佐渡裕

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【 2007年03月28日放送】【93回】パート4

今日のゲストは、世界で活躍するクラシック音楽の指揮者の佐渡裕さどゆたか)さん。

感じて動く

パート3からの続きです♪

[音楽を世界に]
江原「それでね、そうは言ってもね。
今言った事を、覆すわけじゃないんですけどね。
それこそ、兵庫は兵庫で、とても大事なんですけれども。
これから、また、ヨーロッパの方にもどんどん出なきゃいけなくて、
佐渡さんね、アメリカまで行かなきゃ行けないの。」

佐渡「はい。」
江原「だから、まだちょっと色々と、スケジュールがいろいろありましてね。」
佐渡「僕はもともとアメリカのタングルウッドの音楽祭出身、
だからアメリカにニューヨークに留学するつもりでバーンスタインのところに行ったんです。
そうしたら『すぐにウィーンの演奏旅行が始まるから、それについて来い。』と言われて
本当に片道切符でウィーンに行ったのがきっかけ。
欧州に行こうなんて、本当に思っていなかったんです。

ただ『欧州でやることが、今いっぱいある。』と思いだして。
フランスに始まって、イタリア、ドイツ…。
アメリカはもうちょっと自分がいろんな財産を持って
いろんな経験をしてからアメリカに行くのかなとずっと思ってたんですけれど。」
江原「その通りですね。アメリカの土地で(浄化の)音を流さなくてはいけないんです。
そういった意味では、佐渡さんが自覚なさっている通りのスケジュールだと思いますね。
どうしてこういうことをわざわざ言うかというと、
兵庫のことは大事にしなくては いけないけれども、それだけに没頭するわけにもいかない
あちらの方にも行かなくてはいけない。
あっちだから、こっちだからという差はなく全ては同じで。」

佐渡「はい。」
江原「皆さんの、その土地や地球のためというかね、いい音流して。
だから私は音楽とかって、その芸術はみんな、そこに『神を見る事』だと思ってますから、うん。
そこにやっぱり神が宿ってるから。
みんな神を忘れない様に、させるためのものだと思うんでね。
音楽、この世からなくなったり、芸術、この世からなくなったらば
もう地獄になるだけだと思うんです。
ですから、そういった意味で、美輪さんもそうだし、佐渡さんもそうだし。
皆、その国分さんも、そうだと思うし。
だから、そういう役割、メッセンジャーでもあり、
浄化させる元、であると思うんですよ。」
美輪「そうなんですよ。」
国分「そうですねー。」

江原「国分さんの歌う言霊も、多くの若い人などに、励ましやいろんなメッセージが あるわけですよ。ただきいているだけじゃない。
例えば気持ちが落ち込んで、嫌だなと思っているときに、ふとその歌で
神をまたそこに見て、奮い立ったりね、するものなんですよ。」
国分「僕も音楽で勇気づけられることがたくさんありましたし、ただ、今日はもっと音楽って強いし、優しいし、人を助けるんだということを、
もう一度再認識できたので…。」
美輪「うん。」

佐渡「すごく、もう初歩的な質問になるかもしれませんけれど、
毎日起こっているニュースには悲しいことがいっぱいあったり、
例えばインターネットなどで好きなことを書ける場があって、
そこには妬みや意地悪な部分を実感する。
僕だけじゃなくて、たくさんの方が会社であったり学校であったり、
社会自体が、どうあり続ける事なんでしょうね?
このことは いまこの時代に生まれている僕たちのすごく大きな課題である という気がするんですよね。」

[雑音に流されない]
美輪「で、それはつまり『流されなければいい』と思うんですね。」
世の中にはいろんな分野がありますでしょう?
お寺さんで身の上相談の仕事を続けさせていただいたりとか、
いろいろなお役目、 歌う仕事、本を書く、スピーチの仕事もやる、テレビも出させていただく、お芝居もやる。
表現方法はそれぞれ異なるけれども、底辺を流れているメッセージはひとつで、
それは『自分が強い人間に生まれているから、その強さを世の中の多くの人に役立てたい。』と思って。
横柄な言い方かもしれませんけれども『目の前にいる人を救え』という指令を、
それを守っていれば、悪口言われてブログに書き込まれようと何しようと。
週刊誌にボロクソに書かれようと。
そういう事を書いてる人達の方が卑しい気魂でしょう。
恥ずべき人達なんだから。そういう者、相手にしないで。
ただ、私は自分に対して、神さまの前にいて、
いつも胸を張って、神さまの目をじっと見つめる。
そういうことをしているか、していないか。
それだけでいいと思うんですよ。

国分君にしても、佐渡さんにしても、江原さんにしても、
これからもいろんなことがあるでしょうけれども、そういう目にあっても
自分自身がまったく後ろめたいこともなくて、
『人を助けさせていただく。』、もうそれで結構。
『この人を助けたい。何とか助けるわけにはいかないだろうか?』
そればかり考えていれば、それでいいんですもの。
真があれば揺るがないですよ。そうお思いにならない?」
江原「思いますね。何が真実かわからなくなるじゃないですか
こんなに嘘ばかり並べられてしまったり、嘘で嘘を固めてというようなことが まかり通って行くんだということで、愕然とするでしょうけれども、
美輪さんのおっしゃっている通りだと思いますし、
やはり、苦しみ、悲しみを知っている人は優しい。」
国分「うん。」

