安めぐみ
【 2008年11月01日放送】【137回】
ゲストの方々の悩みから人生のヒントを導く「オーラの相談室。」。
相田翔子さん、南明奈さん、安めぐみさん、が出演されました。
ここでは安めぐみさんの相談を取り上げています。
(2011年に東貴博さんと結婚しました。)
~男性が選ぶ結婚したいタレントNO.1に選ばれた安めぐみさん
癒し系のイメージが強いか彼女ですが、数多くの不思議体験が
そこには複雑な家族の問題が隠されていました~
国分「この番組をご覧になったことはありますか。」
安「結構ありますね。
で、昨日まで緊張がすごくピークで、朝の4時まで寝付けず
今日は朝起きてちょっとリラックスした音楽をかけて、
落ち着いて来ようと思ったんですけど
でも裏でも、すごい震えがとまらなくて。」
国分「やっぱりそれは、この番組はちょっと違いますか?
いろんな番組に出てるじゃないですか。」
安「今までの私じゃないです、もう。普通の私です、今。」
国分「今いるのは。」
安「はい、タレントじゃないですね。すみません。」
[家族の危険を感じる]
国分「そんな安さんですけれども、何か不思議な体験をいろいろしてると
聞いたんですけれども。」
安「いろいろ、家族のことなんですけれども、家族に何かあると
感じることが度々ありまして
ちょっと前の話なんですけれも、
実家に住んでいる時にちょっと用事があって出かけたんですね。
で、行くはずの目的の駅に向かっていたはずが、
気づいたら全然違う方面に私が歩いていまして
パッと思った時に目の前で事故が起きてたんですよ。
車が正面衝突していまして、女性の方がうずくまってて
ん?と思って見たら、うちの母で。」
国分「えっ、その交通事故に遭っているのが。」
安「はい。慌てて駆け寄って、父に電話したりとか兄に連絡したりっていうことが
あったんですけど、
身内に何かがあると、なんとなくそういうようなことが夢に出てきたりとか、そういう場に出くわしたりとかっていうことが
よくあるんですけど。」
国分「お母さんの交通事故の時は、普段行く道とは、無意識で
全然違う方向に行っていたということですか。」
安「全然違う駅に私は向かっていたという、はい。」
~家族に危険が迫ると不思議なことが起きるという安めぐみさん
その理由が知りたいというのです~
江原「私がいま見てますとね。本当はそれだけじゃないでしょう?
もっといっぱい、不思議な体験とかちょっと霊現象みたいなことまでも
本当は盛り沢山でしょう。」
安「私ですか。」
江原「うん。」
安「自分自身、ちょっと怖がりなので、不思議なものを見たり聞いたりしても、
ちょっと自分でごまかすというか『あ、疲れてるのかな』とか思ったりして
ごまかしてるんですけど。」
江原「お友達とかでも、見てて、フッと『あ、ちょっとこの子いま』
でも自分の中でしまって言わないでいて、後でやっぱり思ったようなことが起きたりね。」
安「あ~ありますね。そうですね、はい。」
江原「今のお話自体は、いわゆる予知、予知能力っていうね、それは虫の知らせとも言うしそういうのを感じる。
けれども、それだけじゃないはずなんですよ。
だからあのね、普通の人よりもちょっとオーラが大きいんですよね。」
安「ああ、そうですか。」
江原「大きいというのは、要するに物事をキャッチしやすいんですよ。
だからそれは生きている人の気持ちもそうなの。
だからあのそういう霊とかっていうだけじゃなくて
まあ生きてても霊ですから、そういった意味では人の思いとかも、
『あれ?今あの人、こんなこと思ってるんじゃないかな。』とか。
だからそれが、すごく単純なことでは、思ってた人から電話をもらうとか、電話をしたら
『ちょうど思ってた』とか言われるとか、そういうようなことも多いっていう、
要するにキャッチしやすい、アンテナがわりとこう大きいっていうか、
優れてるっていうかね。」
美輪「早く言えば、霊媒体質。」
江原「うん。」
安「あの~おっしゃる通りです。」
江原「だからきれいなタレントさんにこんなこと申し上げちゃいけないんだけど、
ご自身で気づいているかどうかなんですけど、感じるだけじゃなくて、
何ていうんだろう、別に食べ合わせ悪くはなかったのに突然お腹が痛くなってね
下す、とか。」
安「下痢ですか。」
江原「そうそう、はっきりおっしゃられても
私、オブラートにくるんだつもりなんですけど。」
安「すいません。」
(みんな笑い)
江原「あの、元々ね、安さんの場合はどうしてそういう能力があるかというと、
