羽野晶紀

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【 2007年12月22日放送】【2時間SP】パート2

今日のゲストは、和泉元彌さんの奥様で、タレントで女優の羽野晶紀さん。

パート2からの続きです♪

狂言師がそんなに偉いのか

~2006年、采明ちゃんが狂言の舞台に上がり、 間もなく、元聖くんも初舞台を迎えます。
ご主人も子ども達も、伝統芸能の継承者。
一般常識では捉えきれない家族の中で羽野さんは、ご主人と別れて暮らす道を選んだのです。
今年9月、家族みんなの幸せの為に、あえて夫婦別居の道を選んだ羽野晶紀さん。
タレント活動も再開しました。~

[芸能活動を再開] 国分「また芸能界の活動を始めたじゃないですか。」
羽野「それは本当に、今年、最近決めたというか。
本当は、あまり目立たないようにこっそり復帰できないかなって。」
国分「それは難しいと思うんですけれども。」
羽野「そうですよね。」
国分「7年間ブランクがあって、久しぶりにコントをやって、どうでしたか?」
羽野「楽しかったですね。」
国分「またやりたい気になってくるんですか?」

羽野「許されるなら。だけど元彌さんからは怒られたというか、よく考えろ、と言われましたよ。
『うさぎのキグルミを着ているお母さんがいますか?』と言われて『いないな』と。
でも、仕事だし、コントだし、シュチュエーションがあるから。
日頃からずっとうさぎでいたらおかしいでしょ?
『お家でうさぎを着ているわけじゃないから、いいんじゃないの?』と言ったら
『狂言師の奥さんが、うさぎの格好をしていて、例えば皇室の秋の園遊会に呼ばれますか、 行けますか?』と言われて、
『申し訳ありません。私はその時はご遠慮しますので、元彌さんだけで行ってください。』と。」

美輪「『じゃあ、元彌さん、あなたは変なプロレスをしたり、変な格好をして
チョロチョロ出てこない方がいいんじゃないですか?』とおっしゃればよかったのよ。」
国分「それは言えますね。」
美輪「よく、人のことが言えると思いますよ。」
羽野「お友達も言ってくださるんです。
なので、私の気持ちとしては『いいじゃない、一緒にうさぎを着ましょうよ』って、思ってるんですけど。」

国分「芸能界に戻ろうと思った理由は、ちゃんとあると僕は思うんですけれども。」
羽野「例えば実家に帰って、どこかでアルバイトをしようかなとか。」
美輪「収入的にね。」
羽野「そうですね。そんなことをしてもしょうがないというか。
私、実はお仕事をさせていただきながら、あんまり、多分苦労をしていないというか、
すごく嫌な目に遭ったことはあまりないですし、本当に恵まれていて、
そんなに 辛い目に遭っていなかったのに、
今、自分のだんなさん、元彌さんであるとかお家が結構、叩かれているような状況じゃないですか。
それでいて、お家で黙って見ているしかないんですね。
とっても何か辛いというか 何もできないですし。
でも、そうじゃないのにな、と思うことがあっても
何もしてあげられないしということもあったりして。

実はこれから、3才の息子が初舞台をしないといけないんですけれど、
そのときに子供がみんなに愛されて舞台に立って欲しいというのが一番の願いで、
そう思ったら、そんなに嫌な世界じゃないのに、そこに飛び込ませるのが、とても辛い。」
国分「辛い?」
羽野「辛いじゃないですか。
だって、舞台に立つときは 子供だからといって大目に見てもらえるわけではないから 、
本当に大人と同じように一生懸命お稽古をして、大人と同じように舞台をやるわけですよ。
そんな気持ちでやっているのに、ブラウン管を通してはちょっと。」
国分「報道があったり。」
羽野「そうですね。嫌な風に伝えられちゃったりすると、やはり気持ち的に寂しいですし、
そう思ったら、私がお仕事をしていたときの周りの人たちは 決してそんな人ではないので、
私もお仕事に戻らせていただけるのであれば
私と同じように、息子もみんなに愛されて欲しいという気持ちがあって、
戻ってきてもいいかなというか…。」

