エド・はるみ

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【 2008年10月18日放送】【135回】パート1

今日のゲストは、お笑い芸人で『○○グゥ〜』のネタで大ブレイクしたエド・はるみさん。

パート1からの続きです♪

[念力の人]
江原「でね、完璧主義だから徹底してみていきたいところがあって、
そうするとね『二兎を追うもの一兎をも得ず』みたいなね、状況。
その代わり、ひとつのことに集中すれば、非常に成果を現せる念力タイプですから。
でもね、念力ってね、いくつも、あっちもこっちもというのは難しいんですね。
一念ってやっぱり、そこ1つに集中していくものですから。」

国分「その念といえば、24時間テレビも何か。」
エド「はい、そうです。」
国分「マラソンを走った…。」
エド「はい、24時間テレビのランナーに選ばれたくて、6年前から
もちろん、誰も私を知らない時から『いつかオファーされるくらいになるまで頑張ろう』と奇跡の目標を自分で勝手に掲げて、毎晩10キロ走っていたんです。」
国分「すごい念力ですね。」

江原「それとね、あといつも申し上げているのは、語っていることは大事なんですよ。
『やりたいんだ』ということをね。」
国分「それは、エドさんだけじゃなくて皆さんにいえること。」
美輪「視聴者の皆さんにいえること。」
江原「例えばよく、『結婚したいんだけど』っていいながら
普通の暮らししてる人いますでしょう?『したい』ってアピールしなければ無理ですよ。
ご縁もやってこない。でしょう?
人っていうのは勝手に 『どうせあの人は、1人でいるんじゃないの?』とか、いろいろ思われちゃうでしょう?
だからそういった意味で『フリーです!』とか、言ってることはすごく大事だと思うんですよね。」
エド「そうですか。」

美輪「それにやっぱり…ま、いいか、後で。」
江原「後でまた、いろいろと妄想族の部分も後で申し上げます。」
エド「いま何とおっしゃった、妄想癖?」
国分「妄想族、の部分もあると。」
エド「あっ、そうですか。」
美輪「それの塊。」
エド「え~。」
国分「番組中に美輪さんが『ま、いいか』と言うのは怖いですよ
…後でゆっくり出ますから大丈夫ですよ。

[住まいにこだわる理由]
国分「住まいにはやっぱりこだわりはありますか?」
エド「はい。住むところって、すごく大事だと思っていまして、本当に何十回もそこに通って
太陽の入る位置から、ごみ置き場がどこかから、採寸してぴったり家具が合うようにですね
『そのエネルギーを他に向けなさい』って親に言われたくらい、家にこだわるんです。
物件を探す時に。」

国分「それは、まず、いいな、と思った物件を見つけたら、そこに何回か通うんですか?」
エド「何回も通います。」
国分「ええ~!」
エド「そして不動産屋さんが『もう、鍵を預けます』って言うまで、
まだ契約をしていないのに『鍵を預けますから、もう好きな時に見て下さい』って
根負けするくらい通います。」
国分「それはすごいですね。結構なにか大都会に住んでいるという話も 聞いたことがあるんですけれど。」
エド「はい、いま銀座です。」

国分「今、銀座に住んでいるんですか?これは何で銀座に住もうと。
なかなか住む場所じゃないと思うんですけど。」
エド「今、結構マンションも建っているんですけれども
私、芸人になる前にコンピューターの講師やマナーの講師をしていたんですが、
自分の名刺で仕事をしていたんですね。
やっぱり住所って、信用というか、信頼というか、
お仕事に対するモチベーションの高さといいますか
そういうものだと思いましたので、借りるなら一等地だ、と。
ソニーの井深さんが『ニューヨークの五番街にショールームを持つこと』を 夢見られたように、その志だけは私もと思いまして、『銀座だ』と。」
国分「名刺に入れるためにも。」
エド「そうです。やっぱり『本気なんだな』と。
相手の方に対外的に、自分の見栄のためじゃないんです。信用。」
美輪「ソニーの井深さんの話が出るなんて、おもしろいわね。
そういうところがおもしろいわね。
井深さんはソニーが向こうへ進出する時にね、向こうは日本と違って商談する時に
アポイントを取る時にね『ホテルはどこですか?何階ですか?』って聞かれる。
一流のホテルがあるんですよ、それぞれね。
一流の中でもいろいろな一流があるんですよ。
だからその中でも、洗練されたホテルを井深さんは全部調べて。
そこの何階以上とかいう風になると
これはアポイントを受けてもいい相手かどうか、って どの程度のクラスの人間か、って、それで決められちゃうの。
ビジネス同士だから。
それを全部調べておやりになったの。それをおやりになったのね?」

エド「はい。志だけは。銀座の前は、麻布十番に住んでいまして
麻布十番の前は南青山に住んでいたんですが、南青山にまず借りる時に
普通は無謀だと思うと思うんですね、青山に住むっていうのは
何十万も家賃がするんだろうなってイメージすると思うんですけど
私は絶対にあると思ったんですね、私が借りられる部屋が、払える範囲の部屋が。
何か確信があって『絶対借りられる』と思って探していましたら
本当にホンダのショールームのすぐ隣のマンションが一つだけあったんです。
私、広さは別にいいんです。ちゃんと住所と、ちゃんと寝られれば。で、そこに借りて
『やっぱりあった』っていう風に。何かそういう確信を持って。」

