
いま倍ぐらい女性が書けるっていうのは、何か腑に落ちました。 やっぱり男性は大雑把ですよね、書き方が。『テレビ』とか。
テレビだったら、テレビ番組のことを細かく『この番組が好き、この番組が好き』
という風に書いていけば、どんどん増えていく。
女性の方が自分の好きなことに細やかに向かっているような気がしますね。」

「コンサートやお芝居を見に来る人は日本はほとんど女性。だから男性は生きがいの数が少ない。」と美輪さん。

~好きなものが多いほど元気になる、さらに友達も増える、と斎藤藤先生はいいます~

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齋籐「『偏愛マップ』っていうのを考えたのは、好きなものがあると それについて人と話してたら楽しいですよね。
好きなものについて話した者同士は、知り合いから友達に変わっていくと思うんですよ。
やっぱり好きなものについて話した人は友達。

そうしますと、好きなものが少ないと、話せる友達がちょっと少ないですよね、幅が。
好きなものの幅がものすごく広いとしますよね、そうすると小さい子とも
おじいちゃん、おばあちゃんとも友達になれるっていう…。」

美輪「共通の話題がね。」
齋籐「そうですね。」
国分「なるほどね~。」
江原「確かに先生がおっしゃった様に、そういうパイプがいっぱい出ているわけだから
色んな人と友達になれますね。」
齋籐「そうですね。」

元気力の秘訣
好きなものの幅を広げれば友達をたくさん作ることができる。

美輪「話すということはね、人に自分の思いとか、経験とか、色々なもの 話すという行為そのものが元気になるのよね。」
齋籐「そうですよね。」

~齋藤先生が、元気なのは生まれつきの性格ではなく上機嫌になるテクニックがあるそうです~

国分「先生はいつも、やっぱり明るくしているイメージがあるんですけれども 子供の頃からそういう性格だったんですか?」

齋籐「いや、僕ね、子供の頃は普通に明るかったですけど、
20代はもう暗くて不機嫌のどん底みたいな状態。周りにさんざん迷惑をかけたんですよ。
やっぱり自分が思っていることが全然、仕事にならなくて、
ず~っと何か学生のような状態が続いていたんですね、30歳でも無職っていう感じだったので。
その時には本当に不機嫌で、周りの人にはちょっと暗い感じにうつったと思いますね。」
国分「それから抜け出したきっかけみたいなものっていうのは?」
齋籐「きっかけは僕、大学の非常勤で教え始めて、それで大学でしゃべることが 許されるようになったんですね、授業が出来るってことです。 要するに先生として。
その時に雰囲気が変わったんですね。すごく機嫌がよくなったんですよ。
やっぱり人に向かって何か自分の考えてきたことを話せるっていうことがすごく幸せ。」
美輪「その話すという行為でエネルギーが周り出すんですよね。」
齋籐「あ、そうですね。」
美輪「体中のエネルギーが。」

国分「こうやって僕らも今、僕もそうですけれども、こうやって色々なところで 話したりしてるじゃないですか、今もそうですけど。
これも話しながら自分でパワーを蓄えたりとかしてることと同じなんですかね。」
齋籐「そうですね。循環させているというか、元気が。」
江原「いや、私もね、実はそう思っていて、いま若い人で 『プチうつ』とか、多いでしょう?
あのね、コミュニケーションをもっとすればもっと救い出されるっていうかね、
抜け出せることって一杯あると思うんですよ。
だけど今の社会の便利さって、全部、言葉を交わさないことが便利だと思っているところがあるんですよ。
だから、何でも言葉を交わさずに注文できるとか、もうそれが便利で『これで内気なあなたも大丈夫』とかね、それが宣伝文句だったり
それがどんどんエネルギーの循環ができなくなっちゃう。」
国分「パソコンでの会話っていうのも、いま普通になってきてるじゃないですか。」
江原「そう、だから普通に会話できなくなっちゃうの。
だって今、会社でも隣の人にメールを打つんですよ。」

~教える立場になって斎藤藤先生が気づいたのは 「自分が上機嫌で話せば生徒たちも聞く気になる。」ことでした。
そこで、上機嫌になる様々なテクニックを編み出したそうです~

「イチロー選手の肩入れの動作(足を大きく横に開いて腰を落とし 膝に手をついて左右の肩を交互に前に出す)は元気になる。」と齋藤先生。
また、先生は四股踏みを小さい頃から、相撲が好きでやっていて、すごく何だか力がみなぎって来るのだとか。

