高嶋政宏
【 2008年05月03日放送】【「芸能人が本当に体験した不思議な話」】
芸能人が本当にあった不思議な体験を、江原さん、美輪さんが解き明かすコーナーです。
今回は、ほしのあきさん、杉本彩さん、金子貴俊さん、
高嶋政宏さん、上原さくらさんがゲストでした。
ここでは俳優の高嶋政宏さんの不思議な体験を中心に取り上げています。
高嶋「舞台の稽古が終わって、日暮れの夕方4時とか5時とか、
だんだん暗くなり始めの頃だったんですけれど、
高速にのって、左に行くと羽田や横浜、右に行くと銀座とか六本木のところ。
それで銀座とか六本木に行こうとしたら、だんだん車が混んできたんですよ。
『あ、これは時間がかかるのかなあ。』と思って、ゆっくり走っていたら、
目の前を おっさんが左右確認しながら、高速ですよ、
車がビュンビュン通っているところを 横切ったんですよ。
それが一時停止とか、標識の人型、あれを真っ黒にしたような感じ。」
国分「顔が見えるとかじゃなくて」
高嶋「ないです。波打っているんですよ、黒が。鉛筆で斜めに色を塗ったような感じ。
『あの人、危ない、事故っちゃう、やばいよ。大丈夫だったかなあ。』と思ったら、
車が止まった瞬間にパトカーと救急車が来て。
『あれ、どうしたのかな?』と思って、ちょうどジリジリ動いていって、そこで交通事故。」
国分「それは、交通事故に遭っている方っぽいんですか?」
高嶋「だから多分、そこで交通事故で亡くなって『俺はどうしちゃったんだろう?
とりあえず家に帰ろう。』というので、横切っていったんだろうなと思って。」
国分「どうですか、これは?」
江原「でしょうね。よくあることで、別にはねられて亡くなった訳じゃなくて、
車の事故で亡くなっても、肉体から抜けますでしょう?
その後に、あの動揺があるわけですよ。
『死』イコール『無』、じゃなくて、『いる』自分の自覚があるわけでしょう?
そうすると『何とか家へ帰らなくちゃ。』
そういう思いがあるから」
国分「ちょっとパニックを起こしたような。」
江原「それをご覧になってしまったんですね。」
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上原さくらさん、金子貴俊さん、ほしのあきさんらが不思議な体験のお話をされたあと、
再び高嶋政宏さんのお話になります。
高嶋「夜、寝ていたら、けばけばしい太った女の人みたいなのがいて。」
美輪「それ、私じゃないでしょうね。」
高嶋「違いますよ、そんなわけないじゃないですか。そういう人が立ってる。
また、今日どこかの飲み屋に行ったときに、それを連れてきたのかな?
って思って 無視したんですよ。
それでいなくなって、明け方、奥さんを見たら、奥さんの上に覆いかぶさっているんですよ、
べったり覆いかぶさっていたんです。」
江原「例えばね、『酒に溺れ』とか何とかで、それだけの執着でいますでしょう?
それは亡くなっても、盛り場へ行くんですよ。」
美輪「飲み屋さんにいっぱいいるのよ。」
江原「本当に盛り場にはいますね。」
美輪「何でああいう飲み屋さんに多いんでしょうね」
江原「生きてても亡くなってても、ネオンが好きですよ、みんな。」
(お酒好きの方は亡くなってからも、盛り場に行くということのようです。)