大泉洋

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【 2007年06月16日放送】【101回】パート2

今日のゲストは、北海道を拠点に活躍している俳優で、タレントの大泉洋さん。

パート1からの続きです♪

鈴井貴之編集長 大泉洋

[北海道の大学で芝居を始める]
僕は本当に、あまり自分から能動的に動かないタイプで、
人から言われたことを嫌々やっていくタイプなんですけれど、
初めて、『何か、やろう』と思ったのが、
演劇研究会に入ってみよう、と思ったのがほんとに全てなんですよね。
それで『水曜どうでしょう』があっという間に始まってしまって、ずっときていて。
「水曜どうでしょう。」…北海道HTBのバラエティ番組。大泉さんがブレイクするきっかけとなった)
それでも、なんだろう、30歳くらいで『このままで本当にやっていけるんだろうか』という不安にかられて、次にもう一歩、東京の仕事をしようっていって。
『救命病棟24時』に出さしてもらったっていう、
人生の転機というと、僕が思うのは、その2つなんですよね。」
国分「もともとお芝居には興味があったんですか?」
大泉「お芝居に興味があったというよりかは、人を笑わせることに興味があって。
ずっとクラスの人気者。それ以外、以上のことは何もできなかったんですね。」

[クラスの人気者が…]
国分「クラスの人気者っていうのは、誰が言ったんですか?」
大泉「それは…。」
国分「そういうのは周りの人が言うものであって、自分で言うものじゃないじゃないですか。」
大泉「それは、そうだけどさ。え?俺、人気者じゃなかったの?人気者だったと思うよ。」
国分「あ、そうですか。」
大泉「だって、何かクラスの出し物とかっていったらすぐそういって上がるんだもん。
『大泉ワンマンショー』とかって言われるもん。」
国分「ほお。」
大泉「ま、面倒くさいから俺に来るってのも、あるんですけど。」
美輪「ふふふ。」

大泉「でも、人前に出て何かをしようとすると、照れてできないタイプだったんですよ。
クラスの人ばかりを笑わせて遊んでいたので、
大学に入って、初めて 『僕を知らない人の前で何かをやって、
どうやって見てもらえるんだろうな』と、興味を持ったということなんですよね。」
国分「なるほど。東京進出のきっかけとなったのは。」
大泉「それこそ、一番最初はあのテレビ朝日さんでやってた  『パパパパRUFFY』ですね。」

~東京進出のきっかけとなった番組『パパパパRUFFY』。
この後、ドラマ、映画へと活躍の場を広げて行くのです。」~

[宮崎アニメとの出会い]
国分「そんな中で、宮崎アニメとも出会うわけですよね
これは、どうやって。」
(「千と千尋の神隠し」 大泉さんは番頭蛙の声で出演)
大泉「これも『水曜どうでしょう』だったんですよね。
スタジオジブリのクリエーターさんの中に『水曜どうでしょう』のファンの方が多くて、
次の『千と千尋の神隠し』というアニメを作るときに、
『大泉さんに出て欲しいね』と事務所に電話が来て。

うちのマネージャーがズボラなマネージャーでしたから、
スタジオジブリがわからない人だったんですよ。
僕に声優の仕事が、来るわけがないと思っているから。
『スタジオジブリですけれども、大泉さんて、声優なんかなさるんですか?』と言われて
思いっきり、ぶち断ってやろうと思った瞬間に、
『スタジオジブリ?どこかで聞いたことがあるな。ちょっと話を聞いてみよう』と思ったら
宮崎駿という名前が出てきてびっくりしたらしいんですよ。

そのときもたまたまマネージャーが事務所にちょっと早く行っていて、その電話が取れた。
今でもマネージャーは『千と千尋の仕事が決まったのは僕のおかげです』と言ってます。
『あの時、大泉さん、僕が出なければ決まってませんから。
僕、電話で断ったってよかったんですよ』って。」

[神様のプログラム]
美輪「いえ、僕でもなんでもないの。全部、上の神様がプログラムなさっているの。
スケジュール調整も全部やっているんですよ。」
大泉「そうなんですか?」
江原「そうです。」
美輪「大学に落としたのも神様ですよ。」
江原「番組をされるのも、こちらの世でのひとつの形に過ぎなくて、全部向こうで。」
美輪「プログラムされているのよ。
だから大学に落ちたからってがっかりすることはなかったんですよ。
神様のスケージュールとは違う方へどんどん動いているから
『違うでしょう?』と全部落っことしちゃって、そちらの道へ行くようになって。」
江原「面白いものですよね、こちらでの動きと、向こうでの計らい。」

~東京の大学を落ちたおかげで、現在の仲間と出会い劇団を結成。
そこから次々と現在に至る道が拓けた大泉さん。 彼が北海道にこだわる理由。
そして今夜、オーラの泉に招かれた理由とは~