美輪「人間の体は動かさなければいけないように出来てるものなんです。
ジ~ッとしてると、本当にマイナス思考になっていく。それでだんだん頭も悪くなってきて、だんだん色々考えられなくなって、思考もストップしちゃっていくから怖い。」と美輪さん

齋籐「僕は結構、体を揺すったりとかするんですね。
で、嫌なものは全部吐き出して、せ~ので『は~ 何もかもどうでもいいや!』って言ってから行くんですよ。
そうすると自分がスッカラカンになった状態で、まあ子供みたいな体っていうことですかね、体から入ることが多いですね。」

国分「これはどうですか、江原さん。揺すったりとか、は~って言ったりとか。」
江原「すごく良いことだと思いますよ
やっぱり、声。何か瞬発的に元気を出そうと思うと、かけ声って絶対大事だと思う。
お年寄りでも、あまりよくないかもしれないけど『よっこらしょ』ってやるでしょう?
立てるんですよね。重い物もね『ハイ!』って言うと持てるんですよ。」

国分「なるほど。瓦を割る前に一回、声を出してからわったりとかしますもんね。」
江原「そうでしょう?」
美輪「みんな『ヤア!』って言うでしょう?黙ったままやる人いないじゃない。」
国分「絶対、痛いですもんね。」

齋籐「もうひとつ、笑うことで緩めるっていうのはすごくよいと思うんですよ。
なかなか今、男性の中高年の人って、笑いがたくなっていて、講演会をやると
例えば女性1000人だけでやるとすごく笑いやすいですね。
でも男性1000人だと静かに聴いている。
ちゃんと聴いていらっしゃるんですよ、でも静かなんです。
で、一回立っていただいて(両手を上げてを手を組んで体と手を左右に)揺っていただくとその後はすごく笑えるんです。
要するに、笑えるまで体ができてないっていうか、硬くなっちゃっているんでしょうね。」
国分「でも先生、またすごいと思ったのは、僕だったら
『わあ、今日、すべってるわ~』と思うと思うんですよ。
『駄目だ』ってなっちゃうと思うんですけど。」
齋籐「いやもう、全然思わないですね。これは『相手の体が出来ていないんだ』という風に 思い込む。」
国分「すごい。」

江原「でも笑うっていってもね、本当に笑っていない人が多くて
お腹で笑っていないと笑ってるって言わないですよ。
講演会でお話しても(口だけ横に開いて)『フフッ』って。笑ってないですよ、それ。
やっぱり笑うと元気が出るんですね、生きる力とか。
だから 『悲しいことがあったら、あっただけ笑いなさい』と私はよく言うんですよ。
で、『どうしても笑えなかったら、鏡を見て無理しても作り笑顔をする。
その顔が怖くて笑える』って私はよく言うんです。だから人間は強いんですよ、元来。」
齋籐「だから僕は、すごく簡単なやり方としては、何か 拍手したりとかね、何かおもしろいことがあったら 『面白いな』って手をたたくことにしているんですよ。
そうすると会議なんかでも、誰かがよいアイディアを出すとしますね
そうすると(笑って拍手しながら)『すっごくいいね、それね』ってみたいなのをやるんですけど
僕しかやっぱりたたかないんですけど。でも、これをやると何かこう 全体が明るくなってくるんですよ。」

元気力の秘訣
拍手をすると場の雰囲気が明るくなる。

江原「これはお祓いで。だって音霊のお祓いですから
(手を叩いて)邪気を祓う。これもエナジーでしょ。」
齋籐「自分自身も手を叩いているうちに、何かこう、体がリラックスしてくる感じしますね
それかこうやって、『せ~の!』で(国分さんとハイタッチ) ってやってから二人で議論させるんですね、大学とかで。
そうすると密度が濃くなる、というかね、テンションが上がる。」

~元気がないときは、体が硬くなって笑えないもの。
そんなときは、とりあえず体を動かしてみると気分もほぐれます。
また、嫌な気分は口から吐き出すつもりで「もうどうでもいいや。」と言えば すっきりします~

元気力の秘訣
体を動かして気分をほぐす。
嫌なことは口から吐き出すつもりで「もうどうでもいいや。」と声に出して言う。

齋籐「何かポジティブ、前向きな言葉をね、どんどん断言していくっていうのが良いと 思うんですね、断言力というか。
やっぱり、前向きな言葉を口にすると、その分だけ自分にもそれがね、 乗り移ってきますし、文字の威力って大きいんですよね。
だから色紙に前向きな言葉を書くことにしているんですよ。
色紙に書くと自分が書いた言葉なのに、向こうからこっちに、また力が出てくるんですね。」

