武田鉄矢

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【 2007年09月01日放送】【109回】パート4

今日のゲストは、歌手でもあり、俳優、タレントの武田鉄矢さん。

パート3からの続きです♪

『祝、卒業』~金八先生主題歌集

[新しい事をやりたい]
武田「プッて手に唾付けて、明日はいよいよ決戦!
ていうのが好きなんですよね。
歌で奇襲作戦で、みんなが歌を歌っているときに語りで行こう!というのも
ワンシーン40分の学園物も、真似する奴がいたら目の前に来い!みたいなね。
確かに、骨がきしむほど無理はしてます。
でも、何か自分を駆り立てるんですよね。
骨がきしまないと『お前は棚ぼたじゃないのか』と言う奴が、 自分の上にいるんですよ。
『上から餅は落ちてこない。ず~っと手を上げててつかむ。
ただの棚ぼたタレントにはなるなよ。』という、きついことを言う人がいるんですよね。」
美輪「だから、それを練り上げていく作業というのも、仕事の1つなんですよ。」
武田「そうですよね。
今もきついの。58になって仕掛ける奇襲作戦のことで頭がいっぱいなんですよね。
本当に好きなんですね。」

美輪「奇襲作戦も結構だけれども、もうそろそろ、新しいことばかりではエネルギーを消耗するし、今まで散々やったのだから。
それが偶然来たら、来たでいいけれども、
何か、『無から有を生み出さないと』、という強迫観念が常にあるから。
『自分で飛び込んで、自分でおかしくなっちゃうからおよしなさい!』
ということみたいですよ。」

江原「プラスね、『仕込み中に開店』しようとするくらいせっかち。」
武田「上手いこといいますね。」
江原「それでね、暗中模索もいいんですが、
暗中模索が広過ぎてしまってお母さんいわく、
『そんなことをしなくても、恵みがある。
神様の恵みでそれをしっかり受けて生きていく。』という…。」
武田「ちょっとこれは…軌道修正だな…。」
美輪「人生というのは、走り続けているだけでは息が切れますよ。
武田さんは『走り続けなくてはいけない』と思い込んでいるからね。」

武田「そういう所ありますね。」
美「そう。」
江原「でも分るんですよね。
前世のね関わりとかも、そうですけど。
後ろにいる人が、ほんとに武将だらけっていうかね。」
国分「へえ~。」

[守護霊は日本の武将]
美輪「そうそう。」
江原「だからもう、これが好きなんですよね。」(刀を持つしぐさ)
もう『義のために生き、義のために命を落とし』とかが大好きだから。
興味深いのは、武将の方たちが皆、後にお坊さんになっているんですよ。
『自分は義のために数々の命を奪ってきたけれども、最後は供養に生きる』そういう感じで。」

[武田鉄矢の進むべき道]
江原「でも、すぐじゃないですけども。この先、 忘れて頂きたくないってのは、後ろの方達ね。
お坊さんになっちゃった人達、なった方、皆そうだけども。
金八先生のお芝居も、そうですけども。
この後も、国のための貢献があるって事なんです。」
武田「僕、何かやんなきゃいけないんですか?」
江原「そうなんですね。ですから、そういった その事だけは忘れないで下さい。」
武田「はい。」

国分「その意識みたいのってのは、ありますか?」
武田「もう限界がきていて、もう自分のことを考えるのがつまらなくなっている。
いままでずっと自分を尖らせて『自分、自分』で来たんだけど、
人のために何かしてあげないとね。」
江原「今後、ちょっと教育にも関わっていくんですよ。」
武田「自分もある程度覚悟してます。やはり腹をくくっているのは、
自分のためじゃなくて、これから本当に誰かのために何かをしないと
自分が支えられなくなってところがあるんですよね。」

[金八先生の意味]
美輪「それがね、なぜ金八先生をやったのかということ。
ちゃんと意味があるんですもの。
だってあれは人助けになっているわけでしょう。
ああいう風な先生がいれば、それをみている人たちは自然に啓蒙されたり、教わったり。
それも修行のひとつ、もうすでに人助けのひとつでもあるんですよ。
お役に立ちたいとおっしゃるけれども、もう立派にお役に立っていらっしゃるんですよ。」
江原「歴史を変えましたものね。」

国分「僕もオーディション、落ちましたからね
最後の、卒業する子供に向けるメッセージは、武田さんが考えて作っているんですよね。」
武田「そう。つまり、嘘の学級で、嘘の学校かもしれないけれど、
あの瞬間だけ 半年間共演した、一緒に学んだということを、
やっぱり分かち合いたいんですよね。」
美輪「山田洋次さんが『幸せの黄色いハンカチ』のときにおっしゃったことじゃないですか。
自分の言葉を、台詞をちゃんと作って、気持ちを入れられる人だということで、
起用したとおっしゃったんでしょう。
それをなさったということじゃないですか、
金八先生の最後の贈る言葉のときに。」
国分「美輪さんからも出ましたけれども、前へ進むだけじゃなくて…。」
美輪「練り上げるということ。」
武田「その言葉は胸に重いですね。
でも、本当に勉強になりました。」

国分「僕自身、美輪さん、江原さんからもいろいろなメッセージを戴いて
成長していると思うんですけれども、
武田さんからもドラマを通して
本当にいろいろなメッセージを戴いてがんばっていこうと思って…。」
武田「本当にお前は、かわいいことを言うな。」
国分「今後も本当に、メッセージを…。」

武田「手は抜きません、やっぱり、絶対に手を抜いたり、サボったり。
誠実に生きて生きたいのよ、はったりとか嫌なんだ。」
美輪「両方のお墓をきちっとお守りしてくれているというのは、それが誠実ですよ。
そういう1つ1つが、全部、誠実につながっていくんですよ。」
武田「何か恥ずかしくなっちゃった。」
美「ははは。」

【エンディング】
国分「武田さん、今日はいかがでしたか?」
武田「どうもありがとうございました。」
国分「何かメッセージというか、心に届いたものとか。」
武田「いや、あるよ、あのお2人っていうのは。
ほんとに、あの隙を突くよね。」

国分「でもね武田さん、走る人生も大事ですけども。」
武田「あれは応えたね。」
国分「歩きましょう!」
武田「そう。さあ書いてごらん、『歩く』という字を。」
国分「止まるに、少ない。」
武田「歩くという字は、“少し止まる”と書くのです。」
国分「先生!」
武田「分ってた!分ってるけど気付かなかったんだな!」

【スピリチュアルメッセージ】
骨がきしむほど無理をしてしまう方
ご両親の心配は 夫婦の健康
「世の中に貢献する日」に備えてください

【オーラの言葉】
惨めな自分を笑い飛ばすユーモアは先人の知恵
どんなに辛いときでも、明るく生きる高等技術

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