斎藤祥太

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【 2008年08月30日放送】【132回】

ゲストの方々の悩みから人生のヒントを導く「オーラの相談室。」。
東幹久さん、斎藤祥太さん、羽野晶紀さん、前田日明さんが出演されました。
ここでは俳優の斎藤祥太さんの相談を取り上げています。

ドラマ、バラエティで活躍する斎藤祥太さん。
一卵性双生児の弟・慶太さんと共に映画「タッチ。」で主役を演じ、イケメン兄妹として話題になりました。
普通の兄弟ではつかめなかったチャンスを活かし、デビューした齋藤さんですが、 双子ならではの悩みもあるというのです。

斎藤祥太さんの相談

国分「オーラの泉で双子の方が出てくるというのは初めてなので、 どんな相談が今日は。」
斎籐「小さい頃、僕、双子がすごく嫌だったんですよ。
コンプレックスというか比べられたりとかするじゃないですか?
そういうのがすごく嫌で 『双子で生まれてきたっていうのは、どういう意味があるんだろう?』
とか 『同じような人間が二人いて、どんな意味があるのかな?』と。」
国分「思うよね。」
斎籐「はい、気になりますね、すごく。」

~斎藤祥太さんの悩み
どうして自分たちは双子で生まれてきたのかその意味を知りたい。~

国分「これは意味があるわけですよね?」
江原「もちろん。あの、双子さんっていうのは、どうしても常に一緒の時期に育っていくわけだし、そうするとそれだけ『お互いを意識する』ことが多くなりますよね?
良い部分では、常に刺激し合い、 悪い部分ではやっぱりどうしても比べちゃったりとか。
それ自体が、メニュー。学び。」
国分「なるほど。」
江原「だって双子であっても、性格違いますでしょう?」
斎籐「違います。」
江原「ね?だって弟の慶太さんの方が、どっちかと言うと奔放でしょう?
どっちかと言うと、斎藤さんの方が神経質。」
斎籐「そうかもしれないです。」
江原「物事の考え方とか。」
斎籐「弟に比べてですよね?」
江原「そう。」
斎籐「そうかもしれないです。」
江原「だけども、逆に言うと、刺激になるでしょう?」
斎籐「刺激になりますね。」
江原「それで、自分自身も『あ、そうか。そんなに細かく考える必要ないな。』
とかねっていうことがすごく良くわかると思うんです。」
斎籐「はい。」
江原「どうして双子っていう家とか、生まれ方を選んだか。これ、自分で選んでくるんですよ。」
斎籐「僕自身がですか?」
江原「“選んでくる”、そうなんですよ。子供が、生まれてくる家とかを選んできたりするんですよ。」
斎籐「生まれてくる家を選ぶ、はい。」
江原「だから、親が勝手に産むんじゃない。」
斎籐「僕が望んで、生まれてきたってことですか?」
江原「そういうことなんです。 だからそれは良い悪い、いろいろあると思うんだけれども。
だから最初からハードな環境を選んで生まれてくる勇敢な子もいるし、いろいろあると思う。
弟さんの場合は良く言えば自由、悪く言うと奔放にいき過ぎていて。っていうね。
だから言葉は悪いんだけど、時どきね、兄弟から見てても 『自由でいいなあ』と思う時とか、または悪い面で見ちゃうと 『意外とクールだなあ』みたいなね。」
斎籐「でも本当に、その通りかもしれないです。
僕は実家で住んでいるんですけれども、弟の慶太は、今1人暮らしをしているんです。」
国分「ええ!」
斎籐「そうなんですよ、自由奔放というか、そうなんですよね。」
江原「それをお互い刺激し合って『学び合いましょう』っていう、
全部の双子さんじゃないですよ。このお家に限っては。」
美輪「反面教師っていうことよね、お互いが。相手をじっと見てて、自分の足りない分、 自分の欠けてる分、自分の長所の分、それを弟と比べて、そしてそこを補ったり、
削ったりする、そのお手本が両方にあって、それが学びっていうことでしょう?」
江原「その通りですね。」

ご兄弟には偶然とは思えない不思議な体験があるそうです。
斎籐「僕、映画を観に行ったんですよ、結構、昔なんですけれども。 映画をみていて 途中で軽く咳払いをしたのが聞こえたんですね。 どこかで聞いたことがあるな、と思って見たら後ろに慶太がいたんです。」
国分「え!」
斎籐「同じ映画館で、同じ映画を観ていた。」
国分「これはすごい。」
斎籐「本当なんですよ、でも。」
国分「『何してるの?』みたいな話に。」
斎籐「『おう!』みたいな『ばったりだね』ぐらいな感じでしたね。」
国分「他にもあります?」
斎籐「例えば、僕が昔、撮影に行っていた時に、たまたま慶太と一緒だったんですよ。
僕の方が入り時間がちょっと早かったのかもしれないですけれど、
すごく足が痛かったんですよ。 僕はあの左足がすごく痛くて。
そうしたら慶太が『お前、左足痛いの?』って言ってきて 『ああ、俺、痛いんだよ』って言ったら
『俺、右足すごく痛いんだよね』って言ってきて。」
国分「同じタイミングで。」
斎籐「同じタイミングですね。」
国分「同じタイミングに痛みを感じるっていうのも、何かあるんですかね。」
江原「それもやっぱりあのずっとお腹の中からね、ご一緒してるわけだから
テレパシー的能力は強くなりますよ。
お互いの感応能力、お互いの思考が似てくる。
だから映画館で会うとかっていうのは、そういうのはよくあると思う。
ただ、同じように足が痛いっていうことは、例えばね、見ていて
『あ、自分も痛くなってくる』という感応もあるかもしれないけれども。
まあそれは、その時そうだったんだろうという、兄弟でもよくあることですから。」
美輪「おっしゃる通り。
ただね、双子だからという先入観を 自分たちが囚われちゃいけないってことね。
他人様はどう考えようと自由だけれど、自分たちもそれに囚われ、
偶然そうなったことを 『双子だから』ということで理由付けをしない方がいいっていうこと。
だって、兄弟だってありますもの。
兄弟だって、夫婦だって、赤の他人同士だって とんでもないところ、場所で、
映画館で『何であなた来ているの?』って。」
斎籐「まあそうですね。」
美輪「だから偶然の一致、そういったことと、混同しない方がいいですね。
何から何までそのせいだ、と思わない方がいいんじゃないですかね。」
江原「私、お寺で拝んでいたら、姉がいましたもん。」
国分「そうですか。」
江原「『姉弟、同じこと考えるもんだね』なんて言って。」
美輪「そうそう。」
斎籐「『双子だからということではなく、たまたまだったということもある。』っていうことですよね。」

【斎藤祥太さんへのメッセージ】
双子だからと気にすることなく 互いに学び合う大切な存在としてプラスに考えてください

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