陣内智則
【 2008年01月12日放送】【2時間SP】パート3
今日のゲストは、女優の藤原紀香さんと結婚されたお笑い芸人の陣内智則さん。
パート2からの続きです♪
~芸人というより職人気質のコメディアン。プライドが高いプレイボーイ。
宝物のような女性でなければ大切にしない。正にその宝物を得た陣内さんに
今、伝えられるメッセージとは~
江原「前世、いっていいですか?」
国分「はい。」
江原「さっき、美輪さんも言っていて、おかしかったんだけど。
スピリチュアルチェックでポイントが出ていて、観覧車。
前世では本当に観覧車から落ちて亡くなっているんですよ。」
国分「印象に残っている夢で出てきましたね。」
陣内「観覧車から落ちて亡くなったんですか?
えー何してたんですか、僕、そんなところで。」
[前世で大事故に]
江原「もう青年期になってからですけど。イギリス、英国で、古い時代ですけど、
観覧車といっても移動の遊園地みたいな、テント張ってサーカスやったりするのと同じような、
向こうは楽しむときってあるじゃないですか。そういうところに行っていて。
もともとはお父様が実業家をなさっていたお家の息子、ボンボンだったんです。
さっき美輪さんがおっしゃったように、とにかく文学少年。
きれいなものとか芸術とかが好きで、現実的に働くという意識がまったくなかった人。」
陣内「で、観覧車から落ちたんですか?」
国分「事故ですか?」
江原「デート中に。だから、きっと当時、相当、昔だと思うけれども、大事件、
大事故だったと思いますよ。」
国分「ガラスとかがあるような観覧車じゃないんですか?」
美輪「ゴンドラみたいになっている。」
江原「だから多分、他の方も亡くなっていらっしゃいます。」
国分「単独事故じゃないんですね。彼女の前で調子に乗ってワーッとしたとか。」
江原「違う、そんな陽気な人じゃないです。
陣内さんも、これはお仕事であって、そうでなければむしろ寡黙で、
わりと常に英国紳士がお茶でも飲んでいるかのような雰囲気の人ですね。」
国分「今もですか?」
[英国紳士の気質]
美輪「そっちの方が好きなんですものね。」
陣内「そうですね。子供のときは家でもしゃべらなかったですね。
外に出たらしゃべるんですよ。」
江原「『芸人っていうイメージじゃないでしょう』、と言ったのは、その欧州でもそうだし 、お家にいても几帳面なはず。
ホテルでもそうだし、どこに泊まっていても。
よく、部屋に入ったら『どうでも』ってなれるわけでしょう?
それが窮屈ではなく、きちんと椅子に座ることでもそうだし、帰って小休止、お茶を飲もう、でもそうだし、すべてにこだわりや美を求める。」
陣内「そんなことを意識しなかったですけどね。誰が見てなくても、服は着てますね。
パジャマでもきれいなものでないと嫌とか。」
江原「だってきちんとたたんだりするじゃないですか。」
陣内「次の日の用意をしていないと嫌だったり。」
美輪「神経質なのね。」
江原「かばんの中もきちんとしているし、きれいに整頓されているし、
ムダなガサガサが嫌だし。」
美輪「ちょっとでもムダなものは、どんどん捨てるしね。」
陣内「捨てますね、そうですね。いらなくなったらムダなものはすぐに。」
[夫婦へのアドバイス]
国分「今日はなぜ来られているんですか?」
江原「特別に問題はないんですけれども、もしアドバイスをさせていただくならば、
優しさを常に持続していくこと。」
陣内「優しさ。どういうのが優しさなんですかね?わからなくなるときがあるんです。
『優しさって何だろう?』と。」
江原「ご夫婦に関しては、このままがんばって活躍なさってればいいだけじゃないですか。
イギリスよりも前の前世のことを見れば『この夫婦、こういう風になるんだな。』
というのがわかるんです。
国はちょっと違うんですけど、“トゥーランドット”そのものなんですよね。
要するに、普通に手の届くこととか人、物に至るまで嫌なんですよ。
常にチャレンジャー。
でないと大事にしない、常に尊敬というものであれば、大丈夫なんですよ。
だけど当たり前のことですが、人というのはみんな強いばかりじゃない。
弱い面もあったりとか、波もある。だからどんなときにも
お互いに助け合うということさえ忘れないでいけばいいんじゃないでしょうか。」
トゥーランドットはプッチーニのオペラ。
求婚する男性に3つの謎を出し、答えられないと首をはねるという美女・トゥーランドットと彼女を愛に目覚めさせる勇敢な若者・カラフの物語。
[紀香さんが結婚を決意した理由]
美輪「トゥーランドットの話ではないけれど、陣内さんが彼女にとって素敵だと思ったのは、今までの男の人は周りの圧力があったりとか、仕事上でいろんなことがあったりとか、
結局そっちの方を取って弱かったのよ。
でも、吉本を敵に回したって、何をしたって、あなたは欲しいものは欲しいっていう風に、
自分の思い、恋心、そっちの方を貫いていく、そういう人は初めてだったのよ。」
江原「強い男の人なんです、強い男性。
私は今日、初めてお目にかかって、今まで思っていたイメージとまったく違う。
だってオーラの色も赤の情熱がすごく強いし、ブルーの冷静さもすごく強い。
ということは、すごく冷静沈着。だからこの方は、『芸人さんじゃないな』と。」
美輪「世間やマスメディアの評価は、全く真逆なのよ。」
[格差婚を乗り越えたい]
陣内「世間の皆さんは“格差婚”と思っていて、でも実際、家に帰ればそうではないんですけれど。
やはり2008年は僕の中でも、男としてというか、お仕事をもっとがんばりたいという
変なプライドがあって。」
美輪「江原さんがおっしゃるように、前世から、生まれもっての資質なんですよ。」
陣内「そう。それで、正直何をやっても満足できないというか。
『奥さんをもらって、すごいな』と言われてうれしい、もちろん幸せなんですけれども…。」
美輪「それはそうよね。
それは愛情問題のお話で、愛情問題ばかりで生きているわけじゃないですからね。」
江原「前世は早死にしているんです。だから今、欲しいとしたら、時間だけでしょうね。
長生きして、なるべく自分がやりたいことをやれるまでは、生きていたい。
だいたいやり尽くしたら死んでもいい、というようなね。」
陣内「そうですね。今だに本当に、満足度というのが、日々ないというか。」
江原「けれど貪欲でしょう?これもやりたい。」
陣内「『もっとこうしたい』『もっとああしたい』という。」
美輪「それと、それは仕事だけじゃないでしょう?
