辺見えみり

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【 2008年09月13日放送】【134回】パート3

今日のゲストは、お父さは西郷輝彦さん、お母さんは辺見マリさんというタレントの辺見えみりさん。

パート2からの続きです♪

[マザコン]
江原「私は逆に申し上げるとね、ある意味でマザコン。
さっきほら、ディナーショーをみた時に感動して涙したってあるでしょう?
お母さんが本当に苦労してきたことも知っているし。そうすると、そのままでいて欲しいの。」
国分「そのまま?」
江原「まだどこかで越えられない辺見マリさん、でいて欲しい。
それがだんだん、えみりさんも立派になられて『どうしよう』っていうお母さんを見たくないの。
『昔のお母さんに戻って!』みたいなね。」
辺見「だんだん慣れてきましたけどねでも、やっぱりありますよね。
そういうお母さんをみてるから。」
美輪「その頃のお母さんは、やはり“母は強し”でね
『母でなければいけない』というものがあったのよ。
それがあなたの中でストップモーションになってるのよね。」
辺見「そうかもしれないです。」
美輪「ところがお母さんは、安心しちゃったのよ。というのは、娘に戻っちゃったの。
『母は強し』の母でなきゃいけないという部分でずっと突っ張っていたのは、
彼女の本意ではなかったんですよ。」
辺見「そうです。」

美輪「ところがあなたが、成長して1人前になって。
『あ、もう甘えてもいいんだわ』と思っちゃったわけ。」
辺見「なるほどスイッチが入ったわけですね、そこで。
でもまあ、本来の姿を取り戻したということですよね」
美輪「そうそう。まあ、私から拝見してるとね、ちょっと度外れたね、お嬢ちゃんなのよ。
あの、お目にかかったことないのに悪いけれどね、常識で考えられないようなことを したりやったりして、それが常識から外れているという自覚がない方なのよ」

辺見「本当にそう、何て言うんだろう。
どこまでテレビで言っていいか分からないですけど、結婚相手とかも、
え?そこ?行く?みたいな人を選んだりするんですよ。
普通だったら、そこ行かないでしょう、っていうところを、
何かそこへ羽ばたいていくんですよね。」
美輪「それがもう、うれしくてしょうがなくて、そのことばかり。」
辺見「そのことばっかり考えるんですよね。」
美輪「他のことが頭に全然ないのよ。そういう人だから。
もう大きな子供を抱えているみたいなものでね、こっちがもう大変ですよ。
悪気が全然ないんですもの。
国分「悪気が。」
美輪「うん。悪気はないけど、はた迷惑なのよね?」
辺見「大変なんですよ、だから周りは。」
国分「だから心配する部分も。」
辺見「ありますよね。」

美輪「だから、そこがね、もしあなたが、自分で本当に、まっさらな所帯を持って、
与えられた所帯じゃなくて、自分が初めて開拓して作る所帯を持つのであれば、
底のタガを外して(タライの)水をぶちまけるかしないと、
新しい水はどんな人が来ても入らない。ね?」
江原「はい。」
江原「実は、えみりさんみたいに悩む人って、いっぱいいるんですよ。
例えば女手で1つで育てて、1人前になって嫁に出して、
今度はお母さんが恋人ができたっていうだけで『もう許せない』とかね。
『何でお母さんが』とか、そういうので私は今まで山ほど相談を受けました。
『お母さんという前に女性だから、自分の甲斐性のうちだったら放っておきなさい。
自分は自分っていう風に切り替えないと駄目ですよ』『いや、でも』とかって。

だいたいそういうタイプって、2つにひとつで、離婚にいくか、ずっと独身でいるか。
いつも母親のお目付け役みたいにして、自分ではその気はないんですよ。
『いい人じゃない』って言いながら、でもずっとお母さんから離れられないの。」

[選び間違えた]
美輪「前の離婚なさっただんなさんの方にも問題があって。
そっちの方が半分は原因があったんですよ。
それはあなたは口が固いし、 相手に恥をかかせちゃいけないと思うから、おっしゃらない人だけど。
死ぬまでチャックしてね。
『私ひとりの胸にしまえばいいから』って思ってるところがおありでしょう?」
辺見「はい。隠し事できないですね。」
江原「だってここ、オーラの泉ですもの。」

