安倍なつみ
【 2009年1月24日放送】【141回】パート2
今日のゲストは、国分民的アイドルグループ「モーニング娘。」のメンバーとして活躍した安倍なつみさん。
パート1からの続きです♪
[妹を連れて逃げる夢]
国分「そして夢ですけれども、逃げている夢を。」
安倍「そうなんですよ、あまり見ないんですね、夢は。
でも、見る時は常に逃げていてシチュエーションが山だったりとか、
すごい、皆が敵だったりするんですよ。
槍を持っていたりとか、追っ掛け回されていて。
でも、妹が常に私の隣にいて。
でも引っ張ろうと思っても重い時もあったり、
なかなかついて来れなかったりするんですけれども、必死で命がけで守っていたり。」
国分「必ず妹がそこにいるんですか?」
安倍「必ず妹がいるんです。」
国分「この夢自体に何かこうメッセージ的なものっていうのは。」
江原「うん、あります。後ほど。」
国分「あ、後ほどですか。」
安倍「やっぱりあるんですか?」
江原「だってここから言い出すと、全部繋がっていって話しちゃうから。」
国分「あら、そんな夢なんですか?」
江原「うん、いろんなこと。」
~お姉さんの後を追いかけ、芸能界に進んだ、妹の麻美さん。なぜ妹を守る夢を見るのか。それを解く鍵は2人が幼い頃経験をした不思議な出来事でした~
[不思議な音のする家]
国分「で、小さい頃の不思議な体験というのは、これはいろんな音を聞いているんですか?」
安倍「これはえっと私が小学生の時に住んでいたお家なんですけれども
ちょっと不思議なお家だったんですね。
借りていたお家なんですが、玄関を開けてすぐ階段が13段あって、真っ赤なじゅうたんで、私がいた部屋にお札が貼ってあったんですよ。
でも私は『怖い、怖い』と言って、そのお札をはがしてしまったんですね。
そうしたらお母さんに『何ではがしたの?』って言われたんですけど
そこからですね、そのお家に住み始めてから結構不思議な体験というか
そういうことが多くて。
その廊下で足をするような音がしたり、姉と一緒に二段ベッドで寝ていた時に、
ふすまがあって隣の部屋から声が聞こえてきたんですよ。
ず~っと二人でその声を聞いていて、今でもやっぱり耳に残っているんですね。
その後にもゴムボール、子供が遊ぶようなゴムボールをついている音がしたりとか。」
国分「うわあ、怖いね。それは同じ部屋で?」
安倍「そうなんですよ、同じ部屋と後は廊下みたいな。」
江原「その聞こえた声は女の子じゃなかったんですか?」
安倍「男の人。」
江原「ボールとは全然違う。」
安倍「違いますね。男の人のちょっと低いような声で、うめき声ですね。」
江原「で、まりをついている時には聞こえなかった。まりの音だけで。」
安倍「聞こえなかったですね、まりの音が、ポンポンってついていたり。」
国分「それはやっぱり、お札をはがしたっていうことからですかね?」
江原「いや、それも後で、つながりがあるので。」
安倍「ええ!?つながってるんですか?」
江原「全部、つながりがある。」
国分「今日はもったいぶるね。」
美輪「みんなつながってるの、全部答えが出ちゃうから。」
国分「本当ですか、これ全部つながっているんですか。」
江原「うん、だから後、話がなくなっちゃうじゃない。」
国分「あら。」
美輪「全部答えが出ちゃうのよ、そこで。」
安倍「そうですか。」
国分「すごい。」
[背中が気になる]
安倍「私、角が好きでテレビをみる時も茶の間の角に背中を付けていつもみていたり、
それとドアの間とか、棚と棚の間とか、背中が気になってしょうがないんです、背後が。」
国分「これは何かありますね。これは背中を見せたら危険だっていうような。」
江原「関係ないんだけどね。」(みんな笑い)
国分「あれ?」
江原「背中が特別うんぬんってわけじゃないんだけど、それだけは今、答えられますけどね。
あのね、霊的なものの出入り口っていうのは全部、背中なんですよ。
だからほら肩が重くなるとかゾクゾクっとするとか、ね?言うでしょう?」
美輪「背筋が寒くなるとか。」
江原「ね?全部(首の後ろの辺を触って)こちらなのね。
だからそこを、霊的な部分の弱いところを何か隠そうとする本能がそこで働くだけで。
だからと言って別にそうやって壁にくっついていたからって霊的なものに関係ないじゃない。
だってその壁から手が出るかもしれないしね。なんちゃってね。」
