辺見えみり

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【 2008年09月13日放送】【134回】パート2

今日のゲストは、お父さは西郷輝彦さん、お母さんは辺見マリさんというタレントの辺見えみりさん。

パート1からの続きです♪

[結婚について]
2008年、4月に木村祐一さんとの2年の結婚生活を終えられたえみりさんは、
実は結婚の直前に江原さんからアドバイスを受けていたそうです。

国分「結婚する直前に、江原さんと。」
辺見「お会いしてます。ちょうどその時
そういう人が、いま周りにいるんじゃない?みたいな感じで言って下さって。」
江原「そんな時に私は来年、結婚を考えるかもしれませんね、って。
『自分をちゃんとさらけ出して、自分の言いたいことがちゃんと言えるんだったらば、 いいですよ。』って言いましたよね?」
辺見「そうです。」
国分「覚えていますか?」
辺見「はい『あの人のことかな?』と思ったのが、キム兄だったんですけど、
その時の言葉を、何回も読み直すんですよ。『合ってたのか?』と。
『大丈夫だったのか?』と、問いかけるわけですよ。
でも、その時は本当に彼に対して、自分らしくいれているかな、と思った相手だったので 結婚したんですけど」

国分「結婚を決意したというのは。」
辺見「えっと、すごくそのとき彼に、あの異常なほどすれ違うというか、
共演する前に道端で、一方通行の絶対に通らないようなところで向うから歩いて来てとか、
新幹線でポンってぶつけられたとか、そういうのがキム兄と続いたんですよ。
『よくこの頃、あの人に会うなあ』と思ってたら、番組が一緒になって。
そのとき一緒に出演する方が風邪をひかれてお休みになって、
彼がピンチヒッターで1日前に入ったのが、共演のきっかけだったんですよ。
それで、そんなところでちょっとこう運命を感じてしまい…。」
国分「それは感じますよね。」

辺見「で、連絡交換をしたりして、彼もいっぱい失敗してるので、
『そういうのはどうなのかな?』といろいろ悩んでいたんですけれども。」
国分「今までの恋人と木村さんっていうのは、どこが違ったんですか?」
辺見「う~ん、いつもは追いかけてたんですよ『好きだ、好きだ』って言って。
好かれるために自分を制御しちゃうというか、隠しちゃう。
そういう風にしちゃうタイプだったんですけど、まあ、元だんなさんは
そういうのはしなくていいよ、と。っていうのを、ちょうど言葉で言われたので、
これはちょっとうれしいぞ、と思って。
向うもすごく結婚したい、という風に言ってくださったので。
だからそういう我慢をしなくていいし、安心の空気感というか、
そういうのもやっぱりありましたね、今までと違うところだったと思います。」

国分「先ほども出ましたけれども、その時の江原さんのメッセージは?」
江原「えみりさんの後ろにはね、もう本当に古風な 昔のおばあさんがついているんですよね。
その人がボソボソとおっしゃったことをよく覚えていて。
何しろ、えみりさんは何と言ったらいいんだろう、ひと言で言うといい子なんですよ。
とにかく親のこと、家族のこと、いろいろ考えちゃうでしょう?
だからそのことに、がんじがらめになると苦しくなっちゃう人だから。
やっぱり結婚となると、個人の自立、独立でしょう?
そうなると、全体との調和をどうとっていくのかっていうのは、
やっぱり皆がつつがないというのは、あり得ないわけであって、ね?
何かを目つぶったり、いろんなことがあるでしょう?
だけど完璧主義っていうか、一から十まできちっとして、皆をきちっとさせたいっていう。
出会いは宿命の部分があるけれども、結婚は運命ですからね。

でなかったら、離婚して再婚してとか、あり得なくなるわけであって。
私は、結婚、離婚っていうのはね、失敗という風に思うのはおかしいと思うんですよ。
そうじゃなくて、よりよい結婚をするためとか、
また家庭を得るための 1つの学習であったわけであって、
今後の課題としては、また後で話しますけれども、
いかにえみりさんがね、本当に自然体でどう生きれるか。
いつも心配しないで、どう生きれるか。何せ心配性だものね。」

[家族が心配]
辺見「はい。本当にそれで、苦しくなるんですよね。心配でしょうがないんですよ、人のことが。」
国分「人のことが。」
辺見「それこそ家族が。今もおじいちゃん、入院してますけど心配でしょうがないんですよ。
それで、何か一緒になって自分が弱ってきちゃうんですよ。
でも、それがいけないと分かっているんですけど。」
江原「相手がどんなに素晴らしい人でも、
今、おじいちゃんのところに駆けつけたかったら、おじいちゃんを取りますからね。
お母さんがこけたら、お母さんのところに走りますからね。」
国分「なるほど。家族が心配でしょうがないわけですか。」
辺見「そうですね。大事でしょうがないですね。」

国分「結婚して、自分の性格だったり、何か変わった部分はあるんですか?」
辺見「大きく変わるとかいうことではないんですけど、
私ずっと ファザコンだと思ってたんですよ。でも、『私、ファザコンじゃない』って。」
国分「結婚して?」
辺見「うん。私が必要なのは、そこじゃない、って思ったんです。周りからも言われていたし、『やっぱりえみりはお父さんがいないから、そういうお父さんの部分を求めるんじゃない?』
なんて言われて生きてきたんですけれども、結婚して初めて知ったんです。
『私はファザコンじゃない』と思って『違うんだ』って。
『私、若い子も好きだ』って『若い子も大丈夫だ』って。」
美輪「『いける』と思ったのね。」
辺見「いけると思いました。」
美輪「守備範囲が広かったのね。」
辺見「守備範囲、意外といけてたなということに気がつきました。」

美輪「皆さんは、常識通りにものを言っていたのよ。
『お父さんが離れてて、お母さんと一緒に暮してて、お年寄りと暮しているから、
欠けてる部分が欲しいから、これはファザーコンプレックスだ』という風に、
自分もそう思い込んでいたわけでしょう?
ところが常識で、見た目はそうなんだけど、
お父さんの代わりはお祖父さんが立派にしてたから 欠けてるわけなかったのよ。
お母さんの代わりも、仕事でいらっしゃらなくても、
お祖母さんが全部、お母さんをやっていらしたから、家庭的には両親そろった 見事なちゃんとしたホームドラマの家で育っているから、
欠けているものは、実はなかったんですよ」

江原「満たされているんですよ、愛情に本当にね。」
美輪「だからそれが、ひとつは進化の足止めになっているところもあるのね。
おじいさん、おばあさん、お母さま、血のつながっている身内。
それでタライがいっぱいになっちゃってて、水がとにかくいらないんですよ。
もう十分、まかなっているわけ。よそから水が流れてきても、こぼれるばかりなの。」

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