~結婚する前から、芸能マスコミに追われて来た和泉家。 自分だけなら我慢も出来る。
しかし、子ども達には何の罪も無い。
家族のマイナスイメージが子供達に及ばないように そして、子ども達が狂言の世界を嫌いにならないように。
家族の幸せを願う彼女。今夜、伝えられるメッセージとは?~

【スピリチュアル・メッセージ】
国分「江原さん、今日はどんなメッセージが?」
江原「今日は困るんですよね。羽野さんご自身、聞きたいことってあります?
今日、お出になったのは、今おっしゃった様な内容を伝えたくて出てらっしゃるでしょう?」
羽野「そうですね。」
江原「ただ、言えることは、羽野さんは今、お母さんになったの。母は強し。
とにかく、今は子供のことだけ考えていると思う。子供をどう守り抜くか。
そのことだけに懸命だと思う。
先ほどちょっとおっしゃられていたけれども お仕事の再開も、子供のためにも、
将来のためにも、経済が必要ということもあって、
ご主人の方のお宅の今の経済的な事情とか、そういったことで、
自分自身がただのんびりしているわけにはいかない、というところで
ものすごくがんばっていらっしゃると思う。
ちょっと余談なんだけど、スピリチュアル・チェックで、 中国の事おっしゃったでしょう。」
羽野「ええ。」
江原「確かに前世、中国にいらっしゃった事あるんですよ。」
羽野「はあ。」

[羽野晶紀の前世]
江原「それから、全く別な話で、狛犬みたいなものを 送り出したって夢を見たって話あったでしょう?」
羽野「うん。」
江原「それはね比喩というか抽象的な見方であって。
実はね、前世で子どもを手放してるの。」
羽野「あ、そうですか。」
江原「子ども手放すとかね、子どもが離れるっていうのが最も耐えられない事なの。
羽野さんにとって。ま、どこの親でも本当に愛していればそうなのかもしれないけれど
自分の命を差し出しても子供を守りたい、
という、すごく熱い愛情を 子供さんに対して持っていらっしゃる。
だから変な言い方だけれど、
うさぎのキグルミだって怖くもなんともない、子供のためなら、
家を出るのだって、子供のためならば、別にかまいはしない、
それによって、うまくまわってゆくならば、
子供が少しでも、すくすくと笑顔で、今日も一日過ごせるならば、
ということができるのであって、その子供の象徴として夢に狛犬という形で出てくるのね。
で、前世で見送ってるんだけど、晴れ晴れとした気持ち。
だから本当ならば育て上げて、そうしたい。」

羽野「そう。心配で心配でしょうがないんです。もうコロンコロン転びながら
遊びながらのようなんだけれども、心配で心配でしょうがなくて、
見送っているっていう初夢だったんです。」
江原「そうなんです。前世で、私がみえる事だけで申し上げると、
日本的な言い方をすると側室みたいな…、
要するにお世継ぎを作るためにいて、だから自分は最後まで育てる事が出来ないんですよ。
だから親子でありながら、親子でない、結局連れていかれているということがあって。
だから、何があっても今回は、子供を離したくない。

子供のためだったら、どんなトラブルがあったって、あなたは耐えていこうという気があると思う。
子供が育て上がって、自立できたら、私の役目は終る、という信念でしょう?」
羽野「はい、そうですね。」
江原「これは番組であって、番組でなくなっちゃうんだけども
本当に真剣なカウンセリングになっちゃうんだけれども。」
美輪「結構ですよ。」
江原「そういう羽野さんの気持ちが、どうしてわからないかね?
私は申し訳ないけれど、羽野さんが気の毒でならない。
だから、本当に難しい世界だと思う。
こんな素人の私が、とやかく言えることじゃないけれども、
ただひと言いえるのはもうちょっと上手なやり方があると思う。」

