東国原英夫

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【 2008年04月05日放送】【2時間SP】

今日のゲストは、お笑い芸人から宮崎県知事となった東国原英夫さん。

アキト 詫びても詫び足りず

パート1からの続きです♪

謹慎中に書いた小説『ビートたけし殺人事件』がベストセラーになり、かとうかずこさんと結ばれた東さん。しかし幸せもつかの間。再びスキャンダルが…

[イメクラの事件]
酔って軽い芸人仲間のノリで渋谷の風俗店に行ったそうです。
すると後日、警察から電話がかかってきて、
「渋谷の風俗店で未成年を使っていた。これは児童福祉法と青少年育成条例に 抵触するので、
この店を摘発したいんですけれども、ご協力お願いします。
迷惑はかけない。協力いただいたことに関しては、うちからメディアにもれることは 一切ありません」といわれたそうです。
そして、任意の事情聴取を受けて、写真を見せられてその子が働いていたことを 証明したそうです。それで翌日に摘発。
「渋谷のA店が摘発されました。なお、そこに出入りしていた美人女優を妻に持つ T軍団のそのまんまH…」って。
私は被疑者じゃないから匿名じゃなくてはいけないんですけれども写真が出ていて、
目のところに黒い線があって。
それで全国に広まって、次の日、新聞の一面に出て、反社会的な行為ということで自主謹慎。

謹慎になって、今までのことを反省しました。
一番悲しかったのは、今までレギュラーでいろんな番組に出させてもらって、
謹慎になったので僕が出ていないのですが、出なくなっても、誰かが代わりをやって 番組も芸能界もメディアの社会も世間も、
そのまま動いていってるんです。
私は画面の中に20何年間、生きさせてもらったので 「僕の存在価値って、
一体何だったんだろう?」』と思ったそうです。
ですから、これまでと生き方を、つまり『価値感を反省しよう』『一から出直そう』 ということで、
早稲田の文学部に行きたくなったものですから、入りなおそうと思ったそうです。
それは41から始めて43歳の時のことなのだそうです。

~2度目のスキャンダルで知った厳しい現実。
しかしこの謹慎生活がまた大きな転機をもたらします。
43歳で早稲田大学第二文学部に合格、もともと興味があった政治を学ぶため47歳で政治経済学部に再入学。
2007年、ふるさと宮崎の県知事選挙に立候補した東さん。その直前に不思議な体験をしていました。~

[高千穂で不思議な体験]
東国原「政治を勉強していて、地方自治をやるか、国政をやるか、
『とにかく宮崎の衰退をなんとかせんといかん、どげんかせんといかん』
宮崎だけじゃなくて、地方の疲弊を思っていたんです。
迷っていた時に、宮崎に帰ったんです。
それで、実を言うと、宮崎で生まれて育ちながら、高千穂に1回も行ったことがなかったんです。
あそこは県北の熊本寄りで、僕は都城という鹿児島に近い南の方なんです。
行ってなかったんですけれど、何か惹かれたんですよ。
『宮崎、地方自治をやるんだったら、高千穂にご挨拶しなきゃ』 という考えになったんですよ。 ふらっと行って、午後3時か4時ぐらいだったんですが、 高千穂は林間地帯、
山の中ですから山の天気は変わりやすい。
高校からの親友と2人で行って、高千穂には天安河原(あめのやすがわら)
という所があって、小さい橋を渡って、小川が流れていて。
澄んだ何か神秘的な川なんですよ。それを渡って、ずっと周っていくと洞窟みたいなもの があって お堂があったりする。
そこを曲がって見えたときに、ぞっとするような風景なんですよ。
絶壁の洞窟の中に、さいの河原のように石ころが積まれていて、
お香のような匂いがしてきたんですよ。

気味が悪いから『。中に入らずに、もう帰ろうよ』といって、振り返った時に
『帰って来なさい。あなたがやりなさい』 何かそんな様な声が聞こえたんですよ。
振り返っても何もなく、黒いもやがかかってきて 足早に上まで行ったんです。
『俺さっき、帰って来いって言われたような気がする。
俺は、自分の中で国政に行くか地方自治に行くか迷っていたし、
でも7、8割は宮崎に帰るんだということを決めていたから、その心の表れだよなあ。 そうだと思うんだけど…』
そうしたら親友も『俺も聞こえたんだけど』」

