井ノ原快彦 (V6)

Sponsored Links

【 2007年04月21日放送】【2時間SP】パート3

今日のゲストは、アイドルグループV6のメンバーで、
女優の瀬戸朝香さんと結婚された井ノ原快彦 (V6)さん。
(番組に出演されたのは結婚の半年前です。)

パート2からの続きです♪

[若者は昔と変わらない]
井ノ原「最近の若い子達のことを、大人たちはいい風に言わないじゃないですか。」
美輪「ボロボロに言われてますね。」
井ノ原「だけど俺、自分が高校生になって気づいたんですけれど
何にも変わっていないんですよね、俺が高校のときと。
だから 『昔はよかった』みたいなことを大人の人たちは言うけど
行けばわかると思うんです。何も変わっていないんです。
みんないい子だし そこでまた、教えられることがいっぱいあったんです。

みんな夢とか、希望とか、言ってしまうのは恥ずかしいことだけれど
それがすごく素敵なことで、楽しいということは、みんなわかっている感じがしたんですよ。
だから、全然捨てたものじゃないし、むしろ、逆に大人たちが子供たちと話さないという…。」
(美輪さんと江原さんが拍手)
江原「何も教えられないんですよ。例えば、若い人たちのマナーの問題が色々あると。
彼らは無垢、純粋なんですよ。教えられる人がいない。」
美輪「それとね、マスコミが作り出した幻想でもあるのよ。
人の不幸は蜜の味で、マスコミというのは良いことを書いていては部数も伸びないし、
視聴率も上がらないんですよ。

若い人たちのことを取り上げる場合も、渋谷系、歌舞伎町系、六本木系みたいに
快楽ばかりを追い掛け回していると。確かにそういう人たちはいますよ。
だけど、東京中の高校生や中学生が、みんな、ああいう風だと思いますか?
私は、全国を仕事で回りますよね、北海道から沖縄まで。そうじゃないんですもの。
だからおっしゃるとおりなのね。」
江原「みんな援助交際をしているようなね。」
美輪「まともな子達の方が多いんですもの。」

井ノ原「そうなんですよ。ガングロって子達がいたじゃないですか。
そういう子も、学校にいたんですよ。でも卒業式のときに手紙をくれたんです。
『私は学校に行きたくないと思って、不登校になっていたんです』と。
でも自分の学校に僕が来ることがわかって、ちょっと興味本位、 ミーハー心で行ってみようと思ったんですって。
そうしたら本当に来ていて 体育とかも一緒にやるんです、バレーとか。
みんなで盛り上げて楽しんでいたら 『どんどん学校が楽しくなった。うちの母も感謝してました』っていう文章をもらって すっごくうれしくて。」
国分「うれしいね、それは。」
井ノ原「いまだにメールのやり取りとかもしてるんですけど。ほんとに、何だろ。
姿形はいわゆるガングロの感じなんですけれど
中味はまったく昔と変わっていないんじゃないかなって思うから。」

美輪「だから私も、渋谷とか歌舞伎町とかを一人で歩いていると寄ってくるでしょう?
そうしていろいろ話したり、お茶を飲んだりもするのね。もう、気の毒なの。
ガングロとか、不思議な格好をしている人たちが。でも、話すといい人が多いの。
魂が綺麗でね、ピュアで。みんな親の犠牲になっている。
話を聞くと本当に哀れですよ、家庭内暴力にあったりとか、涙が出るくらいの子も多いの。」
井ノ原「そうですね。」
国分「そういう人達が『最近の若い子が』っていう言葉を使うんですよね。」
江原「そうそう。」
美輪「そう。『おまえさんが言うか』っていうのよ
だからね、後、教育者だとかね。すましたような何か評論家とか色んな人達が高みでものを言ってるでしょう?
『お前が言えるか』と。『おまえの人格を直しなさい!』っていうんですよ。」
江原「それとね、そう思って言うくらいだったら、何か自分でもやればいいじゃないですか
口だけで言うのは簡単ですよ、ねえ。」
井ノ原「うん。」
江原「昔から、『行うは難し』って言ってね。
そんな、論ずるなんていうことをやっている人たちは、教育者でも何でも。」
美輪「無責任。」
江原「無責任。」

美輪「そう。だからあなたの方がよっぽどそういう人助けをなさっているのよ。」
国分「だってそのガングロの女の子は『イノッチが学校に来たからちょっと行ってみよう』 から、学校が楽しくなったというのは。」
井ノ原「それはうれしかったですね。」
江原「それと、一緒に学べたことが誇りになったと思いますよ。」
井ノ原「あ、そうですか。」
江原「うん。」

次ページへ⇒パート4へ続きます♪

Sponsored Links

このページの先頭へ