山田邦子

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【 2007年09月08日放送】【110回】パート3

今日のゲストは、元お笑い芸人でタレントで、乳がんの経験のある山田邦子さん。

パート2からの続きです♪

パーフェクト・H―あなたが知りたい性の悩み、ぜーんぶまじめに答えちゃいます!

~傷付いて苦しんでる人がいる…邦子さんには思い当たる事がありました~

山田「私ね、学校中で泣かれたことがあるの、中庭で。
みんなが集まっているところに呼ばれて『みんなはあなたのことが好きだけど
あなたはみんなのことが好きじゃないでしょう?』って言われたの。
『みんなは個人個人でしょう?みんなしっかりしましょう。
私はそんなにみんなのことが好きじゃないわ』と言ったの。
みんな泣いてしまったのね。」
江原「個を大事にすること、それはそうだと思う。
ただね、思いやりが必要。
要するに、くだらないと思うようなことでも、人はみんな弱くて寂しいから みんな群れになって。
例えば、意地悪をする人でも、その意地悪は寂しいから意地悪をするんでしょう?
幸せな人は人に意地悪をしない。
だからそういう人でも、人間としての心をかける必要があってね。」
山田「めんどくさいですね。」
江原「めんどくさいの。でも、それを学ぶために生まれてきたと言えるの。」
山田「え~めんどくさ~。」
美輪「あのね、いま江原さんがおっしゃっていたように
『後宮三千人の美女』じゃないけれど、前世では例えば中国だとか東南アジアとかで
女同士の生き残るための葛藤、権謀術数(人をあざむくための策略)
人をおとしめたり、おとしめられたり、そういったところで生きてきたわけじゃない?
だから自分を守るのは自分しかいないと思っているから。
私がさっき言ったんだけど、相手が何をしゃべって、どう思っているか、
冷静に観察することはあっても、心まで思いやって自分の痛みとして
『ああ、そうなのか~』という風に思うところが抜けてるということなのね。」

江原「間違えないでいただきたいのは、山田さんがそういう人だということではなくて、
そうじゃない半面もあって、非常に女の子らしいというかね、
でいて、なぜかと言うとずっと横に、さっきから今日、奇しくも赤いドレス着てらっしゃるけど、赤い洋服ね、ちっちゃな女の子がいてね。
で、その子が一生懸命、サポートなさって。
で、その子の話を聞くと、すっごく女の子としてくよくよ、くよくよしたりとかやっぱり、めそめそしたりする山田さんもいる、と。
自分自身の人生も、人の心をおもんばかったり、ものすごく優しい面もあって。
だからそっちの方だけで生きていって欲しいという、ひとつの切り替えの方で。
せっかく、今日ここに来たのも意味があって、手術にもおあいになったじゃないですか。
決別。これから、いかに自分が清らかな、ほんとに優しい。」

山田「なにかね、生まれ変わったような気はちょっとしたの。」
江原「そう、その通り。」
山田「すごく寝たんです。やけに眠くなって、6日間入院したんですけど、
先生がぴっくりするぐらい、ずっと寝て、さっぱりしたの。」
美輪「あのね、お化けが来たときは必ず人間は眠くなるのよ。」
昔の時代劇やいろんなものをみてごらんなさい。
幽霊やお化けがでてくるときは、歌舞伎でもみんなウトウト眠り出すのよ。
眠りというものと霊的なものは繋がっているの。」

~霊的なものが近づくと眠くなる。
邦子さんの場合、何が近づいたのでしょうか~

美輪「ということはね、生霊。
女の人とかいろんな人の生霊が来ていてね
その生霊を送っていた人が、あなたが乳がんとかいろんなことがあった頃をきっかけに 何かいいことがあって幸せになったのよね。
そうしたらあなたに対する生霊を送っていた念が薄れてきちゃったのよ。
そういうこともあるの。」
江原「それとね、ごめんなさい。ひどいことを言うようですけれども 乳がんの報道とかがあったでしょう?
それで気がすんだ人もいるの。」