奥さんを最高に愛情をフル回転して愛しているんだけど、1人でも平気なの。
1人が大好きなの。」
[一人でも平気な人]
江原「そういう意味では、うまい組み合わせなんですよ。お仕事で忙しいでしょう?」
陣内「そうなんですよ。大阪にも住んでいますし、週のうちに3、4日は一緒なんですけど、3日は1人の時間があるし、すごくいいバランスなんですけど。」
国分「そのバランスがなくなっちゃったら、どうなるんですか?」
美輪「朝から晩までべったりということは、絶対にこの人にとって地獄なのよ、誰といても。どんなに愛し合っていても。」
陣内「そう、本当にそうなんですよね。ずっと一緒にいたら、難しいでしょうね。」
美輪「だから前の女の人は、ずっと一緒にいたから、すぐに、飽きちゃったのね。」
陣内「何でなんですかね?」
江原「『あなたのためにすべてを捧げます』みたいになったら、サッと終わりますからね
それまでは『好きだよ』とかちょっかいを出すのに、
『もう私、あなたがすべて』と言った途端に、バンってドアを閉めますから。」
美輪「本当にヘビーになるのよ、うざったくなるの。」
江原「完全に手に入るのは嫌なんです。人でも物でも全部そう。
簡単にポンと入るものは、仕事でもそう。チャレンジしがいのあるものでないと。」
国分「それは直した方がいいことなんですか?」
美輪「直らないわよ。」
江原「直らない。
この番組の良さというのは、自分の要素をそうだなと思ったら受け入れていくことなんですよ。そうすれば、自分の上手い調理法ができるじゃないですか。
今まで受け入れられていないから、あれだけ胃が痛んだんですよ。すごく神経質。」
陣内「それは本当にあります。今もありますね。」
江原「全てではないんだけど、ちゃんと自分自身を受け入れられないと 消化できない、
ということが起こるんですよ。迷信みたいだけど、消化不良。
それは食べ物じゃなくて、そこにあるメッセージは 『自分の質をよく理解しなさい』ということ。」
~適度な距離が夫婦円満の秘訣。 ただし、陣内さんにはもう1つ気になる事がありました~
[子どもは?]
陣内「なるほど。あの、子供の方はどうですかね?」
江原「いや、欲しければ。だってまだ『欲しい』と『ちょっといらない』がグラグラしてるんだもん。」
陣内「いい、タイミングがあるのかなとか思ったんですけどね
本当に江原さんの言う通りなんですよね。」
江原「何を言ってるんですか。お2人とも、計画に継ぐ計画の人たちでしょう?
欲しいと思ったときですよ。」
陣内「奥さんが、1つ引っかかっているのは、
海外でスピリチュアルな方との取材の時に『あなたは本当に素晴らしい人生だ。
ただ1つ、子供に苦労する』と言われたらしいんですよね。
それがすごく引っかかっているんですよね。
『そんなの大丈夫だよ』と言ってるんですけど、やっぱりね。
その一言が奥さんも気になっているみたいで。」
美輪「何言ってんだい。子供で苦労しない親なんて、いやしませんよ。」
江原「そんなの霊視で見なくたって当たり前で、この2人の子供だもん。
苦労するに決まってるじゃないですか。」
美輪「子供で苦労しない親はいないんです。」
江原「最初から注目されちゃうんですよ。」
国分「そうですね。紀香さん似だったらいいですね。」
江原「こういう評価もあるしね。」
【スピリチュアル・メッセージ】
英国紳士の気質を受け継ぎ、プライド高く強い方
人には弱い面もあることを忘れず、どんな時も夫婦で助け合って下さい