西城秀樹

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【 2008年03月8日放送】【121回】パート3

今日のゲストは、脳梗塞を克服した歌手の西城秀樹さん。

パート2からの続きです♪

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江原「これは夢物語と思ってください。
秀樹さんは、今生においては大スター、スーパースターだけれども、
スーパースターって大変だと思うんですよ。
だけど、あまり苦じゃなかったんじゃないかな。
前の生では、いわゆる武将みたいな人、中国とかの景色で、
すごくりりしいお殿様なんですよね。
逆にいうと、そっちの方は慣れているんだけれども、下々というか、そっちの方がね。
先ほども『何でそう怒るのか』ということが あまりわからないということがあった、 といってましたけど。」
西城「そうですね。本当にちょっとしたことがわからないんですよ。
それを最近、自分は感じだして。人よりも逆なんですよ。
ある意味で、パートナーである女房に、まともなことを少し教えてもらったようなことも あるんですね。」

江原「実は病におけるメッセージがあって、
それは親としての気持ちもそうだし、夫としてとかも。
要するに、弱い人の気持ちを全部学ぶために。
私は映像で見えてびっくりしたのが、さっきも言語指導の話もあったんですけど、
その他のリハビリにおいても、スーパースターだった人が、
他の患者さんとかいろんな方に接するって、すごく辛いものがあると思うんですよ。
でも一患者さんに徹したんですね。
当然、いろんな患者さんがいて、自分も一患者として『はい』って従うって、
スーパースターの方というのは、私の想像ではやはり大変なことだと思うんだけれども 、
全く素直に応じていらっしゃる映像が見えて…。

少し話は戻りますが『幽体離脱もどき』。
秀樹さんは、例えは難しいんだけれども 『オペラ座の怪人』って ミュージカルがあるんですれど。
主人公の女性のようにいつもレッスンを受けているわけですよ、
何か催眠術がかかったみたいにして。
それと似ていて、そういう経験をしながら、大ヒット前にそういう現象が いろいろ起きているんです、常に。
何曲もヒット曲をお持ちだけれども、その都度ブレイク前というと、 必ず何かちょっと特殊な感覚になったり、見えたり感じたり…。」
西城「ああ、その通りです。」
江原「でしょう?意味がわからないから、恐怖にもなっちゃうかもしれない。」
西城「自分でもわからないんですけれど、何が何だか…。」
江原「大きな波が襲って来るような気分になったり、そういうことがあって。
だから幽体離脱というのも、そのときにいろいろ起きているのは、実はある種、 教育を受けているところがあって。
だから『導かれてのスーパースター』だったんですよ。」

(オペラ座の怪人…ガストン・ルルーの小説を、アンドリュー・ロイド・ウェバーがミュージカルにしたもの。
パリのオペラ座の地下に棲みつく類まれなる芸術家・ファントムが 新人歌手・クリスティーヌをプリマドンナに導く哀しくも美しい物語。)

[さらなる学びとは]
江原「秀樹さんは先ほども『病気も気だ』とおっしゃったけれども、本当にこの国には、 元気を与えてくれましたものね。
力、パワーというものをテレビを通して与えてくださった。
やはりそういう役割、秀樹さんの人生というのは、常にご自身だけじゃなくて人と共有する。
人に伝えるとか、元気を与えたいとか 常にそういう人生なんですよね。」

西城「好きですね、とにかくそういうことが。多分それが、一番の元気の元なんでしょうね。」
江原「でもそれって、実はよくよく思い出すと、お父さんが一番望んでいる人生ですよね。」
西城「父には、申し訳ないな、と思うんですよ。
当時、いうことに耳を貸さなかったんですね。
今になって、自分が親になって『ああ、ちょっと話したいよなあ』とか思いますね、本当に。」
美輪「お父さんは聡明な方でいらっしゃるから、こういう風な人間になって欲しくないし、
こういう風になったら大変だ、ということばかり、危惧していらしたのね。
私は芸能界をずっと見てきて、自分を含めてそうなんですけれど、
自分の価値感と市場価値とを混同しちゃうんですよ。
自分と自分の周りは神様みたいで、大スターと思っているけど、
別な世界から見ると、何の価値もない。そんな世界がたくさんあり、ギャップがある。
若くして有名になったスターほど勘違いしやすい。
プロダクションとかが扱いとかがズレまくっているのね。
それに気が付く人と気付かない人がいるので恐ろしいの。
だから私、それに気が付くまで大変だったの。」
西城「自分で言うのもおこがましいんですけど、生活の上で、人生でスターになりたいなって。
そういうことを感じだした。」

江原「やはり秀樹さんはやはりスピリチュアルな方でね
いまおっしゃった言葉はお父さんもおっしゃっているの。
『人生のスーパースターになりなさい。』って。
そのままおっしゃっているから全部が通じているんですよね、。

