羽野晶紀
【 2007年12月22日放送】【2時間SP】パート1
今日のゲストは、狂言師 和泉元彌さんの奥様で、タレントで女優の羽野晶紀さん。
~羽野晶紀さん、これからスピリチュアル・チェックを始めます~
【羽野晶紀 スピリチュアル・チェック】
小さい頃、なりたかった職業⇒小さい頃、高いテレビを見上げながら だろう、
このステキな人は?と思ったのは山本リンダさん
その後、マンガの「ロボコン」に出てくるロビンちゃんに憧れました
やはりテレビに出てくる人に憧れていたんだと思います
自分の性格をひと言で⇒気が長い
海外でなぜか心惹かれる国⇒中国がとても気になっているんですけど、
なぜか 行けないというか。
この間は自ら行かなかったんですけど、何かたどり着けません
印象に残っている夢⇒ある年、20歳から25歳くらいまでの間に見た初夢なんですけれど
二匹の丸々と太った子犬のような、多分神社の狛犬だと思うんですけど
コロコロした狛犬を旅立たせる夢を見ました
不思議な体験⇒私は無いのですが、いま私が住んでいるお家に、
どうも小さいおじさんがいるみたいです
今後の人生の目標⇒みんなハッピーに過ごしたい…、周りの人が
[オーラの泉について]
羽野晶紀さんはこの番組の大ファンで、始まった当初からみていたそうです。
まさか自分が座ることになるとは、夢にも思っていなかったとのこと。
お2人とは初対面だそうです。
けれども時々、浅草にお散歩に行くと、子供たちも大好きで きび団子をいただくお店が
あるそうで、
そこに江原さんの写真が飾ってあって
私と食べ物の趣味が合うのかなと思ったそうです。
すると、「あちらのきび団子はお抹茶も美味しいですね」、と江原さん。
羽野晶紀さんは「本当に申し訳ないと思うけど、和泉さんのお家を 子供と一緒に、
荷物をまとめて出ちゃった時が本当に大変で
お2人にすごくお会いしたかったんですね。」とお話しされました。
[小さなオジサンがいる]
国分「気になったのが。不思議な体験で、お部屋に小さなおじさんが居るらしい、と。」
羽野「長女がいま5歳なんですけれども、よくお友達が遊びに来てまして、
『采明(あやめ)ちゃんちの2階に小さいおじさんがいるよ』って、ふと言ったんですね。
このくらい(親指と人差し指を広げた長さ)なんですって。
その何日か前に、下の長男(元聖、もときよ)3才なんですけど、眠らせているときに
『おじさん、おじさん』と誰もいない方向に向かって言うんですよ。
『何を言っているんだろう、この子は。早く寝なさい』という感じで
眠らせたことがあったので、
もしかしたら小さいおじさんが2階にいるのかなって。」
国分「同じ場所で目撃しているんですか、子供たちが?」
羽野「はい。」
国分「僕、オーラの泉で『小さなおじさん』が一番興味のある話なんですけど。」
(みんな笑い。)
羽野「時々、出てきますよね。」
国分「釈由美子ちゃんが排水口に流したおじさんと。」
羽野「そう、そうしたら、小さいおじさんの目撃者の男の子は、
その子のお家にもいたらしくて、お手洗いに流れていったんですって。」
美輪「じゃあ、同じじゃない。」
国分「流れていくタイプなんですね、小さいおじさんは、
的場浩司さんのときも、自分の髪の毛に糸を結ばれたりして。」
羽野「いたずらするんですか。でも子供たちも怖がっていないですし。
なので私は 逆にちょっとうれしいというか。」
国分「これは同じ、妖精みたいな感じの。」
江原「よく覚えていらっしゃいますね。」
国分「興味がありますから。何か悪いことをしようとしてるわけじゃないんですよね。」
江原「あのね、自然霊(この世に肉体を持ったことのない霊魂)妖精的なものというのは
無邪気な人とか、優しい人のそばにしか来ないんです。」
国分「だから子供の前に出やすかったりとか、見えたりとか。」
江原「子供が見る率が高いんですよ。大人になっても見る人というのは、
子供のような無邪気さを持っている人。
私は、そういったものを霊視したりしてね、感じる人が、
白雪姫とかそういう物語を作られるのかなって。」
羽野「ティンカーベルも小さいですし。」
美輪「ガリバーの旅行記とかね。」
国分「僕もそういう人になりたいんですよ。
だから、小さなおじさんを見るのを目標にします。」
美輪「あなた大丈夫よ。鏡を見ればいいんだもの。」
国分「僕が小さなおじさんってことですか?年齢的にも30をいくつか越えてきたので。」
~1968年(8月22日)京都(府)生まれ
青果店を営む長女として育った羽野晶紀さん
大阪芸術大学に進み『劇団☆新感線』に入団
主演女優として注目され、テレビドラマやバラエティ番組にも出演
そして1998年、舞台『ロミオとジュリエット』で狂言師・和泉元彌さんと出会ったのです~
[和泉元彌さんとの出会い]
国分「第一印象というのは、どんな感じだったんですか?」
羽野「一番最初に、『この方が相手役です、というのでお会いしたときに
