山本譲二

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【 2008年02月23日放送】【119回】パート2

今日のゲストは、北島音楽事務所から独立した演歌歌手の山本譲二さん。

パート1からの続きです♪

山本譲二 ベスト&ベスト

[感情のコントロール]
美輪「この地球上には65億の人間がいるでしょう?
一番洗練された、あか抜けた人間に近づくために、
みんな進化して 努力しているわけじゃないですか。
一番洗練された進化した人間はどういう人間かというと
自分の感情をコントロールできる人間なんですよ。
みんな感情をコントロールできなくて、喜怒哀楽、泣いたりわめいたり
気がつかないうちに人間はいつも感情で動いているわけです。
ところがそれを怒ったとき、憎むとき、呪いたくなるとき、落ち込んだとき、
こういう感情はいらない。じゃあこの感情は抜きましょう、と。
うれしいとき、楽しいとき、幸せなとき、ロマンティックなときは、
こういうときに感情は使いましょう、と。
その感情の使い分けができるようになるまで、
人間は何度も生まれ変わらないとそれができないんですよ。

だけどこの奥さまというのは不思議な方で、
感情で押し流されて コントロールできないってことがない方なの。 なかなかできませんよ。
珍しい、不思議な方。お嬢様もそうなのね。」
江原「この奥さんとお子さんがいなかったら今の山本さんはないんじゃないかなと。
先々、この子を背負って生きていかなくてはいけない。
それまでは何とかなるって思っていたのが、自分以外のことはなかなか何とかなる、 って言えない。
自分が働いて、この子の生涯、楽にできるだけのものを残していかなくてはいけない、と。」

[お父さんの話]
不思議な体験の話の出来事は、友人の部屋で競艇の電話投票をしている時に、
「3-4-5を買え。」と いう父親の声が聞こえたそうです。
そして、買ったらそれが当たったのこと。
それは一度きりとのこと。
その3時間後に姉から電話があり、父親の危篤を知ったそうです。
お医者さまに『延命器具をどうされますか?』といわれ、
はっきりと もう、取って下さい、といったそうです。
意識はないけど、しかめっ面したりものすごく痛がるそうです。

国分「お父さんとは、最後の言葉を交わしたということは…。」
山本「あります。まだ目を開けていて、しゃべれるときに、入院しているところへ行きました。
父さんが手を出すので手を握ったんですよ。
そして、小さな声で『嘘つくな』『約束守れ』『ちゃんとした男になれ』
それだけでしたね。
それが最後の言葉です。」
美輪「素敵な方ねえ。」

山本「はい。高校時代は大嫌いだったんですけど、
『みちのく』が売れてから 本当にすごく好きになりました。
まあ『みちのく』が売れると結構ゆとりもできてきたりして、
故郷へ帰ると、父さんも競艇が好きなんです。
『おい、ちょっと行こうや』というとものすごく喜ぶんですよ。
少し自分にも余裕ができたので『飲みに行こうか』『カラオケに行こうか』
と誘えるようになったんですけど、甲子園に行った頃は大嫌いで、
母さんをいじめている姿も見ているし…。」

江原「でもお父さんは、ものすごく親孝行な息子って言うんですよ。
一緒に競艇に行こう、というだけじゃなくて、もう充分だ、と言うのに どんどん送ってくるわ、 いろいろしてくれるわ…というんで、
そういう自慢の息子です』って言われるんです。
お父さんよりもお母さんに対してなのかもしれないけれど 楽にしてやる、 と言ってくれた約束を、ちゃんと守ってる、と言うんですよ。
だからそういった意味でも『約束を守る男である』ということで お父さん自身は認めているし。

これは夢物語として聞いていただいていいんですけど、お父さん自身 体のこととかをすごく助けてくれてるんですよ。
実は、腰とか関節を山本さんはやられるんですよ。
それが、どういう訳か仕事に支障のないように治るんですよ。」
山本「3日前から腰を痛めているんですよ。でも仕事はできるんですよね。」
江原「お父さんは自分の反省点として、全く体の気を使わなかった人なんです。
それが非常に反省がお父さんの中にあって、それを息子に繰り返させてはいけない、 というんで、座る椅子に注意しろ、っていっています。
座る椅子って何かというと、長いマージャン。 これ、時間があったらエンドレスなんですって。
あの姿勢で、あれだけ長い間座っていたら、そりゃ悪くなる、と。
ましてや独立もして、ということだから。

でも、偉いのは、確かに(金遣いの)度が過ぎれば奥さんは嫌な顔はするんですよ。
叱ったりもするんだけど、ほとんど野放しなんですよね。
自分で稼いだんだから、好きにしなさいって。
最後の責任とか落とし前はちゃんとつけられる人だと思っているから。
ただ時々、困ったときだけ『どうしよう、こんなに使っちゃった』って 言ってくる時があって、
それさえなければいいのにって奥さんは 思うらしいですよ。」
山本「なんでそういうことが何でわかるんですか。」

江原「でも毎日、お家が『オーラの泉』じゃないですか。」
山本「競艇はだいたいその日に、キャッシュでやる方なんですよ。
だけど、どうしても地方とかが多くて、地方でもやりたくなるときがあるんですよね。
それが積もり重なっちゃって、ある方に借金するんですよね。
僕の悪い性格というか 『ちょこちょこはなんだから、まとめて返すからな!』って
借金が増えてしまうと うちの女房がそれを知っちゃってそれを全部返してくれるんですよ。」
江原「でも、それは全国に拠点をお持ちのようですね。」
山本「競艇場は24ヶ所ありますから。」
江原「そういうことを含めて、お父様が全部話してくれるんです。
全部何でも見てるってことですよね。」

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