お父さん自身が、実は秀樹さんにはものすごく夢を持っていたらしいんですよ。
特に商売、事業に対しての夢を持っていて、お父さんってすごく負けず嫌いの人で、
人には見せなくても裏でコツコツと努力する人。
それでずっと、小さい時から生きてこられたところがあるんですよ。
こうおっしゃるんですよ。
『数字も本当に、自分で独学で勉強した。
教わる環境がなかったため、自分でコツコツやった分、1つ1つ覚えるのに時間がかかった。
でも、それで身に付いたとは思う。だからそれは自慢だと思っている。
でも息子には、次の段階から出発させたいと思っていた。
それが、別の世界に巣立っていった』
お父さん自身も音楽はお好きだったし、そういった意味では影で応援はある。
けれどもそんなに世の中は、楽に渡っていけるものではない、
と現実を 知っていたので反対していた。

そのときお父さんは何を思ったかというと 『1日でも長く自分が元気でいて、
万が一戻ってきた時、すぐに道が切り替えられるような準備だけしておけばいい』
と思っていた。」
西城「そうですね。
最近になって、亡くなってわかることが、多いですよね。
だから、彼の息子で良かったと思っていますけれどね。」
江原「でも、今のスターと、秀樹さんの時代のスターって、忙しさの度合いが違いますでしょう?ものすごく大変だったと思うんですが 、んな中でもお父さんは『いや、結構会った。』と言うんですよ。
『本当だったら、もっと会えない。それでも自分は会えた方だと思う』って。
そんなに会話するでもなく。」

西城「細かい会話はないですね、全然なかったですね。」
江原「というよりも『いらない』と言うんですよ。
男同士だから会話もいらないし、気兼ねするのもよくないし 足を引っ張りたくもないし、 というものもあるから、たまに顔を出す、手紙を出すということで、 認識してさえくれていればいい、という感覚。
先ほど、認知症だったとおっしゃったけれども、
確かに息子という意識は薄れたかもしれないけれども、秀樹さんの顔を見たときは、 全部蘇る。」

国分「『結婚しないのか?』というのも、息子に言っていた?」
江原「魂から出たんでしょうね。」
国分「結婚されたことは。」
江原「もちろん、わかっています。」
西城「そう、それが一番伝えたかった。
子供がいるんだよって。」
江原「もちろん、全部わかっていますよ。
お墓に来て下さったこともよくわかっているし、ちゃんと伝わっているんですよ。
みんなそろって来てくれた。
あり得ないって言うほど、驚いたみたい。」
西城「子供を連れてみんなで行ったんですよ。」
江原「それは驚いたらしいんです。
だからそれもあるんだけど、ちょっとごめんなさい(西城さんに長い耳打ちをします)
ごめんなさい、ちょっとプライベートな、秀樹さん以外のことなんです。」
美輪「今日のメインの話。」
江原「本人に、やはり一番伝えたいことってあるじゃないですか。」
美輪「なぜ、今日秀樹さんがここにいらしたかというのを、今の話が肝心だから 、ここへいらしたわけ。」
国分「何をお話されたかは別として、先ほど耳打ちでお話されたときに、
それを聞いてどう思いましたか?」
西城「これからいろんな展開が来るだろうけれど、しっかりと自分の、 自分たちのいろいろなことを考えなさい、と。
久しぶりに『親父っぽいな』って言葉でした、言っているメッセージが。
そういう風に言われて、今日会えて、気持ちが落ち着いたというか よかったなと思います。」

江原「全然、余談なことをひとつ質問してもいいですか?
お父さんからなんですが 『お子さんが芸能界に入りたいと言い出したら、どうします?』」
西城「いやぁ、どうしますかね。
普通でいて欲しいんですけど、どうも好きみたいなんですよね、3人とも、感じとしては。
変な応援はしないですけど、『自分でがんばってみなさい』くらいは言うかもわからないけど、ここは親父と似てるね、苦しいね。」
江原「お父さんの気持ちを一番そこで学ばなくちゃならなくなるかもしれませんね。」
西城「これは苦しいね。好きなことをさせてやりたいなとは思うけれども…。」
国分「でもお父さんも、そういう気持ちだったんでしょうね。」
西城「その時は、僕にはそういう風には映ってなかったんですけれどね。
今思うとそうなのかな、言葉が詰まっちゃって。」

江原「その質問をするお父さんが、うれしそうな顔をしてね。」
西城「困っちゃったから、手を今、自分でつねっている。」
美輪「『子を持って知る親の恩』というのは、そういうことね。」
西城「それは思いますよ。よくしてもらったなということは、自分で思っていますけれどね。」
江原「『同じことができるか?』と。」
西城「それは今、僕の本当に課題ですよね。」

【スピリチュアル・メッセージ】
病気にはメッセージがあります
西城さんの場合は「弱い人の心を学ぶこと」
これからは「人生のスーパースター」を目指してください

【オーラの言葉】
「黒。」を知れば、生成りの白さが分かる
苦しみや挫折を知らなければ、幸せは分からない
しゃべる、見える、歩ける、すべて幸せ

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