つまみ枝豆

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【 2008年05月17日放送】【124回 「芸能人が本当に体験した不思議な話」】

芸能人が本当にあった不思議な体験を、江原さん、美輪さんが解き明かすコーナーです。
今回は、加藤和樹さん、つまみ枝豆さん、小倉優子さん、八代亜紀さん、 梅沢富美男さんがゲストでした。
ここではたけし軍団のつまみ枝豆さんの不思議な体験を中心に取り上げています。

座頭市 <北野武監督作品>

つまみ「例えばですけれど、通り道じゃなくても、こう集まりやすい場所とか、
『ここはいるよ』とか、居易いっていうのは、あるじゃないですか。
そういうのを、僕だと見るというと、8割がた霊体を見るという経験のときは、“鏡”なんですよ。

鏡を通して、という時がすごく多くて、よくあるのが、僕、車を運転するんですけれど、
都内を普通に走っていて、ルームミラーあるじゃないですか。
信号待ちをしていて、昼間でも夜でも関係なく、停まって、パッと何気に後ろを見ると、
後ろの車が着くわけじゃないですか。
パッとみて、運転手さんと助手席の人を見て、それは普通なんですけれど、
たまに『あれ?』って思う時があるんですよ。振り返ると、助手席に人がいないんですよ」
国分「いや~、きたもう、一番怖いよ、それ。」
つまみ「運転手さんだけいて、それがね、3回くらいあるんですね。
『やっぱりいないんだ。』
車には乗っかってるイメージなんですけれど。」
江原「別に怖くない、乗せてあげればいいじゃないですか。」
国分「そうですよね。」
江原「なんでいけないの?霊が集まる場所とかっていうのは、確かにありますよ。
いちゃいけないって、何でそんなごう慢なことを。生きてるからって。」
つまみ「僕は、いちゃいけないって言ってるわけじゃなくて、 どうしていいのか、わからない。
分析できないっていうことですよね。」
国分「鏡から見ることっていうのも、多いんですか?」
江原「あの神秘です。鏡というのは、昔からやはりいろんなものを映すという、
だから神様でも何でも、鏡ってそういうものに使うことって多いですよね。
だから精神統一になりやすいところがあるわけですよ、鏡を見るとね。それと映しやすい。
だから別に、鏡がなければ見えないわけじゃないと思いますけど。」
つまみ「これ誰に言っても信用してもらえないんですけれど、
あの、たけしさんの運転手をやっていて、
夜中に家に帰ってきたときに、歯を磨いて寝ようと思って、鏡を見て、普通にですけど、
僕の顔がすごい形相になっていたんですよ。
もう、目がつりあがってきた形相になったので、僕は見ていられなくて、
凝視できなくて、パッと見るのをやめたんですけれど
それを人に話しても全く誰も信用してくれず、まあ、それ1回限りなんですけど」

江原「変貌現象っていいます」
つまみ「あるんですか?」
江原「変貌現象って。でも、あの一般の人たちでもね、鏡を見ててだから、
『毎日、鏡を見なさい』って僕は言うんですよ。
『今日って自分の顔じゃない』って思うときがあるんですよ。そういう時っていうのは、やはりちょっと、別の人格とかね。
そういったものが近寄っていることもあるから、そこで自分で 『いけない!』って思わなきゃいけない。」
美輪「我々の商売ってね、とにかく不特定多数の大勢の人を相手にしているでしょう?
こっちに対して、敵意を持っている人、嫉妬している人、憧れてる人もいるし、
いろんな人がいるわけでしょう?そういうごちゃ混ぜのエネルギーが全部、
こっちへ向かって来るわけじゃないですか。ね?
そういうものが、全部いっぺんに来るから、それをバーンっと跳ね返すか、
全部吸収して、吸い取っちゃって、始末するだけのエネルギーを持っているか。
そういうものを持っている人じゃないとスターは務まらないのよ。
だからそれを全部、分析していって、それをきちっと理性で受け止めて始末する、っていう覚悟とか、想念とかがないと。」

