大泉洋

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【 2007年06月16日放送】【101回】パート1

今日のゲストは、北海道を拠点に活躍している俳優で、タレントの大泉洋さん。

【オープニング】
国分「今日のゲストは北海道のスターから全国のスターとなった、 個性派の役者さんでございます。
そのゲストの方からメッセージをいただいております。」
美輪「はい。」
国分「『この番組ほど出たかった番組はありません』
本当でしょうかね
『この番組をみて花を大切にするようになったり、
不幸なことも受け入れることができるようになりました。
私も、何かあるから今回呼ばれたのだと思います。
どうぞ、素敵なメッセージをよろしくお願いいたします』という事なんですけども。」
美輪「ちゃんと見てらっしゃるという事でなければ、こういうコメントは出て来ませんよ。」
国分「いや、分らないですよ。もしかしたら人から聞いた事を。
そのままここに書いた可能性もありますから。
そういう事、出来る男なんですよ、あの人は。」
美輪「ははは。」

国分「どんな印象ですか?」(江原さんに)
江原「私はね、この方にはいずれお目にかかって色々お話しすることになるな~って、思ってた方で。
『あ、とうとう今日がやって来たな』という風に思うんです。」
国分「なるほど。この方も言ってるんですよね。
『今回、呼ばれたのはやっぱり何か意味があるのではないか』と。」
江原「そりゃ、そうです。
ただ本人が受け入れられるかどうかは別です。」
国分「ははは。」

~1973年4月3日 北海道生まれ
大学時代、仲間と劇団を結成し、役者の道へ
大学時代、劇団「TEAM NACS」を結成
(東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)
話題のドラマに次々と起用される大泉洋さん
(ハケンの品格)
その意外な素顔とは~

~大泉洋さん。これからスピリチュアル・チェックを始めます~

【大泉洋 スピリチュアルチェック】
自分の性格をひと言で⇒優柔不断です
ストレス解消法⇒自分で料理を作ることです
好きな言葉⇒一期一会です
リラックスする場所⇒沖縄です
不思議な体験⇒仕事で四国のお寺をまわっていたときに
あるお寺でカメラが突然異常な動きをしたり、ライトが切れたりとか
不思議な体験ってほどじゃないですけど
あとはどこに行くにも雨が降っていて、食べに行きたいお店がいつもやっていないという それもどうしてか知りたい
人生の転機⇒東京に行こうと思ったのに大学に落ちて 何のやる気もなかったんですけど、 北海道の大学でお芝居を始めたことと、
北海道でずっと仕事をしていたのですが、 2~3年前に東京のドラマに出るようになったこと

国分「僕自身、何度か色々お仕事を一緒にしましたけども。
『オーラの泉』のファンという話は一切出なかったじゃないですか。その時に。」
大泉「そうでしかたか?」
国分「いや、そうでしたよ。一言も出なかったですよ。」
大泉「別に他局に行って、『他局の番組のファンです』って言う必要ないでしょう。」
国分「いやいや、でも一緒にやってるわけですから。『どんな番組なの?』とか。
さっき、楽屋、挨拶来た時に『この番組って、どんな番組?』って聞いてたじゃないですか。」
大泉「バカ言うんじゃないよ。 そういう先入観を与えないでくれ。
そういう先入観を与えたってお2人には、お見通しなんだよ。」
美輪「ははは。」
国分「よく知ってますね。そうですよ。」

大泉「僕はとにかく『オーラの泉』は見てますし。
それまで、お花とかって僕らの仕事ってもらうじゃないですか。
もらっても、正直、困ってたんですよ。
それで、おふくろさんにポンと預けるだったり。
もしくは、そのスタッフに、渡してしまったり とかって事が多かったんですけども。
やっぱり『オーラ』を見て、お花というものが、いかにね<、br /> 人を癒してくれるかっていう話を聞いた途端から、もう、『花は全部、オレに寄こせ』と。
『家へ持って帰るようになったりですね
国分「へ~。」