美輪「彼に聞こえるわけはないんですよね。あなたの心の声だから。
もしそうだとしたらですよ。でも、彼に聞こえたんですよね」
東国原「でも、僕らは空耳だろうと。親友だから…」
美輪「同じ言葉に聞こえていたんですか?」
東国原「同じ言葉で、はい」
国分「男の人の声なんですか?」
東国原「あの、男でも女でもない。わ~ん…とかいう声なんですよ」
美輪「性を超えてるの」
東国原「どうもですね、美輪先生みたいな声だったんです。なにかこんな様な声ですよ」
国分「高千穂の話をする度に、お2人がくすくす笑っていたんですよ。絶対何かあるわけですよね」

~高千穂には天岩戸(あまのいわと)をご神体とする「天岩戸神社」 もあります。
弟の素戔鳴尊 ( すさのおのみこと )の 乱暴に怒った 天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸に隠れ、世界が闇に包まれたといいます。
このとき困った神がみが集まり、天照大神を外に出す方法を相談したのが 天安河原(あめのやすがわら)。
国会議員と宮崎県知事とどちらを目指そうか迷っていた時、ここ天安河原で「帰って来い」という不思議な声を聞いたというのです。東さんを知事に導いた謎の声。今夜オーラの泉に招かれた理由が明かされます。~

[高千穂の導き]
国分「高千穂で聞いた声というのは、誰が言っていたんですか?」
江原「神の声ですね」
美輪「そう、天の声。それは間違いないんですよ。
あの、東さんの全ての始まりは、みんな高千穂から来ているんですよ。原因はすべて。
それで笑っていたの」
江原「宮崎は、神話のふるさとではあるけれども、知事は、本当に神話の神というか
そういうエナジー、導きがものすごく強い人。

実は、少しさかのぼりますが、東さんが知事選にお出になられて、私は『やっぱり』と思ったんです。
政治の世界に行かれて、ゆくゆくは国政に行かれるんじゃないかなと思ったときがあって。
なぜかと言うと、私はもともと神職、神主だったんですよ。
神主のときに奉職していた神社があって、そこのすぐお近くに(東さんが)お住まいで 何度もお見かけはしてるんです、奥さまと。
そこのお宮は、総理をはじめ、大臣を何人も出しているところなんです。
佐藤総理から、竹下総理…そのすぐお近くに。
『ああ、国のために働くので、 この土地に下宿に来られたな』と。
今にして思えば、高千穂から預けられたかのように。」

美輪「生まれたときから、すべて高千穂が頭にあって、物語の最初にあるんですよ。
当選して、マスコミが大騒ぎするのは、今までの経験からいって せいぜい2、3ヶ月ですよ。
でも、もう一年が過ぎているんですよ。
しかも、日を追えば追うほど、ものすごくエスカレートしていくでしょう?
いろんな事件が日本中、世界中で起きているのに。」
東国原「いろんなところに県産品を売りに行くんですけど、いろんな人が来て下さる、
あれが不思議でしょうがない。
今日も東京マラソンで、ずっと、42.195キロ、もう間断なくお客さんがいて、
僕を見るためじゃないですけれど、とか、みんなやって下さる。
県庁にも毎日、1000人くらい観光客の方が来られて 『知事に会いに来た』
私に会ってどう…不思議でしょうがない。」

江原「芸能と神事はひとつなんですよね。高千穂の御神楽(おかぐら)とか。
芸能というのは、もともと神事から始まっているものですから 芸能から政治の方に行っても全然、不思議でもおかしくもないんです」

~東国原の知事の人気は、当選直後の一時的なブームでおわらず、いまや全国どこに入っても大歓迎。まさに国民的な人気となっています。神話のふるさと、高千穂の地から。それを示す1つの証拠を美輪が指摘します。~

[白にこだわる理由]
美輪「『白』に対して何か特別な感覚をお持ちにならない?」
東国原「私は、下着は全部、白。今までずっと白で変えていません。
実は、靴下も僕の場合は白じゃなきゃいけないんですよ。
でも『スーツに白はどんなものか』と言われて 無理やりグレーとかにしていますけれど、ワイシャツは絶対、白です。」
美輪「その白も、意味があるの。 だからあたくしは『東国原さんがゲストですよ』 という知らせを頂いたときに 『じゃあ、白を着て行きましょう』と思ったの。
この方の前世は、真っ白い直垂(ひたたれ)みたいな、 神官の着るようなものをお召しになって…」
江原「白装束…」
美輪「そういうものをお召しになっていらしたのよ。
江原さんが神主さんをやっていらしたのと同じように白づくめで清麗にしておかなきゃいけなかったんですよ」

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