国分「怖い冗談を。」
安倍「ははは。本当に。」
江原「だから気分の問題。でも背中っていうのはそういうものですよね。」
~安倍なつみさんの第2の転機。
それはモーニング娘。を卒業してソロ活動をはじめた直後のことでした。
ドラマ、舞台に活動の場を広げ、作詞を手がけるようになったのです。写真集やエッセーに綴った詩が盗作と指摘されたのです~
記者会見のようす。
「盗作の自覚というのは?」と質問されて
「はい。実は、私は中学生くらいの時から、大好きな言葉やフレーズや歌を
ノートに書き留めておいていまして、それが15冊以上あるんですけれども。
その中の言葉たちが、人のものと自分のものとの区別がつかなくなって
きてしまいまして。自覚がなかったとしか申し上げられません、すみません。」
~出演が決まっていた紅白も辞退。2ヶ月間にわたり、芸能活動を自粛することになったのです~
[芸能活動を自粛]
国分「ソロデビュー後は本当に色々なことがあったと思うんですけれども。」
安倍「そうですね。」
国分「どうでした?このぐらいの時期というのは。」
安倍「そうですね、本当に多くの方にご迷惑をかけて、でも心がおいついていなかったですね
自分の気持ちが何か世の中で起こっていることと、
自分に起きていることに自分がついていけていないというか、
その自粛していた間も外に出られる状況じゃなかったので
もうずっと家にいて、もう家にいるとずっと考えてしまうことばかりだったんですけど。」
国分「外に出られないというのは、もう自分のその。」
安倍「もう出られないです。人の、周りの目も気になりましたし。」
美輪「引っ込みってことね。」
安倍「そうですね。もう常に見られているというか、
どこに行っても そういう目で見られているんじゃないかっていうことが、
やっぱり怖かったですね。」
美輪「でもね、今あなたの言っていることって、
ものすごくしっかりして的確なことを答えていたわよ。
あのね、私、色々な作家の人とか詩人とか文学者との交流が多かったでしょう。
皆さん、そうなのよ、うん。
例えば寺山修司さんっていうのも 古今東西のあらゆるものを乱読して、
それを良く記憶して覚えているの。
それが自分の中に詰まっていて、自分が必要な時には、それがポッと出てくるわけよ
ボキャブラリーになってね。つまり表現することっていうのは
まあ似たようなものだから、どこかで似てくるのよ。そうでしょう?
でもそれを意識しちゃって、商売で
『ここは誰、この詩はいいから じゃあこれとこれを繋ぎ合わせよう』これは盗作ですよ。
そうじゃないんでしょ?
だからそういうことを、あなたは今、おっしゃっていたから
じゃあ他の文学者や何かと同じだな、と思ったのね。
それ以外で作品を作れって言うんだったら
新しい日本語を作らなきゃしょうがないのよ。言葉を。」
安倍「何かそれから、やっぱり自分が発する言葉や、
何かを書くっていうことが怖くなってしまいましたね。」
美輪「だから鼻という言葉を、結局使っちゃいけないということ。
(鼻を指して)じゃあこの鼻は何て言う、ポンポコピョンとかね
そういう言葉も自分で新語を作り出さなくちゃいけなくなっちゃうのよ。」
国分「もっと例えでもあったでしょう。ポンポコピョンっていう。」
美輪「いやだから、そういう風な方法しかなくなっちゃうっていうこと。」
江原「ただ、それにも実は、スピリチュアルな視点では理由があるんです。」
国分「あるんですか?」
安倍「あるんですか。」
江原「あります。」
美輪「理由のないものはないの。」
江原「ないんです、そうなんです。だからそういう現実的な考えてした、とか
全く関係のない、意図しない理由があります。」
国分「これは後ほどに回した方がいいですか。」
江原「ですね。」
美輪「そうですよ。」
安倍「あ~、そうなんですね。」
[なっちが写経]
国分「自粛している間は、どんなことをされていたんですか?」
安倍「う~ん、写経(仏教の経典を書き写すこと)をしたり。」
国分「写経。なぜまた写経を。」
安倍「これはあの『するといいよ』っていうことを言って下さった知り合いの方がいて
家にいるだけでしょ、って。」
国分「写経がいいよ、と?」
安倍「はい。『いいよ』って。『そうなんだ』と思って。」
美輪「ほら、そこは言わなきゃ。」
国分「これは必然ですよ。このタイミングでいいんですよね?」
