榎木孝明

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【 2008年04月19日放送】【122回】パート1

今日のゲストは、俳優や武道家、画家、旅行家と活躍の榎木孝明さん。

死者の書

【榎木孝明 スピリチュアル・チェック】
小さいときはどんな子供?⇒チャンバラ大好きの子供でした  
尊敬している人⇒母親です  
人生の転機⇒「天と地と。」という映画をやった時  
あなたがエネルギーに満ち溢れる場所⇒ヒマラヤ  
特技⇒武術を長いことやっていて、触れると人が崩れていきます。  
不思議な体験⇒幽体離脱はたまにやってました

[美輪さんや江原さんについて]
美輪さんとは、舞台「黒蜥蜴くろとかげ。」でお世話になったことがあるそうです。
(※舞台「黒蜥蜴。」⇒江戸川乱歩の探偵小説を元に三島由紀夫が脚色を加えたもの。
美輪さんは主演だけでなく、演出・美術・衣装・音楽等も自ら手がけ、
明智小五郎役に天知茂、名高達男、榎木孝明、高嶋政宏などの二枚目俳優を代々起用)
美輪さんに対しては不思議な方、という印象もっているとのこと。

江原さんとは、違う番組で一緒に仕事をしたことがあるそうです。
江原さんにたいしては『アンパンマン』というか、
窮地に落ちそうな方を引き上げて下さるというイメージがあるそうです。

[不思議な体験]
国分「『幽体離脱をたまにやってまして…』といわれましたが、
かなり不思議な体験というのは多いんですか?」
榎木「いや、自分ではあまり不思議とは思わないんですよね。」
多分お二人もいろんなことをやっていらっしゃるけれども 『不思議』と思っては、 やっていらっしゃらないですよ。」

国分「世間が思う『不思議』というのは、どんなことを今まで?」
榎木「僕はアジアを旅するのが大好きで、例えばインドに行くと
『プラーナ(インド哲学で、宇宙に広がる生命力としての気のこと)』、中国では『気』ですよね。
『仙人はかすみを食べて生きる』僕はあれは本当だと思っていますよね。
食べるのを止めようと思ったら、別に何日も食べなくても平気です。
最近もここ(顔のライン)の線を細くしたいと思って三日間、何も食べなかったりとか。」
国分「それはダイエットじゃないですか?」
榎木「そうですね。
何年か前に映画「アダン。」で『田中一村』という画家の役をやったときに15キロダイエットしたんですけれども、意識はプラーナを食べながら 一日一食は食べましたけれども。
プラーナというのは、気のことです。」
国分「気というのは持ったりするんですか?」
榎木「気は普通に、この辺に見えますから。
意識としては人間は、食べるという意識は『食道を使って、腸で消化する』
というのがありますから、そのイメージに繋げていくと、理解しやすいです。
常識が『食べないと体力がなくなっちゃうよ』とか
『栄養素はこれだけ摂らなきゃ、人間は駄目だよ』というのは あれは全部嘘だと僕は思っていますから。
誰かが決めたことを常識として、人間は常識を知れば知るほど、逆に小さくなっちゃって。」
美輪「だから『常識と真実は違う』ということね。」
榎木「そうです。」

美輪「真理に基づいて生きていれば、常識なんてどうでもいいの。」
榎木「人間が思ったことが、常識化しているんですよ。
『食べなきゃ死ぬ』と思った人は本当に死んじゃうんです。
『食べなくても死なない』と思った人は死なないし
『食べなくても痩せない』と思ったら痩せないんです。簡単なことですよ。」
国分「簡単なこと?ものすごいレベルの高い話になりそう。」

~鹿児島出身でご両親が教師、四人兄弟の末っ子という環境で育った 榎木さん。
最初の転機は、美大に入るために上京し、在学中に劇団四季に入団、 25歳で「オンディーヌ。」の主役に抜擢されたことです~。

[芝居について]
国分「子供の時からお芝居に興味はあったんですか?」
榎木「東京に来てからですね。芝居のしの字も知らないし、 興味も全然なかったんですけど。 僕は美大を目指して上京しまして、結局二年も浪人してしまうんですけれども、
その間に芝居を始めてしまったんですね。
父親がそれぐらいに亡くなって、すごく厳格な父親だったものですから、もし生きていたら、多分許してくれなかったでしょうね。
結果的には、大学を辞めて芝居の方に転向しましたから。」

国分「厳しいお父さんだったんですか。」
榎木「もう、スパルタ。薩摩のスパルタで、泣き虫が大嫌いで。
僕、すごく泣き虫だったものですから『泣くな!』と言いながら…もっと泣きますよね。
僕はさっき母親を尊敬する、と言ったんですけれども、
小さい頃から毎回言われることが『お前は無限の可能性を持っているからね』と、 物心ついた頃から言われていまして…。」
美輪「素晴らしい。」
榎木「でも、本当にそれを信じられるようになったのは、30代半ば以降ですね。
『人間って無限の可能性を持っているんだな』っていうことを実感として感じたのは。
『そういえば、母親から俺、ずっと言われていた』って改めて思って。」

美輪「さっき『天と地と』っておっしゃったけれども、あれはおいくつのとき?」
榎木「あれは32です。」
美輪「だから30くらいになって認識したというのは、それが始まったわけですよ。
具体化してきて、ある日突然、例えば『黒蜥蜴』、舞台の話もそうだけれど あなたの場合、ある日突然、パッとそういうものがひらめいていくでしょう?」

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