へんな言い方なんだけど、霊能の強い人っていうのは、安さんも霊媒体質だから、
ある種、霊能者的なところがあるんです。
そういった方はね、およそ共通して波乱万丈の人生の人なんですよ。
だからそれこそ、特に親御さんとかね、
いろいろと大変だった時期もあるはずなんです。
だから家族とか、そういったことの苦難が常にあった方が、
『みんながちゃんと生きていけるように』っていうことを常に意識するから
よけいに感度が優れるんですよね、そっちの方へ。
だから家族の危機とかそういったことは余計に感じるとかねで、自分の周り、お友達とか親しい人でも感じるとか、『あ、この人今、私にちょっと嫌な気持ちを持ってるな。』っていうのもすごく感じたり、
だからそういう身を守る方向にすごく能力を発揮しやすくてね。
だから、例えばお腹を下すとかっていうのでも、何か事が起きている時に体の方で反応が起きたりね。
『あ、今うまくいってないな』とかっていうことが平たくざっくばらんに言うと
霊能を持っている人っていうのは割とそういう苦労の多い人生だったという方が
多いんですよ。」
国分「どうですか。」
安「実際さっきその、家族の中で何かが起こると何か感じるって言ったんですけど
子供の頃は結構、いろいろあって。
まあ特に兄弟、まあ兄がちょっといろいろあったことがきっかけで、ちょっと中学校くらいまでは家の中が本当に毎日大変な感じで、
常にその顔色をうかがっていたんですよね。
大人とかお兄ちゃんとかそれがベースにあるのか、人と会うのがすごくいつも怖くて。」
江原「でいて1人ぼっちの気持ちの時が、すごく多かったと思うんですよ、小さい頃。」
安「多かったです。」
~幼い頃、家庭が荒れていた時期があったという安めぐみさん
自分を守るため、家族を守るため、危険を予知する感覚が人並みはずれて鋭くなっていったのです~
安「そうですね、結構トラブルが小さいころ多かったので、
何かあまりこう辛いことがいろいろあったりしたんですけど
今、『すごく幸せに真っ直ぐ育ってきたんでしょうね』と言われたりすると
何かいろいろあったりしたから、そう言われる度に…。」
[望まれて生まれてきた]
江原「それこそ亡くなったお祖母さまがいらっしゃるじゃないですか。
その他の方、守護霊さんとかもそうなんだけど
『1つだけ忘れないで。あなたは望まれて生まれてきた人ですよ』と。
あなたがいるから、何かこう良くないとかね、あなたが自分がいて迷惑かけているとか
何か常にどこかでそういうのが、いつもあったりなんかするから。
で、いまそれが皮肉にも注目されるお仕事をなさってて、
何かね、
自分が存在していることがいいのかどうかっていう、いつもどこかで
その自信のなさは、そこから来ているから。」
安「いつも自分で、そう聞いてしまいますね。
病気がちだったので、それでお兄ちゃんが1人ぼっちになっちゃって、両親を取る形になってしまったりして
ちょっとお兄ちゃんがすねちゃったりとか、それで、結構病気をしたので
金銭的なこととかも迷惑をかけてしまったりとかで、
何か好きでそうしたわけじゃないんですけれども
『自分がいるからだ、いるからだ』って思うところがすごくあったので、いつも…。」
美輪「災いの種だったっていうね。」
安「と思ってしまってるんですね。だから何かトラブルが近くで起きると
『あ、いない方がいいのかな』って。」
江原「でも元気でいて欲しいから、みんなそういう風に乗り越えてきたんでしょう?
だから、望まれているから、でしょう。」
安「そうですね。」
美輪「今はお兄ちゃんだって問題解決して何でもないじゃありませんか。」
安「ないです。はい。」
美輪「兄弟っていうのはね、どっちかが焼きもちやくんですよ。ね?
それはみんな同じですよ。ですからそんなに気になさらなくていいの。」
安「あ、わかりました。」
江原「でも良かった。この時間内で、すごくきれいになったの、オーラが。」
安「え~?この時間でですか。」
江原「というか、幼い頃だけじゃなくって、ここしばらくも、ちょこちょこ
仕事で嫌なこと、ごめんなさい、
ちょっといろいろと、あったでしょう。」
安「怖いですね。本当に見えてますね。汗が、すみません。」
江原「だから、それが全部ね、フ~ッと出ちゃったのね。」
国分「じゃあ今、もうすっきりしたんじゃないですか?かなり。」
安「『それでいいんだ』って今、思えました。ありがとうございます。」
国分「それが一番大事ですよね。」
[男性が怖い?]
