白鵬関

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【 2009年06月27日放送】【2時間SP】パート1

今日のゲストは、モンゴル出身の横綱 白鵬関(白鵬翔)

土俵のチンギス・ハーン 白鵬

【白鵬関 スピリチュアル・チェック】
自分の性格をひと言でいうと?⇒ 山みたいですかね
 小さい頃なりたかった職業は?⇒ お医者さんですかね
 好きな歌手は?⇒ 夏川りみさんとコブクロさんです
 好きな言葉は?⇒ 相撲
 宝物は?⇒両親です
 最近のマイブームは?⇒ ゴルフです
 怖いものは?⇒ 家族に何かあったら怖いなと思います
 将来の目標は?⇒ やっぱり、この相撲道に恩返しをしたいなと思ってます

国分「この番組はご存知ですか?」
白鵬関「ええ、もちろん。よくみてました。」
国分「どんな印象ですか、この番組は?」
白鵬関「本当に1回ね、出てみたいなと思っていましたけれども。」
国分「あ~、そうですか。」
白鵬関「やっぱり、これからのこともありますし、
気持ちを固めて来ましたけれども。」
国分「気持ちを固めて来た。何を言われても、もうしょうがない、と。」
白鵬関「そうですね。」

国分「この2人が色々言いますからね。
見えないところでの一番を 横綱と組むわけですからね。」
白鵬関「はい。」
美輪「それは私じゃありません。こちらです。」
江原「いえいえ。」

国分「ただ不思議なことに、僕は夏場所から本当に、相撲を欠かさずみるようになったんですよ。
とても相撲っておもしろいなと思い始めたのが、先場所の夏場所。
先場所の、モンゴルのこの3人の勝負がすごかったんです。
それをちょっと振り返ってみましょうかね、ご覧下さい。」

モンゴル出身の「横綱・白鵬関鵬」「横綱・朝青龍」「大関・日馬富士(はるまふじ)」が
優勝争いをした今年の夏場所の様子が映ります。
白鵬関が朝青龍を下し14勝1敗で優勝決定戦へ、日馬富士関が勝って幕内初優勝します。
白鵬関は優勝はできなかったものの、自己最高、歴代記録でも5位の33連勝を達成しました。

国分「これ、いまみても力入りますね。横綱、どうなんですか、
自分の闘いをVTRでチェックすることとかっていうのはあるんですか?」
白鵬関「毎日してます。」
国分「毎日してるんですか。それは何ですか、勉強ですか、やっぱり?」
白鵬関「まあ、そうですね。」

国分「朝青龍関と、日馬富士関と闘う間、こうやってまた、
勝負を考えたりするんですか?」
白鵬関「タイプが全然違いますので、空回りとかしましたね。」
国分「空回りしましたか。と言うのは日馬富士関と闘った試合に関して ちょっと空回りしたってこ
とですか?」
白鵬関「そうです、はい。」

国分「それはご自分の中で考えていた作戦ではなかったかなと、いま後悔する感じですか?」
白鵬関「まあ、本当にああなったら負けるしかないですね。
まわしの結び目まで取られたら、どんな力士でも残せないと思うんで。」

国分「こんなこと、聞けないよ。横綱、目の前にして僕はうれしくてしょうがないです。
ただやっぱり、土俵に上がった時の横綱の顔っていうのは
全然 ガラッと変わった感じがするんですけれども、
組み合う瞬間まで作戦というのは考えていたんですか?
それとも、そこはもう当たってから。」

白鵬関「僕はやっぱり最初は本当に勝とう!という気持ちで大関、横綱に上がる前は、
そういう気持ちでやっていたと思いますけれども、
最近は、やっぱり横綱だし『どっからでも来い』という気持ちで相撲取ってますね。」
国分「そこで勝つのが横綱だと。」
白鵬関「はい。」