つまみ「どうしていいかわからない状態になるんですね、やっぱり。
もうどうなるかっていうのをずっと見てられないという」
美輪「自分の顔は自分の顔だって、わかるでしょう?」
つまみ「はい。それが変わってゆく。」
美輪「形相がね。」
つまみ「そうですね、形相がですね。途中までしか僕は凝視できなかったので。」
美輪「というのは、自分のその日1日の思念。
例えば 『ちくしょう、恥かかせやがって!』と思ったり、怒られちゃった、とかね、
『どうしてくれよう!』と思ったりで、それが表に出せないでいる。
その中で、黒い想念になって渦巻いている。
それがフッと気がつかないうちに、鏡にバッと出ちゃったりする場合があるんですよね。」
わけもなくイライラしたり、やる気がなくなった時は、怒りや悲しみなど、
マイナスの感情を自分の中に溜め込んでいるのかもしれません。
鏡を見て自分の精神状態をチェックすることも必要とのことです。


つまみ枝豆さんは、どうしてもお聞きになりたいことがあるそうです。
つまみ「僕は伊豆の出身なんですけれど、うちの兄貴とは10歳違うんですけれど、
いつも兄貴に連れられて海に行ってたんですね。1人じゃいけない、小学校の頃ですから。
お兄ちゃんとお兄ちゃんの友達と、白浜ということころへ行って、僕は結構泳ぎが達者なので、いつも遊泳区域のブイまで行って帰ってくるんですね。

その日も普通に泳いで行って、遊泳ブイにつかまって帰ろう、と思ったときに
よくあることかわからないんですけれど、光が射し込んで海の中が透明に見えるというのが、ちょうどすぐ近くにあったんです。
何にも考えていなかったんですけれど、 ふっとつかまって見たら、その底に黒縁の眼鏡をかけた男の人が仰向けになっていたんです」
国分「それは目を開けて?見てるわけですか?」

つまみ「目を開けて、見てるんです。僕は『水死体だ』、と思ったわけです。
普通に、溺死で沈んでるんだと思ったから『うわあ』って驚いて、とにかく帰ろうと思って、泳いで。
泳いでいるか分からない状態で、クロールをして波がバシャバシャ立っているところに、その顔が見えたので、それで僕、溺れたんですよ。溺れたのをたまたまお兄ちゃんの友達が見ていて、助けに来てくれたんです。

『なに溺れてるんだ?いつも普通に泳ぐのに』
泣いてばっかりで、僕は小学校5年くらいのときですかねえ、それでおさまらなくて、
『帰ろう』ということになって、『海の家に行ってシャワーを浴びよう』
シャワーを浴びているときに、鏡の端にその男の人がいたんですよね、映ってきたんですよ。
僕はそのままバッと出て、兄貴に連れられて家へ帰ったんですね。

それが一番最初に、その黒縁の眼鏡の、髪を七三に分けてる、何か時代が違う男の方だから
『どんな人?』って言われると、Mr.オクレさんみたいな、そういうとおかしい話みたいになっちゃいますけれど、でもそんなイメージなんです。」
国分「じゃあMr.オクレさんを見たときは『あ、あのおじさんだ』みたいな」
つまみ「似てる、と思ったわけですよ。昔の日本のサラリーマンみたいな」
美輪「昭和初期のね」

つまみ「そうなんです。黒縁の眼鏡で。それ以降、この業界に入ってからも何回か見ていて。
それも1回は、うちのマンションに帰るときに立体式の駐車場に入れていたら、
中に入っている機械の横で、半分だけ顔を出してみている、ということもあったんですよ。
何があるのかもわからないし、誰なのかもわからなくて何をするわけでもない。
最後に見たのは、夜中に帰ってきて、風呂をためて沸かしてフタを開けた時に そこに映りこんでいたのが、最後ですね。
それがどういうことなのかっていうことを今回、聞きたいなと」