~大泉さんが花を大切にするようになった訳。
それは 2007年2月7日放送(片岡鶴太郎さんの回)でのこと~

国分さんは、植物を一生懸命育てようとしても、かわいいと思えず
つい枯らせてしまうとのこと。

それについて江原さんのお話。
視点を変えたらいいと思うんです。
植物は人に命を分けてくれているんです。
疲れているから。
植物や動物は、ものすごく献身的なんですよ。
命を分けてくれるから、枯れていってしまう。
そういう形で愛することで、枯れているんです。
それを知ると、お水をあげるのでも、
『ありがとう』とか、『もっと輝いてね』と自分がもっと微笑めば、
その分、花も微笑んでくれる。動物もそう。愛するだけ愛してくれる。」

美輪さんのお話
花というのは優しいのよ。
人間は意地悪で、妬み、嫉み、ひがみ、マイナスの方の雑念、憎念が半分あるけれども、花は悪い方の雑念、憎念がないんですよ。
なぐさめてあげましょう、私でよければどうぞ、と。
みんな献身的で、与えっぱなしなの。
だから花は美しいの。心がそのまま出ているのが花の形なの。
命が無いと思っているけれども、花は生命体なのよ。
犬や猫や人間と同じように、生命体なの~

国分「ここに座る、今の心境ってどうですか?」
大泉「とにかく、もう前の日から緊張してしまいまして。
今も、正直、国分くんしか見れないですね。」
国分「そうですよね。」
大泉「あんまり正直、国分くん見たいとは思わない。」
国分「非常に困ってる事は、困ってるんです僕も。」
大泉「や~、ほんとに。」

[美輪さんとの出会い]
国分「美輪さんとは初めましてですか?」
大泉「実は1度だけ。」
国分「いつですか?」
大泉「他局になりますけど、ちょっとドラマやってまして。
で、同じスタジオで、美輪さんも収録なさってまして。
以前からオーラの泉のファンで、何て言うんでしょうかね。
僕にとって、神様的な存在なんですね。」
国分「美輪さんが。」
大泉「美輪さんも江原さんも。お会いするだけで、何か パワーを、もらえると勝手に思い込んるふしがありまして。
一目ちょっと見たい、と。
で、スタジオの横に僕は、ただ居させてもらったんですよ
で、僕、その時のドラマがスーツだったもんですから。
スタッフのや関係者の皆さんもスーツの方が多い。
その中に混じって普通に立ってたんです。

そしたら、お気遣いいただいて
プロデューサーの方に美輪さんが通った瞬間に、
『美輪さん、今日はファンの方がいらっしゃってます』って僕、紹介されて、
名を名乗る事も出来ずに『ファンです』と。

美輪「すみませんね。お噂は聞いてたんですよ。
大泉さんという方がいて今はもう北海道では、松山千春が足元に及ばないくらいの
人気があって蹴落としてナンバーワンのすごい人なんですよ、って。」
大泉「とんでもない。あんまりそういうことを言わないでください。」
国分「その北海道も、今は捨てて…。」
大泉「捨ててないのよ!」

[沖縄好き]
国分「さっきのチェックでも沖縄が好きだと。」
大泉「あれはどうしてかと言うと、リラックスできる場所でしょう?
僕は北海道に住んでいるから、リラックスしようと思って、
例えば休みを取るときは沖縄に行っちゃうんですよ。」
国分「休みがあったら実家に帰るのではなく。」
大泉「僕はずっと実家にいるの。
何を言っちゃってるの?やめてくれる?」

江原「でも、北海道の方は暖かいところに憧れますよね。」
大泉「どうしても、そうなんですよ。」
江原「そういうもんなんです、皆さん。暖かいところに旅行されますよ。」
美輪「人間、誰だってそうよ。」
大泉「やはり全然違いますね、お2人は。」
国分「僕から見ると、無理にフォローしてもらってるような感じなんですけれど。」
大泉「どうしてこの番組をやっていて、そんなに人間が小さいわけ。
毎週、何を学んでいるの?
どうして僕に『北海道を捨てた男』とかそういうフレーズを使えるかな。」
美輪「愛している人はいじるのよ。愛されているんですよ。」
大泉「そうなんですよね。僕も国分くんが好きです。」
美輪「相思相愛だったのね。」

