市川海老蔵

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【市川海老蔵 スピリチュアル・チェック】
もし歌舞伎役者でなかったら、やってみたかった職業は?⇒いろいろあったんですけれども今はお坊さんですかね。
ストレス解消法は?⇒最近見つかりまして、空を、天気のよい空を眺めることです。
人生の転機は?⇒比較的多く来たと思うんですけれども、大きなのは17歳位の時と 最近なのかな?と思っています。
不思議な体験は?⇒そうですね。何か、よく旅に行くと、旅先で不思議な体験はあります。
好きな女性のタイプは?⇒最近は、そうですね。料理がうまくできる優しい方が好きです。

十一代目襲名記念写真集  市川海老蔵

[オーラの泉は怖い?]
さあ、海老蔵さん、今の心境はどんな感じですか?」
海老蔵「心境ですか?」
国分「意外と平常心でいられていますか?今のところは。」
海老蔵「そうですね、何か、怖いのかなあ、と思ってたんですけど
まあ、怖がってももうしょうがないですから。」
国分「ははは。怖いのかな?っていう…。」
海老蔵「あの、ずいぶん前に1回、お話をいただいたことがありまして、
その時は 怖いから僕は出れないなあ、なんて思っていたんですけれども。
でも、もう、いいかな、と。」
国分「ほう。というのは、それも心境の変化ですかね?」
海老蔵「何か最近、変わりましたね。」
国分「その中のひとつ『この番組も、もう出るしかないかな』みたいな。」
海老蔵「いや、そういうことじゃないんですけど。
いろいろ経験することすることは大事かな、と。」

国分「なるほど。お2人は初めましてになるんですか?」
海老蔵「いや、あの美輪さんは、なかにし礼さんとご一緒に
舞台を拝見させていただいたことがありまして。
その時、楽屋の方に一度だけ伺わせて頂きまして。
ご挨拶だけですけれども。
どうも、お久しぶりでございます。
僕、ずいぶん若かったんですね、まだ、10代だったかな?」
国分「そんな前ですか?」
海老蔵「はい。」
美輪「ずいぶん前でしたよね。」

国分「江原さんとはどうですか?」
江原「初めまして。」
海老蔵「初めましてですね。テレビで何かいろいろ拝見していますけれども
お目にかかるのは初めて。よろしくお願いします。」
国分「こういうスピリチュアルな世界っていうのはどうですか?興味ありますか。」
海老蔵「いや、やっぱり何ですかね。難しいところで、うまく例えられないんですけど
例えば星があるじゃないですか。
何か…夜は見えるんですけど昼は見えないじゃないですか。
でも、あるわけじゃないですか、実際そこには。
そんな様な感じで、あるなってことは感じるんですけど
具体的に何かってことはよくわからないので、
その辺はだから信用もできますし、信用もできないところもやっぱりありますね。」

国分「この番組でもよく出ますけれども、やはり見えるものっていうのは すごく信用しやすいですけれどもね。」
海老蔵「でもそこはね、やっぱり最近いけないなと思いますね。」
国分「あ、そうですか。」
海老蔵「やっぱり…愛情とかね、そういうものは、なかなか形として出せないじゃないですか。
そういうのは、やっぱり最近になって母親のありがたみとかは感じるので…。」
美輪「心眼でものを見るっていうね。」
江原「で、心も目に見えないものですからね。」
海老蔵「そうですよね。」

~400年の歴史を持つ歌舞伎の世界。血縁や師弟関係によって、伝統ある名前が受け継がれ、今では歌舞伎に限らずさまざまな分野で活躍する役者を生み出しています。中でも成田家の屋号をもつ市川團十郎家は江戸歌舞伎を代表する名門。

その基礎を築いたのが今から約300年前、庶民の文化が花開いた元禄時代に登場した初代・市川團十郎です。荒事とよばれる派手な演出が大当たり。
〔荒事(あらごと)⇒ 超人的な力を持つ主人公が派手な衣装やメイク、誇張された演技で大活躍する市川團十郎家のお家芸〕。
歌舞伎独特の化粧法の隈取(くまどり)、にらみ、などの特徴ある演技の型を生み出し、
市川家に代々受け継がれていくのです。