国分「東京に出るタイミングは間違いではないわけですよね。」
江原「ただ、これからどこまで東京で、どこまで北海道、っていう所の狭間にいて、今、 大変なんですよ。

[東京と北海道の狭間で]
江原「『自分のポリシーを捨てることはできないし、求められることも多くなって、
そうなると東京にずっと住んでいかなくてはならなくなるし、
そうかといって皆を喜ばせたい、誰も悲しませたくないという心情が大泉さんにはあって
そこで揺れ動いて、いまどういう風にしようかすごく悩んでいますよね。」
美輪「北海道への義理があるからね。義理堅いから。」
大泉「今が続けばいい、と思うタイプなんですね。
あんまり環境の変化を望まないという、か野望とか野心がないですから。
できれば北海道に基盤を持ちつつ、東京のお仕事を。」
江原「けれども、需要が大きくなると、時間的、物理的に長くなりますよね。
時間的に言ったら東京在住と変わらなくなってしまう。」
大泉「時間的に言うと、去年、今年、東京の方が長いですね。
でも、住民税は北海道に払っていこうという思いは、ある。」
国分「住民税は、なるほど。」
大泉「ええ。」

江原「でも、どうして北海道にそれだけいたいか意味があるんですよ、全部。」
大泉「そうなんですか。」
江原「現実的な意味だけじゃなくてね。
実は北海道に、こだわる別の霊的な理由があるんですよ。」
美輪「おもしろいわね、それだけ。」

[四国のお寺巡りで…]
国分「四国のお寺を巡った時に何か不思議な事が、あったと。」
大泉「そうですね。四国のお寺を、もう88ヶ所回るっていう、
『水曜どうでしょう』の企画だったんですけど。
ある寺で。まず最初にビデオカメラが『』ピピッ!って変な音で、 止まっちゃったんですよね。
夜回ってたもんですから、ちょっと怖かったんですよね。
『変だよな、何か止まっちゃったね』なんて。
『でも、撮れたから、いいや、戻ろう』って、戻ったら。
撮れてないって言うんですよ。チェックしたら、撮れてない、と。
『あれ、おかしいね』なんていって。もう1回行こう、ってことで、
そしたら今度はバッテリーライトがボン!って
飛んじゃったんです。あら電球切れちゃった。」
国分「同じ場所で、ですか。」
大泉「同じ場所。『まあ、こういう事もあるよね』って『じゃあ、替えてやろう』なんて言って。
で、撮ったら今度撮れたから。『あ、撮れた、じゃあ帰ろう帰ろう』といって。
帰って、今度、北海道でVTR見たら、ノイズだらけで、
もうその映像がもう使えなかった。その場所だけでしたね。」
国分「その後は。」
大泉「その後は撮れてる。」
国分「うわ。」
大泉「ほんとにそこだけでしたね。」

[原因不明の体調不良]
大泉「その後はちょっと半年くらい、
原因不明の体調不良にみまわれましてね。」
国分「その88ヶ所回った後ですか。」
大泉「後でしたね。」
国分「ええ、ええ。」
大泉「だから人前に出ようとするとね、何かえづくっていうか。もう何か戻しそうになる。」
美輪「吐き気がする。」
大泉「出ようとすると。もう緊張感からもあるんです。
緊張して、ぐわーとなっちゃって。今までそういう事はなかったんですよ。」
国分「はい。」
大泉「事務所の社長に『僕、人前に出られなくなっちゃったのかもしれない』と相談したくらい。
で、全部調べたけれども、どこも悪いところはない。
おかしいね、って。で、半年ぐらいで、その症状は収まったんですよ。
で、霊視が出来るある方がいて、その人は僕が具合が悪いっていうの知らなかったのだけど。
うちのチームナックスの安田って奴に
『大泉くん、最近元気?』って聞いたらしくて。
『そういえば彼、何か、ちょっと具合悪いらしいですね』といったら
『彼ね、もう随分たくさん連れてたから』って、言ってたよって。」
国分「なるほど。これはなんですか?」
江原「それだけじゃないでしょう?
その方、お祓いしてくれてたでしょう?
詳しいことを聞いておいた方がいいですよ。
ちゃんとそれは外してくれているんですよね。」
大泉「ああ~。」

江原「自然になおったのではないんですよ。そういう私みたいな除霊する人がいて
その人がちゃんとしてくれて。だからあるときを境にパタッと急に良くなったんです。
急にパッて良くなった。でも連れて回る人なんですよ常に。
そして、そういうときは嗚咽っていうかね、うってなるんですよ。」
大泉「ほお。」
江原「そういう憑依的なものがある。」
国分「それは、やっぱり、四国の88ヶ所回ってからが原因で。」
江原「いえいえ、元々そういう人なんです。」
美輪「そういう体質なのよ、生まれつき。」
江原「日常の中でも、いろんなことで察知して
自由な行動でも『やっぱり今日は、これ止めた』とか、人と会うことでも急に『会う』とか
そういう風に話がどんどん流れることがいっぱいあるはずなんです。」
大泉「予定を決められないんですよね。」

江原「インスピレーションで動いているんです。
その感覚をどこかでわかっていて 信じているはずなんです。成るときは成る、縁があるときはそのときに必ず会う、とか
そういった所で自分自身の心の間に委ねているはずなんですよ。」
泉「そうですね。優柔不断というのはそういうところ困るんですけれども
自分で決められないから。」

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