羽野「私が?はい。」(江原さん首を横に振ります。和泉家の人たちのことと推測されます)
江原「本当に使命やら、難しさというのはあると思うんだけど、もう少し方針とか、考え方とか。
今は、今をとにかく、乗り切らなくてはいけない、ということをスローガンに、
一家が動いているから、それは仕方がないのかもしれないけれども、
あの、軌道修正は絶対に忘れてはいけないですね。」
羽野「そうですね。」
美輪「でもね。あなたも分ってらっしゃる。相手、ある事でしょう?
あなた1人が、そのつもりになっていても相手が、いるからね。」
江原「だから羽野さんは、もう絶対に信念でやっていこうって、決心してるのに。」
羽野「そうです。」
美輪「それが、やっぱりね。通じる人、通じない人もいるしね。」
羽野「はい。」
美輪「相手の方がね。まったくもう、普通の話が通じない方だから。」
羽野「私が伝えるのが下手なんでしょうか?」
美輪「いえ。」
江原「違う違う、だって羽野さんでなかったら、とっくに終わってると思いますよ。
だから伝え方が悪いかというと、それは悪くない。
良いか悪いか、ひと言で言えるとしたら、何と言うのかな、頑張り過ぎかな。」
美輪「そうね。」
羽野「そうですか?」

江原「私は、羽野さんの気持ちが今後、裏切られることが辛い。
それだけがんばって、今後もいくのに理解をちゃんとしてくれないと、
ここまでがんばったのに私、何だったんだろう?みたいなね。」

美輪「あなたは誠意もありますよ。子供を守ろうという母性愛もある。とても立派ですよ。
だってご主人のことも愛しているし、立てたい。
でも、愛情と根性、この2つじゃどうにもならないことって世の中いっぱいあるんですよ。」
羽野「はい。私は今、本当にどうしていいかわからなくて。」
美輪「でも、わからないというより、ちゃんと正解の道を歩んでいらっしゃるじゃないですか。」
江原「うん、歩んでます。」
羽野「そうですか。」
美輪「そうよ。」

江原「ご自身と、お子さん自体のことを考えたら、正解の道なんですよ、今。」
美輪「だって、これでご主人が時々会いに来たりなさる、
昼間でも夜でも お会いになったりして、それが、健康な普通の家庭なんですよ。
そうでしょう?
それを選んだんだんだから、それでいいじゃありませんか、正解ですよ。
だから後は、経済的な自立をどうするか、それだけですよね。」
江原「はい、ですからお子さんのことを考えたら、やはりこうやって仕事も再開して、
備えを常にして、経済基盤を整えて、生活がちゃんと落ち着いていれば、
お子さん自体には迷惑はかからないでしょう?

むしろ、こうやってお出になることによって、お子さんの問題点もなくなる。
お子さんも好奇の目にさらされてかわいそうじゃないですか。
だからこうやってお出になって、羽野さん自身のお気持ちを述べることで
やはり子供を守っていかなくてはいけないし。
だからそういう意味では、選択してきたことは間違いはないと思いますよ。」
羽野「そうですか。」
美輪「そうですよ。」
江原「それでいてね、お嬢ちゃん。子供ながらにとっても我慢してる。」
羽野「はい、そう思います。」
江原「すごく、ちょっとよくないぐらい、いい子。
よくないくらいというのは、子供だから、もう少しわがままを言ってもいい。」
美輪「このお嬢さんは、この家を守ろうと思っていらっしゃるのね。」
羽野「そうかもしれな、いそうですね。弟の面倒もみてくれますし、
今は別々に住んでいますので、たまに元彌さんが来ると、鍵を閉めちゃう。
またお仕事だから、出て行かなくてはいけないので、と言うと。」
江原「健気な。」
羽野「そうですね。」

~深い愛情で結ばれながら、別居生活を続ける家族。
家族の幸せを取り戻し、伝統の芸能を守る為、決断の時が迫っていました~

江原「あのね、羽野さんじゃなくて、ご主人にとって今が要だって事。
今、気が付かないと全てを失いますからね。」
美輪「そう、完全に。」
美輪「カットして下さってかまわないんだけど、私はいろんなことを知っているから 元彌さんがしっかりすれば、問題ないの。
あの人が、日本狂言界のためを思うんだったら キワモノみたいなね、
プロレスでとんでもないことをやったりとかね
ああいうことを一切やめて、それで日本狂言界に詫び状を出して、頭を下げて廻るの。
そして、1人じゃ稽古はできない。やはり自分の息子は自分で稽古してやっても、
また野村さんだとか、いろんな人たちがいっぱいいらっしゃるんだから、
そういったところへ頭を下げて
『稽古をお願いします』と言って、それで正統派に戻るんですよ。

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