~1977年、伝統の市川家に待望の男の子が生まれます。父は10代目、市川海老蔵、現在の12代目・市川團十郎さんです。

5歳で父とともに舞台に上がり、1985年、父が12代目・市川團十郎を襲名するのと同時に7歳で7代目・市川新之助を襲名。名門の一家に生まれ、あたりまえのように歌舞伎役者への道を歩み始めた海老蔵さん。
しかし、将来を悩んだ時期もありました。そんな時彼を導いたのはすでに亡くなっていた祖父、11代目市川團十郎さんだったのです~

[歌舞伎の世界に生まれて]
国分「どうですか、市川家の長男として跡を継がなくてはいけないという プレッシャーみたいなものというのは。」
海老蔵「それは僕、子供の時にものすごく感じていました。
もう無意識のうちに、やっぱり5歳とかから特に中学生ぐらいまでにものすごく、 重圧っていうものを感じていた時期が、 いま思い出すとそういう感じですね。」

[歌舞伎の世界に生まれて亡き祖父の衝撃]
国分「チェックの中で『転機は17歳の時』というのがありましたけれども。」
海老蔵「そうですね。さっき映像にもあったんですけど、
11代目・市川團十郎という祖父がいたんです。
その方が早く亡くなられてしまって。
亡くなって30年目ということに 大役を、 初めて鏡獅子(かがみいし)という踊りをやらせていただくことになりまして。
〔鏡獅子(春興鏡獅子)⇒可憐な女性が豪快な獅子に変身する舞踊の名作〕

それまではいろんなことがあって、歌舞伎をやるかやらないか
自分自身もよくわからない。その時、初めて祖父に会ったんですね。
会ったことはないんですよ。」
国分「ああ、そうなんですか。」
海老蔵「映像でですけどね。」
国分「はい。」

海老蔵「あまりにも、歌舞伎というものは僕の中では難しいし、言葉もわからないし
眠くなってしまうというのが、率直な子供の時の印象だったんですけれども。
その祖父をみた時に『歌舞伎で、こんなに格好いい人がいるんだ』というのを 初めて思ったんです。
それがたまたま、祖父だった。
だから『やろう、こんなに格好いいんだったら』
もう、ひと目惚れですね、完全に。
自分の祖父にひと目惚れなんておかしいですけれども。」
美輪「いや、あれは美しい。『動く錦絵(多色刷りの浮世絵)』って言われたんだけどね。
助六なんかでね、花道からパ~ッとしちゃってね。まあ美しいこと。
あのね、華がね。「華がある、ない。」っていうのがね、 やっぱりトップを飾る人の条件なんだけど。」
国分「はい。」
美輪「『ただ、出て来た』というのと『登場』という言葉があるじゃない。
『出て来た』というのは、素人の代議士が演壇にのこのこ出て来たっていうのを 『出て来た』って言うのね。
出て来たんじゃなくて『登場!』っていうのは『出た~!』って感じがするわけ。

それは、やっぱり持って生まれた天性のものとね、何て言うんでしょうね。
ちょうど上からね、五色のきらきらした花吹雪をうわあ~っとまいたように見えるのと…
それと映画スターでも本物のスターはね、過去にエリザベス・テイラーだとか いろんな人がいたんだけれど、
もう画面が、その人が出ただけで一杯になるの、密度が。『後はもう出ません』って感じ。
だけど、そうじゃない人が主役やってる場合は
『まだ誰か出てくるだろう、誰か出てくるだろう…。出ないうちに終わっちゃった』
最近のハリウッドの俳優ってそんなのばっかりだけども。
だから、画面が一杯にならないでスカスカしてるのよ。
だから、お祖父さんの團十郎さんって私もファンだったんだけど。
まあ美しくて、華があってね。だからおっしゃることはよくわかりますよ。」

~ 56歳の若さで亡くなった祖父である11代目・市川團十郎。
「海老さま」と呼ばれ、その美貌で絶大な人気がありました。
1度もあったこともない2人を結ぶ不思議な絆。海老蔵さんは今、
11代目の生まれ変わりといわれているのです~

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