山田「あ、『ざまあみろ』と思っている方からもお手紙をいただきましたから。
『死ねばいい』とか。
でもそんなことは、27年の芸能生活の中でたくさんありますので。
賞をいただけば喜んでいただく半分、妬みもありますから。」
江原「だからといって、もういいや。 泥の中にいて、泥仕合していよう、とは 思わないで欲しいということ。」
山田「いや、それじゃあちょっとね。」
江原「山田さんが本来持っている女性らしい清らかな面だけで生きていけるように 整理しておくと。」
山田「え~?」
江原「ほら、そうやって否定するでしょう?」
山田「やっぱり清らかなだけじゃあ。」

[清らかな面だけで生きる]
江原「いや、本当のあなたは清らかですよ。だってこの子が言っているもの。」
山田「やけに清らかなことが好きなときがあるんですよ。」
江原「いや、それだけじゃない。
かわいそうだな、と思う友達はとことん助けてるんだって。」
山田「助けていますよ。」
江原「でしょう?そっちの面とかがあるじゃないですか。」
美輪「そっちの面を拡大しなさいということ。
どうしても人間生きていると、売り言葉に買い言葉になりやすいじゃない。
よほどの心の行を積んだ人じゃないとできないことだけど
『ああそうですか。悪うござんしたわね』と、柳に風でふわ~っとして受け流すこと。
こちらが清らかで優しくて本当にいい人であれば、向こうが変な気を送ってきても逆に 『念返し』といって、本人に返っていくの。」
江原「だからなかなか難しいことだけれど、 そういった方のお幸せを祈りつつ、 『我、関せず』で生きていくことなんですよ。

私の本で『波長の法則』(類は友を呼ぶ)というのを読んで
『でも私、いい方との出会いもあるし、とんでもない人間との出会いもあるんですけど それって波長はどうなってるんですか?』という人がいるんですよ。
『よき出会いは、自分自分の中にある。』、みんな誰でも、いいところがありますよ。
『よき出会いは、そのよいところからの導きである。そこでより自分を向上させなさい。』
『悪い出会いは、反面教師。自分の中にある鏡だ。』
『人の振り見て、我が振り直せ。』というのは、相手を見下したりすることではなくて 『自分は変えよう。こういう部分ではこんなに苦しいことなんだから
だから自分が変えられる』と。
いいことは『ありがとう。自分を向上させてくれてありがとう』と。」

[感謝の気持ち]
山田「ありがとう。」
江原「ありがとうですよ。それに気づけた。」
山田「悔しい、言いたくない。」
美輪「でしょうね。」
山田「あんな人に!ありがとう。」
江原「でも、その思いがまた悪いものを引き寄せたら、損でしょう?
もっと損でしょう?もっと思うツボでしょう?」
山田「う~ん。」
江原「ね?だから感謝しちゃうの。
だってその人にはその人の『カルマの法則』(自ら蒔いた種は自ら刈り取る)があるの。
自分に返るだけ。それを、また自分が悪い種を蒔く必要はないでしょう?
そうしたら、自分にも悪い種が返ってくるの。
返り血を浴びるようなことをする必要はないでしょう?」
山田「そうね。」

~誰かを憎む気持ちは同じように憎しみを抱いた人を引き寄せます。
結局、自分が損をする結果になるのです。
そして邦子さんが最も聞きたかった答えが~

江原「ご夫婦のことで、夫との出会いは大事だとおっしゃったけれども
『今、とても大きな要にある。あなたは女の人として今回生まれている。
その謙虚さを持たなくてはいけない。今こそ、心を改めなさい。』と、
守護霊さんがおっしゃってます。
そのためにこの病というのは大変だけれども、ある意味ではメッセージ、
『あなたは女性ですよ』ということだったの。
だから、結婚とか病気もあったけれども、これは災いではなくて
『昇華させ、変わるときなんですよ』ということ。」