国分「今は見なくなったんですか?」
つまみ「見なくなったんですよ」
国分「見なくなってどのくらい?」
つまみ「10年近いですね。」
江原「それは結婚してからですか?」
つまみ「結婚してからですよ。」
江原「ね、そうでしょう」
つまみ「あ、すごい、そうですよ。」

江原「結婚してから、枝豆さんの人生が変わったからですね、色々な流れが変わったんですよ。
確かにその方は、そのMr.オクレさん?は、前世の人だと思うんだけれど、
失恋の果てで自殺なさっているんですよね。」
つまみ「それは海でってことですか?」
江原「そう。その恋愛、その人が好きで好きで、それが果たせなくて、亡くなっちゃってて。
だからね、さっき『結婚してからなくなったでしょう?』というのは、
どこかでその前までね、モテたりしてお遊びになることもあったろうけれども、
どこか女性不信だったと思うんですよ。
だからなかなか『この人』って思えるとか、女性に心を許すということができなくて。
今の奥さんが現れて初めて、何か心許せる人が出てきて。
恋愛というような気持ちになれたのも、今の奥さんで、結婚ということになって、 浄化したんですよ、要するに元の気持ちがね。」
美輪「思いが結実したのね。」
つまみ「何かを伝えたかったというわけでもなかったんでしょうか?」

江原「いえ、だからね、枝豆さんてものすごくロマンティストな方だから、
そういう同じような人生を繰り返してしまう可能性とかを、そこで脅かし脅かしこう、
そういう方へ向けないようにしてたんですよ。
だから恋愛とかでも ものすごく傷つく人だったはずですよ、枝豆さん自身も。」
美輪「コンプレックスもね、必要以上に持っていらしたからね。
『俺はそんなに、真剣に女にもてるわけもない。』っていうものがあったから。」

何度も表れた黒縁メガネの男。それは怖がらせようとして現れたのではなく、自分と同じ過ちを繰り返さないように警告を発していたと、江原さんはいいます。
江原「また奥さんが、すごく強いでしょう、霊的に。跳ね返す人なんですよ。敏感なんだけど跳ね返す人なんですよ。
だから枝豆さん自身をずいぶんと助けてくれていますよ。」
国分「実際にどうなんですか、強いんですか?」
つまみ「霊感自体が強いってことはないんですが、僕と一緒にいて、何回か見たことは。」
江原「だからね、あの、奥さま、怪我をなさったでしょう?
あれは、枝豆さんのものを引き受けてくれたんですよ。」
つまみ「背負ってくれたんですか?」
江原「その前に変なところへ行って連れてきたから。だからその時って、普段は仲がいいのに話が噛み合わず、ギクシャクしたときがあったと思うんですよ。でしょう?
だからそういうので、全部奥さんが背負われて、それからまたすごく仲良くなられたはず。」
つまみ「かみさんに話聞きました?」
江原「もちろん聞いてるわけないじゃないですか?」
つまみ「なんでわかるんだろう?実はそうなんですね。」
美輪「全部、ばれちゃったのね。」
国分「ばれましたね。」
江原「だから、そんな前世もあるから、奥さんを大事にしなきゃいけませんよ。
ようやくにしてめとったんですから。」
つまみ「はい、そうですか、よかった。」
国分「ちょっとすっきりしたんじゃないですか?」
つまみ「ものすごく、すっきりしましたね。」

国分「さあ、本当に色々とお話を聞いてきましたけれども、今日みなさん、
やはり1人1人にちゃんとメッセージがあったわけですね、
あと梅沢さんは、今度はぜひ不思議な話を持ってきて下さい」
梅沢「今日のみんなの話を聞いていて『何でここにいたんだろうな?』」


つまみ枝豆の奥さんはタレントの江口ともみさん。
2007年4月25日、栃木県那須町の那須バギーパーク内でロケ収録中にバギーから転落。
コース脇の木製のさくに右脇腹を強打し、右腎臓損傷(全治2週間)で摘出手術を受けています。
その後の経過は良好で、同年6月2日から仕事復帰しています。
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