結婚式の新郎さんみたいな、白いスーツの三つ揃えだったんですよ。」
国分「私服なわけですか?」
羽野「私服です。『なに、この人、どこから来たんだろう?』という感じで。
私はその時に、オーバーオールにサンダル履きで、リュックサックを背負って
あまりの差に、申し訳ないな、と。
しょせん、劇団員ですから。
でも『ロミオとジュリエット』のジュリエットをやらせていただいたんですけど、
自分がジュリエットの役をやるようになるまでに とても時間があってのジュリエット
じゃないですか。
本当に台詞がひと言から始まってというのが続いて、
ジュリエットをやれる私と演劇の初舞台で、ロミオの元彌さんだったんですね。
大人になると、だんだん初めてのことって無くなっていくじゃないですか。」
美輪「経験をいっぱいしているからね。」
羽野「フグを食べたら美味しかったわ、とか、いろいろなことで
初めてが無くなっていく中で、
この人の初舞台を とても大事にして
あげたくなっちゃったんですよ。」
国分「優しいですね。」
羽野「そうですか?でも、とても厳しかったですよ。とても厳しいことを言ったと思います。
私は6才年上なんですけど、なので『初舞台のときを大切にしてあげたい』
という気持ちがあって、面倒をみてあげちゃったというか、
そんな感じで心が通っちゃいましたね。」
国分「公演が終わってから、お付き合いが始まったんですか?」
羽野「そうですね。それで狂言の舞台をみに行かせていただいたりして、
『ああ、立派なご宗家様だったんだわ』という感じだったりして。
ギャップ、差というものを感じながら、おもしろがりながらお付き合いして。」
国分「結婚願望みたいなものは強かったんですか?」
羽野「強かったと思います。でも、彼と結婚するのは大変でした。結婚までの道のりが。
すごく何度もくじけそうになって、本当に、もう駄目、ということが
何度もありましたけれども、
でも一緒に頑張って、そこにたどり着いたので
やはりこの方と一緒になるんだったのかな、という風に思うんですけれど。」
美輪「微妙ね。」
~2002年、狂言師・和泉元彌さんと結ばれた羽野さん。
古典芸能の様々なしきたりが彼女を待ち受けていました。
子ども達の誕生も、家の伝統を受け継ぐ為。羽野さんの悩みは次第に深まっていきました~
[伝統芸能の家に嫁いで]
国分「やはり大変なことなんですか、伝統芸能の世界に嫁ぐというのは?」
羽野「大変なことですよ、という風に言われていますし、大変なんでしょうけど、
今ひとつ、実は実感がなくて本当に申し訳ないなと。
私はいつも和泉さんちのご先祖さまに『本当にすみません、私ですみません』って
思いながらおつとめしているんですけど。」
国分「羽野さんも、もともとは普通の女性だったわけじゃないですか、それが。」
美輪「今でも普通よ、異常じゃないわよ。」
国分「狂言の世界に入るというのは、いままでの生活と全然ちがうのですか?」
羽野「はい。嫁ぐ時に、お仕事をしながらといいますか、
『二足のわらじは無理ですよ』『趣味ができると思ったら大間違いですよ』
『何もかも白紙の状態でいらしてください』と。」
国分「羽野さんから見て、お子さんたちが厳しい世界に入っていくわけじゃないですか。
これはもうしょうがないかな、という感じで見ているんですか?」
羽野「しょうがないというよりも、不思議で。
私が元彌さんと出会ってお付き合いしているうちに、この方って、
半分私のものであって、半分私のものじゃないな、という感じがあって。
この人がやっていることの使命、日本の伝統芸能を継承していかなければいけない1人
であるということで、
どちらかと言うと半分、日本のものというか、流儀のものだとか
そんな感じがあるんですね。
男の子が生まれたときも、日本の伝統芸能、無形の遺産ですから、
それを受け継ぐ人として、嫌いにならないで、
良いもの、素敵なものだから、後々、代々ずっと繋いでいって欲しいということを
本人がもっと大人になったときに、
子供につなげていこうって思ってもらえるように、自分も育てていかなきゃっていう風に思う。」
国分「すごいですね、普通の子供が生まれたのとは、やはり違いますものね。
男の子が生まれたら、半分は日本のものって思っちゃうわけですか。」
羽野「でも、見本といいますか、元彌さんがそうやって来てる、
そういう方がだんなさまなので、そんな様につながっていかないと。
ずっと六百何年間、そうやって芸が受け継がれてきているのに、
私の子どもだけ、『ごめんなさい、やらせないわ』、というのは、
そんなことはとても責任が重過ぎるというか、言えないですから、
素敵なことをやっているんだ、と思ってもらって
やってくれるといいなと思っていますけれども。」
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