国分「そういうような感じが見えているわけですか。
こだわっているというのは 江原さんには。」
江原「も、そうだし、あとは1つ1つの念力。
『こうだ。自分でこうしたい!』って思うところで、普通だったらあきらめるところを探し出す。
『あるはずだ』っていうね。だからインスピレーションも強いんだけれども念力がとにかく強い。
相手に対するってことだけじゃなくて、やはり部屋って大事だと思うんですよ。
家ってあなどれない。
やはりそこで、いろんな意味で力を養うところでもあり、 ヒーリング~になるところでもありますしね。
何で私がやるんでしょうね(グーのこと)。」
国分「江原さんの方が多く出していますよね。」
エド「ありがとうございます。」

グーグー体操

~ひとりでこつこつとステージ活動を続けていたエド・はるみさん。
彼女の人生に最大の転機が訪れます。
シリアスな一人芝居をやめて、はげ頭のかつらで演じた舞台がお客さんに大うけ。
心機一転、本格的にお笑いの道に進むことを決意。
東京NSC(吉本興業の養成所)に史上最年長で入学、
自分の半分ぐらい年齢の若者たちに混じって、
お笑いの世界に転向したことが彼女の運命を変えたのです。
マナー講師の体験を生かしたネタが大ブレイク。超売れっ子芸人として花開いたのです~

[人生の転機 女優からお笑いへ]
国分「休みってあるんですか?」
エド「休みは2月14日からないです。」
国分「え~っ、2月14日から休んでいないんですか!?バレンタインの日ですね。」
エド「バレンタインデーの日も、もちろん買うあてもなく、
あの寝てたら 15日になっていました。」
国分「じゃあ、1日、寝て終わったわけですか?」
エド「はい。」
国分「大丈夫ですか、はけ口というか、ストレスもたまってきませんか?」
エド「いえ、私、本当に、今までお仕事したくてもさせていただけない日々が長かったので、本当にお仕事いただけるのはありがたいので、本当にうれしいです。」
美輪「お幸せね、そういう点でね。」
エド「はい、本当に幸せだと感謝しています。」
美輪「だってね、世の中の人はね、ありがたみがわからないんですよ、ず~っと忙しい人は。」

国分「人生の転機の中にもうひとつ、NSCに入学したこと、吉本の。
これはどういうことでNSCに入ろうと思ったんですか?」

エド「あの、役者を志す前から、幼稚園、小、中、高と、 ずっと人を笑わせる子供ではあったんです。
でも進路を選ぶ17、8の時に、ちょっと恥ずかしさも出てきたり、
で、あえて笑いを封印して新劇の方に行ったんです。
でも、ちょうどNSCに入る半年くらい前に、私、役者を1度も辞めようと思ったり
辞めたいと思ったことないんですが、初めて20年くらい経って
なぜ、自分は続けているんだろう?
こんなに日の目も浴びないのに辞めないんだろう? って、初めて自分の原点を胸に手を当てて考えてみたんですね。
そうしたら『原点は笑いだった』と。
最初、笑わせて、どっとうけて、それが喜びで、そこからスタートしたんだ、ということに。
で、もうあふれ出る思いを止められなくなりまして、もう、原点に戻ろう、と。」
国分「それでかつらをかぶって…。」
エド「そうなんですよ。それまでの一人芝居は、ずっと新劇を…
本当に親子のとか、シリアスな芝居をしていたんですが
あそこから、ああいうことをし出しまして。」

国分「でも、もう1回勉強しようと思ったんですか?」
エド「それでですね、偶然、R-1グランプリを知ったんです、インターネットで。
『じゃ、挑戦してみよう』と。それで、一次は通ったんですが、
二次の銀座のガスホールでやってみましたところ、
目の前で女の子にメールされたんですね。
お客さんが見えるんですけれど。」
国分「ネタをやっている最中に。」
エド「それはどういうことかというと、今まで自分は友達や知り合いの前でやって
笑っていただいていたんですが、初めて何の関係もない、一般の方の前でやったときに ダメだ。
もう自己流じゃダメなんだ。笑いっていうものを本当にちゃんと勉強しよう』と。
そこで頭をガンっと殴られた、ショッキングーを感じまして。
『これは自己流じゃダメだ』と思いまして、それで入ろうか…
願書もあと締め切りが少しだったんですが、
でも 高校を卒業したてや、20代、自分の半分くらいの年代の方の中に飛び込むのは やっぱり怖かったんですよ、
いろんな思いするだろうな、傷つくだろうな…と。
で、どうしようと思った時に友達がひと言、言ってくれた言葉で、背中を押されて 決意したんです。」

国分「その言葉って、どんな言葉ですか。」
エド「それはですね、『ここで学校に行かなかったら去年と同じ1年だよ』って
言われたんです。」
国分「いい友達ですね、それは。」

エド「『去年と同じ1年を過ごしたら、もういけない』と思って、決意しまして願書を出したんです。」
国分「やっぱりそれは、大きいですか、入ったということは。」
エド「はい、大きいですね。そのひと言がなかったら、入っていないですね。」

~バレンタインでー以来休みなし。今や超売れっ子のエド・はるみさん。
願いをかなえる力が強い彼女ですが、数々の不思議な体験をしていました~

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