美輪「それをあなたは、かばっていらっしゃるから偉いと思うのね。
それで、男だけじゃなくて人間というものは、いろんな面を持っているのよ。
あなたは芸能界に入っていろんなこと、いろんな人を見てるようだけど、
実際問題としては、おぼこだったのよ。」
辺見「あ~、そうかもしれないです。」
美輪「だから、男が何たるものかということを知らなかったのよ。
だからそういったところを見せられて。え?うそ?っていうことで、
初めて初体験して、お勉強なさったのね。」
辺見「そうですね。」
美輪「そういうこと。それや何かがいろいろあったわけですよ。全部重なってのことなのね。」

江原「というかね、問題あったらカットして下さいね。
何て言うんだろう、何せ縛っておけない人ですからね、あの人は。
それこそ、桶の水じゃないけれども、水みたいな人だから。
枠なくどこまでも伸びていっちゃいますからね。
だから、逆に言うと自分の家族、要するにおじいちゃんでもおばあちゃんでも、
お母さんのことも、全部自分は大好きで、みたいから
『まあ、それも良しとしていこう』ぐらいの、何かすごく計算高いといったら変なんだけど、それがあったら逆にこうはならなかったと思うんですよ」

美輪「これはもうカットしてもらっていいんだけど、結局、一緒になるべき人じゃなかったのよ」
江原「あなたその時に、別の人がいたはずでしょう?」
美輪「選び間違えたの。」
江原「そうなんです。」
辺見「まじですか?間違えました?私。」
国分「大きなミスじゃないですか、それ。」
江原「そういう人に限って、えみりさんは『こんなの違う、男じゃない』みたいに言うから」
辺見「え?ちょっと待って。どの人だろう?そのとき私は、恋仲ではないということですよね?」
江原「恋仲じゃないけど、言い寄ってくれたじゃないですか?」
辺見「誰ですか?」
国分「いや、俺は知らないです。」
辺見「誰ですか 」
国分「いたんじゃないですか。冷静に考えて。」
江原「もっと若い人でいたんですよ。」
辺見「若い人。」
美輪「いや、いま時々、フッと思い出しているはずよ。」
辺見「ちょっと待ってどの人?」

江原「でね、頼りないと思うかもしれないけど、そういう人の方が。
要するに変な言い方だけれど、こういうお家の場合はね、婿タイプみたいな人がいいんですよ。」
辺見「そうですか。」
江原「そういう方が合ってるの。」
美輪「だから、さっきを思い出してみてごらんなさい。
『あ、私は若い男もいけるんだ。』って思ったって言ったでしょ?そこなのよ。」
辺見「私、言いました。」
美輪「そこなの。それを思い出してごらんなさい。」
辺見「なるほど。」
国分「出てきました?」
辺見「その人は。」
江原「何て言うんだろう、くさってると言ったら悪いけれど。」
美輪「女のくさったような。」
江原「そうそう、新鮮味がないみたいなね。」
辺見「そういう人、選びにくいんですけど。
そこまで言われて、『じゃあ、その人と』とかって、あんまり思う気になれないんですけど。」
美輪「頼りなくて優柔不断に見える、よい言葉で言えばね。」
江原「そうです。一見、男気でね『こっちに来い』みたいな気分で言われると何か
『この人だ!』って思っちゃうんですよ。」
辺見「あ~。」
江原「もう1個気づいておかなくてはいけないのは、自分は思っている以上に強いということ。」
辺見「そうですか。」
江原「うん。もちろん女の子だからね、すごくナイーブなところがあるし<、br /> 美輪さんもおっしゃるように、おぼこなところもあるから、
すぐに傷ついたりするところもあるんだけど、何かものすごく律儀っていうか、強い。」
美輪「だからね、おじいちゃん、おばあちゃんに昔風に育てられたものがね、
きちっと身についちゃってるのよ」

えみり〓製作所

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