国分「具体的にどんな字を張ればいいでしょうか?」
齋籐「『上機嫌』っていう字とかね。僕はTシャツにしてみたんですよ、 『上機嫌Tシャツ』(黒地に白で『上機嫌』と書いてあるTシャツ)
それを着て小学生200人を教えるんですよ
そうするとね、もう絶対、上機嫌でいられますね。」
国分「そりゃそうですよ『上機嫌』を着て不機嫌だったら、意味が分からないですもん。」
齋籐「あるいは『渾身(こんしん)Tシャツ』っていうのを作ったことがありますね
『渾身』っていう字を書くんですね。
で、渾身って書いてあると『何かエネルギーを出そう』っていう気持ちになってくるとか。そういうTシャツにするっていうのもすごくいいですよ。」
国分「なるほど。」

美輪「だから、嘘でも何でもいいから、自分の目につくところに、めでたい字、 『寿』とか。
よく『寿』という字をいっぱい書いてある風呂敷や何か ああいうのをベタベタ張ったりとか。『おめでとう』とかね。」
江原「中華料理店みたいにすればいいですね『福』とか。」
齋籐「なるほど。」
美輪「お祭りなんかでも大きな字で『祭』って書いてあるでしょう?」
齋籐「いいですね、あれ。」
江原「嬉しくなりますよね。わくわくしてくる。」
齋籐「いいですね~確かに。」
美輪「だから『祭』って字の代わりにね、今度は『死』っていう字を書いたりとかね。
そうしたら祭りにならないでしょう?」
国分「近寄りたくないですもんね。」
美輪「そうでしょ?『祭』って書いてあるからね、提灯でも何でもね、楽しいんですよ。」

上機嫌の作法 (角川oneテーマ21)

元気力の秘訣
縁起の良いポジティブな文字で身の回りを飾る

国分「どうでしょうか。人を元気にさせるものの力とか、そういうものっていうのは 江原さん、どう見ていますか?」
江原「やっぱりね、齋藤先生がおっしゃった通りに思うんですよ。
そういう自分自身の愛するものとか、愛することとかがあると
それこそ泉じゃないけど…湧くんじゃないかと。
よく、『生き生きしてる』って言いますけど、そういう意味でね
『あ、この人っていうのは何か大事なものを持っている』
『何か自分にとっての大切な人を持っている人だな』っていうのは
やっぱり見ると前向きですよね、ポジティブ。
ネガティブなことも沢山あるはずなんですよ。でもポジティブに変える。」
美輪「そう。私ね、一番嫌いな人はね。心配させたい人。
『こんなに辛いのよ』『ケガしてるのよ』『同情して…』
だから『勝手に苦しめば!』って言うんですよ。」

齋籐「そういえば僕、美輪さんの舞台をこの間『毛皮のマリー』をみさせていただいて…
楽屋にご挨拶に行ったら『粉砕骨折だ』って腕をつられていたんですね
舞台では全くそんなことは見えなくて感動的な舞台だったので
『これはプロだな』と思ってびっくりしましたね。」
国分「今も、そうなんですよね。」
美輪「うん。骨折して、もうヤカンのように手が膨れ上がっちゃったし
それでもう死ぬほど痛いですよ。でもお客様には関係ないですからね。
一緒に出ている役者さんたちとかスタッフの皆さんにも。
だから だから『自分ひとりが痛い思いをしていれば、それでいいんだから』っていうから。」
齋籐「全く気がつきませんでしたからね。手も上げられてましたからね。」
江原「電話で『大丈夫ですか?』って聞いたら『根性!』っておっしゃいましたから
『根性で治す!』っておっしゃいましたから。」
国分「それはすごいですよ。今日、こうやって話してみて より元気になった気がするんですよね。 こうやって会話をすることも本当に。」
江原「何か疲れが吹き飛びますよね。」
国分「朝からずっとロケ、やってたんですけどね
その疲れもちょっととれた気がしますね、これ。」
江原「何か声を出したらね『ハイ!』とか…。」
国分「『明日も頑張ろう』って気になりましたね。」

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【オーラの言葉】
辛い、苦しい、悲しい、痛い…
人間が一番大変な時
邪魔になるのはマイナスの感情
必要なのは強く楽しく明るく…
理性で「次にどうするか。」考えること

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