美輪「必然っていうよりも、ず~っとそうなるべくしてなっていたのに気がつかないのよ。」
国分「あ~、そっちの言葉だったんですね。」
美輪「だから、そこに何かがあるということなのよ。」
国分「そうですね。どうでした?何か落ち着くとか。」
安倍「う~ん、気持ちはそうですね、落ち着きましたけれども、はい。
去年あたりから、自分が出会ったことのない素晴らしい方だったり
後は自分が立ったことのないようなステージに立たせていただく機会が本当に去年の
『トゥーランドット』という祝祭音楽劇の時からスタートしていて
もう不思議なんですよ。もう江原さんの出会いもそうなんですけど、
イルカさんだったり、松山千春さんだったり、
本当に素晴らしい大先輩の方たちと お話をしたり、
一緒にステージに立たせていただく機会が本当に去年ぐらいからです。」
国分「急にですか?」
安倍「急になんですよ。ええ!?っていう驚きなんですよね。
でも何か意味がある気がしていて。」
~昨年3月、宮本亜門演出で上演された祝祭音楽劇『トゥーランドット』( 2008年 演出 宮本亜門 音楽 久石譲 衣装 ワダエミ 出演 岸谷五郎 中村獅童ほか)
それはソロ活動を始めて以来の才能あふれる人々の出会い。安倍さんの新たな挑戦が始まったのです。
いままで出会った事全てが繋がっているという安倍さんに贈られるメッセージとは~
「スピリチャルメッセージ」
[モーニング娘。魂の絆]
江原「じゃあ一通り全部お話しましょう。ええっと全部が繋がっています、全部が。
その本当に何か取って付けたようにうまく聞こえるかもしれないけれど、
モー娘。のメンバーとあなたは前世でも一緒ですよ。」
国分「ええ!?」
安倍「全員ですか?」
江原「いや、全員じゃない、最初のメンバー。」
安倍「最初のメンバー、すいません。」
国分「5人?」
江原「5人。最初の初期メンバーが一緒。その前世のことなんだけれども、
あのね、実は見えてくるのは、東南アジアとかの方です、の方の景色でね、
それこそ今で言ったら、ベトナムとか、ああいう方の地域じゃないかと。
あの、丸い円錐形の笠があるじゃないですか。かぶってね
そういう女性たちが見えるんです。でいて、ちょっと悲しい事情があってね
寺院みたいな綺麗なところに皆、その女の子たちがいるんですよ。
で、いるんだけれども皆、実は親を失った人たちなんです、お子さんたちなの。
そこで、いろんな事情ですよ、病気だとか争いかもしれないけれども
だからある意味で、選ばれたメンバーたち。みんなすごく自立心があると思う、みんな揃って。」
安倍「初期のメンバーは特にです、はい。」
江原「でしょ?さっきね『皆がライバルだと思うから』って、要するにね
甘いことを考えないんですよ、生ぬるいことは。その前世で、皆がそうやって
色んな苦労があって、小さい時に親と死に別れたり生き別れたりで、そういう人たちが来て
だから自分で自分の生きる道をちゃんと決めなければいけないし
かと言って家族観みたいな、何というのかな、そこでの家族観
新しくできた姉妹みたいな感じでだから、支え合う気持ち
でも自分は自分っていう、自立しなきゃいけない。
だからそういう誰にもちょっと理解されない不思議な感覚のグループだったと思うんですよ。」
美輪「同志愛よね。」
安倍「はい。」
美輪「同志、仲間同志の同志。」
江原「だから何かポワーンと来ちゃったという感じじゃなくて、
みんながそれなりに 若くても人生に疑問を持ったりして集まっていて、
だからあまり生ぬるいことは考えず
その、何というのかな『自分で道をちゃんと作らなくてはいけない』っていう
すごく真剣だったと思うんですよ。
『何となくアイドルに、ただ憧れて』とか
いうもんじゃなかったと思う。」
安倍「違います。」
江原「それでいて、そのときも皆そうだけれど、
異国語として聞こえてくるんだけれどもね、皆の励みは、楽しみは歌なんですよ。
お遊びっていうかね、それは全部歌なの。皆でいっしょに歌っていて、歌っている時は楽しい。そういう時は心一つになるの。」
~一万に近い応募者から選ばれたモーニンブ娘。のメンバー。それぞれが自立心を持ち、ライバルとして互いに切磋琢磨する。そんな5人には同志のような愛情で結ばれた不思議な絆があったというのです~
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