劇団ひとり

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【 2007年01月17日放送 】【83回】パート1

今日のゲストは、お笑いタレントとして、また俳優、作家としてマルチに活躍している劇団ひとりさん。のちに大沢あかねさんと結婚しました。

【オープニング】
国分「今日のゲストは俳優、そして今やですね、ベストセラー作家としても活躍している 芸人さんです。この人ほんとに1人が好きなんでしょうかね?」
美輪「私はそう思います。」
江原「うん。私も思います。」
国分「そうですか。」
美輪「そう。」

陰日向に咲く (幻冬舎文庫 け 3-1)

~劇団ひとりさん、これからスピリチュアルチェックを始めます~

【劇団ひとり スピリチュアル・チェック】
小さい頃、なりたかった職業は? ⇒パイロット
自分の性格を一言でいうと? ⇒情緒不安定
最近、何か気になる事は、ありますか?⇒女性
人生の転機はいつですか?⇒お笑いをはじめた事

国分「さあ、劇団ひとりさん、どうぞこちらの方に。」
ひとり「よろしくお願いしま~す!」
国分「どうですか?今の気持ちというか。」 ひとり「いや、相当興奮してますね。
ほんと楽しみにしてたんですよ。」
国分「というのは、こういうスピリチュアルな世界が すごく気になっていたって事ですか?」
ひとり「そうです、そうです。で、もういろんな人から聞くし。」
国分「ああ、いろんな人?」
ひとり「あ、青木さやかだとか。」
国分「ああ、はいはい。」
ひとり「『すごいのよ』みたいな事を言ってて。
すごくみてもらいたいな、と思って。で、やっとこの機会が来て。」
国分「どうですか?その席に座ってみて。」

[オーラの泉にかけてます]
ひとり「あの、これにちょっとかけてるみたいな所あるんです。」
国分「かけている?というのは?」
ひとり「僕ね、この自分で自分のダメな所に関して言うと。
分る範囲で言うと。全部直して来たんですね、ちゃんとね
例えば、女性関係にだらしないな、と思ったら、そこら辺こうブレーキ掛けたり。」
国分「はいはい。」
ひとり「煙草を吸って体に悪いから禁煙したり、とか
そういう自分で分る事だったら、全部、もう直して来たんで
今、ほぼ完璧なんですね。」
美輪「ふふふ。」
国分「じゃあ、今も禁煙。」
ひとり「してますし。」
国分「今、完璧な状態な訳ですか。」
ひとり「ほぼ完璧なんです。あと、オーラだけなんです。」
美輪「禁煙はなさって、禁女はなさってないのね?」
ひとり「いえ、禁女もしてるんです。2年くらい。
だからあとはオーラだけ完璧にしたい。」

[悩みは女性関係]
ひとり「自分では思いつく限りの行動はしてるわけです。
コンパに行ったりとか努力はしてる訳です
でも、全然出会いがないわけです。
美輪「いや、あなたは出会いがあっても、ハードルを高く設定しているから、
それは無理だわ。ものすごく面食いでしょ、あなた。
それでね、 その、例えば、エリザベス・テイラーだとかね、
左右均等の完全無欠な美しい人よね。
(エリザベス・テイラー…絶世の美女といわれたハリウッド女優。
完璧な容姿は「肉体の奇跡」と言われた)
あなたの目にかなうような美人て、そんなにいないでしょう?」
江原「それとね、すぐに飽きちゃうでしょう?おもちゃみたいなもので、
これだ!と思ってもマイブームがものすごく短い期間で終わって、
次から次へと行っちゃうから・・・。」
ひとり「滝川さんのブームは結構長くて、一応1年くらいは続いているんで・・・。」
美輪「滝川さんて。」
ひとり「滝川クリステルさん。」
江原「ニュースを読んでる、ね。」
美輪「ああ!ああいう顔が理想でしょ、あなた。」
ひとり「そうなんですよ、はい。」
江原「そうじゃあ、滝川クリステルさんとね、一緒になれればいいの?」
ひとり「なりたいです。」
江原「なって、営みまで、ちゃんと想像出来てるの?」
ひとり「けっこう、あのシュミレーションは色々してまして。」
江原「でも、した所で、だって人と一緒にいられます?」
美輪「そうよ、だから江原さんのおっしゃる通りなの
あなたは、人と暮らせる人間じゃないでしょう?」
美輪・江原「ねえ。」

国分「結婚願望みたいなのは、あるんですか?」
ひとり「ありますよ。結婚願望というかとにかく恋人が欲しいわけですね。
恋愛がしたくて。ま、その延長に結婚があるんで。」

[結婚と恋愛]
江原「延長じゃありませんよ、結婚は
恋愛と結婚は違いますからね。
結婚にあるのは苦労だけですよ。」
ひとり「ですから、こう軽い気持ちで結婚したいっていうか。」
江原「じゃあ、お子さんができたり、毎日の営みを想像してください。家事でも何でもね。
お互いに仕事をしていたら、分担しなくてはいけないし、
親類との付き合いもあるし、子どもを持ったらまたいろいろしなくてはいけないし、
もう本当にいっぱい。
服を着せるから、夜泣きはするわ、熱は出すわ、毎日の生活でも全部やらないといけない。
どこに住むかから、地域、買い物、近所付き合い。いっぱいの行事が押し寄せる。」
美輪「お嫁さんの方の親戚だとか実家とのお付き合いとかね。」
江原「お祝いをいただけば、お返し。いろんなことのご挨拶、様々。」
国分「結婚、どうですか?」
ひとり「俺、やめます。やめるでしょう、これだけ言われたら。」
美輪「恋愛は夢なの。結婚は現実なの。
みんな、『結婚を夢見てる』と言うけれども、夢見ててもらっては困るのよ
結婚式というのは、自由との告別式なのよ。告別式が結婚式なの。線引きなのよ。」
江原「結婚は、絆を築いていくことだから、
恋愛をしたいんだったら、 恋愛、と思っていた方がいい。結婚は、恋愛とは別。」
ひとり「そうですね。」
ひとりさんについては、
江原「素晴らしい人ですよ、才能にあふれてて。」
ひとり「ありがとうございます。」

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