美輪「男の人自体に対してのね、バリヤーを張ってるところがあるのね。」
安「ありますね。」
江原「だって男の怖いところ、いっぱい見ちゃったからね。」
国分「お兄ちゃんですとか…。」
美輪「いや、お兄ちゃんだけでなくてね。」
江原「まあ、お父さんもそうだし、いろんな意味でね。」
安「そうですね、ず~っと怯えていることが多かったですね。」
江原「だからトラブル嫌いだし。」
安「大嫌いです。」
江原「人がこう、やり合っているのを聞くだけでも、もうビクビクしちゃう。」
安「で、それがすごく嫌なのに、そういうことが結構、起こることが多くて。」
江原「それでお腹にギュルギュルときやすい。あのね、それも一つのシグナルでね、
消化できない。要するに、それは食べ物だけじゃないんですよ。心。
要するにそういう状況も消化できないの。人の気持ちとかも消化し切れない。
そういうのがシグナルとして現れるんですよ。」
安「すごい。ほぼ毎日、そうです。」
国分「あの、例の下痢ってやつですか。」
安「すみません。」
(みんな笑い)
国分「ほぼ毎日ですか?調子悪いですか。」
安「何にもない時は、やっぱり何もないんですけど。
ちょっとすごく人の言葉が
わっと来たりとか、人の感情がわっと来てしまった時に。」
美輪「体に来るのね。」
[心のシグナル]
江原「それとあと、喉によく来ますでしょう。」
安「あ、喉は3回、手術はしているんです。」
江原「来ますよね、オーラの色が。でね、それも1つのシグナルの部分が。
病気もあるけれど、シグナルもあるの。どうしてかって言うと
『言いたいことが言えない。』
江原「自分のね。後は腹の中では腹立てるの。
『こんなこと!』でも言えなくて、いい子だから『はい』って言っちゃうの。」
安「はい。」
江原「それが『うん』と詰まる、その、喉にシグナルとして出やすい。」
安「言葉も、おっしゃる通り、私よくこうやってやっちゃうんですよ(喉をかくしぐさ)。」
国分「それは『言いたいけど…』。」
安「何でなのかは分からず、小さい時からず~っとこうやってかいているから…。」
美輪「そうそう。喉の中がね、むずかゆくなってくるのよ。」
安「いつも収録前とか真っ赤になっちゃって、『どうしたの?』とか言われたり。
何かここをいつもこうやっちゃうんですよね。
何か争いごとが起きてたりとかすると、こうやっちゃうんですけど。
そういうことだったんですね。」
江原「だからものすごく、過敏、霊的に敏感。
だから
『予知だけじゃないはず。』って言ったのは、そこにあるんですよ。」
国分「あんまりいいことじゃないですよね。」
[ナチュラルに生きるには]
江原「うん。だからいかにね、だんだんにこれからね、まあねえ、経験が大事なんだけど、
『ナチュラルに生きていけるか』っていうね。」
美輪「難しいわよねえ。」
国分「難しいですね、ナチュラル。」
安「どうしていけばいいんですか。」
美輪「あのね、だからね、一番、根本的にね、治療しようと思うんだったら
人生哲学の本とかね、まあ昔からいろんなものがあります、先人たちが書いた、
そういったものをね、よ~く読んで咀嚼してね、それでねそれを自分の細胞に、全部行き渡らせて、忘れないようにするんですよ。
人生哲学っていうのは難しいことじゃないですよ。
例えば、悪い人だと思ってこの人は『嫌な奴だ』と。
でも嫌な奴だってこの人がいなきゃ生きていけないっていう人もこの世にいる
この人を生んだ母親もいるんだ、ね?私から見れば嫌な奴でも、母親から見れば
可愛い、可愛い、と思う人かもしれない。
そうするとね、ただいたずらに
『嫌な奴、憎らしい奴』ぅていう風にはならないのね。
だからそれが人生哲学っていって、生きる方法。そうすると自分が楽になるんですよ。」
安「はい。」
江原「ごめんなさい。ちょっと余談なんですけれども、女性のね、霊感がある人なのか
占いの人なのか、に、たまに話を聞いてもらっているんですか。」
安「知り合いでいらっしゃいますね。」
江原「それはそれでね、たまに良いんだけど、今、美輪さんがおっしゃったように
ご自身の方の哲学をきちんとしないと、どんなにそれが良い言葉でも振り回されます。
だから、しっかりとまず、自分自身の哲学、しっかりと持つことだと思います。」
安「はい。」
江原「だから私は、美輪さんがおっしゃる通りだと思いますね。
これをみている方もみんなそうだけど、そういうのに頼るのはいいけれどね
でもそれで振り回されてもしょうがないでしょう?自分がまずないと。」
国分「自分の基盤を作ってから…。」
美輪「そうするとね、頼る必要がないの。
占い屋さんとか、霊能者とか、新興宗教とかそういった所に行く必要がなくなるのよ。全く必要がない、自分自身がそうなっちゃうから。
そうしたら、江原さんも私も、クビになっちゃうの。それは結構なことなの。」
江原「そうそう。私も失業したいんです。」
安「何かすごく臆病なくせに、人の言葉は何でも信じちゃうので。
そうなんですよね。
わかりました。」
国分「何か具体的に、お勧めの本が、言ってもらえると
読みやすいかなと思うんですけれど…。」
安「そうですね。」
美輪「それは私たちの本ですよ。」
江原「ね~。わたしも何でそんなこと、いちいち聞くのかな~って。」
国分「そうですよね。」
【安めぐみさんへのメッセージ】
心のシグナルが体調に表れます。体調が悪い時はお医者さんに診てもらうだけでなく
気持ちの中に原因がないか考えてみて下さい
【オーラの言葉】
行き止まりにぶちあたっても もっともっと考えてみる
それが「哲学する。」ということ。生活の中で庶民はみんな哲学をして生きていくのです
(美輪明宏著 「愛の話 幸福の話」)