貴乃花光司

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【 2007年10月06日放送】【2時間SP】パート3

今日のゲストは元横綱で、現在は親方の貴乃花光司さん。

パート2からの続きです♪

小さなバッタのおとこのこ

[前世でも親子]
江原「実はね、これは夢物語と思って下さい。
前世でも親子なんですよね」
貴乃花「ああー」
江原「それでいて、なのに前世でも、前世の方がもっと早く。
生まれて、ある程度の所で、もう生き別れてるんですよ。
それが、日本で見えて、要するに養子縁組って言うのかな。
武家、なんだけど、そういった所に出して。
だから親子でありながら親子でなし
という、そういう人生を歩んで」
貴乃花「はい」
江原「だから、やたら『武士道』とかって思いませんか?」
貴乃花「はい」
江原「そういう何か侍魂、みたいなものが
常に、おありになるんじゃないかと思うんですよ」
貴乃花「はい。もう消えた事はないです」
江原「それは前世からの名残なんですよね。
武士はこういうときに、こうしてはいけない
武士ならば、ここで弱音をはいてはならない」
美輪「それが良かったのよ。それが横綱の資格だから。
それを前世からお持ちでよかったのよね」

江原「そう。でも、やはりどこかで親を求める心がおありになったんですね。
それで今回も親子で、同じ中にいるんだけれども
やはり親子であって、親子でなしという環境の中で。

ご自身の中では純粋にお父さん!として甘えたい部分と
自分自身との立場とのギャップがすごく激しかった。
だからいまだにどこかで、すみません、ファザコンでしょう?」
貴乃花「そうです。その通りだと思います」

美輪「だから、お父様のことをものすごく愛しているから
自分のことよりもお父様の悪口を言われたり、軽んじられたり、
ないがしろにされると絶対に許さない。死ぬまで許さない」
貴乃花「はは」

[父のメッセージ]
美輪「自分のことはいいのよ。
でもね、お父様のことを粗略にされると絶対に許さないでしょう?
それを もうそろそろ許しなさいということなの」
貴乃花「ああ」
江原「おっしゃる通りで、お父様は『自分を生きなさい』と言っていらっしゃるんです。
『自分としての人生を生きなさい。』お父様は親方としてよりも
『父として詫びる』という言い方をされるんです。」

美輪「ご都合が悪ければカットしていただいてかまわないんだけど
例えばお兄様との問題にしても。
あの方は相撲部屋に生まれるべき方じゃなかったんですよね。
芸術家だったんですよ、もともと。芸術家が、どういう手違いでか
相撲部屋に生まれついてきちゃったんですよ」

[2005年10月15日 花田勝さんの放送の回想]
美輪「本当は進みたかったのは、アーティストとか芸術家とか霊的なものだとか
そういうファンタスティックな。そっちの方へ進むべきものを持って
生まれた人なんじゃないかなと思ったんですけど、いかがでしょう?」
貴乃花「もうその通りです。相撲、見たことないです。
相撲も小さい頃は、ほとんど見たことないです」

江原「絵を描くのが好きだったりね」
貴乃花「絵を描いたり、そういうことの方が」
国分「今まで話したことはあるんですか?」

貴乃花「ないです。でも、力士になって、辞めてからでも人生は長いという考えがあったので。
とにかく力士を始めたからには、とにかく全てを成し遂げて、次の世界に行こうと。
ただ、第二の人生からは人に何を言われようとも
自分の気持ちで生きていこうという風なものを、もう決めていたので」

~本来、芸術家肌で相撲取りに、なりたくなかった兄。 美輪が今あえて、この話をしたのは~

[兄は芸術家肌]
美輪「だから、生まれついちゃったものはしょうがないから
とにかくお相撲は取ります。横綱が出ないと名跡もお部屋も潰れるから、弟と二人で。
自分の芸術的な、こう生き方をしたい、アメフトもやりたい、デザイナーもしたい
製作者としてアイディアマンでありたい全部を犠牲にしちゃったわけ。
全部を犠牲にして、ただお家のためだけということで
お相撲になって、兄弟横綱でね、ここまで来た。
あ、もう自分の役目はこれで終りだからそういったことだったの。親方と違うの。

親方は芸術家じゃなくて、スポーツマンで、相撲が好きで好きで好きで
もう生まれたときから、体質的に理解できないわけ。
だからそうやってものを見て、江原さんが全部霊的に分析して、それがわかれば。
あ、なあんだ、そうだったのかということが分かると
あ、お兄さんも気の毒に、可哀想に。じゃあ、あれだけ自分を殺して
家の犠牲になっていたのか。ストンと腑に落ちますでしょう?そういうことなの」
貴乃花「はい」

江原「だって想像してみてください。武士と芸術家が一緒に暮らすんですよ」
貴乃花「は、は」
国分「難しいですね、それは」
江原「ルールが違います。同じ人間かと思うほど」
美輪「それが分かれば、全部氷解して、雪解けになっちゃうの」

貴乃花「今は私は、なんとお応えしたらいいのか…。でもあのすごく理解できます」
美輪「そうなると、お分かりになりますでしょう?」
貴乃花「はい」
江原「これも肥やしという芸術家の肥やしと、武士の肥やしって違うじゃないですか。
武士は毎日、毎日、武芸に励むことが肥やしじゃないですか。そして忍、耐える。
辛抱しないなどというのは、武士道に反することでしょう?
じゃあ、その武士道で芸術家に絵を描けといったら、それは描けなくなっちゃうんですね」

美輪「自分は相撲が好きで好きで好きなんだからとやっている人と
好きじゃないのに、本当はやりたくないんだけどと思いながら
自分を叱咤しながらやるのとでは。その辛さは如何ばかりかと思いますよ。
だから私は途中で涙が出そうになったの。ああ、気の毒だったなと思ってね。
そのあたりが、初めてお分かりいただけると、それが氷解できる」

江原「親方がどうして今日、ここに来られたかというとね、いろんな意味での
過去との総決算なんですね」
美輪「清算するために。楽になるために。
貴乃花「はい」

[家族とは]
美輪「それから、今は、素敵な奥さまとか、奥さまのお母様とか。
あなたご自身のお生まれになった家庭と、ご自身が選ばれた家庭とありますでしょう?
それをごちゃまぜにしないで、切り替えるところをキチッと切り替えて
自分の家庭が幸せだったら、それだけで充分。
過去に振り回されたりする意識とか、情念とかを全部、決別しなさいということ。
そうすると、ものすごく楽になる。解き放たれるの。

自分にはこんなに幸せな家庭があって、弟子達もいる。弟子が全部、家族
家族というのは、血縁じゃないんですよ。一緒に共に暮らして、涙を流して
いろんな思い出があって。苦しいこと、悲しいこと、呪わしいこと
いろんなことをお互いに手に手を取って耐え忍んで、その喜怒哀楽の思い出の積み重ね
共有したもの、それを持っているのが家族なんですよ。血の繋がりは関係ない。
そういう家族を、今お持ちだから、それだけで充分でしょう?」
貴乃花「はい」
国分「あとは親方の部屋から横綱が出ることを、
楽しみにしていますので、頑張ってください。
ありがとうございました」
貴乃花「ありがとうございました」

【スピリチュアル・メッセージ】
師匠と弟子 親子でありながら親子でない関係だったことをお父さんは詫びています。
過去の様ざまな思いを清算し、自分を生きてください

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