山田「なにか結構ね、病気は嫌なんですけど、いいことがいっぱいある。」
江原「その通りなんです。
だって、そんなに人間の関係が嫌だったら 1人で生きてけばいいんだもの、
どっか違う外国でも行って。」
山田「まあね。」
江原「でしょう?でもそうしないところに自分の本心があるというところに もう一度気づいて、
そして今の家庭を大事にして。それが今、狭間ですよ。」

~幸運にも出演した番組のおかげで乳がんの早期発見。
無事、手術を終え芸能界に復帰した邦子さん
女性に生まれた意味を自覚して今こそ変わるべき時。
それはまさに邦子さんが一番聞きたい事に結び付いて行くのです~

山田「ちょうどいいお言葉が出ましたから、今日の最後に聞きたいこと。
このままず~っと、この旦那さんかどうか。」
江原「いま、大変な時期なんです。」
山田「いや、案外ラブラブではあるんですけど、7年目というと 『七年目の浮気』とか『破局』とか。」

江原「そういうことじゃなくて、ケチをつけて自分で壊すところがあるじゃないですか。
とてもいい間柄でありながら、わざと本音とは反対のことをしようとするじゃない。」
山田「試すときがありますね。『かかって来い、ここまで。』」

美輪「本当にさっきから聞いていてね、江原さんは本当に あなたのためになるようなことばかりおっしゃっていると思うの。
『良薬、口に苦し』なの。本当にいいことをおっしゃっているわよ。」
山田「そうですね。ということは、別れそう?でも別れない?」

江原「別れるか別れないかは、要するに“命”というのは自分で作るものでしょう?。」
美輪「あなたの心がけ次第じゃない。」
山田「なあんだ、私か。」
江原「もちろん夫婦は両成敗で、お互いに。」
美輪「いくつで結婚して死んでということは、だいたいの青写真で決まっている。
だけど宿命というのは青写真だから、アバウトなのよ。

家を作るときに、だいたい設計で作りますよね。
ところが、設計変更がきいて『あ、こっちはこうした方がいいから』と 作りなおすことがあるのよ。
それが運命、自分の力で作るものが運命なの。」
江原「宿命と運命は違うんですよ、素材と料理。」
美輪「変えることができるのよ、運命で宿命を。」

江原「もちろんどちらを取ったとしてもムダはないですよ。
ただ、 『賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ』
失ってみて自分がバカだったなと思ってもそれは学びだけれども そうじゃない学びも理解すればできるわけでしょう?
歴史によって学ぶことが。」
山田「はい。」

[感謝の気持ち]
美輪「あのね、結婚というのは現実なんですよ。恋愛は夢なの。
現実を手に入れたんだったら、現実に即した生き方、考え方をしていかないと。
それの一番根底にあるのは、さっきから江原さんが一生懸命言いたいことは感謝すること。
感謝、感謝、感謝。自分自身にも感謝して
『私はがんになったけれども、ちゃんと肉体があった、どうもありがとうね。』
『指も働いて指輪も付けてくれる、どうもご苦労さん。ありがとう。』

そうすると、相手も感謝してくれて、自分のことを愛してくれていろいろ面倒もみてくれて、
自分の足りないことを全部補佐してくれて。
あなたもちゃんと元気でいてくれて、お母さんでいてくれて、どうもありがとう。
お互いがそう思って感謝していれば。」
山田「わかりました。」
国分「病気をしてからの邦子さんは、ご自分の中で変わった部分があったかもしれないですね。」
山田「そうですね。やはり病気も先生が手術しなければ自分ではできないし、
先生に感謝してるし、看護婦さんもこん睡状態のときに診てくれなければ 死んじゃうわけだし
看護婦さんに感謝してるし。
そういうことを今日はまたもう一回考えて、明日から活かしていきたいと思います。」
国分「楽しみにしていますので。ありがとうございました。」
山田「ありがとうございました。」

【スピリチュアルメッセージ】
乳がんは女性に生まれた意味を自覚し、自分を変えるべき時を教えるメッセージです
感謝と思いやりを忘れずに。

【オーラの言葉】
悪口を言われたら、柳に風と受け流す
自分が清らかで優しければ「念返し」で悪い念は相手に戻る

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