辺見えみり
【 2008年09月13日放送】【134回】パート1
今日のゲストは、お父さは西郷輝彦さん、お母さんは辺見マリさんというタレントの辺見えみりさん。キム兄こと木村祐一さんと結婚、離婚し、その後俳優の松田賢二さんと結婚しました。
【辺見えみり スピリチュアルチェック】
小さい頃なりたかった職業⇒バレリーナ
毎日欠かさずすること⇒香酢を飲む
好きな言葉⇒愛おしい
人生で一番嬉しかったこと⇒結婚式の時に
おじいちゃんとバージンロードを歩けたこと
人生で一番辛かったこと⇒まだ辛いって言いたくないです
[オーラの泉について]
この番組には出たくてしょうがなかったという辺見えみりさん。
江原さんとは2年前に結婚する時にお会いしたそうです。
そして、離婚した後にお会いすることになり、
江原さんは人生の転機に現れる、と。
[家族について]
お父さんは西郷輝彦さん、お母さんは辺見マリさんなのですが、 両親が離婚され、
母方に引取られた辺見えみりさんは
お父さまがどなたかを知らなかったのだそうです。
国分「お父さんが誰だか知らなかったんですか?」
辺見「父親に会いたいというのも、あまり気持ち的になくて。
うちはおじいちゃんとおばあちゃんが、お父さん、お母さん代わりで やってくれてたんで、
そういう寂しさっていうものが全くなく
なので『誰なのかな?』と思ってたら、ある日、母親がクイズ形式で出してくれたんですね。
『えみりのお父さんは、西が付く歌を歌ってる人だ』って。
西が付く歌を歌う人って、テレビで調べるじゃないですか。
当時、西条秀樹さんがYMCAですごい大人気の時で、『この人だ!』と思って
『すごい人気のある人の私は子どもなんだ。』と思ったら<、br />
その当時、お父さんは歌をやってなくて、チャンネルを変えたら時代劇の方に出てて、
『あ、この人なんだ』と思って。で、やっと知ったんです。」
国分「お父さんといつ再会?」
辺見「えっとね、子供の頃に、何回かは会ってるんですけど。
ちゃんと話して、デートみたいなのをしたのが、高校ぐらいですね」
国分「ということは、もうこの業界に。」
辺見「入ってから、まあ、ちゃんと話すようになって
私が今、舞台をやるようになって、勝手にチケットを買ってみに来て、帰りに舞台の仲間が、一緒になったりするんですよ。
父親がお世話になっている人と。
『じゃあ、皆でご飯食べよう』とか、お酒を飲むようになったりして。」
国分「『親子だなあ~』と思う瞬間というのはあります?」
辺見「う~ん、お父さんの場合はやっぱり、お酒飲んでいる時かな?
何か、ワッとはしゃぐわけでもなく、しんみりでもなく、
何かこうボ~ッとしてる感じ」
国分「それはえみりちゃんもそうなるんですか?」
辺見「うん。一歩下がって、ボ~ッと見ている感じとか。」
国分「じゃあ、お父さんと2人で飲みに行ったら、2人とも一歩下がって。」
辺見「ボ~ッとしてます」
国分「すごいですね、先ほども出ましたけれども、
おばあちゃんとおじいちゃんに、とにかく育てられて。」
辺見「もう、本当に育ててもらって。
あの2人がいなかったら今の私は多分、いなかったと思います。」
国分「今も仲良く、話したりとか。」
辺見「もうしょっちゅう、実家に帰るようにしてて、
おじいちゃん、今ちょっと入院してるんですけど。」
国分「お母さんは家では、どんな方だったんですか?」
辺見「母親はですね、もう何て言うんでしょう、
一家の主で、
『私が皆を食べさせなきゃ』という気持ちで、目一杯バリアを作って
必死で生きてるお母さんで。」
国分「バリア?」
辺見「何て言うんですかね、甘えちゃだめというか
『あまり弱いところを見せたら駄目だ。』と多分思ってたんだと思うんですけど。」
国分「それは子供でもわかったんですか?」
辺見「やっぱりうん、わかりましたね。ディナーショーとかを観に行くと素晴らしくて
こんな人が自分の母親、っていう感覚で見られなくて、もう何回も観に行って泣いて。」
国分「泣いて?」
辺見「英語の歌を歌ってるんですけど、すごく幸せな気持ちになるんですよね、母親の歌を聴くと。
『わあ、こんな人の娘なんだ』って思ってて。」
国分「それはお母さんの歌に感動して涙が出るわけですか。」
辺見「うん。もうすごかったって、何か私の中では」
国分「うちのクニコ(太一くんのお母さん)がディナーショーをやってると思うと、
ちょっと驚きますね。それは信じられないですよね。」
辺見「もうそういう感覚です。で、年を増すごとにすごくかわいらしくなっていくんですけど。
もう、江原先生もよく知っていらっしゃいますけど。
あのね、仕事をしている時はすごく格好いいのに、いざね、こう男性の話になるとね、
少女のようになってしまってね。」
国分「かわいいですね。」
江原「あのね、親子がね、逆さなんですよ。
えみりさんの方がお母さん、お母さまの方が、娘。」
美輪「それはね、でも、昔からあるのよ。」
辺見「あ、そうですか。」
美輪「うん、有吉佐和子さんの小説で
『香華(こうげ)』があるんだけど
娘と母親が逆転しているのよ。お母さんが自由奔放な娘なのよ。
それで娘の方がそれを教育するようなね、面倒をみて。」
江原「というか、そのままですね。」
辺見「本当に。」
国分「お母さんの相談を受けたりとかすることはあるんですか?」
辺見「しょっちゅうですね。だいたい、泣いて電話がかかってきて。
『それじゃ帰るから待ってて』、と言って。お母さんの愚痴をずっと聞いて。」
国分「恋の相談とかもあったりするんですか?」
辺見「ありますよ。だから私、あまり相談したことなくて。」
国分「そうなんですか。」
辺見「私は報告なんですね、いつも。
『こうします、ああします』『ああ、いいんじゃない』って言って。
でも、お母さんは『どうしたらいい?』『これは。どういうことなの?』っていうのを必ず聞かれて、『まあ、こういうことなんじゃないの?』って私が言うみたいな。」
国分「親子というよりは、姉妹っていう感じですよね。」
江原「それがまた、まずい所もあるんですよ。」
辺見「そうなんですか?」
江原「お母さんのことが大好きで、だからお母さんを放っておけなくて、
それが、いろいろ人生を狂わせるわけですよ。」
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