国分「素晴らしいですね。
いまやっぱり、大関、横綱、本当にモンゴルの出身の力士の方が 多いじゃないですか。」
白鵬関「そうですね。」
国分「どのくらい?」
白鵬関「全部で34、5人いるんじゃないですか?
(現在、モンゴル出身の力士は35人、そのうち十両以上の関取は14人)」
国分「34、5人も、活躍されているわけですよね。」

いまや大相撲に君臨するモンゴル人力士たち。
中国とロシアに囲まれ、人口約270万人、日本の約4倍の面積をもち 、その国土の5分の4は牧草地という大草原の国分・モンゴルですが、白鵬関が生まれたのは人口102万人の大都会・首都ウランバートル。母のタミルさんは元外科医、。白鵬関は5人兄弟の末っ子として生まれました。
横綱は幼いころどんな子供だったのか、実家のご両親に伺いました。

お母さまのお話
「うちは大家族でしたし、末っ子だったこともあって甘えん坊でした。」

お父さまのお話
「15歳まで寝るときは必ず僕達の真ん中に入って寝ていました。
『パパも末っ子で甘えん坊だったから、僕も同じ末っ子だから甘えてもいいよね?』と
言っていました。」
そういうお父さんこそ白鵬関鳳に格闘技の遺伝子を伝えたモンゴル相撲の大横綱。

年に1度のモンゴル相撲の全国分大会で6回も優勝、さらにオリンピックにレスリングで5大会連続出場、
モンゴル人初のメダリスト(1968年メキシコ五輪 レスリング87kg級 銀メダル) になった国分民的英雄。

お母さまのお話
「日本の相撲界でもモンゴルの相撲界でも、横綱の息子が横綱になったことはないようですね。
こんな運命に恵まれたことを神さまに感謝します。」

モンゴルの英雄の家庭に生まれた5人兄弟の末っ子の甘えん坊。そんな少年に思いもよらない人生が待ち受けていました。

[甘えん坊だった白鵬関]
国分「白鵬関。5歳まで、ご両親の間で寝ていたという話ですけれども
これは本当ですか?」
白鵬関「はい、本当です。
やっぱり兄弟がいましたので、ベッドがないので両親と一緒に寝ることもしました。」
国分「あ、なるほど。」

美輪「モンゴルの方ってそういう方が多いんですか?」
白鵬関「そうですね、多いですね。
やっぱり兄弟がみんな両親と住むっていうのが多いですね。」
美輪「仲良くて。」
白鵬関「はい。」

[父はモンゴルの英雄]
国分「まあ宝物は、ご両親ということで。」
白鵬関「そうですね。」
国分「お父さん、すごい成績を残していますね。」
美輪「すごいわね。」
国分「モンゴル相撲でも横綱になっていて、なおかつモンゴル代表でオリンピック、
5大会連続で出ているっていうすごいお父さんですね。」
白鵬関「頭が上がらないですね。
何ていうんですかね、そんなおごらないし
黙っているだけで存在感があるっていうんですかね、はい。」
国分「黙っているだけで存在感があるお父さんって、今いますかね
それは強いとか、そういうものもあるんでしょうね。」
美輪「でもやっぱり、根底にね、大きな強い精神に裏打ちされた優しさがないと、そうはなれない。」
国分「なるほど、優しさがあるから。」
美輪「ドンとしていられるの。」
国分「なるほどね、強いだけじゃないってことですよね。」

美輪「だから私、お相撲拝見してて、この間ももちろん拝見してましたけれども、
やはりあの横綱相撲っておっしゃっていたでしょう?」
白鵬関「はい。」
美輪「横綱相撲はやっぱりね、優しさが強さに化けた固まりみたいにドンとしてるのが 横綱相撲なのよね。
それをお持ちだからね。なるべくしてなった方だなと思ってたの。」

白鵬関「ありがとうございます。」
国分「これはうれしいですね。」
白鵬関「うれしいです。」
美輪「だからお父さんもお母さんも拝見して『あ、ここが原点だったんだな』と解かりましたね。」

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