国分「江原さんとは、どうですか?」
江原「初めましてなんです。」
大泉「初めましてですね、ございます、どうも。」
江原「僕は昔から存じてましたけど。だけど、ほんと北海道で。
もう大変な人気でしたからね。もう何年も前から。
だって『オーラ』。今の時間に移ったから、よかったけども。」
国分「はい。」

[オーラの上に大泉]
江原「北海道では大泉さんのせいで、オーラは深い時間になってたんですから。」
大泉「ははは。」

~今年3月まで北海道のHTBでは大泉さんの 「水曜どうでしょう。」の後に「オーラの泉」が放送されていた~

大泉「それは常に言っていたんです、HTBには。
『なんだこの順番は。オーラさんを先にしなさいよ!』
美輪「はっはっは。」
大泉「だから常に僕はもめてたんです。
HTBは言う事、聞きませんでしたね。」
江原「それぐらい、やっぱりよく見てたんですか。」
国分「見てますよ。」
江原「後でも申し上げますけどね。
いろんなもの持ってらっしゃる方なんですよ。だから、こうなって当然なんですよ。
でも、本当の大泉さんは違うんですよね。」
大泉「ええ?」
江原「もっとも、そんな明るい方じゃなくて。」
美輪「そうそう。」

[本当は違う人]
江原「繊細で繊細で、もう、いつでもパッと折れてしまうような所があって。
いつも心配性だし、何か、親心みたいな感じでテレビ見て。
失礼ながら、すいませんね。」
大泉「はあ~、それは。」
国分「テレビから、もう伝わるんですか。」
江原「お小さい時から見ても。
ものすごい繊細で、後で言いましょうか。」
国分「そうですね。いきなり、ここ、大きな所だと思うんですけど。
今日のキーワードにもなるような。」
大泉「そうですか。」
美輪「だから私、ちょっと困ってたの、今日は。
営業の部分と営業じゃない部分と、あるじゃないですか。
あまりにも落差が大きいので。」
国分「そんなにギャップが。あれ?それは普段の顔ですか?」
大泉「え?何だろうな。」

江原「北海道を愛しているということももちろんあるんですが、それだけではないですよ。
やっぱり、ご本人としての、その心の元っていうのがあってね。
何かにつけて繊細で、ものすごく勘のいい人だし、
笑い話の中にもインスピレーションの高さが現われている。
大変、特異な人生の方なんです。」
美輪「複雑怪奇よね。」
大泉「複雑怪奇・・・何だかちょっと帰りたくなってきた。」
国分「ここからですからね、いろいろと始まるのは。」
大泉「よろしくお願いします。」

[東京の大学に落ちて]
国分「さあ、じゃあスピリチュアル・チェック、入って行きますけれども
人生の転機ですけれども。えっと、大学をことごとく落ちたんですか。」
大泉「大学二浪もしまして。兄が東京のそれなりのいい大学に行ってたもんですから。
どっか僕も一緒に、行けるんだろうと思ってたもんですから、
東京の大学にちょっと行きたかったんです。
いろんな大学受けたんですけども、軒並み全部、落ちまして。
で、あんまり行きたくなかった北海道の大学に行ったんですけど。
僕にとってはそれがすべてだったなと思えるんですよね。
そこでいま一緒にやっている『TEAM NACS(チームナックス)』のメンバーや
事務所のうちの社長の鈴井さんだとかに、そこでないと会えなかったので。
(鈴井貴之氏…大泉さんの所属事務所の社長。水曜どうでしょうに一緒に出演されています。)
ですから人生の転機というと、そこで。
本当だったら、くさって何にもやりたくないと思っていたんですけれど
このままじゃ大学生活、あまりにもつまらないぞ。何かやろう、と
たまたま演劇を始めたんですね。
(TEAM NACKS…北海道の大学で大泉さんが仲間と結成した劇団)

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