江原「例えば、こういう霊的なことを毛嫌いする人もいるでしょう?
その人たちは『余命ひと月ですよ』ということにならないと、 その気持ちがわからない。
本当に霊的なことを探求しようという気持ちにならなくて
いたずらに批判するというようなことをするのは、
自分自身が死というものを見つめていないからだけであって、
理解できていないだけだという風に思うんですよね。
こういう番組が害になると言うのも、わかっていないから。
いろんな経験を得ている人は、ひとつひとつの言葉に、
『なるほどな』とか生きる勇気になったり。
それこそいじめ社会で『死んでしまいたい。もう嫌だ。生きていたくない』という人も
生きる希望を持ったりとか。闇を知らない人と言うのは、理解できないから。
苦しみを知らない人は、やはり無責任なことを言ってしまうんですね。」
美輪「つまり『私はそういう野次馬はどうでもよろしい。そういうものをいくら書いても 読みさえしなければ、存在しないのと、いないのと同じ。読まなければいいんだもの。
その人は存在しないのよ、1人で寝言を言っていれば結構。』
オーラの泉や、本を読んで
『助かりました。リストラにあって、死のうと思っていたお父さんが思いなおしてくれました』とか
『六年間も引きこもりだった人がなおって、だんだん外に出てくるようになって、
今は美輪さんの舞台を親子揃って観にくることができました』とか、
そういうお手本が山のように来るわけじゃないですか。
そういうものがあれば、自分自身の道は自分自身が
『これは世のため人のため、私利私欲じゃなくてやっている』という 揺るぎのない信念さえ持っていれば。
私はいろんな表現方法でいろんなことをやっていますけれども
その信念が根底にあると、とっても楽ですよね。」

[権威の崩壊]
江原「世界全般を見て、共通する流れがあると思いませんか?
権威が崩壊しているんですよ、どこも。
例えば音楽のことでもそうで、私自身の感想として申し上げるのは、
佐渡さんのようにたくさんの人が劇場に詰め掛けて、敷居が高いという感覚がなくて、
演奏が終わったあとも『これって甲子園だったっけ?』というような掛け声があったり
みんなが応援している。そうやってみんな変わっていってるんですよ。

大先生がいて、権威があって、ということは、みんな朽ちていく。
私はそれが天の意思、流れだと思うんですよ。
この日本だけとらえても、もう殺人から何から色々あるけれども。
『これだから安心だろう』とか。『これなら大丈夫』とか一切ない。
自分の心の目だけが頼りという風に全部なっている、共通しているんですよ。

『これだけの会社だからいいだろう。』『ここだから買ってもいい。』とか
もうそういうことが一切ない。自分の判断。
『そういう自立をしなさい、自分の心の目を養いなさい!』
そういうメッセージを受けている時代なんですよ。
だから佐渡さんに白羽の矢が立つんです。でなかったら立たない。」

国分「いや~今日は、ほんとに勉強になりました。」
美輪「私も。」
佐渡「いやほんと、『スシ屋で聞いた話が全てだったら、どうしよう?』って 思ってたんですけど。
もう全然、違うって言うか、それからもっともっとあふれて。」

江原「だけど、1個だけオチあるんですけどね。
パリとかにね、お住まいになったりしますでしょう。
だけどフランスにいた事あるんですよ、前世でもね。」
佐渡「ええ。」
江原「貴族だったんです。で、今みたいに燕尾服みたいなの着ててね。
けれどもすごい反逆児でね。」
佐渡「ははは。」
江原「それで、社交界でねオナラするんで有名だったんです、わざと。
嫌がらせのオナラ。」
佐渡「今、この話聞いて、一番びっくりしたのが、うちの家内だと思います。」
美輪「なぜ?」
佐渡「僕もう大好きなんです人の前で、わざとオナラするのが。」
(みんな笑い)
美輪「ええ?!ほんとに?」
佐渡「エレベーター降りる時とかね。」
国分「何をしてるんですか
まさか、こんなオチで終わるとは思わなかったんですけども。」(みんな笑い。)

【エンディング】
国分「佐渡さん、今日はいかがでしたか?」
佐渡「僕は、まあ指揮者をやっていますけど。
オーケストラにはトランペット吹いてる人やバイオリン弾いてる人や
様々な、やっぱり役目があるのと同じように。
その、社会全てがね、皆それぞれに。
あの太一さんにも、もちろん大きな仕事があって。」
国分「はい。」
佐渡「何かそれぞれにそういう事に気づいて。
この世の中がおもしろくなっていくんじゃないかなって、やっぱ思いました。」
国分「ほんとに、僕も、そういうお話を聞いたり。すごく佐渡さんの事、尊敬して。
後、音楽聴いてる人達も、ほんとに素晴らしいなと思ってると思うんですけど。」
佐渡「はい。」

国分「まさかオナラをしている人だとは…
エレベーター降りる瞬間に、オナラ一発かましてから出るという。」
佐渡「誰か乗ってる時が一番いいんですよね。
事務所のマネージャーとか乗ってる時に。
マネージャーがもう1回上まで行ってくれる時とか最高のシチュエーションですね。」
国分「いらない置き土産ですからね、それは。」

【スピリチュアル・メッセージ】
愛、優しさ、平和への思いが人々の心を結びつけます
たましいを浄化する音楽、地球のために良い音を世界中に届けてください

【オーラの言葉】
目の前にいる人を救うために、何ができるか考える
神様の目をまっすぐ見つめて胸を張れる生き方。それが揺るぎない信念

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